JP6802792B2 - 調整された投与量の制御 - Google Patents

Description

本出願は、２０１４年１２月５日に出願された米国仮出願６２／０８８，４６４、発明の名称、「調整された投与量の制御及び電子の気化装置のための熱ブロック貯蔵器」、及び２０１５年７月３１日に出願された米国仮出願６２／１９９，８２８、発明の名称、「調整された投与量の制御」の優先権を主張し、そのそれぞれは、ここで、そのすべてを参照することにより組み込まれる。

この特許出願は、２０１４年１２月２３日に出願された米国特許出願１４／５８１，６６６、発明の名称、「気化装置システム及び方法」とも関連し、ここで、そのすべてを参照することにより組み込まれる。

本明細書で言及されたすべて出願公開、特許出願は、あたかもそれぞれ個々の出願公開または特許出願が、特に、個々に、参照することにより組み込まれることを指し示されたように、同じ範囲まで、ここで、そのすべてを参照することにより組み込まれる。

ここで記載された、装置、システム、方法は、気化ガスを吸い込む使用者へ、気化ガスの用量及び／または気化ガスの中の有効成分の量を決定するために有益であるかもしれない。

気化装置は、電気気化装置または電子の気化装置を含み、気化ガスを吸入することによって、１以上の有効成分を含む気化ガスの供給ができる。電気気化装置は、供給する薬剤における、規範的な医学的用途のため、及びタバコや植物をベースとする喫煙可能な材料の消費のための両方の需要の増加を達成している。電気気化装置は、特に携帯用の、自己完結型で、使用のために使い勝手がよいかもしれない。不運なことに、そのような装置は、医学的用途に適合させられたときでさえ、提供される、気化ガス及び／または有効成分の量の点で異なるかもしれない。

今まで、気化ガス及び気化ガスの中の有効成分の用量を決定する試みは、満足できなかった。活動期間で供給されるための材料の量を制限することによって用量をあらかじめ決めるシステムは、しばしば間違って、材料のすべてが吸い込まれるだろうと仮定し、部分的な用量のために調整可能でないかもしれない。そのようなシステムは、すべての材料の量も測るかもしれず、気化するために供給されている材料の質量及び／または体積の正確な測定を必要とし、またははじめの質量／体積とすでに供給した質量または体積の間の違いを測定するかもしれない。これらの測定は、高度な水準の正確性と費用を必要とし、難しく、不正確な結果となるかもしれない。

必要なことは、供給する気化ガスのための方法と器具（例えばシステム及び／またはシステム）と、正確な、例えば、正確さ、誤差の合理的な範囲の中での、供給された用量である。特に、電気的活動と、いくつかの場合において、器具の温度（電気的に見積もられた、または直接測定されるかもしれない）を測定することによって、気化ガス及び／または気化ガスの中の含有物の供給された投与量を決定するために方法や器具を提供するために助けとなるであろう。さらに、あらかじめ決められた投与量を供給し、及び／またはしきい値の用量に達したまたは超えたときに、使用または介護人に警告するためのそのような方法と器具を提供する、ために助けとなるであろう。さらに、供給された投与量の電子的な記録を提供するための助けにもなるかもしれない。

ここで開示されるものは、使用者に供給されることができる気化ガス及び／または気化ガスの中の材料（有効成分を含む）の量を見積もり、測定し、及び／または予測するかもしれない装置及びシステムを含む、方法や装置である。特に、ここで記載されるものは、電気的特性、例えば、気化する素子（例えばコイル）に与えられる電力またはエネルギ、及びいくつかのバリエーションとして、気化されているときの材料の温度、に主として、またはもっぱら基づいて、気化ガス及び／または気化ガスの中の材料の投与量／量を決定する、電気気化装置及びそれらを使う方法である。いくつかのバリエーションにおいて、気化されているときの材料の温度は、電気的特性、例えば、気化する素子の抵抗率温度係数またはＴＣＲに基づいて、見積もられ／概算されかもしれない。

一般に、ここで記載される方法と器具は、正確に、供給された実際の用量の約２０％の中に（例えば約１９％の中に、約１８％の中に、約１７％の中に、約１６％の中に、約１５％の中に、約１４％の中に、約１３％の中に、約１２％の中に、約１１％の中に、約１０％の中に、など）供給された用量を決定するかもしれない。

ここで記載されるものは、調整するための方法と器具でもある。調整は、自動的にまたは手動で実行されてもよく、工場で実行されてもよい。いくつかのバリエーションにおいて、調整は、使用者によって実行されてもよい。調整は、定数値を含む、値の入力を含む。調整は、キャリア及び／または有効成分の一方または両方を含む、気化されている材料が、変化したとき、実行されてもよい。

ここで記載される多くの実施例は、ニコチンまたは他のタバコに関連する材料の用量を決定するために向けられるけれども、これらの方法及び器具は、治療薬剤を含む、いかなる気化可能な材料の供給と用量の決定のために使われるであろうと理解されるべきである。ここで、記載されるように使われてもよい有効成分の例は、下記に提供され、植物に関するもの、栄養価のある薬のもの、薬剤のもの及びこれらの組み合わせを含む、そのようなものでもよい。ここで記載された方法と器具は、開始時間とオフタイムを含み、体の活動を促進することができるように、肺に直接、比較的純粋な材料を提供してもよい。

いくつかの実施形態において、ここで開示されるものは、使用者が、気化可能な材料から発生する気化ガスの量を制御することができる、装置と方法である。これにより、気化可能な材料の種類を吸い込む経験をカスタマイズし、全体に使用者の経験を改善することができる。この開示の方法により、ここで特定されたように構成されたいかなる電気気化装置や気化装置を使って実施されることができる。

たとえば、本開示は、電力、時間及び温度に関連する、電気気化装置または気化装置で気化可能な材料から気化された、材料の量を測定することを備える電気気化装置の、投与量を制御と調整の、方法を提供する。これらの方法及び器具は、総微粒子物（ＴＰＭ）、または有効成分気化、または温度（電気抵抗率、温度比例特性によって、測定されたその他によって、求められるかもしれない）、時間（使用者によって吹きかけられた息／吸引を検知することに関連するかもしれない）及び気化する素子の消費電力に応じた解放の関係を設定することを備える気化された投与量（例えば、質量）を予測するシステムを含むかもしれない。いくつかの実施形態において、本開示は、電力と温度に関連する電気気化装置または気化装置で気化可能な材料から気化された材料の量を測定することを備える、電気気化装置の測定された投与量制御と調整の方法を提供し、特に、方法は、総微粒子物（ＴＰＭ）、または有効成分気化、または温度と消費電力に応じた解放の関係を設定することを備える気化された投与量を予測するシステムを備える。

それゆえ、ここで記載されるものは、期間を通して、気化装置の使用者に供給された気化可能な材料の投与量を決定する方法である。期間は、典型的に、複数の順次的な時間の間隔を備える。これらの方法及び器具のいずれかにおいて、気化装置は、ヒータコントローラと、ヒータと、気化可能な材料の源と、気化された投与量を予測するユニットを含む。例えば、方法は、順次的な時間の間隔のそれぞれの間、部分的な投与量を計算し、部分的な投与量は、部分的な投与量の時間の間隔の間、気化可能な材料を気化するために、ヒータコントローラによってヒータへ、供給される電力、部分的な投与量の時間の間隔の間、気化されている気化可能な材料の温度、及び部分的な投与量の時間の間隔の前に、気化されている気化可能な材料の温度、から計算され、期間の間、供給された気化ガスのすべての投与量を決定するために、気化された投与量を予測するユニットにおいて、計算された部分的な投与量を足し合わせること、を含むかもしれない。

計算または足し合わせのステップのいずれかは、装置（例えば、ローカルに、例えば、ヒータコントローラのような装置の他の部分として同じ筐体の中にある気化された投与量を予測するユニットを含むまたは一部であってもよいコントローラの中に）で実行されるかもしれず、及び／または、それらは、例えば、無線のような、電力、温度及び／または部分的な投与量の情報を受けるプロセッサにおいて、遠隔で実行されるかもしれない。気化された投与量を予測するユニット（ここでは、気化された投与量を予測するもの、気化された投与量を予測する回路、気化された投与量を予測する制御ロジックとして参照されるかもしれない）は、リモートサーバ（例えば、クラウドベースサーバ、スマートフォン、またはウェアラブル器具、など）を含む、装置の他の部分から遠隔に、設置されていてよく、また、無線で情報を受けてよい。

一般に、これらの方法のいずれかは、供給された気化ガスのすべての投与量に基づいて、使用者に供給された有効成分の量を決定することを含んでいてもよい。これは、例えば、気化可能な材料の源の中で有効な材料の濃度を使うことによって、実行されてもよい（例えば、単位質量または単位体積あたりの有効成分、または気化可能な材料の源の気化可能な材料の量を与える）。

これらの方法のいずれかは、気化されている気化可能な材料の温度に対して、順次的な時間の間隔のそれぞれの間、気化されている気化可能な材料の温度の変化（ΔＴ）を求めることも含んでもよい。

あらゆる適当な時間の間隔（投与量の時間の間隔）は、順次的でよく（例えば、順次的な時間の間隔）、使われてもよく、及び、投与量を決定するために、器具のサンプリング・レートに基づきまたは反映してもよい。例えば、時間の間隔は、約２００ｍｓｅｃから約１０ｍｓｅｃの間であってもよい。

投与量の計算は、順次的な時間の間隔のそれぞれの間、さらに、材料の潜熱と比熱に基づいて、部分的な投与量を計算することを含んでいてもよい。例えば、ここでより詳細に記載されているように、定数が実験的に、または理論的（例えば気化されている材料の潜熱及び／または比熱から、）であってもよく、主にここで記載される装置に提供されてもよく、周期的にこれらの装置のいずれかを更新（例えば、調整ステップにおいて）してもよい。

一般に、装置によって供給されている部分的な投与量（気化ガスの質量）の計算は、蒸発のためのエネルギ変化、気化されるための材料によって吸収されるような熱の変化、及び熱を移すことを通して、システムからエネルギ損失を含む、ヒータ（例えば、ジュール加熱コイル）による材料の中に置かれたエネルギを調和させることによって、気化されている材料に質量／エネルギバランスに基づいてもよい。ここで発明者によって記載されているように、これによりヒータに与えられたエネルギ（電力）と、気化可能な材料を気化のちょうど前、及び間／後の温度の観点から、驚くほど正確に表すことができる。気化装置の構造におけるバリエーション（ヒータ形状、材料、大きさ）及び気化されている材料は、定数のように構成され、無視される（例えば、単位なし、または自己参照値を提供する）。例えば、順次的な時間の間隔のそれぞれの間、部分的な投与量の計算のステップは、部分的な投与量の時間の間隔の間、気化可能な材料を気化するために、ヒータコントローラによってヒータへ、供給される電力に第１の定数を掛けた値、部分的な投与量の時間の間隔の間、気化されている気化可能な材料の温度に第２の定数を掛けた値、及び部分的な投与量の時間の間隔の前に、気化されている気化可能な材料の温度に第３の定数を掛けた値から引かれることを含むかもしれない。代わりに、順次的な時間の間隔のそれぞれの間、部分的な投与量の計算は、部分的な投与量の時間の間隔の間、気化可能な材料を気化するために、ヒータコントローラによってヒータへ、供給される電力に第１の定数を掛けた値、部分的な投与量の時間の間隔の間、気化されている気化可能な材料の温度と、部分的な投与量の時間の間隔の前に、気化されている気化可能な材料の温度の間の差に異なる第２の定数を掛けた値、及び部分的な投与量の時間の間隔の前に、気化されている気化可能な材料の温度に異なる第３の定数を掛けた値から引かれることを含むかもしれない。

一般に、部分的な投与量の時間の間隔の間、気化されている気化可能な材料の温度と部分的な投与量の時間の間隔の前に、気化されている気化可能な材料の温度を使って、部分的な投与量を計算することは、部分的な投与量の時間の間隔の間、気化されている気化可能な材料の温度のような、ヒータの温度に比例する、ヒータの電気特性を使うことを備える。それゆえ、ここで記載される計算ステップのいずれかにおいて参照される温度は、（例えば、部分的な投与量の時間の間隔の間、気化されている気化可能な材料の温度と部分的な投与量の時間の間隔の前に、気化されている気化可能な材料の温度）実際の温度に比例するいかなる値を言うかもしれない（例えば、変換（℃または°Ｆへ変換するためにシステムから決定される定数を使って）する必要なく、温度に関連して比例する値を求めるために、抵抗率温度係数を使って）。

一般に、ここで記載された方法と器具は、例えば、器具の操作を報告及び／または制御したり、第２の（例えば遠隔の）器具へ送信したりするために、投与量情報（または、部分的、実行中の、または合計の投与量情報）の結果を実行してもよい。例えば、これらの方法のいずれかは、期間の間に供給された気化ガスのすべての投与量があらかじめ設定されたしきい値を満たすか、超えるときに、使用者に警告することも含んでいてもよい。これらの方法のいずれかは（または、それらを実行するように構成された装置）、さらに、期間を含む、活動時間を通して供給される気化ガスの累積のすべての投与量を計算し、表示することを含んでいてもよい。それゆえ、すべての実行中の投与量は、複数の息の吹きかけに渡る（それぞれの息の吹きかけは、期間と考えられてもよい。期間は、器具が材料を気化するためにオンしている全活動期間、または、使用者によってリセットされるまでの期間の複数であってもよい。）。

一般に、これらの方法のいずれかは、気化装置において、使用者の息を検知することを含んでもよく、期間は、検知された使用者の息の継続時間に対応する。

すべての適当に気化されるための材料（気化可能な材料）は使われることができる。一般に、気化可能な材料は液体である。気化可能な材料は、すべての有効成分を含んでいてもよい。例えば、気化可能な材料は、タバコをベースとする材料を含んでいてもよい。気化可能な材料は、植物に関するものを含んでいてもよい。気化可能な材料は、ニコチン化合物を含んでいてもよい。気化可能な材料は、カンナビノイドを含んでいてもよい。気化可能な材料は、セチリジン、イブプロフェン、ナプロキセン、オメプラゾール、ドキシラミン、ジフェンヒドラミン、メラトニンまたはメクリジンを含んでいてもよい。気化可能な材料は、アルブテロール、レバロブテロール、ピルブテロール、サルメテロール、フォルモテロール、硫酸アトロピン、臭化イプラトロピウム、フルチカゾン、ブデソニド、モメタゾン、モンテルカスト、ザフィルルカスト、テオフィリン、フルチカゾン及びサルメテロール、ブデソニド及びフォルモテロール、またはモメタゾン及びフォルモテロールの１以上を含んでいてもよい。気化可能な材料は、ポリフェノール、緑茶カテキン、カフェイン、フェノール、配糖体、ラブダンジテルペノイド、ヨヒンビン、プロアントシアニジン、テルペン配糖体、オメガ脂肪酸、エキナコサイド、アルカロイド、イソバレリアン酸、テルペン、ガンマアミノ酪酸、センナ配糖体、シンナムアルデヒド、またはビタミンＤの１以上を含んでいてもよい。気化可能な材料は、ニコチン塩、グリセリン及びプロピレングリコールを含んでいてもよい。

すでに述べたように、気化された投与量を予測するユニットは、コントローラの一部であってもよい。いくつかのバリエーションにおいて、気化された投与量を予測するもの及びヒータコントローラは、同じコントローラの一部である。いくつかのバリエーションにおいて、気化された投与量の予測するものとヒータコントローラは分離している。

ここで記載されるように、期間を通して、気化装置の使用者に供給される気化可能な材料の投与量を決定する方法の別の実施例は、（例えば、期間は、複数の順次的な時間の間隔を備え、気化装置は、ヒータコントローラと、ヒータと、気化可能な材料の源と、気化された投与量を予測するユニットを含む）複数の順次的な時間の間隔のそれぞれにおいて、ヒータコントローラによって、ヒータへ供給された電力を、電力コントローラから前記気化された投与量を予測するユニットへ、送り、順次的な時間の間隔のそれぞれの間、部分的な投与量を計算し、部分的な投与量は、複数の順次的な時間の間隔のそれぞれの間、気化可能な材料を気化するために、ヒータコントローラによってヒータへ、供給される電力、複数の順次的な時間の間隔のそれぞれの間、気化されている気化可能な材料の温度、及び複数の順次的な時間の間隔のそれぞれの前に、気化されている気化可能な材料の温度、から計算され、期間の間、供給された気化ガスのすべての投与量を決定するために、気化された投与量を予測するユニットにおいて、計算された部分的な投与量を足し合わせること、を含んでいてもよい。

これらの方法のいずれかは、複数の順次的な時間の間隔のそれぞれの間、気化されている気化可能な材料の温度を、電力コントローラから気化された投与量を予測するユニットへ、送ること、も含んでいてもよい。

期間を通して、気化装置の使用者に供給される気化可能な材料の投与量を決定する方法の別の実施例は、（例えば、期間は、複数の順次的な時間の間隔を備え、気化装置は、ヒータコントローラと、ヒータと、有効成分を含む気化可能な材料の源と、気化された投与量を予測するユニットを含む）順次的な時間の間隔のそれぞれの間、部分的な投与量を計算し、部分的な投与量は、部分的な投与量の時間の間隔の間、気化可能な材料を気化するために、ヒータコントローラによってヒータへ、供給される電力、部分的な投与量の時間の間隔のそれぞれの間、気化されている気化可能な材料の温度、及び部分的な投与量の時間の間隔のそれぞれの直前に、気化されている気化可能な材料の温度、から計算され、期間の間、供給された気化ガスのすべての投与量を決定するために、気化された投与量を予測するユニットにおいて、計算された部分的な投与量を足し合わせ、供給された気化ガスのすべての投与量に基づいて、使用者に供給される有効成分の量を決定すること、を含んでいてもよい。

気化装置の使用者に供給される気化ガスの量を決定する方法は、第１の期間を通して、気化装置の電源から供給された電力の量を測定し、第１の期間を通して、気化装置において気化されている材料の温度を測定し、第１の期間の間、測定された電力の量と測定された温度の変化に基づいた、第１の期間の間、使用者に供給された気化ガスの量を決定することを含んでいてもよい。

これらの方法のいずれかは、決定された気化ガスの量に基づいて使用者へ供給された有効成分の量を検知することも含んでいてもよい。測定するステップは、第１の期間の中で、５Ｈｚから５０Ｈｚの周波数のような、いかなる適当な周波数で実行されてもよい。測定するステップは、第１の期間の中で、１０Ｈｚから３０Ｈｚの周波数で実行されてもよい。

上述のように、第１の期間の間、使用者に供給される気化ガスの量を決定することは、さらに、材料の潜熱と比熱に基づいてもよい。

これらの方法のいずれかにおいて、第１の期間の間、使用者に供給される気化ガスの量を決定することは、式（１）に基づいて計算することを備える。
［式１］

ここで、Δｍ_{ｖａｐ，ｃｕｍｕｌａｔｉｖｅ}は、使用者に供給された気化ガスのすべての量であり、ａは、定数であり、ｂは、定数であり、ｃは、定数であり、Ｐは測定された電力であり、Ｔ_ｉは、前記第１の期間から測定された温度であり、Ｔ_ｉ−１は、直前の期間から測定された温度である。

これらの方法のいずれかは、使用者に供給された、決定された気化ガスの量が、あらかじめ設定されたしきい値を満たすか、超えるときに、使用者に警告すること、及び／または、決定された気化ガスの量が、あらかじめ設定されたしきい値を満たすか、超えるときに、装置を停止すること、も含んでいてもよい。

これらの方法のいずれかは、気化装置において、使用者の息を検知することも含んでいてよく、測定するステップは、検知された息の間のみ、実行される。

上述のように、ここで記載される方法のいずれかにおいて、気化されるための適当な材料（気化可能な材料）が使われてもよい。一般に、気化可能な材料は、液体であってもよい。気化可能な材料は、あらゆる有効成分を含んでいてもよい。例えば、気化可能な材料は、タバコをベースとする材料を含んでいてもよい。気化可能な材料は、植物に関するものを含んでいてもよい。気化可能な材料は、ニコチン化合物を含んでいてもよい。気化可能な材料は、カンナビノイドを含んでいてもよい。気化可能な材料は、セチリジン、イブプロフェン、ナプロキセン、オメプラゾール、ドキシラミン、ジフェンヒドラミン、メラトニンまたはメクリジンの１以上を含んでいてもよい。気化可能な材料は、アルブテロール、レバロブテロール、ピルブテロール、サルメテロール、フォルモテロール、硫酸アトロピン、臭化イプラトロピウム、フルチカゾン、ブデソニド、モメタゾン、モンテルカスト、ザフィルルカスト、テオフィリン、フルチカゾン及びサルメテロール、ブデソニド及びフォルモテロール、またはモメタゾン及びフォルモテロールの１以上を含んでいてもよい。気化可能な材料は、ポリフェノール、緑茶カテキン、カフェイン、フェノール、配糖体、ラブダンジテルペノイド、ヨヒンビン、プロアントシアニジン、テルペン配糖体、オメガ脂肪酸、エキナコサイド、アルカロイド、イソバレリアン酸、テルペン、ガンマアミノ酪酸、センナ配糖体、シンナムアルデヒド、またはビタミンＤの１以上を含んでいてもよい。気化可能な材料は、ニコチン塩、グリセリン及びプロピレングリコールを含んでいてもよい。

ここで記載されるものは、供給されている気化ガスの投与量を決定するように構成された、装置やシステムのような、気化器具も含まれる。例えば、気化装置は、ヒータコントローラと、ヒータコントローラがヒータに電力を与えるように、ヒータコントローラと連結されたヒータと、気化可能な材料の源と、ヒータコントローラからの入力を受ける気化された投与量を予測するユニットを含み、気化された投与量を予測するものは、期間の中の、複数の部分的な投与量の時間の間隔のそれぞれの間、気化可能な材料を気化するために、ヒータコントローラによってヒータへ、供給された電力の量、それぞれの部分的な投与量の時間の間隔の間、気化されている気化可能な材料の温度、それぞれの部分的な投与量の時間の間隔の前に気化されている気化可能な材料の温度、に基づいた期間の間、使用者に供給された気化ガスの投与量を決定するように構成される。

これらの装置のいずれかは、期間の間、使用者によって供給された気化ガスの量を示すように構成された出力も含んでいてもよい。

すべての適当な出力は、使われることができ、ビデオディスプレイ、ＬＥＤ、スピーカ、無線送信機を含む。ここで記載される器具のいずれかは、それぞれ部分的な投与量の時間の間隔の間、気化されている気化可能な材料の温度を感知するように構成された温度センサを含むかもしれない。ここで記載されているように、温度センサは、分離され及び／または特化した（例えば、サーミスタ）ものであってよく、それ自身ヒータの相関する抵抗に基づいた（例えば、ヒータ及び／または加熱されている材料の）温度を求めてもよい。

上述したように、気化された投与量を予測するユニットは、ヒータコントローラを含む。例えば、気化された投与量を予測するユニットは、ヒータコントローラと一体になっていてもよい。気化された投与量を予測するものは、供給された気化ガスの投与量のように供給された気化ガスの量を決定するように構成されていていてもよい。気化された投与量を予測するものは、供給された気化ガスの投与量に基づいて、使用者に供給された有効成分の量を決定するように構成されていてもよい。

ここで記載される器具のいずれかにおいて、部分的な投与量の時間の間隔は、それぞれ約２００ｍｓｅｃから約１０ｍｓｅｃの間であってもよい。

気化された投与量を予測するユニットは、部分的な投与量の時間の間隔の間、気化可能な材料を気化するために、ヒータコントローラによってヒータへ、供給される電力に第１の定数を掛けた値、部分的な投与量の時間の間隔の間、気化されている気化可能な材料の温度に第２の定数を掛けた値、及び部分的な投与量の時間の間隔の前に、気化されている気化可能な材料の温度に第３の定数を掛けた値から引かれることによって、部分的な投与量の時間の間隔のそれぞれの間、計算するように構成されていてもよい。

