JP2845225B2 - 高分子化合物、それを用いた感光性樹脂組成物およびパターン形成方法 - Google Patents
高分子化合物、それを用いた感光性樹脂組成物およびパターン形成方法Info
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Description
細加工に用いられる感光性樹脂組成物およびパターン形
成方法に関する。
ダーの微細加工を必要とする各種電子デバイス製造の分
野では、デバイスのより一層の高密度、高集積化が要求
されている。そのため、微細パターン形成のためのフォ
トリソグラフィー技術に対する要求がますます厳しくな
っている。パターンの微細化を図る手段の一つとして、
レジストのパターン形成の際に使用される露光光の短波
長化が知られている。例えば64Mビットまでの集積度
のDRAM(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモ
リー)の製造には、高圧水銀灯のi線(波長=365n
m)が光源として使用され、256Mビット(加工寸法
が0.25μm 以下)DRAMの量産プロセスには、よ
り短波長のKrFエキシマレーザ(波長=248nm)が
露光光源として検討されている。さらに、1Gビット
(加工寸法が0.18μm 以下)以上の集積度を持つD
RAMの製造を目的として、より短波長の光源が必要と
されており、ArFエキシマレーザ(193nm)の利用
が考えられている(上野巧、岩柳隆夫、野々垣三郎、伊
藤 洋、C.グラント.ウィルソン(C. Grant Willso
n)共著、「短波長フォトレジスト材料−ULSIに向
けた微細加工−」、ぶんしん出版、1988年)。この
ためArF光を用いたフォトリソグラフィーに対応する
レジストの開発が望まれている。このArF露光用レジ
ストは、レーザ発振の原料であるガスの寿命が短いこ
と、レーザ装置自体が高価であるなどなどから、レーザ
のコストパフォーマンスの向上を満たす必要がある。こ
のため、加工寸法の微細化に対応する高解像性に加え、
高感度化への要求が高い。レジストの高感度化の方法と
して、感光剤である光酸発生剤を利用した化学増幅型レ
ジストが良く知られており、たとえば代表的な例として
は、特公平2−27660号公報に記載されているトリ
フェニルスルホニウム・ヘキサフルオロアーセナートと
ポリ(p−tert−ブトキシカルボニルオキシ−α−
メチルスチレン)の組み合わせからなるレジストがあ
る。化学増幅型レジストは現在KrFエキシマレーザ用
レジストに広く用いられている[例えば、ヒロシ イト
ー(Hiroshi Ito )、C.グラント.ウイルソン(C.Gr
ant Willson )、アメリカン・ケミカル・ソサイアテイ
・シンポジウム・シリーズ(American Chemical Societ
y Symposium Series)、242巻、11頁〜23頁(1
984年)]。化学増幅型レジストの特徴は、含有成分
である、光照射により酸を発生させる物質である光酸発
生剤が生成するプロトン酸を、露光後の加熱処理により
レジスト固相内を移動させ、当該酸によりレジスト樹脂
などの化学変化を触媒反応的に数百倍〜数千倍にも増幅
させることである。このようにして光反応効率(一光子
あたりの反応)が1未満の従来のレジストに比べて飛躍
的な高感度化を達成している。現在では開発されるレジ
ストの大半が化学増幅型であり、露光光源の短波長化に
対応した高感度材料の開発には、化学増幅機構の採用が
必須となっている。
(248nm)より長波長の露光光を用いる従来のリソグ
ラフィーにおいては、感光性樹脂組成物の樹脂成分はノ
ボラック樹脂あるいはポリ(p−ビニルフェノール)な
どの構造単位中に芳香環を有する樹脂が利用されてお
り、この芳香環のドライエッチング耐性により樹脂のエ
ッチング耐性を維持できた。しかし、ArFエキシマレ
ーザー(193nm)等の波長220nm以下の遠紫外線領
域の放射線を光源とするリソグラフィー工程に用いられ
るレジストは、芳香環による光吸収が極めて強いため、
芳香環を含まず且つエッチング耐性を有する脂環族炭化
水素を有する樹脂が検討されている(例えば武智敏ら、
ジャーナル オブ フォトポリマー サイエンス アン
ド テクノロジー(Journal ofPhotopolymer Science a
nd Technology)5巻(3号)、439頁〜446頁
(1992年).)。しかし、脂環基の導入は、その強
い疎水性のためレジストの疎水性が高くなり、形成した
薄膜がシリコン基板との密着性が悪くなる、基板への塗
布時に得られる膜厚の均一性が悪くなるという問題をお
こす。その解決策としては、発明者らによるメタクリル
酸単位を導入することが提案されている(トリシクロデ
カニルアクリレートとテトラヒドロピラニルメタクリレ
ートとメタクリル酸の共重合体[プロシーディングス・
オブ・エス・ピ・アイ・イー(Proceedings of SPIE
)、2428巻、433頁〜444頁(1995
年)])。
ち、なおかつドライエッチング耐性を持つ高分子化合物
として脂環基を導入したものを用いることにより、また
このために生ずる密着性、膜厚均一性の悪さはメタクリ
ル酸単位を導入することにより解決された。しかし、こ
のようなレジスト用樹脂において酸により分解し、高分
子化合物の極性を変化させる保護基には主にテトラヒド
ロピラニル基(K.ナカノ、K.マエダ、S.イワサ、
T.オオフジ、E.ハセガワ、プロシーディングス・オ
ブ・エス・ピ・アイ・イー(Proceedings of SPIE )、
2428巻、433頁〜444頁(1995年))やタ
ーシャルブチル基(ロバート.D.アレン(Robert D.
Allen )、グレゴリー.M.ウオールラフ(Gregory M.
Wallraff )、リチャード.A.デピエロ(Richard A.
Diepietro)、ドナルド.C.ホファー(Donald C. Ho
fer )、ロデリック R.クンツ(Roderick R.Kunz
)、ジャーナル オブ フォトポリマーコンファレン
ス サイエンス アンド テクノロジー(Journal of P
hotopolymer Science and Technology)、7巻、3号、
507頁〜516頁(1994年))が用いられてい
る。しかし、テトラヒドロピラニ基は熱分解点が低く熱
安定性が悪いという欠点を有している。また、テトラヒ
ドロピラニル基は、ポリビニルフェノールの保護基とし
て用いられる場合、副反応物のポリマーを形成すること
が知られている(T.サカミズら、ジャパニーズ ジャ
ーナル アプライド フィジックス(Journal of Appli
ed Physics),31巻、4288頁(1992年))。
同様に、メタクリル酸等の保護基として用いる場合も反
応式(I)のような経路で、副反応物のポリマーを形成
することが容易に予想できる。よって、テトラヒドロピ
ラニル基は、副生成物のポリマーを生成し、これが現像
液への溶解を妨げレジストの解像度の低下をもたらし、
さらに、レジスト残り(スカム)を生じさせるという欠
点を持つ。
れを定量的に脱離させるためにはトリフレート酸のよう
な強い酸を用いないと脱保護基反応は進行しない。この
ため、レジストに用いる光酸発生剤にはトリフェニルス
ルホニウムトリフルオロメタンスルホナートのようなト
リフレート酸を生成するものに限られる。しかし、トリ
フレート酸は揮発性が高く、現像前にレジスト膜より蒸
散しやすい。さらに強酸性であるため、空気中の塩基性
化合物と容易に反応する。以上2点の理由により、トリ
フレート酸を用いる場合ではレジスト膜表面部位で酸が
失活し有効量に満たさないため表面部位だけパターンが
解像しない、いわゆる表面難溶化層が生成し易く、レジ
ストの解像度を著しく劣化させる結果に陥り易い(S.
A.マクドナルド(S. A. MacDonald )ら、プロシーデ
ィングス・オブ・エス・ピ・アイ・イー(Proceedings
of SPIE )、1446巻、2頁〜12頁(1991
年))。
リソグラフィー用レジストは、エッチング耐性、基板へ
の密着性を有しているがその樹脂成分の極性を変換する
部位である保護基が不十分なため、スカムがない微細な
パターンが得られ、かつ高解像度および高感度を示すも
のは未だ開示されてなかった。
者はテトラヒドロピラニル基以上の熱安定性を有し、ま
た副反応をおこさず、かつ酸に対し容易に分解しうる保
護基を検討した。その結果、上記技術課題は、以下に示
した一般式(1)で表される高分子化合物および該感光
性樹脂組成物を使用し光照射によってパターニングを行
うことを特徴とするパターニング方法により解決される
ことを見い出し本発明に至った。
7 は、水素原子あるいはメチル基、R2 は炭素数7〜1
3の2価の有橋環式炭化水素基(具体的にはトリシクロ
[5.2.1.02,6 ]デシル基、テトラシクロ[4.
4.0.12,5 17,10]ドデシル基、ジシクロペンテニ
ル基、ジシクロペンテニルオキシエチル基、ノルボニル
基、アダマンチル基等を表すがこれだけに限定されるも
のではない)、R4 は水素原子またはメチル基、エチル
基、R5 はメチル基、エチル基、R6 は炭素数1〜12
のアルコキシ基あるいは炭素数1〜13のアシル基に置
換されたあるいは無置換の炭素数1〜12の炭化水素基
(具体的には、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチ
ル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル
基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、
シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル
基、ノルボルニル基、トリシクロデシル基、ジシクロペ
ンテニル基、シクロヘキシル基、ノルボニル基、アダマ
ンチル基、メトキシエチル基、エトキシエチル基、プロ
ポキシエチル基、ブトキシエチル基、ペンチルオキシエ
チル基、ヘキシルオキシエチル基、ヘプチルオキシエチ
ル基、シクロヘプチルオキシエチル基、シクロヘキシル
オキシエチル基、シクロペンチルオキシエチル基、シク
ロヘキシルオキシエチル基、シクロオクチルオキシエチ
ル基、ノリボルニルオキシエチル基、アダマンチルオキ
シエチル基、メトキシプロピル基、エトキシプロピル
基、プロポキシプロピル基、アセトキシエチル基、アダ
マンチルカルボニルオキシエチル基などが挙げられるが
これだけに限定されるものではない)、x+y+z=
1、xは0.1〜0.9、yは0.1〜0.7、zは0
〜0.7を表す。また、この高分子化合物の重量平均分
子量は1000〜1000000である。) その結果、先に述べた欠点を克服することができた。本
発明の一般式(1)で表される高分子化合物において、
一般式(2)で表される部位は酸により容易に分解し、
高分子化合物の極性を変化させる。一般式(2)で表さ
れる部位は、加熱を伴った酸による分解反応により、ア
ルコール、アルデヒドに分解し、高分子化合物はカルボ
ン酸を生成する。
たはメチル基、エチル基、R5 はメチル基、エチル基、
R6 は炭素数1〜12のアルコキシ基あるいは炭素数1
〜13のアシル基に置換されたあるいは無置換の炭素数
1〜12の炭化水素基(具体的には、メチル基、エチル
基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、
ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデ
シル基、ドデシル基、シクロペンチル基、シクロヘキシ
ル基、シクロヘプチル基、ノルボルニル基、トリシクロ
デカニル基、ジシクロペンテニル基、シクロヘキシル
基、ノルボニル基、アダマンチル基、メトキシエチル
基、エトキシエチル基、プロポキシエチル基、ブトキシ
エチル基、ペンチルオキシエチル基、ヘキシルオキシエ
チル基、ヘプチルオキシエチル基、シクロヘプチルオキ