一般に、気化された投与量を予測するユニットは、使用者へ供給される気化可能な材料の量を決定するように構成されていてもよい。

ここで記載されているように、気化された投与量を予測するユニットは、部分的な投与量の時間の間隔の間、気化されている気化可能な材料の温度として、ヒータの温度と比例する、ヒータの電気的特性を使うように構成されている。

これらの器具のいずれかは、さらに、期間の間、供給された気化ガスのすべての投与量が、あらかじめ設定されたしきい値を満たすか、超えるときに、使用者に警告するように構成された警報器を含んでいてもよい。これらの器具のいずれかは、期間の間、供給された気化ガスのすべての投与量が、あらかじめ設定されたしきい値を満たすか、超えるときに、装置を停止するように構成された投与量コントロールロジックを含んでいてもよい。

これらの器具のいずれかは、装置に使用者が吹きかける息を検知するように構成された息を検知するものを含んでいてもよい。いくつかのバリエーションにおいて、気化された投与量を予測するユニットは、検知された使用者の息の継続時間（例えば、０．５−１５ｓｅｃの間、０．５−２０ｓｅｃの間、０．５−１０秒の間、など）のような、期間を設定するように構成されてもよい。

気化可能な材料の源は、液体、または固体、またはゲルである。気化可能な材料の源は、好ましくは、液体である。

その他の方法と器具のバリエーションも記載される。例えば、ここで記載されているものは、電気気化装置の気化可能な材料の貯蔵器から使用者に供給される気化ガスの中に気化ガス及び／または１以上の材料の量を定量化し、制御するための方法である。電気気化装置は、息センサ、電源（例えば、バッテリ、キャパシタなど）、加熱素子コントローラ、及び加熱素子を含んでいてもよい。分離した温度センサも含まれてもよく、加熱素子コントローラの一部であってもよく、温度による抵抗の変化（例えばＴＣＲ）に基づいて、加熱素子（例えば、抵抗コイルなど）の温度を見積もってもよく、そして、それゆえ、参照抵抗を含んでもよい。１以上の追加の温度センサも含まれるかもしれない。これらの器具は、温度コントローラと分離してもよい（及びそれから入力を受けてもよい）またはそれと一体となってもよい、気化された投与量を予測するユニットを含んでもよい。いくつかのバリエーションにおいて、器具は、警告ユニット及び／または決定された／見積もられた用量に基づいて器具の操作を制御するために制御ロジックも含む（例えば、スイッチオフする、警告を作動させる、など）

例えば、装置を操作する方法は、（任意に）使用者の息を検知する息センサと、使用者の息の間（例えば、息の間の複数の別々の時間の間隔において）、電源から供給された電力の量を測定する、加熱素子コントローラと、ユーザの息の間、（例えば、加熱素子において、または近くでの）気化されている材料の温度または温度プロファイルを測定する温度センサと、電力の量と、使用者の息の間の温度に基づく、または、電力の量及び使用者の息の間の温度プロファイルに基づいて、気化可能な材料から使用者に供給された気化ガスの量を計算する、気化された投与量を予測するユニット、及び、ａ）供給された気化ガスの量が、使用者の息のためにあらかじめ設定された気化ガスの量のしきい値を満たすか、超えるとき、または複数の息から供給された気化ガスの累積の量があらかじめ設定された気化ガスの量のしきい値を満たすか超えたとき、に使用者に警告する警報ユニットを従事させること、またはｂ）供給された気化ガスの量が、使用者の息のためにあらかじめ設定された気化ガスの量のしきい値を満たすか、超えるときに、または複数の息から供給された気化ガスの累積の量があらかじめ設定された気化ガスの量のしきい値を満たすか超えたとき、電気気化装置の１以上の機構の出力を停止、または変更するコントローリングロジックを実行すること、またはｃ）ａ）とｂ）の両方、を含んでいてもよい。いくつかの実施形態において、方法は、メモリユニットに、温度、温度プロファイル、供給された電力の量、またはそれらの組み合わせの複数の測定を記憶することを備える。いくつかの実施形態において、方法は、使用者の前の息によって、使用者へ供給される気化ガスの量に基づいて、１つの息から次の息へあらかじめ設定された気化ガスの量のしきい値を調整することを備える。いくつかの実施形態において、電気気化装置は、タイマを備え、そして方法は、息の継続時間を測定するためにタイマを従事させることを備えてもよい。いくつかの実施形態において、方法は、メモリユニットに、温度、温度プロファイル、供給された電力の量、息の継続時間またはこれらの組み合わせを記憶することを備えてもよい。いくつかの実施形態において、方法は、使用者に供給された気化ガスの量を息の継続時間に対して正規化することを備える。いくつかの実施形態において、方法は、装置へ分離した容器を取り付けることを備え、分離した容器は、気化可能な材料を保持するように構成される。いくつかの実施形態において、方法は、総微粒子物のミリグラムにおいて、気化可能な材料から使用者が供給された気化ガスの量を計算することを備える。いくつかの実施形態において、方法は、有効成分のミリグラムにおいて、気化可能な材料から使用者に供給された気化ガスの量を計算することを備える。いくつかの実施形態において、方法は、あらかじめ設定された気化ガスの量のしきい値を調整することを備える。いくつかの実施形態において、電気気化装置は、加熱素子と異なる加熱貯蔵器を備え、そして方法は、あらかじめ設定された温度へ気化可能な材料をあらかじめ加熱することを備える。いくつかの実施形態において、気化可能な材料は、液体、粘ちゅう液、ろう状物質、またはルーズリーフ式の材料である。いくつかの実施形態において、気化可能な材料は、タバコベースの材料である。いくつかの実施形態において、気化可能な材料は、植物に関するものである。いくつかの実施形態において、気化可能な材料は、医薬化合物である。いくつかの実施形態において、気化可能な材料は、ニコチンである。いくつかの実施形態において、気化可能な材料は、カンナビノイドである。いくつかの実施形態において、気化可能な材料は、大麻である。いくつかの実施形態において、方法は、気化可能な材料のタイプを調整することを備える。いくつかの実施形態において、方法は、気化可能な材料のタイプを液体、粘ちゅう液、ろう状物質、またはルーズリーフ式の材料に適合させることを備える。いくつかの実施形態において、方法は、気化可能な材料のタイプをタバコベースの材料に適合させることを備える。いくつかの実施形態において、方法は、気化可能な材料のタイプを植物に関するものに適合させることを備える。いくつかの実施形態において、方法は、気化可能な材料のタイプを医薬化合物に適合させることを備える。いくつかの実施形態において、方法は、気化可能な材料のタイプをニコチンに適合させることを備える。いくつかの実施形態において、方法は、気化可能な材料のタイプをカンナビノイドに適合させることを備える。いくつかの実施形態において、方法は、気化可能な材料のタイプを大麻に適合させることを備える。気化可能な材料を調整することは、定数の変化を構成するために器具または方法を調整すること、及び／またはここでより詳細に記載されたように、調整された（例えば質量または質量／時間）出力を与えることを使ってもよい定数の変化を構成するために器具を調整することを含んでもよい。

いくつかの実施形態において、警報ユニットは、圧電性のスピーカを備え、そして方法は、使用者に供給された気化ガスの量があらかじめ設定された気化ガスの量のしきい値を満たすか、超えるときに、聞こえる音を発生するために、圧電性のスピーカを稼働させることによって、使用者に警告することを備える。いくつかの実施形態において、警報ユニットは、発光ダイオードを備え、そして方法は、使用者に供給された気化ガスの量があらかじめ設定された気化ガスの量のしきい値を満たすか、超えるときに、発光ダイオードが発光することによって、使用者に警告することを備える。いくつかの実施形態において、警報ユニットは、振動モータを備え、そして方法は、使用者に供給された気化ガスの量があらかじめ設定された気化ガスの量のしきい値を満たすか、超えるときに、振動モータを稼働することによって、使用者に警告することを備える。いくつかの実施形態において、コントローリングロジックはソフトウェアモジュールを含む。いくつかの実施形態において、コントローリングロジックはハードウェア素子を含む。いくつかの実施形態において、電気気化装置はディスプレイユニットを備え、方法は、ディスプレイを通して、使用者にフィードバックを提供することを備える。いくつかの実施形態において、電気気化装置は、単一使用の電気気化装置である。いくつかの実施形態において、電気気化装置は、分析用の喫煙機械に提供される。

ここで提供されるいくつかの実施形態において、電気気化装置は、電気気化装置において、気化可能な材料から使用者に供給される気化ガスの量を定量化し、制御するように構成され、電気気化装置は、使用者の息を検知するように構成された息センサと、使用者の息の間、電源から供給された電力の量を測定するように構成された加熱素子コントローラと、使用者の息の間、加熱素子によって発生された温度または温度プロファイルを測定するように構成された温度センサと、使用者の息の間の電力の量と、温度に基づいて、または使用者の息の間の電力の量と温度プロファイルに基づいて、気化可能な材料から使用者に供給された気化ガスの量を計算するように構成された、気化された投与量を予測するユニットと、１以上のａ）供給された気化ガスの量が、使用者の息のためにあらかじめ設定された気化ガスの量のしきい値を満たすか、超えるとき、または複数の息から供給された気化ガスの累積の量があらかじめ設定された気化ガスの量のしきい値を満たすか超えたとき、に使用者に警告するように構成された警報ユニット、またはｂ）供給された気化ガスの量が、使用者の息のためにあらかじめ設定された気化ガスの量のしきい値を満たすか、超えるときに、または複数の息から供給された気化ガスの累積の量があらかじめ設定された気化ガスの量のしきい値を満たすか超えたとき、電気気化装置の１以上の機構を自動的に停止するように構成された、コントローリングロジックを実行すること、またはｃ）ａ）とｂ）の両方と、を備える。いくつかの実施形態において、電気気化装置は、温度、温度プロファイル、供給された電力、またはそれらの組み合わせの複数の測定を記憶するように構成された、メモリユニットを備える。いくつかの実施形態において、電気気化装置は息の継続時間を決定するように構成されたタイマを備える。いくつかの実施形態において、電気気化装置は、温度、温度プロファイル、供給された電力、息の継続時間またはそれらの組み合わせの複数の測定を記憶するように構成された、メモリユニットを備える。いくつかの実施形態において、電気気化装置は、使用者に供給された気化ガスの量を、息の継続時間に正規化するために構成されている。いくつかの実施形態において、電気気化装置は、装置に取り付けられた分離した容器を備え、分離した容器は、気化可能な材料を保持するように構成される。いくつかの実施形態において、電気気化装置は、総微粒子物のミリグラムにおいて、気化可能な材料からユーザに供給された気化ガスの量を計算するように構成されている。いくつかの実施形態において、電気気化装置は、総微粒子物のミリグラムにおいて、気化可能な材料からユーザに供給された気化ガスの量を計算するように構成されている。いくつかの実施形態において、電気気化装置は、あらかじめ設定された気化ガスの量のしきい値を調整することができるように構成されている。いくつかの実施形態において、電気気化装置は、加熱素子とは異なる加熱貯蔵器を備えている。いくつかの実施形態において、電気気化装置は、液体、粘ちゅう液、ろう状物質、またはルーズリーフ式の材料である気化可能な材料を備えている。いくつかの実施形態において、電気気化装置は、タバコベースの材料である気化可能な材料を備えている。いくつかの実施形態において、電気気化装置は、植物に関するものである気化可能な材料を備えている。いくつかの実施形態において、電気気化装置は、医薬化合物である気化可能な材料を備えている。いくつかの実施形態において、電気気化装置は、ニコチンである気化可能な材料を備えている。いくつかの実施形態において、電気気化装置は、カンナビノイドである気化可能な材料を備えている。いくつかの実施形態において、電気気化装置は、大麻である気化可能な材料を備えている。いくつかの実施形態において、電気気化装置は、気化可能な材料のタイプを調整することができるように構成されている。いくつかの実施形態において、気化可能な材料のタイプは、液体、粘ちゅう液、ろう状物質、またはルーズリーフ式の材料へ調整可能である。いくつかの実施形態において、気化可能な材料のタイプは、タバコベースの材料へ調整可能である。いくつかの実施形態において、気化可能な材料のタイプは、植物に関するものへ調整可能である。いくつかの実施形態において、気化可能な材料のタイプは、医薬化合物へ調整可能である。いくつかの実施形態において、気化可能な材料のタイプは、ニコチンへ調整可能である。いくつかの実施形態において、気化可能な材料のタイプは、カンナビノイドへ調整可能である。いくつかの実施形態において、気化可能な材料のタイプは、大麻へ調整可能である。いくつかの実施形態において、警報ユニットは、圧電性のスピーカを備えている。いくつかの実施形態において、警報ユニットは、発光ダイオードを備えている。いくつかの実施形態において、警報ユニットは、振動モータを備えている。いくつかの実施形態において、コントローリングロジックは、ソフトウェアモジュールを含む。いくつかの実施形態において、コントローリングロジックは、ハードウェア素子を含む。いくつかの実施形態において、電気気化装置は、使用者にフィードバックを提供するように構成された、ディスプレイユニットを備える。いくつかの実施形態において、電気気化装置は、単一使用の電気気化装置である。いくつかの実施形態において、電気気化装置は、気化装置である。

ここで提供されるいくつかの実施形態において、方法は、電気気化装置に気化可能な材料から使用者に提供される気化ガスの量を定量化及び制御するように構成された電気気化装置を備える方法であって、電気気化装置は、使用者の息を検知するように構成された息センサと、使用者の息の間、電源から供給された電力の量を測定するように構成された加熱素子コントローラと、使用者の息の間、加熱素子によって発生された温度または温度プロファイルを測定するように構成された温度センサと、使用者の息の間、電力の量と温度に基づいて、または使用者の息の間、電力の量と温度プロファイルに基づいて、気化可能な材料から使用者に供給される気化ガスの量を計算するように構成されている気化された投与量を予測するユニットと、１以上のａ）供給された気化ガスの量が、使用者の息のためにあらかじめ設定された気化ガスの量のしきい値を満たすか、超えるとき、または複数の息から供給された気化ガスの累積の量があらかじめ設定された気化ガスの量のしきい値を満たすか超えたとき、に使用者に警告するように構成された警報ユニット、またはｂ）供給された気化ガスの量が、使用者の息のためにあらかじめ設定された気化ガスの量のしきい値を満たすか、超えるときに、または複数の息から供給された気化ガスの累積の量があらかじめ設定された気化ガスの量のしきい値を満たすか超えたとき、電気気化装置の１以上の機構を自動的に停止するように構成された、コントローリングロジックを実行すること、またはｃ）ａ）とｂ）の両方と、を備える。いくつかの実施形態において、電気気化装置は、電気気化装置は、温度、温度プロファイル、供給された電力、またはそれらの組み合わせの複数の測定を記憶するように構成された、メモリユニットを備える。いくつかの実施形態において、電気気化装置は息の継続時間を決定するように構成されたタイマを備える。いくつかの実施形態において、電気気化装置は、温度、温度プロファイル、供給された電力、息の継続時間またはそれらの組み合わせの複数の測定を記憶するように構成された、メモリユニットを備える。いくつかの実施形態において、電気気化装置は、使用者に供給された気化ガスの量を、息の継続時間に正規化するために構成されている。いくつかの実施形態において、電気気化装置は、装置に取り付けられた分離した容器を備え、分離した容器は、気化可能な材料を保持するように構成される。いくつかの実施形態において、電気気化装置は、総微粒子物のミリグラムにおいて、気化可能な材料からユーザに供給された気化ガスの量を計算するように構成されている。いくつかの実施形態において、電気気化装置は、総微粒子物のミリグラムにおいて、気化可能な材料からユーザに供給された気化ガスの量を計算するように構成されている。いくつかの実施形態において、電気気化装置は、あらかじめ設定された気化ガスの量のしきい値を調整することができるように構成されている。いくつかの実施形態において、電気気化装置は、加熱素子とは異なる加熱貯蔵器を備えている。いくつかの実施形態において、電気気化装置は、液体、粘ちゅう液、ろう状物質、またはルーズリーフ式の材料である気化可能な材料を備えている。いくつかの実施形態において、電気気化装置は、タバコベースの材料である気化可能な材料を備えている。いくつかの実施形態において、電気気化装置は、植物に関するものである気化可能な材料を備えている。いくつかの実施形態において、電気気化装置は、医薬化合物である気化可能な材料を備えている。いくつかの実施形態において、電気気化装置は、ニコチンである気化可能な材料を備えている。いくつかの実施形態において、電気気化装置、カンナビノイドである気化可能な材料を備えている。いくつかの実施形態において、電気気化装置は、大麻である気化可能な材料を備えている。いくつかの実施形態において、電気気化装置は、気化可能な材料のタイプを調整することができるように構成されている。いくつかの実施形態において、気化可能な材料のタイプは、液体、粘ちゅう液、ろう状物質、またはルーズリーフ式の材料へ調整可能である。いくつかの実施形態において、気化可能な材料のタイプは、タバコベースの材料へ調整可能である。いくつかの実施形態において、気化可能な材料のタイプは、植物に関するものへ調整可能である。いくつかの実施形態において、気化可能な材料のタイプは、医薬化合物へ調整可能である。いくつかの実施形態において、気化可能な材料のタイプは、ニコチンへ調整可能である。いくつかの実施形態において、気化可能な材料のタイプは、カンナビノイドへ調整可能である。いくつかの実施形態において、気化可能な材料のタイプは、大麻へ調整可能である。いくつかの実施形態において、警報ユニットは、圧電性のスピーカを備えている。いくつかの実施形態において、警報ユニットは、発光ダイオードを備えている。いくつかの実施形態において、警報ユニットは、振動モータを備えている。いくつかの実施形態において、コントローリングロジックは、ソフトウェアモジュールを含む。いくつかの実施形態において、コントローリングロジックは、ハードウェア素子を含む。いくつかの実施形態において、電気気化装置は、使用者にフィードバックを提供するように構成された、ディスプレイユニットを備える。いくつかの実施形態において、電気気化装置は、単一使用の電気気化装置である。いくつかの実施形態において、電気気化装置は、気化装置である。

気化された投与量の見積もり／予測ユニットを含む気化器具の概略図である。 断面の、ここで記載されたような、気化器具の一例を示す。 側面及び上面図の、ここで記載されたような、気化器具の一例を示す。 側面及び上面図の、ここで記載されたような、気化器具の一例を示す。 装置によって気化された材料の量を決定することができる、典型的な器具の実施例である。 ここで記載されたように、見積もった／予測する気化ガスのための方法と器具の正確性を描き、供給された、実際に測定された投与量（円）と比較された、ここで記載されたように見積もられた投与量の比較例（実線）を示す。 実際に測定された用量（気化された総微粒子物、またはＴＰＭ）と、気化素子（ヒータ）に与えられた電力と、気化素子の温度、または複数の時間の間隔のそれぞれの始めと終わりに気化されている材料の温度を使って、息の間（吸引）、複数の時間の間隔で、個々の見積もりに基づく、ここで記載されたように、予測された用量の間の比較を示す。 ここで記載された方法のバリエーションの１つを使って、人間に試す間の、測定された及び見積もられた投与量（ＴＰＭで）を比較する別の表である。 図として、気化ヒータに与えられた電力、ヒータの温度、及び３５ｃｃにおける見積もられた蒸発レート（投与量）の間の関係を記載したものである。 図として、気化ヒータに与えられた電力、ヒータの温度、及び７０ｃｃにおける見積もられた蒸発レート（投与量）の間の関係を記載したものである。 概略的に、ここで記載されたような、気化ガスを形成するための、ヒータ（噴霧器）と気化可能な材料の貯蔵器の１つの実施例を描く。この例において、ヒータは、貯蔵器に接続された芯と、芯に接触する加熱素子を含み、芯と加熱素子は、形成された気化ガスを引き抜くための空気流路に伸びる。この実施例において、貯蔵器の壁は、加熱される。 加熱された貯蔵器（タンク）を有する電気気化装置の加熱貯蔵器のＴＰＭ解放量（ｍｇ）に関連する息の数と比較された、電気気化装置に加熱貯蔵器のないＴＰＭ解放量（ｍｇ）に関連する息の数を描く図である。 調整データに基づいて、使用者によって吸い込まれた、気化ガスの量を見積もるために使われることが可能なルックアップテーブルの１つのバリエーションを描く表である。 図として、使用者によって吸い込まれた気化ガスの量を見積もるために使われるかもしれない、図９Ａに示されたような、データを描く。 概略的に、ここで記載されたような、時間の間隔を通して、気化ガスの投与量を決定する１つの方法を描く。

本発明の新規な特徴は、特に明細書において記載される。符号が図面の説明を通して素子を参照する。より特徴を理解することと、本発明の利点は、本発明の原理を利用する、描かれた実施形態と、添付された図面（ここでは図（Ｆｉｇｕｒｅ）及び図（ＦＩＧ）も）に記載される次の詳細な説明へ参照されることによって、得られるであろう。

本開示は、気化の間、消費された電力と、気化の間、生産された温度に関連する気化装置または電気気化装置において、気化可能な材料から、蒸発された、エアロゾル化された、気化された、気化可能な材料の吸入を測定することを備える、電気気化装置において、気化可能な材料から、使用者へ供給された気化ガスの量を定量化し、制御するための方法を提供する。また、この開示において、発生された温度と、消費された電力の関数として、気化可能な材料から気化された総微粒子物（ＴＰＭ）の関係を確立することを含むかもしれない調整方法を提供する。調整は、一時（例えば、工場において）に、実行されまたは、使用者によって実行されてもよい。代わりに、または加えて、使用者は、気化された材料の識別子を入力すること（例えば、材料及び／または濃度、または気化されている材料に結合することができるロットナンバまたは同種のもののような、識別される参照記号を選択することまたは入力すること）を含む、調整ステップを実行することを依頼し、必要とするかもしれない。例えば、使用者は、気化可能な材料、または包装、及び／または気化可能な材料に所属している挿入されたものを（例えば、ＱＲコード（登録商標）、バーコード、または等価なものを使って）スキャンしてもよい。いくつかのバリエーションにおいて、器具は、気化可能な材料において、気化ガスの質量及び／または１以上の化学成分（例えば有効物質／有効成分）を調整するために使われてもよい、ここで参照された定数を含む、器具を調整するための値を含むことができる気化可能な材料の種類に対応するルックアップテーブルを含む。

「蒸気を吸う（ｖａｐｅ）」または「蒸気を吸うこと（ｖａｐｉｎｇ）」という言葉は、ここで使われるように、使用者に気化ガスの供給をするための電気気化装置のような、気化装置を使う行動または経験を言う。

「息（ｐｕｆｆ）」という言葉は、吸引機構を使う気化装置または電子の気化装置から気化ガスを持ち去る過程を言う。いくつかの実施形態において、吸引機構は、使用者である。いくつかの実施形態において、吸引機構は、分析用の喫煙機械である。共通に、息のための同義語として、例えば、ドラッグ（ｄｒａｇ）、ドロウ（ｄｒａｗ）、ヒット（ｈｉｔ）、サック（ｓｕｃｋ）、プル（ｐｕｌｌ）、インヘイル（ｉｎｈａｌｅ）またはスモーク（ｓｍｏｋｅ）が使われる。

ここで使われるものとして、投与量は、特定のときに取られる気化ガス及び／または材料（例えば、有効成分など）の量（ａｍｏｕｎｔ）や量（ｑｕａｎｔｉｔｙ）を言ってもよい。投与量は、状況次第で、質量または質量／時間として定量化されてもよい。投与量は、投与量／息であってもよい。

ここで使われるような「息の継続時間（ｐｕｆｆ ｄｕｒａｔｉｏｎ）」という言葉は、気化装置または電気気化装置が吸引機構に連結する間の時間の長さを言う。いくつかの実施形態において、吸引機構は、使用者である。いくつかの実施形態において、吸引機構は、分析用の喫煙機械である。いくつかの実施形態において、吸引は、マウスピースを通して提供される。

ここで使われるような「息の体積（ｐｕｆｆ ｖｏｌｕｍｅ）」という言葉は、気化装置（例えば、通常参照する気化装置、試験気化装置、電気気化装置または気化装置）から出る体積を言う。体積は、１以上の気体、固体、及び／または液体の種類を備える。息の体積は、例えば、分析用の喫煙機械または電気気化装置といった、装置によって引き出される空気またはエアロゾルのｍｌ（またはｃｃ）という量を備える。

ここで使われるような「息の周波数（ｐｕｆｆ ｆｒｅｑｕｅｎｃｙ）」という言葉は、ある期間における息の数を言う。いくつかの実施形態において、息の周波数は、ミリ秒、秒、分、時である時間の単位の息の平均数を使うことで計算される。いくつかの実施形態において、息の周波数は、１、２、３、４、５、６、７、８、９または１０の連続の息を使うことで計算される。いくつかの実施形態において、息の周波数は、１０、２０、３０、４０、５０、６０、７０、８０、９０または１００の連続の息を使うことで計算される。いくつかの実施形態において、息の周波数は、１秒ごとの１息である。いくつかの実施形態において、息の周波数は、約２秒ごとの１息である。いくつかの実施形態において、息の周波数は、約３秒ごとの１息である。いくつかの実施形態において、息の周波数は、約４秒ごとの１息である。いくつかの実施形態において、息の周波数は、約５秒ごとの１息である。いくつかの実施形態において、息の周波数は、約６秒ごとの１息である。いくつかの実施形態において、息の周波数は、約７秒ごとの１息である。いくつかの実施形態において、息の周波数は、約８秒ごとの１息である。いくつかの実施形態において、息の周波数は、約９秒ごとの１息である。いくつかの実施形態において、息の周波数は、約１０秒ごとの１息である。いくつかの実施形態において、息の周波数は、約１５秒ごとの１息である。いくつかの実施形態において、息の周波数は、約２０秒ごとの１息である。いくつかの実施形態において、息の周波数は、約２５秒ごとの１息である。いくつかの実施形態において、息の周波数は、約３０秒ごとの１息である。いくつかの実施形態において、息の周波数は、約３５秒ごとの１息である。いくつかの実施形態において、息の周波数は、約４０秒ごとの１息である。いくつかの実施形態において、息の周波数は、約４５秒ごとの１息である。いくつかの実施形態において、息の周波数は、約５０秒ごとの１息である。いくつかの実施形態において、息の周波数は、約５５秒ごとの１息である。いくつかの実施形態において、息の周波数は、約６０秒ごとの１息である。

「総微粒子物（ｔｏｔａｌ ｐａｒｔｉｃｕｌａｒ ｍａｔｔｅｒ（ＴＰＭ））」という言葉は、ここで使われるように、気化装置または電気気化装置に息することによって、蒸発、気化、エアロゾル化によって有機体に関する材料から持ち去られた物質の量を言い、そしてここで使われるように、「気化された質量（ｍａｓｓ ｖａｐｏｒｉｚｅｄ）」または「エアロゾル化された質量（ｍａｓｓ ａｅｒｏｓｏｌｉｚｅｄ）」、または「ｍ_ｖａｐ」または「蒸発された質量（ｅｖａｐｏｒａｔｅｄ ｍａｓｓ）」の表現法と同義であることができる。

「分析用の喫煙機械（ａｎａｌｙｔｉｃａｌ ｓｍｏｋｉｎｇ ｍａｃｈｉｎｅ）」という言葉は、ここで使われるように、特定の及び制御された息の体積及び継続時間の間たばこまたは気化装置に息することができる道具を言う。

「気化可能な材料（ｖａｐｏｒｉｚａｂｌｅ ｍａｔｅｒｉａｌ）」という言葉は、ここで使われるように、気化装置、電気気化装置、または製剤を収納する容器（所有の入れ物）に置かれている、特に有機体に関する材料または植物に関するものを含む、材料の製剤を言う。気化可能な材料は、液体、オイル、ろう状物質であることができる。いくつかの実施形態において、気化可能な材料はルーズリーフ式の材料である。いくつかの実施形態において、気化可能な材料は、医療の状態の症状を改善する医薬の性質を含むことができる。いくつかの実施形態において、気化可能な材料は快楽を得るための薬を含むことができる。

ここで使われるように、「気化ガス（ｖａｐｏｒ）」は、気相のまたはエアロゾルのような化合物または化合物の混合を含む、気化装置の出力を言う。

「メモリユニット（ｍｅｍｏｒｙ ｕｎｉｔ）」という言葉は、ここで使われるように、データを記憶するための、持続性のコンピュータが読み込むことができる媒体、ソフトウェア、アルゴリズムを言う。いくつかの実施形態において、メモリユニットは半導体装置である。いくつかの実施形態において、メモリユニットは、装置の内部にある。いくつかの実施形態において、メモリユニットはランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）にデータを記憶する。いくつかの実施形態において、メモリユニットは、ハードディスク、テープドライブ、または他の外部装置である。いくつかの実施形態において、メモリユニットは、意図的に消されるまで、デジタルデータのために永久に保持する場所として構成される装置を言う。メモリユニットは、フラッシュ、リードオンリーメモリ（ＲＯＭ）及び／またはエレクトロイレイザブルプログラマブルリードオンリーメモリ（ＥＥＰＲＯＭ）のような不揮発性のメモリチップとして構成される装置を言う。

「調整（ａｄｊｕｓｔｉｎｇ）」という言葉は、ここで使われるように、容器を選ぶこと、操作パラメータを選ぶこと、気化可能な材料のタイプを選ぶこと、ＴＰＭの量、有効成分の量、ＴＰＭまたは有効成分のパーセンテージ、割合、比において用量を選ぶことを言うかもしれない、及び／または器具の調整を言うかもしれない。

ここで使われるように、「ニコチン（ｎｉｃｏｔｉｎｅ）」という言葉は、ニコチン、有機酸のニコチン塩、及びノルニコチン、ニコチンＮ−オキサイド、コチニンＮ−オキサイド、３−ヒドロキシコチニン及び５ヒドロキシコチニンのような共通のニコチン誘導体を言う。

「カンナビノイド（ｃａｎｎａｂｉｎｏｉｄ）」という言葉は、カンナビノイド受容体に働きかける、生物学的な効果を含めることができる植物ベースのまたは合成の化合物を言う。カンナビノイドは、酸、塩、及び生物活性の立体的な異性体を含む。

「大麻（ｃａｎｎａｂｉｓ）」という言葉は、大麻属の植物及びルーズリーフ式の生産物またはそれらの抽出物をいう。

一般に、ここで記載される方法は、電気気化装置において気化可能な材料から使用者に供給される気化ガスの量を定量化し、いくつかのバリエーションにおいて、制御することである。いくつかのバリエーションにおいて、電気気化装置は、（任意に）、息センサと、電源と、加熱素子コントローラと、加熱素子と、温度センサと、気化された投与量を予測するユニットと、警報ユニットと、及び／またはコントローリングロジックを備える。定量化する及び／または制御するための方法は、（任意に）使用者の息を検知する息センサと、使用者の息の間、電源から供給された電力の量を測定する加熱素子コントローラと、使用者の息の間、加熱素子によって発生された温度または温度プロファイルを測定する温度センサと、使用者の息の間、電力の量と温度に基づいて、または使用者の息の間、電力の量と温度プロファイルに基づいて、気化可能な材料から使用者に供給される気化ガスの量を計算する気化された投与量を予測するユニットと、ａ）供給された気化ガスの量が、使用者の息のためにあらかじめ設定された気化ガスの量のしきい値を満たすか、超えるとき、または複数の息から供給された気化ガスの累積の量があらかじめ設定された気化ガスの量のしきい値を満たすか超えたとき、に使用者に警告するための警報ユニットを従事させること、またはｂ）供給された気化ガスの量が、使用者の息のためにあらかじめ設定された気化ガスの量のしきい値を満たすか、超えるときに、または複数の息から供給された気化ガスの累積の量があらかじめ設定された気化ガスの量のしきい値を満たすか超えたとき、電気気化装置の１以上の機構の出力を停止するか変更する、コントローリングロジックを実行すること、またはｃ）ａ）とｂ）の両方と、を含んでいてもよい。

下記で記載されたとき明らかになるであろうことは、息センサは必須ではない。ここで記載された器具と方法は、気化装置は息なしで気化ガスを形成するつもりはないので、使用者が息をしないとき、単純に供給された投与量をゼロ値に戻すであろう。加えて、記載された方法は、気化ガスの投与量の見積もりが、供給されたすべての投与量を形成するために後で帳尻を合わされる、部分的な投与量を形成する、個々の間隔において実行される点で、一般に個別に考えられるであろう。この構成により、これらの方法と器具が、高い変化の息の継続時間とプロファイルにも関わらず驚く正確性で機能することができる。

ここで提供されるものは、電気気化装置に気化可能な材料から使用者に供給された気化ガスの量を定量化し、及び／または制御するように構成された電気気化装置であり、電気気化装置は、（任意に）使用者の息を検知するように構成された息センサと、使用者の息の間、電源から供給された電力の量を求めるように構成されたヒータコントローラ（加熱素子コントローラとしてもいう）と、使用者の息の間、加熱素子によって発生された温度または温度プロファイルを求めるように構成された温度センサ（サーミスタのような直接のセンサであってもよく、ヒータの電気特性に基づいて、例えばヒータの、温度を求める温度感知ユニットであってもよい）と、使用者の息の間、ヒータに与えられた電力とヒータの温度（気化されたときの気化可能な材料の温度の見積もりであってもよい）に基づいて、または使用者の息の間、電力の量と温度プロファイルに基づいて、気化可能な材料から使用者に供給される気化ガスの量を計算する気化された投与量を予測するもの（気化された投与量を予測するユニットまたは回路ともいう）と、１以上のａ）供給された気化ガスの量が、使用者の息のためにあらかじめ設定された気化ガスの量のしきい値を満たすか、超えるとき、または複数の息から供給された気化ガスの累積の量があらかじめ設定された気化ガスの量のしきい値を満たすか超えたとき、に使用者に警告するように構成された警報ユニットと、またはｂ）供給された気化ガスの量が、使用者の息のためにあらかじめ設定された気化ガスの量のしきい値を満たすか、超えるときに、または複数の息から供給された気化ガスの累積の量があらかじめ設定された気化ガスの量のしきい値を満たすか超えたとき、電気気化装置の１以上の機構を自動的に停止するように構成された停止ユニット、またはｃ）ａ）とｂ）の両方と、のいずれかを備える。

図１Ａは、気化された投与量を予測するユニット１０９を含む、電気気化装置１００’の１実施例の概略図である。一般に、ここで記載された気化器具のいずれかは、ヒータコントローラ１０５、ヒータ１０６、気化可能な材料１０３、電源（例えば、バッテリ、図示せず）及び投与量を予測するユニット１０９を備える。気化された投与量を予測するユニット１０９は、クロック１１９及び／またはメモリ（メモリユニット）１１７を含んでいてもよく、これらの素子は、気化された投与量を予測するユニットと連絡するプロセッサ１１０を含むすべての回路の一部であってもよい。

ヒータは、抵抗コイルのような抵抗加熱を含む、どのような適当なヒータであってもよい。ヒータは典型的に、ヒータコントローラがヒータへ電力（例えば、電源からの）を与えるようにヒータコントローラと連結している。ヒータコントローラは、与えられた電力を調整することによってヒータの温度を調整するための調整制御ロジックを含んでいてもよい。ヒータコントローラは、専用のまたは一般目的にプロセッサ、回路、または同種のものが含まれてもよく、一般に、電源に連結され、ヒータへ供給された電力を調整するために電源から入力を受けてもよい。ヒータコントローラを形成するまたは含むコントローラは、追加のコントローラ／プロセッサ、及び気化された投与量を予測するユニットのような実行ロジック１１０、警告、警報ユニット、及び／または温度ディテクタ、センサ１０７も含まれていてもよく、これらの部品は、分離していてもよい。

どのような気化可能な材料も使用することができ、気化されるための材料を含む、貯蔵器（例えば、湧き出し、容器、カートリッジ、または同種のもの）を含んでいる。気化されるための材料は、キャリア及び、ここでより詳細に議論されるように、１以上の有効成分を含んでいてもよい。

一般に、気化された投与量を予測するユニットは、部分的な投与量の間隔として言うことができる、期間（例えば、１息の間）を複数の順次的な時間の間隔に分けるように構成され、それぞれの部分的な投与量の間隔の間、生産された気化ガスの部分的な投与量（または質量）を決定する。気化された投与量を予測するユニットは、それから、実際に生産され、おそらく使用者に供給された投与量を決定するために、これらを足し合わせる。それゆえ、装置は、気化された投与量を予測するユニットを含み、タイマまたはクロック１１７を含んでもよく、期間（例えば、１０ｍｓｅｃと２００ｍｓｅｃの間）の中の、いかなる適当な期間の間隔を発生することができる。それゆえ、気化された投与量を予測するユニットは、時間の間隔の継続期間に関連する周波数（例えば５Ｈｚと１００Ｈｚの間など、５Ｈｚと１２０Ｈｚの間、５Ｈｚと１４０Ｈｚの間、５Ｈｚと１５０Ｈｚの間、５Ｈｚと１８０Ｈｚの間、５Ｈｚと２００Ｈｚの間、５Ｈｚと３００Ｈｚの間など）において、サンプルを抽出する。気化された投与量を予測するユニットは一般的に、それぞれの部分的な投与量の間隔の前、または始まるときに、供給された電力を含んでいてもよい、ヒータコントローラからの入力において、それぞれ部分的な投与量の計算に基づく。気化された投与量を予測するユニットは、それぞれの部分的な投与量の間隔の始めと終わりの温度（例えば、直前の部分的な投与量の間隔の終わりの温度または温度に比例する値）に比例する入力も受ける。温度がそれぞれの投与量の間隔の平均値であるバリエーションにおいて、気化された投与量を予測するユニットは、投与量の間隔の間の温度と、それに先行する直前の投与量の間隔の温度を受けてもよい。気化された投与量を予測するユニットはそれから、下記により詳細に記載されているように、この与えられた電力と温度の情報を使って、その間隔の間の気化ガスの投与量（例えば、質量）を計算してもよい。これらの間隔の値（投与量の間隔の値）は、全期間を通して足し合わされ、発生された気化ガスのすべての投与量を決定してもよい。気化された投与量を予測するユニットも、それから、例えば、気化可能な材料の有効成分の濃度に基づいて変換することによって、気化ガスのこの投与量を気化ガスの有効成分の投与量へ変換してもよい。以前にそのすべてにおいて、参照することによって組み込まれる、２０１４年１２月２３日に出願された、米国特許出願１４／５８１，６６６、発明の名称、「気化装置システム及び方法」も、上記に記載されているのと同様に、温度の測定と制御のための方法と器具を含む気化装置を記載している。

上述のように、いくつかのバリエーションにおいて、装置によって気化されている気化可能な材料のための温度は、追加のセンサを必要とすることなく、ヒータから求められる。例えば、ヒータの抵抗の相対的な変化（例えば、抵抗率温度係数）が、ヒータの温度を概算するために、参照抵抗と連動して、使われる。変換要因は、ヒータの抵抗率と参照抵抗率の割合を、実際の温度の値に変化するために使われてもよいが、いくつかのバリエーションにおいて、システムと、特に気化された投与量を予測するユニットは、変換係数によって、乗算することなく、直接、比例する値を使ってもよい。これらの値は、それゆえ、温度に比例する。例えば、これらの器具のいずれかは、ＴＣＲに基づくヒータの温度を求めるためのロジックを含んでいてもよい。ヒータの抵抗（例えば、抵抗加熱器）は、ヒータから分離している参照抵抗の抵抗（Ｒ_{ｒｅｆｅｒｅｎｃｅ}）と同様に、器具の操作の間、測定される（Ｒ_{ｈｅａｔｅｒ}）かもしれない。ヒータの抵抗と参照抵抗の比（Ｒ_{ｈｅａｔｅｒ／}Ｒ_{ｒｅｆｅｒｅｎｃｅ}）は、ヒータの温度（上記室温）と線形に比例し、直接調整された温度へ変換することができる。例えば、室温に対するヒータの温度の変化は、（Ｒ_{ｈｅａｔｅｒ／}Ｒ_{ｒｅｆｅｒｅｎｃｅ}−１）×（１／ＴＣＲ）のような式を使って計算されてもよく、ここで、ＴＣＲは、ヒータの抵抗率温度係数である。１つの実施例において、特定の装置のヒータのＴＣＲは、０．０００１４である。ここで記載された部分的な投与量及び投与量を決定することにおいて、使われる温度の値（例えば、さらに下記で詳細に記載されている、投与量の間隔Ｔｉの間の気化可能な材料の温度）は、単位のない抵抗比（例えばＲ_{ｈｅａｔｅｒ}／Ｒ_{ｒｅｆｅｒｅｎｃｅ}）を言ってもよく、規格化された／訂正済みの温度（例えば℃で）で言ってもよい。

それゆえ、気化された投与量を予測するユニットは、期間の中の、複数の部分的な投与量の時間の間隔のそれぞれの間、気化可能な材料を気化するために、ヒータコントローラによってヒータへ、供給される電力の量、それぞれの部分的な投与量の時間の間隔の間、気化されている気化可能な材料の温度、及びそれぞれの部分的な投与量の時間の間隔の前に、気化されている気化可能な材料の温度、に基づいて、期間の間、使用者に供給される気化ガスの投与量を決定するように構成されてもよい。ちょうど言及したように、気化されている気化可能な材料の温度は、温度に比例する入力を言ってもよい。

図１Ａに示された他の任意の特徴は、息センサ１１３及び／または投与量出力１１５を含んでもよい。息センサは典型的に、使用者による息の利用を検知し、圧力センサ、流量センサ、または接触センサ（例えば、唇の接触センサ）を含んでいてもよい。投与量出力は、視覚の出力（例えば、ＬＥＤ、モニタなど）、音の出力（ブザー、発信音など）、触覚の出力（振動器など）または同種のもの、を含む、すべての適当な出力を含んでもよい。投与量出力は、例えば、投与量のしきい値に達したとき、使用者に警告または警報として働くかもしれない。

図１Ｂ−１Ｄは、吸引可能なエアロゾルを発生するための、電子タバコ、医療吸引器、またはその他の吸引装置のような、典型的なコンパクトな電気気化装置の部品１００を示す。コンパクトな電気装置１００は、カートリッジ３００または装置本体２００の中に挿入することができる、取り外し可能な、容器を受けるカートリッジ容器２１０と一体の装置本体２００を含むことができる。マウスピース３１０によって、使用者は、装置によってエアロゾル化された材料を吸い込むために装置に息を吹きかけることができる。

装置本体２００は、充電電池のような電源２３０、装置のための操作ロジックとソフトウェアの指令を備えるマイクロコントローラを含むプリント基板（ＰＣＢ）２４０と、使用者が装置からの気化ガスを吸ったときに感知するための息センサ２７０を含むことができる。

カートリッジ３００はヒータ３６０と、気化された材料を貯蔵するように構成された材料貯蔵部分３２０を含むことができる。ヒータ３６０は、電源２３０によって、電力を与えることができる。この実施例において、ヒータ３６０は、ここで上記に記載されたように、例えば、抵抗率温度係数（ＴＣＲ）と参照抵抗を使って、温度センサとして使われてもよい。代わりにまたは加えて、ヒータ及び／または気化可能な材料に熱的に接触する分離した温度センサ（例えば、サーミスタなど）が使われてもよい。温度センサは、一般に、ヒータ３６０の中に気化可能な材料の温度を測定するように構成されてもよい。ヒータの温度は、ＰＣＢ２４０のマイクロコントローラによって制御されてもよい。

装置１００（またはその他の気化装置）は、気化され、使用者に供給された材料の量を決定するように構成された基板に取り付けられた処理を含むことができる。

図１Ｅは、器具（装置１００）の中に、気化された材料の量を決定することができる別の典型的な気化器具を表すフローチャートを示す。示したように、電源２３０、ヒータ３６０、温度センサ２５０、及び息センサ２７０が、制御ユニット１０と連絡可能に連結されている（図１Ｂ−１Ｄに示された１以上のプリント基板の一部であることができる）

制御ユニット１０は、加熱素子コントローラ４、気化された質量を予測するもの（気化された投与量を見積もり、予測するユニットのタイプである、ＶＭＰまたはＶＭＰユニット）８及びメモリユニット１１を含むことができる。いくつかの実施形態において、装置におけるユーザインターフェース１３は、吸い込まれた気化ガスの量のような、装置に関連する情報を使用者に供給することができる。制御ユニットの中のインターフェースコントローラ１２は、ユーザインターフェース１３を制御するように構成されることができる。いくつかの実施形態において、装置は追加的に、警報ユニットを備える。

使用者によって受けた気化ガスの量を決定するために、制御ユニット１０は、息の間（息センサ１５によって決定されることができる）の温度読み取り７と電力読み取り５を、予測された気化された質量９を計算することができる、ＶＭＰユニット８へ送る。いくつかの実施形態において、ＶＭＰユニット８は、予測された気化された質量９をメモリユニット１１へ送る。いくつかの実施形態において、ＶＭＰユニット８は、予測された気化された質量をユーザインターフェースコントローラ１２へ送る。いくつかの実施形態において、プロセッサは指示を加熱素子コントローラ４に送るコントローリングロジック１４を備える。いくつかの実施形態において、方法は、警報ユニットを稼働することを備える。

＜気化された気化可能な材料の計算−典型的な方法＞
いくつかの実施形態において、装置１００のような、気化装置の中に、気化可能な材料から発生された気化ガスの量は、電源によって気化可能な材料へ供給された電力と気化の間に発生された温度から計算されることができる。いくつかの実施形態において、気化された材料から発生された気化ガスの量は、消費されたエネルギと気化の間に発生された温度の関数として、計算されることができる。すなわち、ヒータコントローラによって設定されたような、電源（電源２４０のような）によって供給された電力（いくつかのバリエーションにおいて、ヒータまたは電源から測定されることができたけれども）と、温度センサ（温度センサ２５０のような）によって測定されたような、気化された材料の温度（チャンバ３２の中のような）は、発生された及びまたは吸引された気化ガスの量を決定するために使われることができる。

いくつかの実施形態において、気化されたすべての質量は、方程式１に基づいて予測され、決定されることができる
［式２］

ここで、Δｍ_{ｖａｐ，ｃｕｍｕｌａｔｉｖｅ}は、固定された時間の増加であるそれぞれの間隔、サンプリング間隔ｉ＝１からｉ＝ｎの間の気化されたすべての質量であり、Ｐ_ｉは間隔ｉの間に供給された電力であり、ａ、ｂ、ｃは定数であり、Ｔ_ｉは間隔ｉの温度読み取りであり、Ｔ_ｉ−ｌは、現在の間隔の直前の間隔の温度読み取りである（ｉ−１は間隔ｉの直前である）。いくつかのバリエーションにおいて留意すべきは、温度は、室温（または始まりの温度）に対する温度であることができ、Ｔ_ｉ’（例えばＴ_ｉ’、Ｔ_ｉ−１’など）として表されることができる。

この関係の別の表現は、以下のように記載されることができる。
［式３］

この実施例においては、異なる係数が使われる（例えばｄ、ｅ）。この表現は、数学的に等価であるが、必要とされるより少ない数論的関数を有し、方程式１よりさらに単純にマイクロコントローラを使って実行される。

係数ａ、ｂ、及びｃは、経験的に決定されることができる物理定数を反映してもよく、使われる気化可能な材料に依存して変えることができる。例えば、定数ａ、ｂ及びｃは、気化されている材料の潜熱や比熱に依存することができる。定数は、さらに、加熱される必要があるシステムのすべて（例えば、芯とコイル、液体材料とヒータのような）の質量に依存することができる。下記に記載された１つの典型的な実施形態において、ａは、０．０２５に等しく、ｂは、３６７に等しく、及びｃは、３０に等しい。別の実施形態において、ａは、０．１８に等しくでき、ｂは、２０００に等しくでき、及びｃは５０に等しくできる。これらの定数は、実験的に決定されてもよく、気化可能な材料とヒータの大きさと材料の特性を知る理論的な値に基づいてもよい。