シエチル基、シクロヘキシルオキシエチル基、シクロペ
ンチルオキシエチル基、シクロヘキシルオキシエチル
基、シクロオクチルオキシエチル基、ノリボルニルオキ
シエチル基、アダマンチルオキシエチル基、メトキシプ
ロピル基、エトキシプロピル基、プロポキシプロピル
基、アセトキシエチル基、アダマンチルカルボニルオキ
シエチル基などが挙げられるがこれだけに限定されるも
のではない)を表す。) 一般式(2)で表される部位は、電子供与性基であるア
ルコキシ基を有しており、さらに酸に対する立体障害が
小さい。よって、反応部位に対し酸は近ずきやすく、従
来用いられているテトラヒドロピラニル基、ターシャル
ブチルと比較し分解反応は容易に進行する。従って、タ
ーシャルブチル基やテトラヒドロピラニル基を用いた従
来のArFエキシマレーザリソグラフィー用樹脂に比
べ、低い露光量で解像が可能である。また、ターシャル
ブチル基の場合、脱保護反応効率が低いためトリフレー
ト酸のような大きい酸強度を有する酸を生成する光酸発
生剤を使用しなければ解像が出来なかった。しかし、ト
リフレート酸等強い酸を生成する光酸発生剤を用いた場
合、表面難溶化効果の影響を受けやすく微細なパターン
を加工しにくいために表面保護膜が必要である。しか
し、本発明の感光性組成物の樹脂はトルエンスルホン酸
等のトリフレート酸等に比べ弱い酸を生成する光酸発生
剤を用いても解像可能である。また、従来のテトラヒド
ロピラニル基を用いた樹脂と異なりポリマーが副生成物
として生成することはない。そのためレジスト残り(ス
カム)のない微細なレジストパターンを得ることができ
る。
る光酸発生剤は、400nm以下、好ましくは180nm〜
220nmの範囲の光の照射により酸を発生する光酸発生
剤であることが望ましく、なおかつ先に示した本発明に
おける高分子化合物等との混合物が有機溶媒に十分に溶
解し、かつその溶液がスピンコートなどの製膜法で均一
な塗布膜が形成可能なものであれば、いかなる光酸発生
剤でもよい。また、単独でも、2種以上を混合して用い
てもよい。
ば、ジャーナル・オブ・ジ・オーガニック・ケミストリ
ー(Journal of the Organic Chemistry)、43巻、1
5号、3055頁〜3058頁(1978年)に記載さ
れているJ.V.クリベロ(J.V.Crivello)らのトリフ
ェニルスルホニウム塩誘導体、およびそれに代表される
他のオニウム塩(例えば、スルホニウム塩、ヨードニウ
ム塩、ホスホニウム塩、ジアゾニウム塩、アンモニウム
塩などの化合物)や、2、6−ジニトロベンジルエステ
ル類[T.ヌーナン(T. Neenan )ら、プロシーディン
グス・オブ・エス・ピ・アイ・イー(Proceedings of S
PIE )、1086巻、2頁〜10頁(1989年)]、
1、2、3−トリ(メタンスルホニルオキシ)ベンゼン
[タクミウエノら、プロシーディング・オブ・PME'89、
講談社、413〜424頁(1990年)]、平5−1
34416号公開特許公報で開示されたスルホサクシン
イミドなどがある。その中でも一般式(3)、(4)で
示す光酸発生剤を使用することがより好ましい。
状、または環状のアルキル基、R9 は直鎖状、分枝状、
または環状のアルキル基、2−オキソ環状アルキル基、
あるいは2−オキソ直鎖状または分枝状アルキル基、Y
- はBF4 -、AsF6 -、SbF6 -、PF6 -、CF3 CO
O- 、ClO4 -あるいはCF3 SO3 -等の対イオンであ
る。)
アルキル基またはハロアルキル基、または置換また無置
換の芳香環、R11,R12は水素原子、直鎖状、分岐状、
環状のアルキル基またはハロアルキル基を表す。) これは、KrFエキシマレーザリソグラフィー用に多用
されている光酸発生剤[例えばクリベロらの上記文献記
載のトリフェニルスルホニウム トリフルオロメタンス
ルホナート(以後TPSと略す)]は220nm以下の遠
紫外線領域で極めて強い光吸収性を有するため、本発明
における光酸発生剤として使用するにはその使用量が制
限される。ここで、例えばArFエキシマレーザ光の中
心波長である193.4nmにおける透過率を比較する
と、TPSを全膜重量に対し1.5重量部含有するポリ
メチルメタクリレート塗布膜(膜厚1μm )の透過率
は、約50%であり、同様に5.5重量部含有する塗布
膜の透過率は約6%であった。これに対し、一般式
(3)で示したスルホニウム塩誘導体のうち、例えばシ
クロヘキシルメチル(2−オキソシクロヘキシル)スル
ホニウムトリフルオロメタンスルホナートを含有するポ
リメチルメタクリレート塗布膜の透過率は、5重量部含
有するもので71%、さらに30重量部含有する塗布膜
においても55%と高い透過率を示した。また一般式
(4)で示す光酸発生剤のうち、例えばN−ヒドロキシ
スクシイミドトリフルオロメタンスルホナートを5重量
部含有する塗布膜では約50%であった。このように一
般式(3)、(4)で示した光酸発生剤はいずれも18
5.5〜220nmの遠紫外領域の光吸収が著しく少な
く、露光光に対する透明性という点ではArFエキシマ
レーザリソグラフィー用レジストの構成成分としてさら
に好適であることが明らかである。具体的には、2−オ
キソシクロヘキシルメチル(2−ノルボルニル)スルホ
ニウムトリフルオロメタンスルホナート、シクロヘキシ
ルメチル(2−オキソシクロヘキシル)スルホニウムト
リフルオロメタンスルホナート、ジシクロヘキシル(2
−オキソシクロヘキシル)スルホニウムトリフルオロメ
タンスルホナート、ジシクロヘキシルスルホニルシクロ
ヘキサノン、ジメチル(2−オキソシクロヘキシル)ス
ルホニウムトリフルオロメタンスルホナート、トリフェ
ニルスルホニウムトリフルオロメタンスルホナート、ジ
フェニルヨードニウムトリフルオロメタンスルホナー
ト、N−ヒドロキシスクシイミドトリフルオロメタンス
ルホナート,N−ヒドロキシスクシイミドトルエンスル
ホナートなどが挙げられるが、これらだけに限定される
ものではない。
光酸発生剤は単独でも用いられるが、2種以上を混合し
て用いても良い。光酸発生剤の含有率は、それ自身を含
む全構成成分100重量部に対して通常0.2〜25重
量部、好ましくは0.5〜15重量部である。この含有
率が0.2重量部未満では本発明の感度が著しく低下
し、パターンの形成が困難である。また25重量部を越
えると、均一な塗布膜の形成が困難になり、さらに現像
後には残さ(スカム)が発生し易くなるなどの問題が生
ずる。また高分子化合物の含有率は、それ自身を含む全
構成分100重量部に対して通常75〜99.8重量
部、好ましくは85〜99.5重量部である。本発明に
て用いる溶剤として好ましいものは、高分子化合物と光
酸発生剤からなる成分が充分に溶解し、かつその溶液が
スピンコート法などの方法で均一な塗布膜が形成可能な
有機溶媒であればいかなる溶媒でもよい。また、単独で
も2種類以上を混合して用いても良い。具体的には、n
−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、n−
ブチルアルコール、tert−ブチルアルコール、メチ
ルセロソルブアセテート、エチルセロソルブアセテー
ト、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテー
ト、乳酸メチル、乳酸エチル、酢酸2−メトキシブチ
ル、酢酸2−エトキシエチル、ピルビン酸メチル、ピル
ビン酸エチル、3−メトキシプロピオン酸メチル、3−
メトキシプロピオン酸エチル、N−メチル−2−ピロリ
ジノン、シクロヘキサノン、シクロペンタノン、シクロ
ヘキサノール、メチルエチルケトン、1,4−ジオキサ
ン、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレン
グリコールモノメチルエーテルアセテート、エチレング
リコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノ
イソプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノメチ
ルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテルな
どが挙げられるが、もちろんこれらだけに限定されるも
のではない。
本的な」構成成分は、高分子化合物、光酸発生剤、溶剤
であるが、必要に応じて溶解阻止剤、溶解促進剤、界面
活性剤、色素、安定剤、塗布性改良剤、染料などの他の
成分を添加しても構わない。
成物の樹脂は熱安定性が高く、また本発明の感光性樹脂
組成物を用いると、例えばArFエキシマレーザを露光
光とした解像実験においてレジスト残りのない良好な矩
形状の微細パターンが高感度で形成されることを確認し
た。
物は、180〜220nm以下の遠紫外線を露光光とした
リソグラフィーにおいて、微細パターン形成用フォトレ
ジストとして利用できる。
詳細に説明するが、本発明はこれらの例によって何ら制
限されるものではない。
15.1g(0.21mol)とメタクリル酸20g
(0.23mol)を塩化メチレン200ml中に溶解し
た。ここに、P−トルエンスルホン酸ピリジン塩0.5
3g(0.0021mol)を加え、撹拌し完全に溶解
した後、室温で6時間放置した。その後、ジエチルエー
テル200mlを加え、2.5%水酸化ナトリウム水溶
液で3回、水で6回洗浄した後、エーテル層を硫酸マグ
ネシウム上で1晩乾燥した。硫酸マグネシウムをろ別し
た後、塩化メチレン層をエバポレートすることにより1
−エトキシエチルメタクリレートを31.8g(収率9
6%)得た。目的物の構造は、IRは島津製作所IR−
470型、 1H−NMRはブルカー社AMX−400型
により確認した。 IR(液膜法)(cm-1):2950、2880
(νC-H ) 1720(νC=O )、1640
(νC=C )、1170(νC-O )1 H−NMR(CDCl3 、内部標準物質:テトラメチ
ルシラン)ppm:1.15〜1.25(t、3H)、
1.4〜1.5(w、3H)、1.92〜1.96
(s、3H)、3.4〜3.8(m、2H)、5.59
〜5.69(w、1H)、5.98〜6(m、1H)、
6.15〜6.25(w、1H) (合成例2) ブトキシエチルメタクリレートの合成
ルエーテルに代え、ブチルビニルエーテル21g(0.
21mol)を用いて単量体の合成を行った。その結
果、ブトキシエチルメタクリレートを36.6g(収率
94%)得た。 IR(液膜法)(cm-1): 2950、2880(ν
C-H ) 1720(νC=O)、1640(νC=C )、1
170(νC-O )1 H−NMR(CDCl3 、内部標準物質:テトラメチ
ルシラン)ppm:0.75〜1.85(m、10
H)、1.92〜1.97(s、3H)、3.42〜
3.8(m、2H)、5.59〜5.69(w、1
H)、6.00〜6.05(m、1H)、6.15〜
6.25(w、1H) (合成例3) オクチルオキシエチルメタクリレートの合成
ルエーテルに代え、オクチルビニルエーテル32.8g
(0.21mol)を用いて単量体の合成を行った。そ
の結果、オクタノキシブトキシエチルメタクリレートを
46.2g(収率91%)得た。 IR(液膜法)(cm-1): 2950、2880(ν
C-H ) 1720(νC=O)、1640(νC=C )、1
170(νC-O )1 H−NMR(CDCl3 、内部標準物質:テトラメチ
ルシラン)ppm:0.75〜1.85(m、18
H)、1.92〜1.97(s、3H)、3.42〜
3.8(m、2H)、5.59〜5.69(w、1
H)、6.00〜6.05(m、1H)、6.15〜
6.25(w、1H) (合成例4) メトキシプロピルメタクリレートの合成
ルエーテルに代え、メチルプロペニルエーテル15.1
g(0.21mol)を用いて単量体の合成を行った。
その結果、メトキシプロピルメタクリレート30.5g
(収率92%)を得た。 IR(液膜法)(cm-1): 2950、2880(ν
C-H ) 1720(νC=O)、1640(νC=C )、1
170(νC-O )1 H−NMR(CDCl3 、内部標準物質:テトラメチ
ルシラン)ppm:1.41〜1.5(s、6H)、
1.9〜1.94(s、3H)、3.47〜3.53
(s、3H)、5.59〜5.69(w、1H)、6.