例えば、いくつかの実施形態において、係数ａ、ｂ、及びｃは、データの量を集めることによって及び数学的なアルゴリズムを実行することによって決定することができる。例えば、分析用の吸引または喫煙機械は、１以上の状況下で、気化装置を試験するために使われることができる。総微粒子物（ＴＰＭ）は、分析用の吸引または喫煙機械を使って気化装置から集められることができる。いくつかの実施形態において、ＴＰＭは、フィルタパッドに集めることができる。フィルタパッドは、フィルタ上のＴＰＭの重さが、決定できるように、ＴＰＭが、フィルタに集められる前と後に質量を測られることができる。いくつかの実施形態において、（ａ、ｂ及びｃ）の実験的な決定は、息の連続を通して電力と温度を測定し、重力測定法でそれらの息の間、装置によって失われた累積の質量を測定することによって、達成される。装置によって失われる質量は、ＴＰＭ（ｍｇ）のすべての供給された質量と等しくなるように取られる。ａ、ｂ、及びｃの最もよい値は、それから、実験的な質量の供給、電力及び温度データへ上述の方程式を合わせることによって決定される。定数（例えば、ａ、ｂ、ｃまたはａ、ｄ、ｅ）は、装置と製剤のタイプの相違に適応するために調整されることができる。

放出された気体の質量、特定の時間間隔の間（例えば息の一部）、材料を気化するために与えられた電力、及びその期間気化される前と後の材料の温度の間の関係と関連している定数の値を決定する方法の一実施例は、下記に記載されている。この実施例において、装置は始めに重さが量られてもよい。それから、息の連続は、試験の継続期間を通して、電力と温度を記録する間（例えば、サンプリング周波数２０Ｈｚのような、例えば、５Ｈｚと１００Ｈｚの間、５Ｈｚと２００Ｈｚの間など）、取られてもよい。これは、かなり大きなデータセットを達成するまで、何度も（例えば、５、１０、１５、２０、２５、３０、３５、４０、４５、５０、６０、７０、８０、９０、１００、１２０、１５０、２００など、または５から１０００の間、１０から５００の間、１０から２００の間、など）繰り返されてもよい。１つの実施例において、プロセスは、２９回繰り返される。ｍ＿ｖａｐはそれから、最初の質量から最後の質量を差し引くことによって、それぞれのサンプルのために計算される。代わりに、気化ガスの質量が、例えば、フィルタパッドに気化ガスを当てることによって直接測定されてもよく、及び、ｍ＿ｖａｐを得るためのパッドの質量の変化を使用してもよい。これは、気化ガスのいくらかは、パッドを通り抜け、または他の表面に堆積するかもしれないので、正確性が少なくなるかもしれない。単純な重量測定の分析のために、装置を測定することは、好ましいかもしれない。

すべてのデータを集めた後、それぞれのサンプルのための継続時間を通して温度と電力のための値のセットと同じように、ｍ＿ｖａｐの見積りは、それから、その定数を解くために使われるかもしれない。例えば、方程式（１）において、定数ａ、ｂ及びｃは、このデータから決定される。代わりに、方程式の式（例えば、下記に記載される、方程式２を参照）が使われるかもしれない。例えば、ａ、ｂ、及びｃの値は、ＳＵＭ［ｔ＝１ ｔｏ ｔ＝ｎ］（ａＰ−ｂ（Ｔ_ｉ−Ｔ_ｉ−１）−ｃＴ_ｉ）は、それぞれのサンプルのために測定されたｍ＿ｖａｐへ一番適合するものを見つけるために解くことができるように決定されるかもしれない。すでに述べたように、これは、気化ガスの質量、与えられた電力及び測定された温度のいずれかの式のために実行されてもよい。いくつかのバリエーションにおいて、これは、適当な方程式のデータに適合するために、勾配降下法のアルゴリズムを使って、実行されてもよい。勾配降下法のアルゴリズムは、誤差を最小化するように、定数（例えばａ、ｂ、及びｃ）の最適な値を見つけるために計算的に安いので、有益であるかもしれない。しかしながら、いくつかの適当なカーブフィッティングアルゴリズムまたは方法が使われてもよい。この第一の実施例において、３つの異なる定数は、幾分大きなデータセットに合わせられる。

いくつかの実施形態において、時間の間隔ｉ（例えば、部分的な投与量の時間の間隔）は、２０ｍｓと２００ｍｓの間である（例えば、２００ｍｓｅｃ、１８０ｍｓｅｃ、１５０ｍｓｅｃ、１２０ｍｓｅｃ、１００ｍｓｅｃ、９０ｍｓｅｃ、８０ｍｓｅｃ、７０ｍｓｅｃ、６０ｍｓｅｃ、５０ｍｓｅｃ、４０ｍｓｅｃ、３０ｍｓｅｃ、２０ｍｓｅｃ、１０ｍｓｅｃなど、より小さい）。温度と電力の測定は、１０Ｈｚから３０Ｈｚの間のような、約２０Ｈｚであるような、５Ｈｚから５０Ｈｚの間の周波数で取得される。

一般に、電力は、部分的な投与量の時間の間隔の間、気化可能な材料を加熱して、気化可能な材料を気化するために、供給された電力（例えば、いくつかのバリエーションにおいて、ヒータコントローラによってヒータへ与えられた電力）と言ってもいいかもしれない。与えられた電力は、ヒータコントローラ（例えば、ワット、ジュール、ジュール／ｓｅｃ^２ボルト×ボルト、ボルト×ボルト／抵抗、など）から直接読み取られてもよく、及び／または、例えば、あらゆる適当な電力センサ（電圧計、ホール効果センサ、誘導性センサ、直接測定センサ、電圧レスポンス測定センサなど）を使って、感知されてもよい。電力は、時間の間隔の間（例えば、部分的な投与量の間隔）または直前に測定されてもよく、その間隔の間、材料を気化するために、与えられた電力を示している。例えば、部分的な投与量を決定するために使われた電力は、ヒータに電力を与えつつ、同時にヒータコントローラから伝送されてもよい、いくつかのバリエーションにおいて、電力Ｐ_ｉは、この電力は、それから、測定されている投与量の間隔の間、気化可能な材料によって吸収されるので、間隔ｉの直前の間隔の間（例えばｉ−１）、与えられた電力である。代わりに、電力Ｐ_ｉが関連のある投与量の間隔ｉの間、直接または間接で、感知された電力であるときもある。

同様に、測定された温度は、部分的な投与量の時間の間隔Ｔ_ｉの間、気化されている気化可能な材料の温度であってもよい。これは、投与量の間隔の間、始め、及び／または終わりに直接または間接に感知される。十分に短い間隔の間、この差異は、重要でないかもしれない。部分的な投与量の時間の間隔の前に気化されている気化可能な材料の温度は、直前の時間の間隔（例えばＴ_ｉ−１）からの投与量をいい、始め、終わり、または前の時間の間隔の間の温度でもあってもよい。代わりに、いくつかのバリエーションにおいて、部分的な投与量の時間の間隔の前に気化されている気化可能な材料の温度は、Ｐｉが与えられる直前（例えば、電力の供給の始めまたは始まるちょうど前）の気化された材料の温度を言ってもよい。部分的な投与量の時間の間隔の間、気化されている気化可能な材料の温度は、電力の間隔の供給の終わりの材料の温度を言ってもよい。

気化されている材料へ与えられる温度と、電力は、典型的に、例えば、気化されるための材料の塊というよりはむしろ表面の近くの、エネルギの供給によって、気化ガスへ結局改質することになるであろう、材料（例えば、いくつかのバリエーションにおいて、芯における材料）の部分に与えられる温度と電力を言う。

いくつかの実施形態において、温度と電力の読み取りは、息センサ２７０によってのような、使用者の息が検知されるときのみ、一緒にすることができる。使用者の息の検知は、マイクロコントローラが、引き出された気化ガスの量を計算し始めることによって稼働することができ、一方で、使用者の息の終わりの検知は、マイクロコントローラが引き出された息の量を計算することをやめることで、引き起こすことができる。それゆえ、いくつかの実施形態において、方程式１は息の継続時間を通して積算されることができる。他の実施形態において、測定は、装置がオンの時間の間を通して連続的に取得され、積算されることができる。さらに別の実施形態において、積算時間は、あらかじめ設定され、または使用者の選択であることができる。

いくつかの実施形態において、ＴＰＭは、ニコチンのような、有効成分のすべての量のような、吸引される特定の化合物のすべての量を決定するために調整されることができる。例えば、ＴＰＭは、さらに下記に記載されているように、気化可能な材料において、有効成分のパーセンテージと掛け合わされることができる。

図１０は、ちょうど記載されているように、時間の間隔を通して、気化ガスの投与量を決定するこの第１の方法を描く。例えば、図１０において、投与量（ｔ_ｐ）を決定するための時間の間隔は、初めに設定され、または１０００で始められる。期間の始めは、使用者、医師、または相手によって始動させられてもよく、例えば使用者が気化装置に息を吹きかけ始めた場合（例えば、息センサを使って）のように、自動的に始めてもよい。期間の継続時間も、あらかじめ決定されてもよく（例えば、固定され、例えば、２秒、３秒、４秒、５秒、６秒、７秒、８秒、９秒、１０秒、１１秒、１２秒、１３秒、１４秒、１５秒、１６秒、１７秒、１８秒、１９秒、２０秒、２５秒、３０秒、３５秒、４０秒、４５秒、５０秒、５５秒、６０秒、１．５分、２分、３分、４分、５分、１０分、１２分、１５分、２０分、３０分、１時間、２時間、３時間、４時間、５時間、６時間、７時間、８時間、９時間、１０時間、１１時間、１２時間、など）、可変であってもよく、使用によって設定されることも含み、息の終わりを感知することによって決定されてもよい。いくつかのバリエーションにおいて、期間は、すべての投与量が、複数の息を含むかもしれない、すべての活動期間の間、決定されるように、始めるときに活動期間が設定される。いくつかのバリエーションにおいて、それぞれの息は、期間として考えられ（例えば、息センサを用いて）、投与量は息ごとに決定され、または、１つの活動期間における息はすべてを通して集められてもよい（１活動期間は、特定の時間の窓、例えば５分、１０分、２０分、３０分、１時間、２時間など、の中のように画定されるかもしれない。）

期間は、典型的に、部分的な投与量が計算されるかもしれない、個々のサンプル期間に、時間を分ける、多数の時間の間隔ｉを含む（ここでは部分的な投与量の時間の間隔ともいう）。多数の時間の間隔ｎは、期間が固定されたとき、あらかじめ決定されてもよく、またはオープンであってもよい（例えば、連続的に増加される）。時間の間隔の継続時間は、それらは典型的に、固定されるが、固定されても可変でもよい。継続時間は、例えば、約２００ｍｓｅｃと約１０ｍｓｅｃの間であってもよい。時間の間隔は、即座にお互いに隣り合ってもよく（例えば、実時間）、それらは、オフ期間によって分離されてもよい。時間の間隔は、一般的に、順次的であると考えられてもよい。

それぞれの時間の間隔の間、気化可能な材料（例えば、あらゆる有効成分を含む、気化ガス）の部分的な投与量は計算されてもよい。これは、上記に記載したように、器具の部分（または器具と連結する）、気化された投与量の予測（例えばＶＭＰユニット）によって、制御され、実行されてもよい。それぞれの時間の増加ｉの間、器具は、前の時間の間隔、Ｔ_ｉ−１から、ヒータ及び／またはヒータの近くの気化可能な材料の温度を記憶してもよい１０１０。この温度の値Ｔ_ｉ−１は、この時間の間隔の間、気化されるための材料の温度を反映してもよく、それによって、時間の間隔のまさに始まった、（または、まさにちょうど始まる前）における温度であってもよい。それぞれの時間の間隔の間、器具は、その間隔ｉの間、ヒータに与えられた電力を制御する１０２０。注目すべきは、電力がヒータに与えられていないとき、電力の値はゼロであってもよいことである。もしヒータがまだ前の時間の増加（ｉ−１）と異なる温度であるとき、それからさらに、気化ガスが生産されてもよく、もしそうでなければ、それからほとんど気化ガスは、生産されなくてもよい。電力コントローラ（ヒータコントローラ）は、ヒータに供給される電力を気化された投与量を予測するものに伝送してもよい。

器具は、時間の間隔Ｔｉの間、ヒータ及び／または気化されるための気化可能な材料（例えば、ヒータの近くの材料）の温度を気化された投与量を予測するものへ伝送してもよい１０３０。

システムは、それから、ヒータに与えられた電力、直前の間隔の温度（Ｔ_ｉ−１）と間隔の温度（Ｔ_ｉ）を使って、現在の時間の間隔ｉのために部分的な投与量の見積もりを決定してもよい（例えば、気化された投与量を予測するものを用いて）１０４０。例えば、上記で議論した、方程式１または２は、気化された投与量を予測するものによって実行されてもよい。部分的な投与量の見積もりは、情報（Ｐ_ｉ、Ｔ_ｉなど）のいずれかと共に、記憶されてもよい（例えば、個々のデータとして分離して、または、期間の累積の投与量に加えられて、またはその両方）。気化された投与量を予測するものは、これらの値を記憶するための１以上のメモリ（例えば、メモリレジスタ）を含んでいてもよい（注目すべきは、現在の間隔におけるＴ_ｉは、次の間隔の間、Ｔ_ｉ−１になってもよい）。

それぞれの時間の間隔の終わりにおいて、器具は、あらかじめ決定された数の間隔ｎに達した（ｉ＝ｎ）かまたは、いくつか他の始動イベント（例えば、息の終わり、活動期間の終わりなど）、または両方である、期間の終わりに達したならば、見ることをチェックしてもよい。もしそうでなければ、それからシステムは間隔を増加して（ｉ＝ｉ＋１）、次の間隔に動いてもよい１０５０。終わりに到達するとすぐに、いくつかのバリエーションにおいて（例えば、累積レジスタが保存されていなかった）、部分的な投与量のすべては、加えられてもよい１０６０。注目すべきは、これらのバリエーションのいずれかにおいて、部分的な投与量のすべてを加えるこのステップは、それぞれの新しい間隔が過ぎたときに、例えばそれらを計算する（それらを足し合わせる）ように、進行中に行われてもよい。それゆえ、期間の間、供給された気化ガスのすべての投与量を決定するために、気化された投与量を予測するユニットで計算された部分的な投与量を足し合わせるステップは、期間の終わりか、部分的な投与量が決定されるような、期間の継続時間の間にされてもよい。

図２及び３は、吸引または喫煙機械を使って、方程式１を使って予測されたＴＰＭと、実際に読み取られたＴＰＭの関係を示す。図２のグラフは、機械の試験のために予測されたＴＰＭ（実線）と測定されたＴＰＭ（点線）の関係を示す。この試験において、２乗されたＲは０．７８である。

図２と３のためのデータを集めるために、吸引または喫煙機械は、気化可能な材料を保持するために分離した取り外し可能な容器を積み込まれた電子の気化装置を使って、設定された。２つの装置が直列に配置された。温度と電力の測定が集められた。１０の息が吸引または喫煙機械が取得された（５５ｃｃ／３ｓｅｃ）。質量の損失（またはＴＰＭの損失）は、１０の息ごとに測定された。３１のサンプルの読み取りが、２つのプロトタイプの電気気化装置と、４つのプロトタイプの容器を使って集められた。電力と温度が集められたデータは分析された。電力と温度のデータの比較は、蒸発レートとエネルギ消費と温度を関連づけるために、実際に測定された質量の損失と比較された。Ｒ^２＝０．７８で、２９サンプルが±１５％の範囲内に収まり、残った２サンプルが１７％の範囲内に収まることがわかった。図２は、予測された、及び測定された値である、総微粒子の質量の図式的な関係を示す。図３は、実際の読み取りに対する、予測された値のすべてのデータセットを示す。

図２に示された実施例において、ここで記載されているように、方程式１にしたがって、気化された質量の予測式を実行することによって、予測されたＴＰＭ（ｍｇ）と実際のＴＰＭ（ｍｇ）の表形式の、図式的な関係を確立することができる。気化された質量の予測式を、ＶＭＰユニットによって実行することができるプログラムを作ることを実行する。値は、無線または有線のデータ転送によって、調整装置に伝送され、さらに好ましくは、気化装置、それ自身に直接、埋め込まれることができる。図２に示された喫煙実験の結果は、ＴＰＭ水準に関連づけられる気化可能な材料の量を制御するために、使用者や、その他の個人に情報が提供され、許されることができる。

図２と図３の結果は、方程式１が、関数フィッティング及び／または、息の継続時間及び／または、除去した集まりのための電力が関連づけられると仮定したとき、たどり着く不一致を通して、有利に改良することができることを立証する。

被験者による喫煙試験も気化可能な材料を保持する分離した取り外し可能な容器と一体になるように構成された電気気化装置を使って実施された。被験者のための基準は、喫煙のパターンまたは無作為の息の習慣における多様性、定期的にかまたは習慣的に、すでに喫煙しているか吸引している、使用者のボランティアの参加者を含んだ。参加者は、普通に息をすることを求められ、広い種類の息の行為が、被験者から被験者へ観測され、同じ被験者からの息の間でさえも観測された。それゆえ、参加者の息の特性は、変わりやすく、１息あたり１ｍｇから５ｍｇの息を含んだ。例えば、いくつかの被験者の息は、常に約３ｍｇで変わらず、一方で、他は、１つの息で２ｍｇで次に４ｍｇであった。図４の表は、人の試験の測定されたＴＰＭを示す。第１のカラムは、目標（４０ｍｇであった）からの％誤差を示す。第２のカラムは、気化された質量の予測式のさらなる調整のための測定基準であることが可能な、平均からの誤差を示す。所有の容器にある気化可能な材料の製剤は、２ｍｇのニコチン（５％の質量によるニコチン）に対応することができる、すべて液体の４０ｍｇを含むことができる。試験は、装置の調整が、正確に、特定の計量された投与量であることができる投与量に分割することができる。ここで、喫煙試験は、１１人の被験者で実施された。２３サンプルの読み取り（または結果）が４０ｍｇの目標の±１５％の範囲内に収まる。のこりの２つのサンプルは１７％の範囲内に収まる。取得されたサンプルの平均は、４２．１ｍｇである。変動係数は５．９６％である。すべてのサンプルは、平均の１１％以内に収まる。

いくつかの実施形態において、単に、息の継続時間を測定することは、気化された質量の不正確な計量をもたらす可能性がある。図５及び図６は、電力、時間と温度の関数として、ＴＰＭを相互に関連付ける図を示す。実施時において、ＴＰＭ（ｍｇ）の関係において、電力、時間及び温度の関数として、ここで記載されたような気化された質量を予測する方法を確立できる。

１つの態様において、図５及び図６において、本開示は、電力、時間と温度の関数として、気化された質量（ｍｇ）を捕らえるリアルタイムグラフプログラムを描く。図５及び図６において、一番濃い線５０１、５０１’（温度のラベル付き）は、ヒータの温度（１から引かれたものを示す）に比例する抵抗比（Ｒ_{ｈｅａｔｅｒ}／Ｒ_{ｒｅｆｅｒｅｎｃｅ}）によって与えられる。これは、例えば、単位（例えば℃）へ変換する１／ＴＣＲを掛けてもよい。それゆえ、投与量を計算することにおいて、それぞれの間隔の間決定された温度（Ｔ_ｉ及びＴ_ｉ−１）は、コイルの測定された抵抗であり、基準線は基準線抵抗である（おそらく室温において、ヒータから分離して構築される）。温度の上昇は、１／ＴＣＲの因子によって、室温で、温度上昇と線形であり、ここでＴＣＲは、抵抗率温度係数である。図５と図６の両方において、中間の濃さの線５０２、５０２’（電力のラベル付き）は、コイルに供給された電力である（例えばワットで）。さらに、図５と図６の両方において、一番薄い線５０３、５０３’（蒸発レートのラベル付き）は、この例では、ｍｇ／ｍｓｅｃの蒸発（気化）レートである。これは、前に議論された、方程式１または方程式２の式のような、式を実行することによって導き出されてもよい。この実施例における値は、ｍｇ／サンプルの代わりにｍｇ／ｍｓｅｃにするために、５０ｍｓ／サンプル（間隔の時間）で割られてもよい。このカーブは、息から供給されたすべての投与量を与えるために、息の時間進行を通して、積算されることができる。図５と図６において、左の軸は、電力、温度及び蒸発レートのために異なった縮尺で描かれている。図５と図６は、あらかじめ決定された２つの異なる息のプロファイルにおいて取得された息の例を描く。図５において、３５ｃｃの息が約３秒間、引っ張り出された。図６において、７０ｃｃが約３秒間ではき出され、図６における流量は、図５におけるそれの２倍である。描かれたように、図６を図５と比較して、図６の早い息のために、より多くの質量が取り除かれる（気化された質量）。異なる息は、材料の異なる量を気化する。本開示は、システムは、典型的に、息の間、不変の流量を持たない、息のプロファイルの変化に応答し、期間が変わることを表す。この挙動は、さらに、上記で議論された人の研究によって支持されることができ、矛盾のない結果が、個々のまたは固有の人の息の、息をする特性の典型の不一致であっても、得られた。

＜気化された気化可能な材料の計算−第２の典型的な方法＞
いくつかの実施形態において、装置１００のような、気化装置は、気化された材料の量が、同じ、または同様の装置の動作に基づいて決定されることができるような、同じまたは同様な装置を使って、実行される前の測定に基づいて調整されることができる。例えば、装置は、総微粒子物（ＴＰＭ）解放容量（ｍｇ）と、関数適合法による装置からエアロゾル化する材料の１以上の気化パラメータの間の関係を決定するために、関数適合法を用いて調整されることができる。

いくつかの場合において、エアロゾル化する材料の気化パラメータへの総微粒子物（ＴＰＭ）解放容量（ｍｇ）の関係から有効材料容量を得るために装置の調整のための方法は、その機能的な操作のパラメータへ、分析用の吸引または喫煙機械を設定することと、１以上の条件下で装置を試験することを備えることができる。いくつかの場合において、変えられることができる条件は、息の体積及び／または流量を備えることができる。条件（例えば、気化パラメータ）は、息の継続時間（ｓｅｃ）、息の体積（ｍｌ）、流量（ｍｌ／ｓｅｃ）、電力（ワット）、電圧（ボルト）からなる群から１以上の可変に選ばれることを含む。いくつかの場合において、典型的な範囲は、それぞれ１ｍｌ−１００ｍｌの体積、０．２秒−１０秒の継続時間、２−１００ｍＬ／ｓ、２．５−４．２Ｖに限られないが含む。

総微粒子物（ＴＰＭ）は、電気気化装置から集めることができる。いくつかの場合において、ＴＰＭは、フィルタパッドに集めることができる。フィルタパッドは、フィルタ上のＴＰＭの重さが決定されるように、ＴＰＭがフィルタに集められる前と後で重さを量ることができる。いくつかの場合において、フィルタの風袋の重さを量ることができる。気化されるための装置における材料の重さは、気化する前に記録される。いくつかの場合において、気化されるための装置における材料の重さは、装置を操作する前に測定され、記録されることができる。いくつかの場合において、装置における気化可能な材料の重さは、装置における１以上の息の後、測定され、記録されることができる。気化可能な材料の重さにおいて、最初の重さと、１以上の息の後の重さの間での違いは、フィルタに集められたＴＰＭの重さと比較されることができる。いくつかの場合において、気化可能な材料の重さにおいて、最初の重さと、１以上の息の後の重さの間での違いとフィルタに集められたＴＰＭの重さは、実質的に同じであることができる。フィルタに集められたＴＰＭは、１以上の息の間、装置において、気化可能な材料から気化された材料を備えることができる。