15〜6.25(w、1H) (合成例5) メトキシエトキシエチルメタクリレートの合成
ルエーテルに代え、メトキシエチルビニルエーテル2
1.42g(0.21mol)を用いて単量体の合成を
行った。その結果、メトキシエトキシエチルメタクリレ
ートを36.3g(収率92%)得た。 IR(液膜法)(cm-1):2950、2880
(νC-H ) 1720(νC=O )、1640
(νC=O )、1170(νC-O )1 H−NMR(CDCl3 、内部標準物質:テトラメチ
ルシラン)ppm:1.46〜1.48(m、3H)、
1.945〜1.95(s、3H)、3.38〜3.3
9(s、3H)、3.65〜3.9(m、4H)、5.
65〜5.67(w、1H)、6.02〜6.07
(m、1H) 6.12〜6.18(w、1H) (合成例6) シクロヘキシルエチルメタクリレートの合成
ルエーテルに代え、シクロヘキシルビニルエーテル2
6.5g(0.21mol)を用いて単量体の合成を行
った。その結果、シクロヘキシルオキシエチルメタクリ
レート42.3g(収率95%)を得た。 IR(液膜法)(cm-1):2950、2880
(νC-H ) 1720(νC=O )、1640
(νC=C )、1170(νC-O )1 H−NMR(CDCl3 、内部標準物質:テトラメチ
ルシラン)ppm:1.41〜1.5(s、13H)、
1.9〜1.94(s、3H)、3.47〜3.53
(s、1H)、5.59〜5.69(w、1H)、6.
02〜6.07(s、1H)、6.15〜6.25
(w、1H) (合成例7) アセトキシエトキシエチルメタクリレートの合成
温度計付き500ml用4つ口フラスコに、2−クロロ
エチルビニルエーテル23.5g(0.3mol)、無
水酢酸ナトリウム18.9g(0.23mol)、テト
ラブチルアンモニウムクロライド0.5g(0.001
4mol)を入れ、撹拌しながら12時間還流加熱を行
った。室温まで冷却後、ろ過により固形分を除きいた
後、減圧蒸留を行うことによりアセトキシエチルビニル
エーテルを26.6g(収率87%)を得た。
19.5g(0.15mol)およびメタクリル酸1
5.5g(0.18mol)を塩化メチレンに溶解しp
−トルエンスルホン酸ピリジン塩0.38g(0.00
15mol)を加え、撹拌し完全に溶解した。室温で6
時間放置後、2.5%水酸化ナトリウム3回、水で6回
洗浄した後、硫酸マグネシウム上1晩乾燥した。硫酸マ
グネシウムをろ別後、エバポレーターにより溶媒を留去
した。つづいて、残さを減圧蒸留することによりアセト
キシエトキシエチルビニルエーテルを29.6g(収率
93%)(b.p.100〜105℃/0.07mmH
g)得た。 IR(液膜法)(cm-1): 2950、2880(ν
C-H )、1720(νC=O)、1640(νC=C )、1
170(νC-O )1 H−NMR(CDCl3 、内部標準物質:テトラメチ
ルシラン)ppm:1.945〜1.95(s、3
H)、2.06〜1.08(s、3H)、3.82〜
3.85(t、2H)、4.2〜4.28(t、2
H)、5.64〜5.67(s、1H)、6.02〜
6.07(m、1H) 6.12〜6.18(s、1H) (合成例8) エトキシエトキシエチルメタクリレートの合成
ム塩の代わりに、エタノールナトリウム塩を15.6g
(0.23mol)用い合成を行った。その結果、その
結果、エトキシエトキシエチルメタクリレート26.4
g(収率88%)を得た。 IR(液膜法)(cm-1):2950、2880
(νC-H )、1720(νC=O )、1640
(νC=C )、1170(νC-O )1 H−NMR(CDCl3 、内部標準物質:テトラメチ
ルシラン)ppm:1.1〜1.3(s、3H)、1.
4〜1.5(s、3H)、1.945〜1.95(s、
3H)、3.5〜3.95(t、6H)、5.64〜
5.67(s、1H)、6.02〜6.07(m、1
H)、6.12〜6.18(s、1H) (合成例9) ブトキシエトキシエチルメタクリレートの合成
ム塩に代え、ブタノールナトリウム塩を23g(0.2
3mol)用い単量体の合成を行った。その結果、アダ
マンチルオキシエトキシエチルメタクリレート41.7
g(収率90%)を得た。 IR(液膜法)(cm-1): 2950、2880(ν
C-H )、1720(νC=O)、1640(νC=C )、1
170(νC-O )1 H−NMR(CDCl3 、内部標準物質:テトラメチ
ルシラン)ppm:1.05〜2.2(m、21H)、
3.82〜3.85(t、2H)、4.2〜4.28
(t、2H)、5.64〜5.67(s、1H)、6.