いくつかの場合において、分析用の吸引または喫煙機械は、人によって気化装置から気化された材料の吸引をシミュレートするために構成された機械であることができる。機械の喫煙装置が１以上の装置に製剤を気化する一方で、装置からのＴＰＭは、１以上のフィルタパッドにおいて集められることができる。それぞれの装置は、異なるフィルタパッドに集められた電気気化装置から解放されたＴＰＭを有することができる。それぞれのフィルタパッドのために、装置によって解放されたＴＰＭの量は、決定されることができる。気化可能な材料の最初の重さに関連する個々の装置によって解放されたＴＰＭの量は、計算されることができる。いくつかの場合において、この手順は、例えば、漸進的に機械の吸引または喫煙装置の息の継続時間（ｓｅｃ）の増加及び／または減少によって、変えられる吸引条件で繰り返されることができる。いくつかの場合において、手順を、機械の喫煙装置の息の体積（ｍｌ）を変えることで、繰り返すことができる。息の体積は、１ｍＬ−１００ｍＬ、さらに好ましくは、２０−８０ｍＬ、最も好ましくは、３０−６０ｍＬの範囲で変えることができる。いくつかの場合において、手順を、機械の喫煙装置の流量を変えることで、繰り返すことができる。機械の吸引または喫煙装置の流量は、２−１００ｍＬ／ｓ、さらに好ましくは、５−５０ｍＬ／ｓ、最も好ましくは、１０−３０ｍＬ／ｓの範囲で変えることができる。いくつかの場合において、手順を、機械の吸引または喫煙装置の電力を変えることで、繰り返すことができる。喫煙装置の電力（ワット）は、２ワットから２０ワット、さらに好ましくは、３ワットから８ワットの範囲で変えることができる。いくつかの場合において、手順を、機械の吸引または喫煙装置の電圧を変えることで、繰り返すことができる。装置の電圧は、２．５Ｖ−４．２Ｖ、さらに好ましくは、３．０−４．２Ｖの範囲で変えることができる。

対応するＴＰＭ解放容量（ｍｇ）への息の体積は、表にすることができる。息の体積と、対応するＴＰＭ解放容量（ｍｇ）の間の関係は、図で、及び／または表で表示され、装置を使うときに、使用者によって消費される気化ガスの量を予測し、決定し、または見積もるために使われることができる。例えば、図９Ａ及び図９Ｂは、吸引または喫煙機械から集められた以前の調整データに基づいて、使用者に吸引される気化ガスの量を決定するまたは見積もるために使うことができる、典型的なルックアップテーブルと図を示す。値は、無線または有線のデータ移動によって、装置１００のＰＣＢ２４０の中のマイクロコントローラのような、装置へ伝送されることができる。図９Ａ及び９Ｂに示された調整の実験の結果は、ＴＰＭ水準と関連づけされた有効材料の量を理解し、制御するために、使用者、または他の個人へ、情報を提供され、許されることができる。

＜気化された質量を予測するユニット＞
装置１０、１００、１００’のような、気化装置は、制御ユニット１０、１１０の中のような、気化された質量の予測するもの（例えば、ＶＭＰユニット）を含んでいてもよい。ＶＭＰ１０９は、ここで記載された、いずれかの方法に従って供給された投与量を決定するためにここで記載されたロジックを実行してもよい。いくつかの実施形態において、ＶＭＰは、通信的に、息センサ（任意に）、ヒータ（例えば、ヒータ要素）コントローラ、警報ユニット及び／またはコントローリングロジック、の１以上と連結する。いくつかの実施形態において、ＶＭＰユニットは、通信的に、息センサ、タイマ、ヒータコントローラ及び警報ユニットまたはコントローリングロジックのいずれかと連結する。いくつかの実施形態において、ＶＭＰはプロセッサで実行するソフトウェア（例えば、ソフトウェアモジュールまたは制御ロジック）を含む。ＶＭＰユニットは、ヒータコントローラから電力の読み取り、温度センサから温度の読み取り、及びいくつかの場合において、息センサ及びタイマから息の継続時間または息の周期の読み取りをまとめることができる。ＶＭＰユニットは、それから、どのくらい気化ガスが気化可能な材料から気化されたか計算するであろう。

いくつかの実施形態において、それぞれの装置のＶＰＭユニットは、分離して調整されることができる。いくつかの実施形態において、ＶＰＭ調整は、知られた気化材料に基づいて設定されることができる。いくつかの実施形態において、装置は、ユーザが気化されている材料を入力するでき、次に方程式１の定数ａ、ｂ、ｃ及び／または関数適合カーブ、またはルックアップテーブルを設定する、ユーザインターフェースを含むことができる。

いくつかの実施形態において、ＶＭＰ（または、制御ユニットの別の部品）は、ＴＰＭに基づいて有効な材料の容量を計算することができる。有効な材料の容量へのＴＰＭは、電気気化装置に積まれた有機材料の組成に基づいて相互に関連づけられる。例えば、２０％−２５％の有効材料の割合を含む、有機材料は、当該有効材料の割合を含むＴＰＭ、ｍｇ、へ関連づけられるであろうからである。いくつかの場合において、有効材料の総転換（エアロゾル化）を仮定するために合理的であるかもしれない。例えば、大麻抽出物から選択された有機材料のために、有機材料は、２５％のカンナビジオール（ＣＢＤ）を含む大麻抽出物であり、それから、前記２５％ＣＢＤに相互に関連づけられた、ＴＰＭ、ｍｇ、は、好ましくは、有効材料の総転換（エアロゾル化）を仮定して、前記有効の化合物の割合を有するＴＰＭ、ｍｇ、を意味する。

いくつかの実施形態において、ＶＭＰユニットは、使用者によって調整可能であり、使用者が、警告される前、または、気化装置の素子が停止される前、またはコントローリングロジックが実行される前に気化されるための気化可能な材料の量をあらかじめ設定することができる。いくつかの実施形態において、ＶＭＰユニットは、気化可能な材料のあらかじめ設定された量が気化されたとき、使用者に警告する警報ユニットを従事させるであろう。いくつかの実施形態において、ＶＭＰユニットは、それから、気化可能な材料のあらかじめ設定された量が気化されたとき、気化装置を停止するであろう。いくつかの実施形態において、ＶＭＰは、気化装置が１つの息で材料の目標量を気化するつもりであるように、使用者が調整可能である。

いくつかの実施形態において、ＶＭＰは、気化装置が複数の息で材料の目標量を気化するつもりであるように、使用者が調整可能である。いくつかの実施形態において、ＶＭＰは、気化装置が１つの息で材料の目標量を気化するつもりであるように、使用者が調整可能である。いくつかのバリエーションにおいて、ＶＭＰは、装置は、材料の目標の量が気化された後、期間の間、停止することができるように、使用者が調整可能である。ＶＭＰは、装置が材料の目標の量が気化された後、警報を従事させることができるように、使用者が調整可能である。いくつかの実施形態において、ＶＭＰは、気化装置において、気化可能な材料の量があらかじめ設定されたしきい値を下回るときに警報を従事させる。いくつかの実施形態において、ＶＭＰユニットは、通信的に、メモリユニットと連結され、次の測定のいずれか複数を記憶する、電力、温度、息の継続時間の読み取り、またはこれらの組み合わせである。いくつかの実施形態において、ＶＭＰユニットは、気化された気化可能な材料の累積の量を計算するであろう。例えば、もし使用者が、１つの息で、あらかじめ設定された限界を完全に気化しなかったならば、ＶＭＰユニットは、複数の息を通して気化された気化可能な材料の量の跡を保持するであろう。いくつかの実施形態において、ＶＭＰユニットは、ソフトウェアモジュールである。いくつかの実施形態において、ＶＭＰユニットは、マイクロプロセッサである。いくつかの実施形態において、ＶＭＰユニットは、時間を超えて、電力、温度、圧力またはそれらの組み合わせを追跡する息のプロファイルを発生するであろう。

いくつかの実施形態において、ＶＭＰユニットから気化された、測定されたＴＰＭの正確性は、予測された値の少なくとも±２５％である。いくつかの実施形態において、ＶＭＰユニットから気化された、測定されたＴＰＭの正確性は、予測された値の少なくとも±２０％である。いくつかの実施形態において、ＶＭＰユニットから気化された、測定されたＴＰＭの正確性は、予測された値の少なくとも±１５％である。いくつかの実施形態において、ＶＭＰユニットから気化された、測定されたＴＰＭの正確性は、予測された値の少なくとも±１０％である。いくつかの実施形態において、ＶＭＰユニットから気化された、測定されたＴＰＭの正確性は、予測された値の少なくとも±５％である。いくつかの実施形態において、ＶＭＰユニットは、プロセッサと結びつけられたソフトウェア部品である。

いくつかの実施形態において、ＶＭＰユニットが警報を従事させる前に許された気化された材料のあらかじめ設定された量は、調整可能である。いくつかの実施形態において、ＶＭＰユニットがコントローリングロジックを従事させる前に許された気化された材料のあらかじめ設定された量は、調整可能である。調整は、気化可能な材料のある量が気化され、使用者によって吸引されたとき、使用者が、警告されることができ、これによって、気化可能な材料（例えば、ニコチン、カンナビノイド）の用量において、正確な制御によって、改善した使用者の経験を許す。いくつかの実施形態において、使用者は、ＴＰＭのｍｇにおいて、気化された気化可能な材料の量をあらかじめ設定できる。いくつかの実施形態において、ＴＰＭのｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約１ｍｇから約１０００ｍｇの間である。いくつかの実施形態において、ＴＰＭのｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約１ｍｇから約１００ｍｇの間である。いくつかの実施形態において、ＴＰＭのｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約１０ｍｇから約１００ｍｇの間である。いくつかの実施形態において、ＴＰＭのｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約１０ｍｇから約１０００ｍｇの間である。いくつかの実施形態において、ＴＰＭのｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約１ｍｇから約５０ｍｇの間である。いくつかの実施形態において、ＴＰＭのｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約１ｍｇから約２５ｍｇの間である。いくつかの実施形態において、ＴＰＭのｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約１ｍｇより少ない。いくつかの実施形態において、ＴＰＭのｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約１ｍｇである。いくつかの実施形態において、ＴＰＭのｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約２ｍｇである。いくつかの実施形態において、ＴＰＭのｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約３ｍｇである。いくつかの実施形態において、ＴＰＭのｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約４ｍｇである。いくつかの実施形態において、ＴＰＭのｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約５ｍｇである。いくつかの実施形態において、ＴＰＭのｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約６ｍｇである。いくつかの実施形態において、ＴＰＭのｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約７ｍｇである。いくつかの実施形態において、ＴＰＭのｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約８ｍｇである。いくつかの実施形態において、ＴＰＭのｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約９ｍｇである。いくつかの実施形態において、ＴＰＭのｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約１０ｍｇである。いくつかの実施形態において、ＴＰＭのｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約２０ｍｇである。いくつかの実施形態において、ＴＰＭのｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約３０ｍｇである。いくつかの実施形態において、ＴＰＭのｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約４０ｍｇである。いくつかの実施形態において、ＴＰＭのｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約５０ｍｇである。いくつかの実施形態において、ＴＰＭのｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約６０ｍｇである。いくつかの実施形態において、ＴＰＭのｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約７０ｍｇである。いくつかの実施形態において、ＴＰＭのｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約８０ｍｇである。いくつかの実施形態において、ＴＰＭのｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約９０ｍｇである。いくつかの実施形態において、ＴＰＭのｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約１００ｍｇである。

いくつかの実施形態において、使用者は、有効成分（例えば、ニコチン、カンナビノイド、ＴＨＣ）のｍｇにおいて、気化された気化可能な材料の量をあらかじめ設定できる。いくつかの実施形態において、有効成分のｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約１ｍｇから約１０００ｍｇの間である。いくつかの実施形態において、有効成分のｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約１ｍｇから約１００ｍｇの間である。いくつかの実施形態において、有効成分のｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約０．０５ｍｇである。いくつかの実施形態において、有効成分のｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約０．１ｍｇである。いくつかの実施形態において、有効成分のｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約０．２ｍｇである。いくつかの実施形態において、有効成分のｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約０．３ｍｇである。いくつかの実施形態において、有効成分のｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約０．４ｍｇである。いくつかの実施形態において、有効成分のｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約０．５ｍｇである。いくつかの実施形態において、有効成分のｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約０．６ｍｇである。いくつかの実施形態において、有効成分のｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約０．７ｍｇである。いくつかの実施形態において、有効成分のｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約０．８ｍｇである。いくつかの実施形態において、有効成分のｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約０．９ｍｇである。いくつかの実施形態において、有効成分のｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約１ｍｇである。いくつかの実施形態において、有効成分のｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約２ｍｇである。いくつかの実施形態において、有効成分のｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約３ｍｇである。いくつかの実施形態において、有効成分のｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約４ｍｇである。いくつかの実施形態において、有効成分のｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約５ｍｇである。いくつかの実施形態において、有効成分のｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約６ｍｇである。いくつかの実施形態において、有効成分のｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約７ｍｇである。いくつかの実施形態において、有効成分のｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約８ｍｇである。いくつかの実施形態において、有効成分のｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約９ｍｇである。いくつかの実施形態において、有効成分のｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約１０ｍｇである。いくつかの実施形態において、有効成分のｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約１０ｍｇである。いくつかの実施形態において、有効成分のｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約２０ｍｇである。いくつかの実施形態において、有効成分のｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約３０ｍｇである。いくつかの実施形態において、有効成分のｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約４０ｍｇの間である。いくつかの実施形態において、有効成分のｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約５０ｍｇである。いくつかの実施形態において、有効成分のｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約６０ｍｇである。いくつかの実施形態において、有効成分のｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約７０ｍｇである。いくつかの実施形態において、有効成分のｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約８０ｍｇである。いくつかの実施形態において、有効成分のｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約９０ｍｇである。いくつかの実施形態において、有効成分のｍｇにおいて、気化された気化可能な材料のあらかじめ設定された量は、約１００ｍｇである。

いくつかの実施形態において、ＶＭＰユニットは、ボタンを使って、使用者が調整可能である。いくつかの実施形態において、ＶＭＰユニットは、ダイヤルを使って、使用者が調整可能である。いくつかの実施形態において、ＶＭＰユニットは、容量性のインターフェースを使って、使用者が調整可能である。いくつかの実施形態において、ＶＭＰユニットは、無線接続を使って、使用者が調整可能である。いくつかの実施形態において、ＶＭＰユニットは、音声伝達を使って、使用者が調整可能である。

いくつかの実施形態において、気化可能な材料のタイプは、調整可能である。いくつかの実施形態において、調整可能な気化可能な材料のタイプは、ニコチンである。いくつかの実施形態において、調整可能な気化可能な材料のタイプは、大麻である。いくつかの実施形態において、調整可能な気化可能な材料のタイプは、カンナビノイドである。いくつかの実施形態において、調整可能な気化可能な材料のタイプは、医薬化合物である。いくつかの実施形態において、調整可能な気化可能な材料のタイプは、植物に関するものである。いくつかの実施形態において、調整可能な気化可能な材料のタイプは、栄養価のある薬のものである。いくつかの実施形態において、調整可能な材料のタイプは、製剤の特効薬である（例えば、特定の溶媒に溶かされるパーセントの化合物）。

いくつかの実施形態において、ＶＭＰユニットは、読み取りのプロファイルを作り出すための息センサ、温度センサ、加熱素子コントローラ及びタイマからの読み取りをまとめる。電力プロファイルは、時間を通して電力供給の変化である。温度プロファイルは、時間を通して温度の変化である。いくつかの実施形態において、プロファイルは、息センサによって測定されるように、息の開始から、息センサによって測定されるように、息の停止へ向かって、測定される。いくつかの実施形態において、ＶＭＰユニットは、メモリユニットに複数のプロファイルを記憶する。

実時間において、ＶＭＰユニットは、装置のデータを取得することができ、ｍｇにおいて、累積ＴＰＭを計算するためにそれを使うことができる。例えば、ＴＰＭが４０ｍｇに達したとき、被験者は、息を止めることを促されることができ、加熱素子は、調整され、またはスイッチオフされることができる。定数は、異なる容器と異なる液体から成るために修正されることができる。

いくつかの実施形態において、装置１００のような、ここで記載される使用者に供給された気化ガスの量を決定する方法を利用する電気気化装置は、警報ユニットを備える。いくつかの実施形態において、警報ユニットは、気化可能な材料のあらかじめ設定された量が気化されるとき、使用者に警告する。いくつかの実施形態において、警報ユニットは、気化装置は、気化可能な材料が少ないときに使用者に通知する。いくつかの実施形態において、警報ユニットは、気化装置における気化可能な材料の量が１０％を下回るときに使用者に警告する。いくつかの実施形態において、警報ユニットは、気化装置における気化可能な材料の量が５％を下回るときに使用者に警告する。いくつかの実施形態において、警報ユニットは、発光ダイオード（ＬＥＤ）である。いくつかの実施形態において、警報ユニットは、有機発光ダイオード（ＯＬＥＤ）である。いくつかの実施形態において、ＬＥＤまたはＯＬＥＤは、通信的に、ＶＭＰユニットと連結する。いくつかの実施形態において、使用者に供給される気化ガスの量が、あらかじめ設定された量を満たすか超えたときに、発光する。いくつかの実施形態において、ＬＥＤまたはＯＬＥＤは、使用者に供給される気化ガスの量が、あらかじめ設定された量を満たすか超えたときに、点滅する。いくつかの実施形態において、ＬＥＤまたはＯＬＥＤは、異なる色のスペクトルで光りを放つ。いくつかの実施形態において、ＬＥＤまたはＯＬＥＤは、赤い光を放つ。いくつかの実施形態において、ＬＥＤまたはＯＬＥＤは、オレンジの光を放つ。いくつかの実施形態において、ＬＥＤまたはＯＬＥＤは、黄色い光を放つ。いくつかの実施形態において、ＬＥＤまたはＯＬＥＤは、緑の光を放つ。いくつかの実施形態において、ＬＥＤまたはＯＬＥＤは、青い光を放つ。いくつかの実施形態において、ＬＥＤまたはＯＬＥＤは、紫の光を放つ。いくつかの実施形態において、ＬＥＤまたはＯＬＥＤは、一色以上の光を放ち、一色以上の光は、上述の色といかなる組み合わせもできる。いくつかの実施形態において、ＬＥＤまたはＯＬＥＤは、前述した色のいずれかで点滅した光を放つ。

いくつかの実施形態において、方法を利用する電気気化装置は警報ユニットを備える。いくつかの実施形態において、警報ユニットは、圧電性のスピーカである。いくつかの実施形態において、圧電性のスピーカは、通信的にＶＭＰユニットと連結する。いくつかの実施形態において、圧電性のスピーカは、使用者に供給される気化ガスの量があらかじめ設定された量を満たすか超えたとき、音を放つ。いくつかの実施形態において、音は、チャイム音、ベル音、発信音、マルチトーンの音、歌またはそれと同種のものである。

いくつかの実施形態において、方法を利用する電気気化装置は警報ユニットを備える。いくつかの実施形態において、警報ユニットは、使用者に触覚のフィードバックを提供する、振動モータである。いくつかの実施形態において、振動モータは、通信的に、ＶＭＰユニットに連結する。いくつかの実施形態において、振動モータは、使用者に供給される気化ガスの量があらかじめ設定された量を満たすか超えたとき、稼働する。

いくつかの実施形態において、方法を利用する電気気化装置は、１以上の警報ユニットを備える。いくつかの実施形態において、１以上の警報ユニットは、ＬＥＤまたはＯＬＥＤ、圧電性のスピーカ、振動モータまたはそれらのいかなる組み合わせである。

警報ユニット（または、単に警報）は、図１に概略的に示された、投与量出力のように構成されてもよい。投与量出力は、視覚の出力（例えばＬＣＤ／ＬＥＤなど）及び／またはディスプレイデバイスへの無線出力（例えば、典型的に、無線で、気化装置と連絡するアプリケーションを実行するスマートフォンまたは他のウェアラブルデバイス）であってもよい。アプリケーションおよび、それゆえ、アプリケーションを実行するハードウェア（例えば、ウェアラブルデバイス、リモートサーバなど）、投与量情報（及び／または生のタイミング、温度及び電力、など、データ）を記憶し、分析し、伝送し、表示し、及び／または集めてもよい。

いくつかの実施形態において、装置１００のような、ここで記載される使用者へ供給される気化ガスの量を決定する方法を利用する電気気化装置は、コントローリングロジックまたは停止ユニットを含む。いくつかの実施形態において、コントローリングロジックは、ソフトウェアモジュールである。いくつかの実施形態において、コントローリングロジックは、ファームウェアモジュールである。いくつかの実施形態において、コントローリングロジックは、ハードウェア素子である。いくつかの実施形態において、コントローリングロジックは、使用者が、１つの息でＴＰＭの目標の量を気化するための、加熱素子コントローラに指示を中継するために、ＶＭＰユニットを促進できるだろう。いくつかの実施形態において、コントローリングロジックは、使用者が、複数の息でＴＰＭの目標の量を気化するための、加熱素子コントローラに指示を中継するために、ＶＭＰユニットを促進できるだろう。いくつかの実施形態において、コントローリングロジックは、通信的に、ＶＭＰユニットと連結する。いくつかの実施形態において、コントローリングロジックは、加熱素子を不活性にする。いくつかの実施形態において、コントローリングロジックは、加熱素子へ供給される電力の量を修正する。いくつかの実施形態において、コントローリングロジックは、電気気化装置のスイッチをオフにする。いくつかの実施形態において、使用者は、気化装置を適当な操作を修復するためにコントローリングロジックに優先する。

ここで記載された器具のいずれかは、装置１０、１００、１００’のような、発生された気化ガス（そして、それゆえ、使用者に供給された）の量を決定する方法を利用する電気気化装置は、メモリを含む。いくつかの実施形態において、メモリ（例えば、メモリユニット）は、通信的にＶＭＰユニットと連結するハードウェアである。いくつかの実施形態において、メモリは、電気気化装置の内部にある。いくつかの実施形態において、電気気化装置の外部にある。いくつかの実施形態において、メモリは、温度、電力、圧力、時間、息の継続時間、息の周波数の測定とそれらの組み合わせのいずれか複数を記憶するように構成されている。いくつかの実施形態において、メモリユニットは、半導体のメモリである。いくつかの実施形態において、メモリユニットは、ハードディスクである。

装置１０、１００、１００’のような、ここで記載される電気気化装置のいずれかにおいて、器具は、プロセッサを含む。いくつかの実施形態において、プロセッサは、装置のコントローリングロジックを実行するソフトウェア、ファームウェア及び／またはハードウェアを含んでもよい。いくつかの実施形態において、プロセッサは、通信的に、ＶＭＰユニットと連結する。いくつかの実施形態において、ＶＭＰユニット及びプロセッサは同じ素子である。いくつかの実施形態において、プロセッサは、通信的に、ユーザインターフェースと連結する。いくつかの実施形態において、プロセッサは、通信的に、メモリユニットと連結する。

上述のように、ここで記載される電気気化装置は、電源２３０のような、電源を含む。いくつかの実施形態において、電源は取り外し可能である。いくつかの実施形態において、電源はバッテリである。いくつかの実施形態において、電源は、再充電可能なバッテリである。いくつかの実施形態において、再充電可能なバッテリは、リチウムイオンバッテリである。いくつかの実施形態において、再充電可能なバッテリは、ＵＳＢの充電ケーブルと適合する。いくつかの実施形態において、再充電可能なバッテリと一体の電気気化装置は、マイクロＵＳＢの充電ケーブルと適合する。いくつかの実施形態において、再充電可能なバッテリは充電クレードルと適合する。充電クレードルは、充電する一方で、電気気化装置を支持することができるあらゆる物理装置である。クレードルは、電気気化装置に欠いてはならないか、または電気気化装置と分離することができる。いくつかの実施形態において、充電クレードルは、電気気化装置に接触するように適合するように構成された、充電接触を有する。いくつかの実施形態において、充電クレードルは、誘導技術を使用して、電気気化装置を充電する。いくつかの実施形態において、充電クレードルは誘導充電マットである。

電源は、加熱素子に電力を供給するように構成されてもよく、ヒータコントローラによって調整されてもよい。ヒータコントローラは、それゆえ、電源から、充電／電力レベル入力を受け、その結果、その出力を調整してもよい。いくつかの実施形態において、電源は、電力の調整可能な量を供給するように構成される。いくつかの実施形態において、電力の量は使用者によって調整可能である。いくつかの実施形態において、電力の量は、ＶＭＰユニットによって調整される。上述のように、電源は、通信的に、ヒータコントローラと連結するかもしれない。いくつかの実施形態において、電源は、電力の調整可能な量を供給するように構成され、ＶＭＰユニットによって制御される。いくつかの実施形態において、電源は、電力の１乃至１００ワットで供給される。いくつかの実施形態において、電源は、電力の１乃至５０ワットで供給される。いくつかの実施形態において、電源は、電力の１乃至２０ワットで供給される。いくつかの実施形態において、電源は、電力の１乃至１０ワットで供給される。いくつかの実施形態において、電源は、電力の１乃至８ワットで供給される。いくつかの実施形態において、電源は、電力の２乃至１０ワットで供給される。いくつかの実施形態において、電源は、電力の１０乃至１００ワットで供給される。いくつかの実施形態において、電源は、電力の１０乃至５０ワットで供給される。いくつかの実施形態において、電源は、電力の１０乃至２０ワットで供給される。いくつかの実施形態において、電源は、電力の約４ワットで供給される。いくつかの実施形態において、電源は、電力の約４．５ワットで供給される。いくつかの実施形態において、電源は、電力の約５ワットで供給される。いくつかの実施形態において、電源は、電力の約５．５ワットで供給される。いくつかの実施形態において、電源は、電力の約６ワットで供給される。いくつかの実施形態において、電源は、電力の約６．５ワットで供給される。いくつかの実施形態において、電源は、電力の約７ワットで供給される。いくつかの実施形態において、電源は、電力の約７．５ワットで供給される。いくつかの実施形態において、電源は、電力の約８ワットで供給される。いくつかの実施形態において、電源は、電力の約８．５ワットで供給される。いくつかの実施形態において、電源は、電力の約９ワットで供給される。いくつかの実施形態において、電源は、電力の約１０ワットで供給される。いくつかの実施形態において、電源は、電力の約２０ワットで供給される。いくつかの実施形態において、電源は、電力の約３０ワットで供給される。いくつかの実施形態において、電源は、電力の約４０ワットで供給される。いくつかの実施形態において、電源は、電力の約１０ワットで供給される。いくつかの実施形態において、電源は、電力の約５０ワットで供給される。いくつかの実施形態において、電源は、電力の約６０ワットで供給される。いくつかの実施形態において、電源は、電力の約７０ワットで供給される。いくつかの実施形態において、電源は、電力の約８０ワットで供給される。いくつかの実施形態において、電源は、電力の約９０ワットで供給される。いくつかの実施形態において、電源は、電力の約１００ワットで供給される。与えられた電力は、代わりに、または追加的に、（及び同等に）ジュールで表される。例えば、いくつかの実施形態において、電源は、ヒータへ１から１０００ジュール供給する。いくつかの実施形態において、電源は、ヒータへ１から５００ジュール供給する。いくつかの実施形態において、電源は、ヒータへ１から１００ジュール供給する。いくつかの実施形態において、電源は、ヒータへ１から５０ジュール供給する。いくつかの実施形態において、電源は、ヒータへ１から２５ジュール供給する。いくつかの実施形態において、電源は、ヒータへ５から２５ジュール供給する。いくつかの実施形態において、電源は、ヒータへ１から２０ジュール供給する。いくつかの実施形態において、電源は、ヒータへ５から２０ジュール供給する。いくつかの実施形態において、電源は、ヒータへ１０から５００ジュール供給する。いくつかの実施形態において、電源は、ヒータへ１０から１００ジュール供給する。いくつかの実施形態において、電源は、ヒータへ１０から５０ジュール供給する。いくつかの実施形態において、電源は、ヒータへ１０から２０ジュール供給する。

上記に記載されたように、ここで記載される気化器具のいずれかは、ヒータ（加熱素子）を含む。いくつかの実施形態において、ヒータは抵抗加熱素子である。いくつかの実施形態において、加熱素子はコイルを形成する。いくつかの実施形態において、コイルは芯の周りに包まれている。いくつかの実施形態において、芯は、気化可能な材料に接触している。いくつかの実施形態において、芯は、気化可能な材料に突き出ている。

いくつかの実施形態において、加熱素子は、摂氏４０度から１０００度へ気化可能な材料を加熱する。いくつかの実施形態において、加熱素子は、摂氏１００度から９００度へ気化可能な材料を加熱する。いくつかの実施形態において、加熱素子は、摂氏１００度から８００度へ気化可能な材料を加熱する。いくつかの実施形態において、加熱素子は、摂氏１００度から７００度へ気化可能な材料を加熱する。いくつかの実施形態において、加熱素子は、摂氏１００度から６００度へ気化可能な材料を加熱する。いくつかの実施形態において、加熱素子は、摂氏１００度から５００度へ気化可能な材料を加熱する。いくつかの実施形態において、加熱素子は、摂氏１００度から４００度へ気化可能な材料を加熱する。いくつかの実施形態において、加熱素子は、摂氏１００度から３００度へ気化可能な材料を加熱する。いくつかの実施形態において、加熱素子は、摂氏１８０度から２５０度へ気化可能な材料を加熱する。いくつかの実施形態において、加熱素子は、摂氏１００度から２００度へ気化可能な材料を加熱する。いくつかの実施形態において、加熱素子は、摂氏１２５度から１７５度へ気化可能な材料を加熱する。いくつかの実施形態において、加熱素子は、摂氏約１５０度へ気化可能な材料を加熱する。いくつかの実施形態において、加熱素子は、摂氏２００度から３００度へ気化可能な材料を加熱する。いくつかの実施形態において、加熱素子は、摂氏２２５度から２７５度へ気化可能な材料を加熱する。いくつかの実施形態において、加熱素子は、摂氏約２５０度へ気化可能な材料を加熱する。いくつかの実施形態において、加熱素子は、摂氏３００度から４００度へ気化可能な材料を加熱する。いくつかの実施形態において、加熱素子は、摂氏３２５度から３７５度へ気化可能な材料を加熱する。いくつかの実施形態において、加熱素子は、摂氏約３５０度へ気化可能な材料を加熱する。いくつかの実施形態において、加熱素子は、摂氏４００度から５００度へ気化可能な材料を加熱する。いくつかの実施形態において、加熱素子は、摂氏５００度から６００度へ気化可能な材料を加熱する。いくつかの実施形態において、加熱素子は、摂氏６００度から７００度へ気化可能な材料を加熱する。いくつかの実施形態において、加熱素子は、摂氏７００度から８００度へ気化可能な材料を加熱する。いくつかの実施形態において、加熱素子は、摂氏８００度から９００度へ気化可能な材料を加熱する。いくつかの実施形態において、加熱素子は、摂氏９００度から１０００度へ気化可能な材料を加熱する。いくつかの実施形態において、気化可能な材料が、大麻またはカンナビノイドであるとき、加熱素子は、摂氏３００度から４００度へ、気化可能な材料を加熱する。いくつかの実施形態において、気化可能な材料が、大麻またはカンナビノイドであるとき、加熱素子は、摂氏３２５度から３７５度へ、気化可能な材料を加熱する。いくつかの実施形態において、気化可能な材料が、大麻またはカンナビノイドであるとき、加熱素子は、摂氏約３５０度へ、気化可能な材料を加熱する。いくつかの実施形態において、気化可能な材料が、大麻またはカンナビノイドであるとき、加熱素子は、摂氏２００度から３００度へ、気化可能な材料を加熱する。いくつかの実施形態において、気化可能な材料が、大麻またはカンナビノイドであるとき、加熱素子は、摂氏２２５度から２７５度へ、気化可能な材料を加熱する。いくつかの実施形態において、気化可能な材料が、大麻またはカンナビノイドであるとき、加熱素子は、摂氏約２５０度へ、気化可能な材料を加熱する。

１実施形態において、加熱素子は、気化チャンバ壁によって囲まれた気化チャンバの中に収納される。気化チャンバも噴霧器と言われる。いくつかの実施形態において、気化チャンバ壁は、気化装置の操作温度への繰り返しの加熱に耐えることができるあらゆる材料から構成されることができる。いくつかの実施形態において、気化チャンバ壁は摂氏３００度への繰り返しの加熱に耐えることができるあらゆる材料から構成されることができる。気化チャンバは、噴霧器への空気の入り口を許すための、空気の注入口と、気化ガスが、使用者へ出ることができる、空気の排気口を有する。気化可能な材料は、気化可能な材料と液体的な連絡をする、芯によって、噴霧器へ導入される。気化可能な材料は、電気気化装置に不可欠なタンク、または使い果たされた後に、気化装置から取り外されるように構成された取り外し可能なタンク（容器）において、貯蔵されることができる。代わりの実施形態において、加熱素子は、加熱素子がステンレス鋼の壁に取り囲まれ、伝導によって、チャンバ内に置かれた、気化可能な材料を加熱する、オーブンの形状である。オーブンの形状において、オーブンの内部は、気化可能な材料の積み込みができる、オーブンのふたの除去によって、外側へさらされることができる。オーブンは、さらに、気化ガスが、使用者へ出ることができる、排気口を含むことができる。

ここで記載される、気化装置のいずれかにおいて、器具は、ヒータコントローラ（例えば加熱素子コントローラ）を含む。いくつかの実施形態において、ヒータコントローラは、加熱素子を操作する。いくつかの実施形態において、ヒータコントローラは、ヒータのスイッチをオンとオフにし、及び／または、急速な「パルス的な」方法において、ヒータのスイッチをオンとオフにする。いくつかの実施形態において、ヒータコントローラは、電源から供給された電力を検知及び／または制御するように構成されている。いくつかの実施形態において、ヒータコントローラは、電源から供給された電圧を検知及び／または制御するように構成されている。いくつかの実施形態において、ヒータコントローラは、電源から供給された電流を検知及び／または制御するように構成されている。いくつかの実施形態において、ヒータコントローラは、電源から供給された電力、電圧、電流またはそれらのあらゆる組み合わせを検知及び／または制御するように構成されている。いくつかの実施形態において、ヒータコントローラは、電源及びヒータと直列に接続される。いくつかの実施形態において、ヒータコントローラは、ヒータと並列な電源と接続される。いくつかの実施形態において、ヒータコントローラは、ワットにおいて、電源から供給された電力を検知及び／または制御するように構成されている。いくつかの実施形態において、ヒータコントローラは、ボルトにおいて、電源から供給された電圧を検知及び／または制御するように構成されている。いくつかの実施形態において、ヒータコントローラは、アンペアにおいて、電源から供給された電圧を検知及び／または制御するように構成されている。いくつかの実施形態において、ヒータコントローラは、通信的に、ＶＭＰユニットと連結する。

いくつかの実施形態において、ヒータコントローラは、ヒータの操作を調整するように構成されている。いくつかの実施形態において、ヒータコントローラは、ヒータの温度を調整するように構成されている。いくつかの実施形態において、ヒータコントローラは、電源によって、ヒータへ供給されたボルト数を調整するように構成されている。いくつかの実施形態において、ヒータコントローラは、電源によって、ヒータへ供給された電流量を調整するように構成されている。いくつかの実施形態において、ヒータコントローラは、電源によって、ヒータへ供給されたワット数を調整するように構成されている。いくつかの実施形態において、ヒータコントローラは、電源から供給された電力を調整することによって、ヒータの温度を調整するように構成されている。いくつかの実施形態において、加熱素子コントローラは、通信的に、プロセッサと連結する。

上記で議論され、および米国特許出願１４／５８１，６６６に記載されているように、ヒータコントローラは、例えば、抵抗率またはヒータのＴＣＲを使用して決定される、温度のような１以上の入力を含む制御ロジック（例えばＰＩＤループ）を使用してもよい。それゆえ、投与量（例えば、息の部分的な投与量）を決定することにおいて、器具は、（上述のように決定された分析的な、理論的なまたは推定／無視してもよい）適当な定数で一度、調整された、コントローラからの電気的値（抵抗及び電力値）をまさに有利に使用してもよい。

＜カートリッジ＞
上記で記載されたように、いくつかの実施形態において、装置１００のような、ここで記載される使用者へ供給される気化ガスの量を決定する方法を利用する電気気化装置は、気化可能な材料を保持するように構成された、分離して取り外し可能な容器を含む。いくつかの実施形態において、容器（ポッド）は気化可能な材料を保持するように構成されたいかなる容器（レセプタクル）またはタンクである。いくつかの実施形態において、容器は、取り外し可能である。いくつかの実施形態において、容器は、交換式である。いくつかの実施形態において、容器と電気気化装置は、容器が電気気化装置に取り付けられた後、単一のユニットを形成する。いくつかの実施形態において、容器は、さらにマウスピースを備える。いくつかの実施形態において、方法を利用する電気気化装置は、気化可能な材料を保持するように構成された分離した容器を備えず、及び気化可能な材料は、電気気化装置に貯蔵される。いくつかの実施形態において、分離した容器は、気化チャンバを含む。いくつかの実施形態において、容器は、０．１から１０ｍｌの液体、粘ちゅう液、ろう状物質を保持する。いくつかの実施形態において、容器は、１から１０ｍｌの液体、粘ちゅう液、ろう状物質を保持する。いくつかの実施形態において、容器は、０．１から２ｍｌの液体、粘ちゅう液、ろう状物質を保持する。いくつかの実施形態において、容器は、０．５から１．５ｍｌの液体、粘ちゅう液、ろう状物質を保持する。

いくつかの実施形態において、カートリッジは、吸湿性でない溶媒で満たされ、及び／またはカートリッジの水を吸収することを避けるように、実質的に密閉され、それゆえ、予測可能な、正確な投与量の計算を確実にする。

＜温度センサ＞
上記に記載されたように、図１Ａ−１Ｃの装置１０、１００、１００’のような、ここで記載される気化器具のいずれかは、温度センサ２５０のような、１以上の温度センサを含むことができる。いくつかの実施形態において、温度センサは、加熱素子の温度を測定するように構成される。温度センサは、ここで記載されるコントローラ及び／またはプロセッサのいずれかと一体（または分離した）であってもよい、抵抗を測定するためのソフトウェアとハードウェアを含んでもよい。いくつかの実施形態において、温度センサは、加熱素子を収納する気化チャンバの温度を測定するように構成されている。いくつかの実施形態において、温度センサは、加熱素子によって加熱されたオーブンチャンバの温度を測定するように構成されている。いくつかの実施形態において、温度センサは、摂氏で加熱を測定する。いくつかの実施形態において、温度センサは華氏で加熱を測定する。いくつかの実施形態において、温度センサはケルビンで加熱を測定する。いくつかの実施形態において、温度センサは熱電温度計である。いくつかの実施形態において、温度センサは、サーミスタである。いくつかの実施形態において、温度センサは、赤外線温度センサである。いくつかの実施形態において、温度センサは、相対抵抗勾配測定システムである。いくつかの実施形態において、温度センサは、気化可能な材料を加熱するために使われるヒータコイルである。

いくつかの実施形態において、温度センサは摂氏で±０．１度の正確性で温度を測定する。いくつかの実施形態において、温度センサは、摂氏で±０．２度の正確性で温度を測定する。いくつかの実施形態において、温度センサは、摂氏で±０．３度の正確性で温度を測定する。いくつかの実施形態において、温度センサは、摂氏で±０．４度の正確性で温度を測定する。いくつかの実施形態において、温度センサは、摂氏で±０．５度の正確性で温度を測定する。注目すべきは、測定された温度の正確性は、＋／−２５℃（例えば２５℃、２４℃、２３℃、２２℃、２１℃、２０℃、１９℃、１８℃、１７℃、１６℃、１５℃、１４℃、１３℃、１２℃、１１℃、１０℃、９℃、８℃、７℃、６℃、５℃、４℃、３℃、２℃、１℃、などより小さい）と同じくらい少ないことかもしれない。いくつかの実施形態において、温度センサは、加熱素子の抵抗を測定することによって間接的に温度を測定する。いくつかの実施形態において、抵抗はオームで測定される。いくつかの実施形態において、温度センサは、時間を通した温度の変化である、温度プロファイルを測定する能力がある。

＜息センサ＞
上記に記載されたように、ここで記載される気化器具は、任意に息センサを含んでもよい。いくつかの実施形態において、息センサは、使用者の息の始動を測定する。いくつかの実施形態において、息センサは、使用者の息の停止を測定する。いくつかの実施形態において、息センサは、使用者の息の継続時間を測定する。いくつかの実施形態において、息センサは、電気気化装置を通って移動する空気の速さと量を測定する。いくつかの実施形態において、息センサは、使用者の息の始動に押されたボタンである。いくつかの実施形態において、息センサは、圧力センサである。いくつかの実施形態において、圧力センサは、ベンチュリメータである。いくつかの実施形態において、圧力センサは、オリフィス板である。いくつかの実施形態において、圧力センサは、ドールチューブ（Ｄａｌｌ ｔｕｂｅ）である。いくつかの実施形態において、圧力センサは、ピトー静圧管である。いくつかの実施形態において、圧力センサは、マルチホールプレッシャープローブ（ｍｕｌｔｉ−ｈｏｌｅ ｐｒｅｓｓｕｒｅ ｐｒｏｂｅ）である。いくつかの実施形態において、圧力センサは、コーンメータ（ｃｏｎｅ ｍｅｔｅｒ）である。いくつかの実施形態において、息センサは、息を始めるために使用者によって押されるボタンを備える。いくつかの実施形態において、息センサは、流量計である。いくつかの実施形態において、流量計は、タービン流量計である。いくつかの実施形態において、息センサは、通信的に、ＶＭＰユニットと連結する。いくつかの実施形態において、息センサは、使用者によって始められた息を測定するように構成される。いくつかの実施形態において、息センサは、分析用の喫煙機械によって始められた息を測定するように構成される。

＜タイマ＞
いくつかの実施形態において、装置１００のような、ここで記載される使用者へ供給される気化ガスの量を決定する方法を利用する電気気化装置は、タイマを含む。いくつかの実施形態において、タイマは、通信的に、温度センサと連結する。いくつかの実施形態において、タイマは、通信的に、息センサと連結する。いくつかの実施形態において、タイマは、息の継続時間を測定する。いくつかの実施形態において、タイマは、息の周波数を測定する。いくつかの実施形態において、タイマは、通信的に、ＶＭＰユニットと連結する。いくつかの実施形態において、タイマは、通信的に、息センサとＶＭＰユニットの両方に連結する。ある場合に、息の継続時間は、約０．１秒から約１０秒の範囲でできる。ある場合に、息の継続時間は、約１秒から約５秒の範囲でできる。ある場合に、息の継続時間は、約１秒から約４秒の範囲でできる。ある場合に、息の継続時間は、約１秒から約３秒の範囲でできる。ある場合に、息の継続時間は、約１秒から約２秒の範囲でできる。いくつかの実施形態において、息の継続時間の測定の正確性は約±０．０５秒以内である。いくつかの実施形態において、息の継続時間の測定の正確性は約±０．１秒以内である。いくつかの実施形態において、息の継続時間の測定の正確性は約±０．２秒以内である。いくつかの実施形態において、息の継続時間の測定の正確性は約±０．３秒以内である。いくつかの実施形態において、息の継続時間の測定の正確性は約±０．４秒以内である。いくつかの実施形態において、息の継続時間の測定の正確性は約±０．５秒以内である。

いくつかのバリエーションにおいて、加熱された貯蔵器は加熱されていてもよい。図７を参照すると、いくつかの実施形態において、装置１００のような、ここで記載される使用者へ供給される気化ガスの量を決定する方法を利用する電気気化装置は、熱ブロック貯蔵器（または熱貯蔵器または熱ブロック）を含む。

貯蔵器を加熱することにより、投与量の見積もりの予測を向上するかもしれない、より制御された最初の状態を可能となる。これは図８に描かれる。いくつかのバリエーション、及び上記に描かれた特別なそれらにおいて、貯蔵器を加熱することは、十分に正確な投与量（気化ガス）の見積もりが決定されたとき、不必要であるかもしれない。図９Ａ及び９Ｂの概念は、加熱された貯蔵器を使うことによって益を得るかもしれないモデルに関連する。代わりに、気化している領域（例えば、芯）に流れ込む気化可能な材料のちょうど一部が、加熱されることができる。

電気気化装置と一体の、粘度がある（流れない）または非流動性かもしれない、気化可能な有機製剤を燻すことによって、難題をもたらされることができる。しかしながら、例えば、大麻抽出物、に限られないが、を含む、他の粘度のある（流れない）または非流動性の液体である、有機製剤を気化する満たされない要求が残る。いくつかの実施形態において、熱貯蔵器は、加熱素子から識別される。いくつかの実施形態において、熱貯蔵器は、液体的に、加熱素子と連結する。いくつかの実施形態において、熱貯蔵器は、ステンレス鋼から構成されている。いくつかの実施形態において、熱貯蔵器は、高温プラスチックから構成されている。いくつかの実施形態において、熱貯蔵器は、加熱素子で気化する前に、粘性のある、半固体のまたは固体の組成物を予熱する。いくつかの実施形態において、熱貯蔵器は、摂氏４０度から摂氏１００度に気化可能な材料を予熱する。いくつかの実施形態において、熱貯蔵器は、摂氏４０度から摂氏８０度に気化可能な材料を予熱する。いくつかの実施形態において、熱貯蔵器は、摂氏４０度から摂氏６０度に気化可能な材料を予熱する。いくつかの実施形態において、熱貯蔵器は、摂氏約５０度に気化可能な材料を予熱する。いくつかの実施形態において、熱貯蔵器は、摂氏５０度から摂氏１００度に気化可能な材料を予熱する。いくつかの実施形態において、熱貯蔵器は、摂氏６０度から摂氏１００度に気化可能な材料を予熱する。いくつかの実施形態において、熱貯蔵器は、摂氏７０度から摂氏１００度に気化可能な材料を予熱する。いくつかの実施形態において、熱貯蔵器は、摂氏８０度から摂氏１００度に気化可能な材料を予熱する。いくつかの実施形態において、熱貯蔵器は、摂氏９０度から摂氏１００度に気化可能な材料を予熱する。いくつかの実施形態において、熱ブロックは、５０から１０００センチポアズの粘度を示す材料を温めるように構成されている。いくつかの実施形態において、熱ブロックは、１，０００から５，０００センチポアズの粘度を示す材料を温めるように構成されている。いくつかの実施形態において、熱ブロックは、５，０００から５０，０００センチポアズの粘度を示す材料を温めるように構成されている。いくつかの実施形態において、熱ブロックは、５，０００センチポアズより上（１０，０００センチポアズよりも上、２０，０００センチポアズよりも上、３０，０００センチポアズよりも上、４０，０００センチポアズよりも上）の粘度を示す材料を温めるように構成されている。

分析用の気化装置喫煙機械は、この技術分野で知られた機械と同様である、この実施例において、用いられた。粘度のある（流れない）または非流動性の液体のための熱ブロック貯蔵器を含む電気気化装置を、熱貯蔵器なしの電気気化装置と比較した。熱貯蔵器は、粘度のある（流れない）または非流動性の液体を予熱する。粘度のある（流れない）または非流動性の液体は気化の前に予熱されるとき、一様でない加熱の効果は、気化の間減らされる。図８は、電気気化装置の熱貯蔵器のＴＰＭ解放量（ｍｇ）に関連する息の数と比較された、電気気化装置に熱貯蔵器のないＴＰＭ解放量（ｍｇ）に関連する息の数を描く図のデータを示し、後者の貯蔵器は、４０−６０℃で予備加熱された。熱貯蔵器が４０−６０℃の温度で予備加熱されると、ＴＰＭ（ｍｇ）のより多いまたはより少ない一貫性のある量が、粘性のあるまたは粘度のある流れない有機製剤から発生した。一方で、熱ブロック貯蔵器のない電気気化装置は、ＴＰＭ（ｍｇ）の一貫性のない量を気化した。加熱されていない貯蔵器によって発生されたＴＰＭの非一貫性は、気化可能な材料の一様でない加熱の結果であることできる。