02〜6.07(m、1H)、6.12〜6.18
(s、1H) (合成例10) プロピルカルボニルオキシエトキシエチルメタクリレー
トの合成
ム塩に代え、酪酸ナトリウム塩を25.3g(0.23
mol)用い単量体の合成を行った。その結果、プロピ
ルカルボニルオキシエトキシエチルメタクリレート32
g(収率89%)を得た。 IR(液膜法)(cm-1): 2950、2880(ν
C-H )、1720(νC=O)、1640(νC=C )、1
170(νC-O )1 H−NMR(CDCl3 、内部標準物質:テトラメチ
ルシラン)ppm:0.98〜1.2(t、3H)、
1.5〜1.95(t、3H)、1.945〜1.95
(s、3H)、2.06〜1.08(s、3H)、3.
82〜3.85(t、2H)、4.2〜4.28(t、
2H)、5.64〜5.67(s、1H)、6.02〜
6.07(m、1H) 6.12〜6.18(s、1H) (合成例11) アダマンチルオキシエトキシエチルメタクリレートの合
成
ム塩に代え、1−アダマンチルアルコール ナトリウム
塩を40.3g(0.23mol)用い単量体の合成を
行った。その結果、アダマンチルオキシエトキシエチル
メタクリレート41.7g(収率90%)を得た。 IR(液膜法)(cm-1):2950、2880
(νC-H )、1720(νC=O )、1640
(νC=C )、1170(νC-O )1 H−NMR(CDCl3 、内部標準物質:テトラメチ
ルシラン)ppm:1.05〜2.2(m、21H)、
3.82〜3.85(t、2H)、4.2〜4.28
(t、2H)、5.64〜5.67(s、1H)、6.
02〜6.07(m、1H)、6.12〜6.18
(s、1H) (合成例12) アダマンチルカルボニルオキシエトキシエチルメタクリ
レートの合成
ム塩に代え、1−アダマンチルカルボン酸ナトリウム塩
46.7g(0.23mol)を用い単量体の合成を行
った。その結果、アダマンチルカルボニルオキシエトキ
シエチルメタクリレート46.5g(収率92%)を得
た。 IR(液膜法)(cm-1):2950、2880
(νC-H )、1720(νC=O )、1640
(νC=C )、1170(νC-O )1 H−NMR(CDCl3 、内部標準物質:テトラメチ
ルシラン)ppm:1.05〜2.2(m、22H)、
3.82〜3.85(t、2H)、4.2〜4.28
(t、2H)、5.64〜5.67(w、1H) 6.02〜6.07(m、1H)、6.12〜6.18
(w、1H) (実施例1) ポリ(トリシクロデシルアクリレート−エトキシエチル
メタクリレート−メタクリル酸)(組成比5:3:2)
の合成
にアルゴンガス雰囲気下で、乾燥テトラヒドロフラン8
0ml中にトリシクロデシルアクリレート(FA−51
3A、日立化成製)21.7g(0.105mol)、
エトキシエチルメタクリレート(合成例1で得られた化
合物)10g(0.063mol)、メタクリル酸3.
63g(0.042mol)を溶解した。トリシクロデ
シルアクリレート、エトキシエチルメタクリレートおよ
びメタクリル酸の仕込み比は5:3:2とした。そこへ
重合開始剤であるアゾビスイソブチロニトリル1.5g
(0.00915mol)のテトラヒドロフラン溶液3
0mlを加え、60ないし65℃で1時間加熱した。そ
の後反応溶液を1リットルのリグロイン中に注加するこ
とで、再沈を2回繰り返した。析出した重合体の沈澱を
ろ集し、2mmHg、40℃で24時間減圧乾燥をおこ
なうことにより、ポリ(トリシクロデシルアクリレート
−エトキシエチルメタクリレート−メタクリル酸)の白
色粉末を20.2g得た(収率57%)。共重合比を 1
H−NMR測定により求めたところ原料の仕込み比とほ
ぼ同じであった。ポリスチレン換算の重均分子量は29
600、分散度は2.17であった。 IR(KBr錠剤法)(cm-1): 2400−3500
(νO-H )、2950、2880(νC-H ) 1722
(νC=O )、1660(νC=O )、1170(νC-O ) (実施例2) ポリ(トリシクロデシルアクリレート−ブトキシエチル
メタクリレート−メタクリル酸)(組成比5:3:2)
の合成
ルメタクリレートの代わりにブトキシエチルメタクリレ
ート(合成例2で得られた化合物)11.7g(0.0
632mol)を用い3元共重合体の合成を行った。そ
の結果、ポリ(トリシクロデシルアクリレート−ブトキ
シエチルメタクリレート−メタクリル酸)(白色粉末)
を20.5g(収率55%)得た。 重量平均分子量(ポリスチレン換算)27600、分散
度2.29 IR(KBr錠剤法)(cm-1):2400−3500
(νO-H )、2950、2880(νC-H ) 1722
(νC=O )、1660(νC=O )、1170(νC- O ) (実施例3) ポリ(トリシクロデシルアクリレート−オクチルオキシ
エチルメタクリレート−メタクリル酸)(組成比5:
3:2)の合成
ルメタクリレートの代わりにオクチロキシエチルメタク
リレート(合成例3で得られた化合物)16.8g
(0.0632mol)を用い3元共重合体の合成を行
った。その結果、ポリ(トリシクロデシルアクリレート
−オクチルオキシエチルメタクリレート−メタクリル
酸)(白色粉末)を20g(収率48%)得た。 重量平均分子量(ポリスチレン換算)27600、分散
度2.44 IR(KBr錠剤法)(cm-1):2400−3500
(νO-H )、2950、2880(νC-H ) 1722
(νC=O )、1660(νC=O )、1170(νC- O ) (実施例4) ポリ(トリシクロデシルアクリレート−メトキシプロピ
ルメタクリレート−メタクリル酸)(組成比5:3:
2)の合成
ルメタクリレートの代わりにメトキシプロピルメタクリ
レート(合成例4で得られた化合物)を10g(0.0
632mol)を用い3元共重合体の合成を行った。そ
の結果、ポリ(トリシクロデシルアクリレート−メトキ
シプロピルメタクリレート−メタクリル酸)(白色粉
末)を17.6gを得た(収率50%)。 重量平均分子量(ポリスチレン換算)27600、分散
度2.41 IR(KBr錠剤法)(cm-1):2400−3500
(νO-H )、2950、2880(νC-H ) 1722
(νC=O )、1660(νC=O )、1170(νC- O ) (実施例5) ポリ(トリシクロデシルアクリレート−メトキシエトキ
シエチルメタクリレート−メタクリル酸)(組成比5:
3:2)の合成
ルメタクリレートの代わりにメトキシエトキシエチルメ
タクリレート(合成例5で得られた化合物)を11.9
g(0.0632mol)用い3元共重合体の合成を行
った。その結果、ポリ(トリシクロデシルアクリレート
−メトキシエトキシチルメタクリレート−メタメタクリ
ル酸)を19.1g得た(収率52%)。 重量平均分子量(ポリスチレン換算)28800、分散
度2.41 IR(KBr錠剤法)(cm-1):2400−3500
(νO-H )、2950、2880(νC-H ) 1722
(νC=O )、1660(νC=O )、1170(νC- O ) (実施例6) ポリ(トリシクロデシルアクリレート−シクロヘキシル
エチルメタクリレート−メタクリル酸)(組成比5:
3:2)の合成
ルメタクリレートの代わりにシクロヘキシルエチルメタ
クリレート(合成例6で得られた化合物)を13.4g
用い3元共重合体の合成を行った。その結果、ポリ(ト
リシクロデシルアクリレート−シクロヘキシルエチルメ
タクリレート−メタクリル酸)(共重合比5:3:2)
を19.7g得た(収率51%)。 重量平均分子量(ポリスチレン換算)26600、分散
度2.2 IR(KBr錠剤法)(cm-1):2400−3500
(νO-H )、2950、2880(νC-H ) 1722
(νC=O )、1660(νC=O )、1170(νC- O ) (実施例7) ポリ(トリシクロデシルアクリレート−アセトキシエト
キシエチルメタクリレート−メタクリル酸)(組成比
5:3:2)の合成
ルメタクリレートの代わりにアセトキシエトキシエチル
メタクリレート(合成例7で得られた化合物)を14g
(0.0632mol)用い3元共重合体の合成を行っ
た。その結果、ポリ(トリシクロデシルアクリレート−
アセトキシエトキシエチルメタクリレート−メタメタク
リル酸)を20g得た(収率51%)。 重量平均分子量(ポリスチレン換算)21000、分散
度2.25 IR(KBr錠剤法)(cm-1):2400−3500
(νO-H )、2950、2880(νC-H ) 1722
(νC=O )、1660(νC=O )、1170(νC- O ) (実施例8) ポリ(トリシクロデシルアクリレート−エトキシエトキ
シエチルメタクリレート−メタクリル酸)(組成比5:
3:2)の合成
ルメタクリレートの代わりにエトキシエトキシエチルメ
タクリレート(合成例8で得られた化合物)14.5g
(0.0632mol)を用い3元共重合体の合成を行
った。その結果、ポリ(トリシクロデシルアクリレート
−エトキシエトキシエチルメタクリレート−メタクリル
酸)を19.1g得た(収率51%)。 重量平均分子量(ポリスチレン換算)26600、分散
度2.2 IR(KBr錠剤法)(cm-1): 2400−3500
(νO-H )、2950、2880(νC-H ) 1722
(νC=O )、1660(νC=O )、1170(νC-O ) (実施例9) ポリ(トリシクロデシルアクリレート−ブトキシエトキ
シエチルメタクリレート−メタクリル酸)(組成比5:
3:2)の合成
ルメタクリレートの代わりにブトキシエトキシエチルメ
タクリレート(合成例9で得られた化合物)19.3g
(0.0636mol)を用い3元共重合体の合成を行
った。その結果、ポリ(トリシクロデシルアクリレート
−ブトキシエトキシエチルメタクリレート−メタクリル
酸)を21.9g得た(収率55%)。 重量平均分子量(ポリスチレン換算)26600、分散
度2.2 IR(KBr錠剤法)(cm-1): 2400−3500
(νO-H )、2950、2880(νC-H ) 1722
(νC=O )、1660(νC=O )、1170(νC-O ) (実施例10) ポリ(トリシクロデシルアクリレート−プロピルカルボ
ニルオキシエトキシエチルメタクリレート−メタクリル
酸)(組成比4:4:2)の合成
カニルアクリレート3.4g(0.0166mol)、
エトキシエチルメタクリレートの代わりにプロピルカル
ボニルオキシエトキシエチルメタクリレート(合成例1
0で得られた化合物)4g(0.0166mol)、メ
タクリル酸0.7g(0.0083mol)を用い3元
共重合体の合成を行った。その結果、ポリ(トリシクロ
デシルアクリレート−プロピルカルボニルオキシエトキ
シエチルメタクリレート−メタクリル酸)を4.86g
得た(収率60%)。 重量平均分子量(ポリスチレン換算)27600、分散
度2.29 IR(KBr錠剤法)(cm-1): 2400−3500
(νO-H )、2950、2880(νC-H ) 1722
(νC=O )、1660(νC=O )、1170(νC-O ) (実施例11) ポリ(トリシクロデシルアクリレート−アダマンチルオ
キシエトキシエチルメタクリレート−メタクリル酸)
(組成比4:4:2)の合成
カニルアクリレート3.4g(0.0166mol)、
エトキシエチルメタクリレートの代わりにアダマンチル
オキシエトキシエチルメタクリレート(合成例11で得
られた化合物)5g(0.0166mol)、メタクリ
ル酸0.7g(0.0083mol)を用い3元共重合
体の合成を行った。その結果、ポリ(トリシクロデシル
アクリレート−アダマンチルオキシエトキシエチルメタ