＜気化可能な材料＞
上記に記載されたように、ここで記載された気化器具は、いかなる適当な気化可能な材料に使用される（及び含んでもよく、とくにそのために構成されてもよい）。いくつかの実施形態において、気化可能な材料は、有機材料である。いくつかの実施形態において、気化可能な材料は、液体、粘ちょう液、ろう状物質またはルーズリーフ状である。いくつかの実施形態において、気化可能な材料は、タバコベースの材料である。いくつかの実施形態において、気化可能な材料は、大麻ベースの材料である。いくつかの実施形態において、気化可能な材料は、直物に関するものである。いくつかの実施形態において、気化可能な材料は、ニコチン、ニコチン誘導体またはニコチン塩である。いくつかの実施形態において、気化可能な材料は、栄養価のあるものである。いくつかの実施形態において、気化可能な材料は、カンナビノイドを含む。いくつかの実施形態において、気化可能な材料は、医薬化合物である。

いくつかの実施形態において、気化可能な材料は、１から５０センチポアズの粘度を示す。いくつかの実施形態において、気化可能な材料は、５０から１，０００センチポアズの粘度を示す。いくつかの実施形態において、気化可能な材料は、１，０００から５，０００センチポアズの粘度を示す。いくつかの実施形態において、気化可能な材料は、５，０００から１０，０００センチポアズの粘度を示す。いくつかの実施形態において、気化可能な材料は、１０，０００センチポアズより上の粘度を示す。

いくつかの実施形態において、気化可能な材料は、ニコチンを含む。いくつかの実施形態において、気化可能な材料は、ニコチン誘導体を含む。いくつかの実施形態において、ニコチン誘導体は、ニコチンの酸性塩である。いくつかの実施形態において、ニコチンの酸性塩は有機酸を備える。いくつかの実施形態において、ニコチンの酸性塩は、無機酸を備えない。いくつかの実施形態において、ニコチン誘導体は、コチニンである。いくつかの実施形態において、ニコチン誘導体は、ノルニコチンである。いくつかの実施形態において、ニコチン誘導体は、ノルニコチンである。いくつかの実施形態において、ニコチン誘導体は、ニコチンＮ−オキシドである。いくつかの実施形態において、ニコチン誘導体は、コチニンＮ−オキシドである。いくつかの実施形態において、ニコチン誘導体は、３−ヒドロキシコチニンである。いくつかの実施形態において、ニコチン誘導体は、５−ヒドロキシコチニンである。

いくつかの実施形態において、気化可能な材料は、ニコチンの製剤、ニコチン誘導体、またはニコチン塩である。いくつかの製剤において、製剤におけるニコチンまたはそれの誘導体の濃度は、約１％（ｗ／ｗ）から約２５％（ｗ／ｗ）である。いくつかの製剤において、製剤におけるニコチンまたはそれの誘導体の濃度は、約１％（ｗ／ｗ）から約２０％（ｗ／ｗ）である。いくつかの製剤において、製剤におけるニコチンまたはそれの誘導体の濃度は、約１％（ｗ／ｗ）から約１８％（ｗ／ｗ）である。いくつかの製剤において、製剤におけるニコチンまたはそれの誘導体の濃度は、約１％（ｗ／ｗ）から約１５％（ｗ／ｗ）である。いくつかの製剤において、製剤におけるニコチンまたはそれの誘導体の濃度は、約１％（ｗ／ｗ）から約１０％（ｗ／ｗ）である。いくつかの製剤において、製剤におけるニコチンまたはそれの誘導体の濃度は、約１％（ｗ／ｗ）から約８％（ｗ／ｗ）である。いくつかの製剤において、製剤におけるニコチンまたはそれの誘導体の濃度は、約２％（ｗ／ｗ）から約１０％（ｗ／ｗ）である。いくつかの製剤において、製剤におけるニコチンまたはそれの誘導体の濃度は、約４％（ｗ／ｗ）から約１２％（ｗ／ｗ）である。いくつかの製剤において、製剤におけるニコチンまたはそれの誘導体の濃度は、約４％（ｗ／ｗ）である。いくつかの製剤において、製剤におけるニコチンまたはそれの誘導体の濃度は、約２％（ｗ／ｗ）である。

ニコチン塩の製剤は、有機または無機の酸を含んだ、ニコチンまたはそれの誘導体へ適切な酸の添加によって形成される。ここで提供されるいくつかの製剤において、適切な有機酸は、カルボン酸である。ここで記載される有機のカルボン酸の例は、モノカルボン酸、ジカルボン酸（２つのカルボキシル基をもつ酸の群を有する有機酸）、安息香酸のような芳香族を含むカルボン酸、ヒドロキシカルボン酸、複素環のカルボン酸、テルペノイドの酸、ペクチンの酸のような糖酸、アミノ酸、脂環式の酸、脂肪族カルボン酸、ケトカルボン酸、及び同類のものである。ここで提供されるいくつかの製剤において、ここで使われる有機酸は、モノカルボン酸である。ここで提供されるいくつかの製剤において、有機カルボン酸は、安息香酸、レブリン酸、酢酸、乳酸、クエン酸、ソルビン酸、ラウリン酸、サリチル酸、ピルビン酸またはそれらの組み合わせである。ここで提供されるいくつかの製剤において、有機カルボン酸は、レブリン酸ではない。ニコチン塩は、ニコチンへ適切な酸の添加から形成される。ここで提供されるいくつかの製剤において、ニコチンと酸の化学量論比（ニコチン：酸）は、１：１、１：２、１：３、１：４、２：３、２：５、２：７、３：４、３：５、３：７、３：８、３：１０、３：１１、４：５、４：７、４：９、４：１０、４：１１、４：１３、４：１４、４：１５、５：６、５：７、５：８、５：９、５：１１、５：１２，５：１３、５：１４、５：１６、５：１７、５：１８、または５：１９である。ここで提供されるいくつかの製剤において、ニコチンと酸の化学量論比は、１：１、１：２、１：３、１：４（ニコチン：酸）である。

いくつかの実施形態において、ニコチン製剤のｐＨは、酸性である。いくつかの実施形態において、ニコチン製剤のｐＨは、＜７．０である。いくつかの実施形態において、ニコチン製剤のｐＨは、＜６．０である。いくつかの実施形態において、ニコチン製剤のｐＨは、＜５．０である。いくつかの実施形態において、ニコチン製剤のｐＨは、＜４．０である。いくつかの実施形態において、ニコチン製剤のｐＨは、＞３．０である。いくつかの実施形態において、ニコチン製剤のｐＨは、＞４．０である。いくつかの実施形態において、ニコチン製剤のｐＨは、＞５．０である。いくつかの実施形態において、ニコチン製剤のｐＨは、＞６．０である。

いくつかの実施形態において、気化可能な材料は、大麻属の植物からの有機材料を含む。いくつかの実施形態において、気化可能な材料は、大麻属の植物からの抽出物を含む。いくつかの実施形態において、気化可能な材料は、カンナビノイドを含む。いくつかの実施形態において、カンナビノイドは、テトラヒドロカンナビノール（ＴＨＣ）である。いくつかの実施形態において、カンナビノイドは、カンナビゲロール酸（ＣＢＧＡ）である。いくつかの実施形態において、カンナビノイドは、カンナビゲロール（ＣＢＧ）である。いくつかの実施形態において、カンナビノイドは、テトラヒドロカンナビノール酸（ＴＨＣＡ）である。いくつかの実施形態において、カンナビノイドは、カンナビクロメン（ＣＢＣ）である。いくつかの実施形態において、カンナビノイドは、カンナビシクロール（ＣＢＬ）である。いくつかの実施形態において、カンナビノイドは、カンナビバリン（ＣＢＶ）である。いくつかの実施形態において、カンナビノイドは、カンナビクロメバリン（ＣＢＣＶ）である。いくつかの実施形態において、カンナビノイドは、カンナビゲロバリン（ＣＢＧＶ）である。いくつかの実施形態において、カンナビノイドは、カンナビゲロールモノメチルエーテル（ＣＢＧＭ）である。いくつかの実施形態において、カンナビノイドは、デルタ−８−テトラヒドロカンナビノール（Ｄ８ＴＨＣ）である。いくつかの実施形態において、デルタ−９−テトラヒドロカンナビノール（Ｄ９ＴＨＣ）である。いくつかの実施形態において、カンナビノイドは、テトラヒドロカンナビバリン（ＴＨＣＶ）である。いくつかの実施形態において、カンナビノイドは、カンナビノール酸（ＣＢＮＡ）である。いくつかの実施形態において、カンナビノイドは、カンナビノール（ＣＢＮ）である。いくつかの実施形態において、カンナビノイドは、カンナビジオール酸（ＣＢＤＡ）である。いくつかの実施形態において、カンナビノイドは、カンナビバリン酸（ＣＢＤＶＡ）である。いくつかの実施形態において、カンナビノイドは、カンナビジオール（ＣＢＤ）である。いくつかの実施形態において、カンナビノイドは、カンナビクロメン酸（ＣＢＣＡ）である。いくつかの実施形態において、カンナビノイドは、カンナビクロメン（ＣＢＣ）である。いくつかの実施形態において、カンナビノイドは、カンナビシクロール酸（ＣＢＬＡ）である。いくつかの実施形態において、カンナビノイドは、上述のカンナビノイドのいずれかの立体異性体である。いくつかの実施形態において、カンナビノイドは、上述のカンナビノイドのいずれかの塩である。

いくつかの実施形態において、気化可能な材料は、カンナビノイドの製剤である。いくつかの実施形態において、カンナビノイドの製剤の中のカンナビノイドの濃度は、１−９９％からのカンナビノイドである。いくつかの実施形態において、カンナビノイドの製剤の中のカンナビノイドの濃度は、５−９５％からのカンナビノイドである。いくつかの実施形態において、カンナビノイドの製剤の中のカンナビノイドの濃度は、１０−９０％からのカンナビノイドである。いくつかの実施形態において、カンナビノイドの製剤の中のカンナビノイドの濃度は、約９９％のカンナビノイドを超える。いくつかの実施形態において、カンナビノイドの製剤の中のカンナビノイドの濃度は、約９８％のカンナビノイドを超える。いくつかの実施形態において、カンナビノイドの製剤の中のカンナビノイドの濃度は、約９７％のカンナビノイドを超える。いくつかの実施形態において、カンナビノイドの製剤の中のカンナビノイドの濃度は、約９６％のカンナビノイドを超える。いくつかの実施形態において、カンナビノイドの製剤の中のカンナビノイドの濃度は、約９５％のカンナビノイドを超える。いくつかの実施形態において、カンナビノイドの製剤の中のカンナビノイドの濃度は、約９４％のカンナビノイドを超える。いくつかの実施形態において、カンナビノイドの製剤の中のカンナビノイドの濃度は、約９３％のカンナビノイドを超える。いくつかの実施形態において、カンナビノイドの製剤の中のカンナビノイドの濃度は、約９２％のカンナビノイドを超える。いくつかの実施形態において、カンナビノイドの製剤の中のカンナビノイドの濃度は、約９１％のカンナビノイドを超える。いくつかの実施形態において、カンナビノイドの製剤の中のカンナビノイドの濃度は、約９０％のカンナビノイドを超える。いくつかの実施形態において、カンナビノイドの製剤の中のカンナビノイドの濃度は、約８０％のカンナビノイドを超える。いくつかの実施形態において、カンナビノイドの製剤の中のカンナビノイドの濃度は、約７０％のカンナビノイドを超える。いくつかの実施形態において、カンナビノイドの製剤の中のカンナビノイドの濃度は、約６０％のカンナビノイドを超える。いくつかの実施形態において、カンナビノイドの製剤の中のカンナビノイドの濃度は、約５０％のカンナビノイドを超える。いくつかの実施形態において、カンナビノイドの製剤の中のカンナビノイドの濃度は、約４０％のカンナビノイドを超える。いくつかの実施形態において、カンナビノイドの製剤の中のカンナビノイドの濃度は、約３０％のカンナビノイドを超える。いくつかの実施形態において、カンナビノイドの製剤の中のカンナビノイドの濃度は、約２０％のカンナビノイドを超える。いくつかの実施形態において、カンナビノイドの製剤の中のカンナビノイドの濃度は、約１０％のカンナビノイドを超える。いくつかの実施形態において、カンナビノイドの製剤の中のカンナビノイドの濃度は、約１％から約１０％のカンナビノイドである。いくつかの実施形態において、カンナビノイドの製剤の中のカンナビノイドの濃度は、約１０％から約２０％のカンナビノイドである。いくつかの実施形態において、カンナビノイドの製剤の中のカンナビノイドの濃度は、約２０％から約３０％のカンナビノイドである。いくつかの実施形態において、カンナビノイドの製剤の中のカンナビノイドの濃度は、約３０％から約４０％のカンナビノイドである。いくつかの実施形態において、カンナビノイドの製剤の中のカンナビノイドの濃度は、約４０％から約５０％のカンナビノイドである。いくつかの実施形態において、カンナビノイドの製剤の中のカンナビノイドの濃度は、約５０％から約６０％のカンナビノイドである。いくつかの実施形態において、カンナビノイドの製剤の中のカンナビノイドの濃度は、約６０％から約７０％のカンナビノイドである。いくつかの実施形態において、カンナビノイドの製剤の中のカンナビノイドの濃度は、約７０％から約８０％のカンナビノイドである。いくつかの実施形態において、カンナビノイドの製剤の中のカンナビノイドの濃度は、約８０％から約９０％のカンナビノイドである。いくつかの実施形態において、カンナビノイドの製剤の中のカンナビノイドの濃度は、約９０％から約１００％のカンナビノイドである。

いくつかの実施形態において、カンナビノイドの製剤のｐＨは、酸性である。いくつかの実施形態において、カンナビノイドの製剤のｐＨは、＜７．０である。いくつかの実施形態において、カンナビノイドの製剤のｐＨは、＜６．０である。いくつかの実施形態において、カンナビノイドの製剤のｐＨは、＜５．０である。いくつかの実施形態において、カンナビノイドの製剤のｐＨは、＜４．０である。いくつかの実施形態において、カンナビノイドの製剤のｐＨは、＞３．０である。いくつかの実施形態において、カンナビノイドの製剤のｐＨは、＞４．０である。いくつかの実施形態において、カンナビノイドの製剤のｐＨは、＞５．０である。いくつかの実施形態において、カンナビノイドの製剤のｐＨは、＞６．０である。いくつかの実施形態において、カンナビノイドの製剤のｐＨは、塩基性である。いくつかの実施形態において、カンナビノイドの製剤のｐＨは、＜１０．０である。いくつかの実施形態において、カンナビノイドの製剤のｐＨは、＜９．０である。いくつかの実施形態において、カンナビノイドの製剤のｐＨは、＜８．０である。いくつかの実施形態において、カンナビノイドの製剤のｐＨは、＞７．０である。いくつかの実施形態において、カンナビノイドの製剤のｐＨは、＞８．０である。いくつかの実施形態において、カンナビノイドの製剤のｐＨは、＞９．０である。いくつかの実施形態において、カンナビノイドの製剤のｐＨは、＞１０．０である。

いくつかの実施形態において、気化可能な材料は、大麻の製剤である。いくつかの実施形態において、大麻の製剤の濃度は、１−９９％からの大麻である。いくつかの実施形態において、大麻の製剤の濃度は、５−９５％からの大麻である。いくつかの実施形態において、大麻の製剤の濃度は、１０−９０％からの大麻である。いくつかの実施形態において、大麻の製剤の濃度は、約９９％の大麻を超える。いくつかの実施形態において、大麻の製剤の濃度は、約９８％の大麻を超える。いくつかの実施形態において、大麻の製剤の濃度は、約９７％の大麻を超える。いくつかの実施形態において、大麻の製剤の濃度は、約９６％の大麻を超える。いくつかの実施形態において、大麻の製剤の濃度は、約９５％の大麻を超える。いくつかの実施形態において、大麻の製剤の濃度は、約９４％の大麻を超える。いくつかの実施形態において、大麻の製剤の濃度は、約９３％の大麻を超える。いくつかの実施形態において、大麻の製剤の濃度は、約９２％の大麻を超える。いくつかの実施形態において、大麻の製剤の濃度は、約９１％の大麻を超える。いくつかの実施形態において、大麻の製剤の濃度は、約９０％の大麻を超える。いくつかの実施形態において、大麻の製剤の濃度は、約８０％の大麻を超える。いくつかの実施形態において、大麻の製剤の濃度は、約７０％の大麻を超える。いくつかの実施形態において、大麻の製剤の濃度は、約６０％の大麻を超える。いくつかの実施形態において、大麻の製剤の濃度は、約５０％の大麻を超える。いくつかの実施形態において、大麻の製剤の濃度は、約４０％の大麻を超える。いくつかの実施形態において、大麻の製剤の濃度は、約３０％の大麻を超える。いくつかの実施形態において、大麻の製剤の濃度は、約２０％の大麻を超える。いくつかの実施形態において、大麻の製剤の濃度は、約１０％の大麻を超える。

いくつかの実施形態において、大麻の製剤のｐＨは、酸性である。いくつかの実施形態において、大麻の製剤のｐＨは、＜７．０である。いくつかの実施形態において、大麻の製剤のｐＨは、＜６．０である。いくつかの実施形態において、大麻の製剤のｐＨは、＜５．０である。いくつかの実施形態において、大麻の製剤のｐＨは、＜４．０である。いくつかの実施形態において、大麻の製剤のｐＨは、＞３．０である。いくつかの実施形態において、大麻の製剤のｐＨは、＞４．０である。いくつかの実施形態において、大麻の製剤のｐＨは、＞５．０である。いくつかの実施形態において、大麻の製剤のｐＨは、＞６．０である。いくつかの実施形態において、大麻の製剤のｐＨは、塩基性である。いくつかの実施形態において、大麻の製剤のｐＨは、＜１０．０である。いくつかの実施形態において、大麻の製剤のｐＨは、＜９．０である。いくつかの実施形態において、大麻の製剤のｐＨは、＜８．０である。いくつかの実施形態において、大麻の製剤のｐＨは、＞７．０である。いくつかの実施形態において、大麻の製剤のｐＨは、＞８．０である。いくつかの実施形態において、大麻の製剤のｐＨは、＞９．０である。いくつかの実施形態において、大麻の製剤のｐＨは、＞１０．０である。

いくつかの実施形態において、気化可能な材料は、有効成分のような医薬化合物を含む。ここの方法に利用する電気気化装置と一体の気化のための有効成分である医薬化合物は、例えば、約１００℃（例えば水ベースのキャリアのために、約１００℃、１０５℃、１１０℃、１２０℃、１３０℃、１４０℃、１５０℃、１６０℃、１７０℃、など、エタノールベースの製剤のために、例えば、約５０℃、約６０℃、約７０℃、約８０℃、など）から、だいたい（例えば、下回って）、有効成分が熱的に分解する温度（例えば、約１５０℃、１６０℃、１７０℃、１８０℃、１９０℃、２００℃、２１０℃、２２０℃、２３０℃、２４０℃、２５０℃、２６０℃、２７０℃、２８０℃、２９０℃、３００℃などより小さい）の温度範囲で吸引の供給のための気化への燃焼せずに、加熱されることができる薬を含む。いくつかの実施形態において、薬は、水で割ることなくでき、薬学的に容認できる溶媒に可溶である。いくつかの実施形態において、薬は、様々な病気のための助けとして、市販（ＯＴＣ）の材料を含む。ここで、前記薬は、ぜんそくまたは慢性閉塞性肺疾患（ＣＯＰＤ）のための知られている呼吸性の助けを含むことができる。ここで記載されている装置と一体の気化のための有効成分である気化可能な材料は、燃焼せずに、吸引の供給のための気化へ加熱されることができる薬を含むことができる。ここで、前記薬は、上記の呼吸性の助け（セチリジンのような）、鎮痛薬及び内部医薬の助け（イブプロフェン、ナプロキセンのような）、胸焼けの助け（オメプラゾールのような）、睡眠の助け（ドキシラミン、ジフェンヒドラミン、メラトニンのような）、または乗り物酔いの助け（メクリジンのような）を含む、群から市販（ＯＴＣ）の材料を含む。いくつかの実施形態において、気化可能な材料は、短期作用のベータアゴニスト（アルブテロール、レバルブテロール、ピルブテロールのような）、長期作用のベータアゴニスト（サロメテロール、フォルモテロールのような）、抗コリン作動薬（アトロピン硫酸塩、臭化イプラトロピウムのような）、ロイコトリエン拮抗薬（モンテルカスト、ザフィルルカストのような）、コルティコステロイド（フルチカゾン、ブデソニド、モメタゾンのような）、テオフィリン（テオフィリンのような）、またはコルティコステロイドとベータアゴニストの組み合わせ、長続きする（フルチカゾンとサロメテロール、ブデソニドとフォルモテロール、モメタゾンとフォルモテロール）のような、ぜんそくまたは慢性閉塞性肺疾患（ＣＯＰＤ）のための呼吸性の助けを含むことができる。いくつかの実施形態において、気化可能な材料は、植物のもの及び／または、お茶（ポリフェノール、フラボノイド、緑茶カテキン＋／−カフェイン）、ニガハッカ（フェノールフラボノイド配糖体、ラブダンジテルペノイド、ヨヒンベ、クランベリー／ブドウ（プロアントシアニジン）、ブラック・コホッシュ（テルペン配糖体留分（アクチン、シミフゴシド）、亜麻の種（オメガ脂肪酸）、エキナシア（エキナコシド）、バレリアン（アルカロイド、ガバペンチン、イソバレリル酸、テルペン）、センナ（センナ配糖体）、シナモン（シンナムアルデヒド、フェノール、テルペン）、ビタミンＤ、ソーパルメット（脂肪酸）、またはカフェインのような栄養価のある薬を含むことができる。いくつかの実施形態において、気化可能な材料は、グリコール（プロピレングリコール及び野菜グリセリンのような）、エチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリメチレングリコール、エタノール、及びそれらの組み合わせのような適切なキャリア溶媒に重量で少なくとも５０パーセント溶けることができる。いくつかの実施形態において、医薬化合物はテルピノレンである。いくつかの実施形態において、医薬化合物はリナロールである。いくつかの実施形態において、医薬化合物はフィトールである。いくつかの実施形態において、医薬化合物はミルセンである。いくつかの実施形態において、医薬化合物はシトロネロールである。いくつかの実施形態において、カリオフィレンオキシドである。いくつかの実施形態において、医薬化合物はアルファピネンである。いくつかの実施形態において、医薬化合物はリモネンである。いくつかの実施形態において、医薬化合物はベータカリオフィレンである。いくつかの実施形態において、医薬化合物はフムレンである。いくつかの実施形態において、気化可能な材料はエッセンシャルオイルである。

＜ユーザインターフェース＞
いくつかの実施形態において、ここで記載される気化器具は、ユーザインターフェースを含んでいてもよい。いくつかの実施形態において、ユーザインターフェースはディスプレイである。いくつかの実施形態において、ディスプレイは、ＬＣＤである。いくつかの実施形態において、ディスプレイはＬＥＤである。いくつかの実施形態において、ディスプレイはＯＬＥＤである。いくつかの実施形態において、ディスプレイはユーザインターフェースを提供する。いくつかの実施形態において、ディスプレイはタッチセンサ式である。いくつかの実施形態において、ディスプレイは、息の周波数、息の継続時間、気化されたＴＰＭの量、気化された有効成分の量、またはそれらの任意の組み合わせと通信する。いくつかの実施形態において、ディスプレイによって、使用者が気化可能な材料のタイプを選択できる。いくつかの実施形態において、ディスプレイによって、警報ユニットが使用者に警告する、または、気化装置が停止するまたはその両方の前の気化された気化可能な材料の量を、使用者が、選択できる。いくつかの実施形態において、方法を利用する電気気化装置は、ユーザインターフェースコントローラを備える。いくつかの実施形態において、ユーザインターフェースコントローラは、通信的に、ディスプレイと連結する。いくつかの実施形態において、ユーザインターフェースコントローラは、ディスプレイを通して通信された情報を制御するソフトウェアモジュールである。

いくつかの実施形態において、ユーザインターフェースは、使用者が、気化装置の設定及び状態を変え、及び／または監視することができるように構成されている。例えば、１つの実施形態において、使用者の操作手段は、計算されたＴＰＭ、息の継続時間、息の体積、電圧または加熱温度、の単一または組み合わせに関連して、装置の使用を制限するように使われることができる。

さらにここで記載される気化装置は、少なくともスイッチ、キー操作部、ディスプレイ、インプット／アウトプットポート、及び無線送受信機の１つを含むことができる。１つの実施形態において、インプット／アウトプットポート及び無線送受信機は、電気気化装置の操作ユニットと、携帯電話やパーソナルコンピュータのような、外部コンピュータの間で、通信のリンクを作り出すように用いられることができる。

前述の本発明の開示と説明は、それの説明と描くためである。様々な変更が本発明の精神から逸脱することなく作られる。

本発明の望ましい実施形態は、ここで示され、記載される一方、そのような実施形態は、実施例のみを手段として提供されることは技術分野の通常の知識を有するものにとって明らかである。本発明は、明細書の中に提供された特定の実施例によって限定されないことを目的とする。本発明は、前述の明細書に関連して記載されている一方、ここの実施形態の記載と図は、限定した意味に解釈されることを意味しない。様々なバリエーション、変形、及び置換が今、本発明から逸脱しないで技術分野の通常の知識を有するものに起こすであろう。さらに、本発明のすべての態様は、条件と変化するものの寄せ集めにしたがって、ここで記載される、詳細な表現、形態、または関連する割合に限定されない。ここで記載された本発明の実施形態への様々な代わるものは、本発明を実行するために用いられると理解されるべきである。それゆえ、本発明が、あらゆるそのような変更、改良、バリエーション、または等価物も含めるであろうと考えられる。

本発明と関連のある、追加の詳細は、材料を含み、技術を製造し、関連のある技術分野の通常の知識を有するものの水準の中として用いられるであろう。同じことは、共通に、論理的に用いられた、追加の行為に関して、本発明の方法に基づく態様に関して、合致する。また、記載された本発明のバリエーションのいかなる任意の特徴は、独立に、またはここで記載されたいかなる１以上の特徴と組み合わせで記述され及び権利主張されているかもしれない。同様に、１つの項目への引用は、存在する同じ項目が複数ある可能性を含む。更に特には、ここで使われているように及び添付された請求項において、単一の形式「ａ，」、「ａｎｄ，」、「ｓａｉｄ，」、及び「ｔｈｅ」は、内容がはっきりと他を示さない限り、複数の引用を含む。さらに、注目すべきは、請求項は、いかなる任意の要素を除外するために書かれているかもしれないことである。そのようなものとして、この述べていることは、「もっぱら（ｓｏｌｅｌｙ）」、「のみ（ｏｎｌｙ）」及び請求項の要素の復唱に関連した同類のもの、のような排他的な専門用語の使用のために、または「負」の限定の使用のために、先行詞として務めることを目的とする。ここで他に定義されない限り、ここで使われるすべての技術的、科学的な用語は、この発明が所属する分野の通常の知識を有するものによって共通に理解されるものと同じ意味を有する。本発明の広がりは、主題の明細書によって限られるものでなく、むしろ用いられる請求項の言葉の明白な意味によって限定される。

特徴または要素は、ここで、別の特徴または要素「の上に（ｏｎ）」していると言うときは、他の特徴または要素の上に直接接していることができ、または介在する特徴及び／または要素が存在しているかもしれない。対照的に、特徴または要素は、他の特徴または要素「の直接上に（ｄｉｒｅｃｔｌｙ ｏｎ）」していると言うときは、介在する特徴または要素は存在していない。特徴または要素が、別の特徴または要素と「接続する（ｃｏｎｎｅｃｔｅｄ）」、「取り付けられる（ａｔｔａｃｈｅｄ）」、「連結する（ｃｏｕｐｌｅｄ）」と言うときは、他の特徴または要素と、直接、接続し、取り付けられ、連結するということができ、または介在する特徴または要素が存在していてもよいとも理解されるべきである。対照的に、特徴または要素は、別の特徴または要素と「直接接続する（ｄｅｒｅｃｔｌｙ ｃｏｎｎｅｃｔｅｄ）」、「直接取り付けられる（ｄｅｒｅｃｔｌｙ ａｔｔａｃｈｅｄ）」、「直接連結する（ｄｅｒｅｃｔｌｙ ｃｏｕｐｌｅｄ）」と言うときは、介在する特徴または要素は存在していない。１つの実施形態について記載され、示されているが、そのように記載され、示されている特徴及び要素は、他の実施形態に適用されることができる。「隣接して」別の特徴に配置された構造や特徴への言及は、隣接した特徴と重なり、または、下に横たわる部分を有するかもしれないことも技術分野の通常の知識を有するものによって、十分理解されるであろう。

さらに「備える（ｃｏｍｐｒｉｓｅｓ）」及び／または「備える（ｃｏｍｐｒｉｓｉｎｇ）」という用語は、この明細書使われているとき、規定された特徴、ステップ、操作、要素、及び／または部品の存在を明確に記述し、１以上の他の特徴、ステップ、操作、要素、部品及び／またはそれらの群の存在、追加を除外するものではない。ここで使われるように、「及び／または（ａｎｄ／ｏｒ）」という用語は、関連して記載された１以上の項目のあらゆるおよびすべての組み合わせを含み、及び「／」として簡潔にされてもよい。

「下に（ｕｎｄｅｒ）」、「下に（ｂｅｌｏｗ）」、「より低い（ｌｏｗｅｒ）」、「の上に（ｏｖｅｒ）」、「上の（ｕｐｐｅｒ）」及び同類のもののような、空間的に関連する用語は、ここで、図に記載されているような別の要素または特徴と１つの要素または特徴との関係を記載するために記載を簡単にするために使われているかもしれない。空間的に関連する用語は、使用において、装置の異なる幾何学的配置を包含し、図に描かれた幾何学的配置に加えて操作することを目的とすると理解されるだろう。例えば、図において、装置が反転されるならば、他の要素や特徴の「下に（ｕｎｄｅｒ）」または「下に（ｂｅｎｅａｔｈ）」として記載された要素は、その結果、他の要素または特徴の「上に（ｏｖｅｒ）」配置されるであろう。それゆえ、典型的な用語「下に（ｕｎｄｅｒ）」は、上にまたは下にの両方の幾何的配置を包含することができる。装置は、別なふうに配置（９０°回転され、またはその他の幾何的配置において）されてもよく及びここで使われている空間的に関連する記述子は、それに応じて解釈される。同様に、「上方へ（ｕｐｗａｒｄｌｙ）」、「下方へ（ｄｏｗｎｗａｒｄｌｙ）」、「垂直に（ｖｅｒｔｉｃａｌ）」、「水平に（ｈｏｒｉｚｏｎｔａｌ）」及び同類のものである用語は、特に他に指し示すものに限られなければ、説明の目的でのみここで使われる。

「第１（ｆｉｒｓｔ）」及び「第２（ｓｅｃｏｎｄ）」という用語は、ここで様々な特徴／要素（ステップを含む）を記載するためにここで使われるかもしれないが、これらの特徴／要素は、内容が他を指し示すことに限られなければ、これらの用語によって限定されるべきでない。これらの用語は、別の特徴／要素から１つの特徴／用語を区別するために使われるかもしれない。それゆえ、以下で議論される第１の特徴／要素は、第２の特徴／要素を命名することができ、また同様に以下で議論される第２の特徴／要素は、本発明の教えられたことから逸脱することなく、第１の特徴／要素を命名することができる。

この明細書と、続く請求項に渡って、内容が他に要求することがなければ、「備える（ｃｏｍｐｒｉｓｅ）」との言葉、及び「備える（ｃｏｍｐｒｉｓｅｓ）」及び「備える（ｃｏｍｐｒｉｓｉｎｇ」のようなバリエーションは、様々な部品が、方法や、品物（例えば、装置及び方法を含む、組成物及び器具）において共同で合わせて用いられることができる。例えば、「備える（ｃｏｍｐｒｉｓｉｎｇ）」という用語は、いかなる規定された要素またはステップを含み、いかなる他の要素またはステップを除外しないことを暗示すると理解されるであろう。

ここで、明細書と請求項で使われるものとして、実施例で使われるものとして含み、また、他にはっきりと規定されなければ、すべての数は、用語ではっきりと表れていなくても、あたかも「約（ａｂｏｕｔ）」または「ほぼ（ａｐｐｒｏｘｉｍａｔｅｌｙ）」という言葉によって前置きされているかのように読まれるであろう。「約（ａｂｏｕｔ）」または「ほぼ（ａｐｐｒｏｘｉｍａｔｅｌｙ）」というフレーズは、記載された値及び／または位置が値及び／または位置の合理的な期待された範囲の中にあることを指し示すための大きさ及び／または位置を記載する場合に使われるかもしれない。例えば、数値の値は規定した値（または値の範囲）の＋／−０．１％、数値の値は規定した値（または値の範囲）の＋／−１％、数値の値は規定した値（または値の範囲）の＋／−２％、数値の値は規定した値（または値の範囲）の＋／−５％、数値の値は規定した値（または値の範囲）の＋／−１０％などである値を有するかもしれない。ここで与えられたあらゆる数値の値は、内容が他を指し示していなければ、約またはほぼその値を含むことも理解されるべきである。例えば、値「１０」が開示されるならば、それから「約１０」も開示されている。ここで、列挙されたあらゆる数の範囲は、ここにおいて含められたすべてのサブレンジを含むことを目的としている。値が、開示された場合、「その値以下」、「その値以上」及び値の間で可能な範囲も、通常の知識を有するものによって、適切に理解されるように、開示されているとも理解される。例えば、値「Ｘ」が開示されたならば、Ｘ以上だけでなくＸ以下（例えば、ここでＸは、数字の値）も開示されている。出願を通して、データは、異なるフォーマットの数で提供され、およびこのデータが、終点及び始点を表し、及びデータ点のいかなる組み合わせのための範囲であることも理解される。例えば、もし、特定のデータ点「１０」と特定のデータ点「１５」が開示されるならば、１０および１５、より大きい、以上、より小さい、以下、及び等しいものが、１０から１５と同じように開示されていると考えられると理解される。２つの特定の単位の間のそれぞれの単位も開示されていることも理解される。たとえば、１０と１５が開示されているならば、それから１１、１２、１３、及び１４も開示されている。

さまざまな描かれている実施形態が上記に開示されるが、変化の数のいずれかは、請求項に記載されたような本発明の範囲から逸脱することなく、さまざまな実施形態へ作られるかもしれない。例えば、方法のステップを記載したたいくつかのものが実行される命令は、しばしば、代わりの実施形態に変化するかもしれず、他の代わりの実施形態において、１以上の方法のステップは、完全に飛ばされるかもしれない。さまざまな装置とシステムの実施形態の任意の特徴は、いくつかの実施形態において含まれ、他において含まれないかもしれない。それゆえ、前述の記載は、典型的な目的のために主として提供され、請求項に記載された本発明の範囲に限られると解釈されるべきでない。

ここで含められた実施例と図は、図を手段として、及び限定の手段としてでなく、主題が実行されるかもしれない具体的な実施形態を示す。上述のように、他の実施形態は、構造及び論理的な置換及び変化がこの開示の範囲から逸脱することなくなされることができるように、利用され、導き出される、そのような本発明の主題の実施形態は、もし１以上が、事実、開示されるならば、ここで単に便宜のために、また、いかなる単一の発明または発明の概念へ自発的にこの出願の範囲を限定する意図はなく、「発明」という用語によって、個々にまたは集合的に言われるかもしれない。それゆえ、具体的な実施形態は、ここで記載され、描かれてきたが、同じ目的で達成されるように計算されたいかなる配列は、示された具体的な実施形態のために置換されてもよい。この開示は、さまざまな実施形態のあらゆる及びすべての適用またはバリエーションに及ぶことを目的としている。上記の実施形態の組み合わせ、及びここで具体的に記載された他の実施形態は、上記記載の再検討によって、通常の知識を有するものへ明らかになるであろう。

Claims (32)

1. 気化装置の使用者に供給される薬物の推定量を決定するための方法であって、
   前記気化装置のヒータに与えられる電力量を求めるステップであって、前記ヒータは、気化可能な材料を気化するように構成されるステップと、
   第１の時間において、前記気化装置の一部の第１の温度を求めるステップと、
   前記第１の時間の後の、第２の時間において、前記気化装置の前記一部の第２の温度を求めるステップと、
   前記ヒータの電力量と、前記第１の温度及び前記第２の温度の差に基づいて、前記第１の時間から前記第２の時間までに前記気化装置の前記使用者に供給される前記薬物の前記推定量を決定するステップと、
   を備える方法。
2. 前記気化可能な材料は、前記薬物を含む、請求項１に記載の方法。
3. 前記薬物の前記推定量は、前記使用者に供給される有効成分の推定量を含む、請求項１または２に記載の方法。
4. 前記気化可能な材料は、ニコチン及びキャリアを含む、請求項１乃至３のいずれか１項に記載の方法。
5. 前記キャリアは１以上のグリコールを含む、請求項４に記載の方法。
6. 前記第１の時間は、期間の開始時であり、前記第２の時間は、前記期間の終了時であり、前記使用者に供給される前記薬物の前記推定量は、前記期間の間に供給される前記薬物の推定量を含む、請求項１乃至５のいずれか１項に記載の方法。
7. 前記方法はさらに、前記気化装置の使用者の息を検知するステップであって、前記第１の時間は、前記使用者の息の開始時に対応し、前記第２の時間は、前記使用者の息の終了時に対応する、ステップを備える、請求項１乃至６のいずれか１項に記載の方法。
8. 前記気化装置の前記使用者に供給される前記薬物の前記推定量を決定する前記ステップは、前記気化装置の使用期間内の第１の期間の間に、前記気化装置の前記使用者に供給される前記薬物の第１の推定量を決定するステップを含み、
   前記方法はさらに、
   前記使用者に供給される前記薬物の複数の推定量を決定するステップであって、前記薬物の前記複数の推定量のそれぞれは、前記気化装置の前記使用期間内で前記第１の期間の後に生ずる一連の複数の期間のうちのひとつの期間に対応し、前記薬物の前記複数の推定量のそれぞれは、前記一連の複数の期間のうちの対応するひとつの期間の間に前記ヒータに与えられた推定電力、前記一連の複数の期間のうちの前記対応するひとつの期間の開始時の前記気化可能な材料の推定温度、及び前記一連の複数の期間のうちの前記対応するひとつの期間の終了時の前記気化可能な材料の推定温度に基づく、ステップと、
   前記薬物の前記第１の推定量と前記薬物の前記複数の推定量との合計に基づいて、前記気化装置の前記使用期間を通して前記使用者に供給される前記薬物の総推定量を決定するステップと、
   を備える、
   請求項１乃至５のいずれか１項に記載の方法。
9. 供給される前記薬物の前記総推定量を決定する前記ステップは、前記薬物の前記第１の推定量および前記薬物の前記複数の推定量のそれぞれが決定されるときに、前記薬物の前記第１の推定量および前記薬物の前記複数の推定量のそれぞれを総計するステップを備える、請求項８に記載の方法。
10. 供給される前記薬物の前記推定量を決定する前記ステップは、
    前記第１の温度及び前記第２の温度の前記差で掛け算された第１の定数に基づいて、第１の値を計算するステップと、
    前記第２の温度で掛け算される第２の定数に基づいて、第２の値を計算するステップと、
    前記第１の値及び前記第２の値の両方で減算された前記ヒータに与えられる前記電力に基づいて、第３の値を計算するステップと、
    前記第３の値で掛け算される第３の定数に基づいて、供給される前記薬物の前記推定量を計算するステップと、
    を備える請求項１乃至９のいずれか１項に記載の方法。
11. 前記方法はさらに、期間を通して、供給される前記薬物の総推定量があらかじめ設定されたしきい値を満たすか、超えるとの判断に基づいて、前記気化装置の停止を生じさせるステップと、を備え、
    供給される前記薬物の前記総推定量は、前記第１の時間から前記第２の時間までに供給される前記薬物の前記推定量と、前記期間内に前記使用者に供給される前記薬物の１つ以上の他の推定量とを含む、
    請求項１乃至５のいずれか１項に記載の方法。
12. 前記方法はさらに、期間を通して、供給される前記薬物の総推定量が、あらかじめ設定されたしきい値を満たすか、超えるとの判断に基づいて、前記使用者への警告を生じさせるステップと、を備え、
    供給される前記薬物の前記総推定量は、前記第１の時間から前記第２の時間までに供給される前記薬物の前記推定量と、前記期間内に前記使用者に供給される前記薬物の１つ以上の他の推定量とを含む、
    請求項１乃至５のいずれか１項に記載の方法。
13. 前記第１の温度を求めるステップは、前記ヒータの温度に比例する、前記ヒータの電気特性に基づいて、前記第１の温度の推定を計算するステップと、を備える請求項１乃至１２のいずれか１項に記載の方法。
14. 前記気化装置の前記一部は、１以上の前記ヒータ及び前記気化可能な材料を備える、請求項１乃至１３のいずれか１項に記載の方法。
15. さらに前記気化装置によって、前記薬物の前記推定量に関連する情報を表示するための分離装置に、前記ヒータに与えられる電力量、前記第１の温度、及び前記第２の温度の１以上を送信するステップと、を備える請求項１乃至１４のいずれか１項に記載の方法。
16. 気化可能な材料を気化するように構成されたヒータと、
    前記ヒータに与えられる電力量を求めるステップと、
    第１の時間において気化装置の一部の第１の温度を求めるステップと、
    前記第１の時間の後の、第２の時間において前記気化装置の前記一部の第２の温度を求めるステップと、
    前記ヒータに与えられる前記電力量と前記第１の温度及び前記第２の温度の差とに基づいて、前記第１の時間から前記第２の時間までに使用者に供給される薬物の推定量を決定するステップと、
    を備える操作を実行するように構成された１以上のコントローラと、
    を備える気化装置。
17. 前記気化可能な材料は、前記薬物を含む、請求項１６に記載の気化装置。
18. 前記薬物の前記推定量は、前記使用者に供給される有効成分の推定量を含む、請求項１６または請求項１７に記載の気化装置。
19. 前記気化可能な材料は、ニコチン及びキャリアを含む、請求項１６乃至１８のいずれか１項に記載の気化装置。
20. 前記キャリアは、１以上のグリコールを含む、請求項１９に記載の気化装置。
21. 前記第１の時間は、期間の開始時であり、前記第２の時間は、前記期間の終了時であり、前記使用者に供給される前記薬物の前記推定量は、前記期間の間に供給される前記薬物の推定量を含む、請求項１６乃至２０のいずれか１項に記載の気化装置。
22. 前記操作はさらに、前記気化装置の使用者の息を検知するステップであって、前記第１の時間は、前記使用者の息の開始時に対応し、前記第２の時間は、前記使用者の息の終了時に対応する、ステップを備える、請求項１６乃至２１のいずれか１項に記載の気化装置。
23. 前記気化装置の前記使用者に供給される前記薬物の前記推定量を決定する前記ステップは、前記気化装置の使用期間内の第１の期間の間に、前記気化装置の前記使用者に供給される前記薬物の第１の推定量を決定するステップを含み、
    前記操作はさらに、
    前記使用者に供給される前記薬物の複数の推定量を決定するステップであって、前記薬物の前記複数の推定量のそれぞれは、前記気化装置の前記使用期間内で前記第１の期間の後に生ずる一連の複数の期間のうちのひとつの期間に対応し、前記薬物の前記複数の推定量のそれぞれは、前記一連の複数の期間のうちの対応するひとつの期間の間に前記ヒータに与えられた推定電力、前記一連の複数の期間のうちの前記対応するひとつの期間の開始時の前記気化可能な材料の推定温度、及び前記一連の複数の期間のうちの前記対応するひとつの期間の終了時の前記気化可能な材料の推定温度に基づく、ステップと、
    前記薬物の前記第１の推定量と前記薬物の前記複数の推定量との合計に基づいて、前記気化装置の前記使用期間を通して前記使用者に供給される前記薬物の総推定量を決定するステップと、
    を備える、
    請求項１６乃至２０のいずれか１項に記載の気化装置。
24. 供給される前記薬物の前記総推定量を決定する前記ステップは、前記薬物の前記第１の推定量および前記薬物の前記複数の推定量のそれぞれが決定されるときに、前記薬物の前記第１の推定量および前記薬物の前記複数の推定量のそれぞれを総計するステップを備える、請求項２３に記載の気化装置。
25. 供給される前記薬物の前記推定量を決定する前記ステップは、
    前記第１の温度及び前記第２の温度の前記差で掛け算された第１の定数に基づいて、第１の値を計算するステップと、
    前記第２の温度で掛け算される第２の定数に基づいて、第２の値を計算するステップと、
    前記第１の値及び前記第２の値の両方で減算された前記ヒータに与えられる前記電力に基づいて、第３の値を計算するステップと、
    前記第３の値で掛け算される第３の定数に基づいて、供給される前記薬物の前記推定量を計算するステップと、
    を備える請求項１６乃至２４のいずれか１項に記載の気化装置。
26. 前記操作はさらに、期間を通して、供給される前記薬物の総推定量があらかじめ設定されたしきい値を満たすか、超えるとの判断に基づいて、前記気化装置の停止を生じさせするステップと、を備え、
    供給される前記薬物の前記総推定量は、前記第１の時間から前記第２の時間までに供給される前記薬物の前記推定量と、前記期間内に前記使用者に供給される前記薬物の１つ以上の他の推定量とを含む、
    請求項１６乃至２０のいずれか１項に記載の気化装置。
27. 前記操作はさらに、期間を通して、供給される前記薬物の総推定量が、あらかじめ設定されたしきい値を満たすか、超えるとの判断に基づいて、前記使用者への警告を生じさせるステップと、を備え、
    供給される前記薬物の前記総推定量は、前記第１の時間から前記第２の時間までに供給される前記薬物の前記推定量と、前記期間内に前記使用者に供給される前記薬物の１つ以上の他の推定量とを含む、
    請求項１６乃至２０のいずれか１項に記載の気化装置。
28. 前記第１の温度を求めるステップは、前記ヒータの温度に比例する、前記ヒータの電気特性に基づいて、前記第１の温度の推定を計算するステップと、を備える請求項１６乃至２７のいずれか１項に記載の気化装置。
29. 前記気化装置の前記一部は、１以上の前記ヒータ及び前記気化可能な材料を備える、請求項１６乃至２８のいずれか１項に記載の気化装置。
30. １以上のコントローラは、１以上の操作ロジック及びソフトウェアの指示を備える請求項１６乃至２９のいずれか１項に記載の気化装置。
31. 前記気化装置の前記使用者に供給される前記薬物の前記推定量を決定する前記ステップは、第１の期間の間に、前記気化装置の前記使用者に供給される前記薬物の第１の推定量を決定するステップを含み、
    前記方法はさらに、
    第２の期間について、前記使用者に供給される前記薬物の第２の推定量を決定するステップであって、前記第２の推定量は、前記第２の期間の間に前記ヒータに与えられた推定電力、前記第２の期間の開始時の気化可能な材料の推定温度、及び前記第２の期間の終了時の前記気化可能な材料の推定温度に基づく、ステップと、
    前記薬物の前記第１の推定量と前記第２の推定量の合計に基づいて、前記第１の期間および前記第２の期間を通して前記使用者に供給される前記薬物の総推定量を決定するステップと、
    を備える、
    請求項１乃至５のいずれか１項に記載の方法。
32. 前記気化装置の前記使用者に供給される前記薬物の前記推定量を決定する前記ステップは、第１の期間の間に、前記気化装置の前記使用者に供給される前記薬物の第１の推定量を決定するステップを含み、
    前記操作はさらに、
    第２の期間について、前記使用者に供給される前記薬物の第２の推定量を決定するステップであって、前記第２の推定量は、前記第２の期間の間に前記ヒータに与えられた推定電力、前記第２の期間の開始時の前記気化可能な材料の推定温度、及び前記第２の期間の終了時の前記気化可能な材料の推定温度に基づく、ステップと、
    前記薬物の前記第１の推定量および前記第２の推定量の合計に基づいて、前記第１の期間および前記第２の期間を通して前記使用者に供給される前記薬物の総推定量を決定するステップと、
    を備える、
    請求項１６乃至２０のいずれか１項に記載の気化装置。

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