クリレート−メタクリル酸)を5.4g得た(収率60
%)。 重量平均分子量(ポリスチレン換算)29500、分散
度2.35 IR(KBr錠剤法)(cm-1): 2400−3500
(νO-H )、2950、2880(νC-H ) 1722
(νC=O )、1660(νC=O )、1170(νC-O ) (実施例12) ポリ(トリシクロデシルアクリレート−アダマンチルカ
ルボニルオキシエトキシエチルメタクリレート−メタク
リル酸)(組成比5:3:2)の合成
ルメタクリレートの代わりにアダマンチルカルボニルオ
キシエトキシエチルメタクリレート(合成例12で得ら
れた化合物)19.3g(0.0636mol)を用い
3元共重合体の合成を行った。その結果、ポリ(トリシ
クロデシルアクリレート−アダマンチルカルボニルオキ
シエトキシエチルメタクリレート−メタクリル酸)を2
4g得た(収率55%)。 重量平均分子量(ポリスチレン換算)26600、分散
度2.2 IR(KBr錠剤法)(cm-1): 2400−3500
(νO-H )、2950、2880(νC-H ) 1722
(νC=O )、1660(νC=O )、1170(νC-O ) (実施例13)TGA(示差式熱分解装置)により実施
例1〜12で得られた高分子化合物および参考例1で合
成したテトラヒドロピラニル基で保護した高分子化合物
の熱分解点を測定した。その結果を表1に示す(但し、
熱分解点は重量減少が5%の温度とした)。
ト材料を調製した。以下の実験はイエローランプ下にて
おこなった。 (a)ポリ(トリシクロデカニルアクリレート−エトキシエチルメタクリレート −メタクリル酸)(共重合比5:3:2)(実施例1で得られた高分子化合物) 0.99g (b)N−ヒドロキシスクシイミドトルエンスルホナート(光酸発生剤) 0.01g (c)プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒) 4.000g 上記混合物を孔径0.2μm のテフロンフィルターを用
いてろ過し、レジストを調製した。これを3インチシリ
コンウエハー上に上記レジスト材料をスピンコート塗布
し、90℃、60秒間ホットプレート上で加熱をおこな
い、0.5μmの薄膜を形成した。窒素で充分パージさ
れた密着型露光実験機中に成膜したウェハーを静置し、
さらに石英板上にクロムでパターンを描いたマスクをレ
ジスト膜上に密着させ、そのマスクを通してArFエキ
シマレーザ光を照射した。その後すぐさま90℃、60
秒間ホットプレート上でベークし、液温23℃のアルカ
リ現像液(0.048%のテトラメチルアンモニウムヒ
ドロオキサイドを含有する水溶液)で60秒間浸漬法に
よる現像をおこない、続けて60秒間純水でリンス処理
をそれぞれおこなった。この結果、レジスト膜の露光部
分のみが現像液に溶解除去され、ポジ型のパターンが得
られた。この実験において露光エネルギーが約30mJ
/cm2 のとき0.20μm ラインアンドスペースの解像
性が得られた。このとき走査電子顕微鏡(SEM、日立
製作所製、SE−4100)にて解像したパターンを観
察したが、現像残り、パターン剥がれなどの現象はみら
れなかった。
に、ただし実施例1で得られた化合物の代わりに、実施
例2〜12で得られて化合物を用いて同様な実験を行っ
た(ただし、実施例20,21は露光後の加熱処理を1
00℃、60秒間行った)。得られたパターンの解像
度、そのときの露光量を表2に示す。このときパターン
を走査型電子顕微鏡で確認したが、レジスト剥がれ、現
像残りはなかった。
ピラニルメタクリレート−メタクリル酸)の合成
にアルゴンガス雰囲気下で、乾燥テトラヒドロフラン8
0ml中にトリシクロデカニルアクリレート14g
(0.068mol)、テトラヒドロピラニルメタクリ
レート(公知の方法[G.N.テイラー(G. N. Taylo
r)ら、ケミストリー・マテリアル(Chemistry Materia
l)第3(6)巻、1031〜1040頁(199
1).]により合成)6.8g(0.04mol)およ
びメタクリル酸2.32g(0.027mol)を溶解
した。トリシクロデカニルアクリレート、テトラヒドロ
ピラニルメタクリレート、メタクリル酸の仕込み比は
5:3:2とした。そこへ重合開始剤であるアゾビスイ
ソブチロニトリル1.55g(0.00915mol)
のテトラヒドロフラン溶液30mlを加え、60ないし
70℃で1時間加熱した。その後反応溶液を1リットル
のヘキサン中に注加することで、再沈を2回繰り返し
た。析出した重合体の沈澱をろ集し、2mmHg、40
℃で24時間減圧乾燥をおこなうことにより、ポリ(ト
リシクロデカニルアクリレート−テトラヒドロピラニル
メタクリレート−メタクリル酸)の白色粉末を14.0
g得た(収率60%)。このときの共重合比は原料の仕
込み比(5:3:2)と同じであった。共重合比は 1H
−NMR測定により求めた共重合比は原料の仕込み比と
同じであった。ポリスチレン換算の重量平均分子量は2
8000、分散度は2.28であった。
チルメタクリレート−メタクリル酸)の合成
クリレートの代わりにtert―ブチルメタクリレート
5.8g(0.04mol)を用いポリ(トリシクロデ
カニルアクリレート−tert―ブチルメタクリレート
−メタクリル酸)の合成を行った。その結果、ポリ(ト
リシクロデカニルアクリレート−tert―ブチルメタ
クリレート−メタクリル酸)(共重合比5:3:2)の
白色粉末13.9gを得た(収率63%)。
2.28であった。
材料を調製した。以下の実験はイエローランプ下にてお
こなった。 (a)参考例1で得られた高分子化合物 0.99g (b)N−ヒドロキシスクシイミドトルエンスルホナート 0.01g (c)プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート (溶媒) 4.00g 上記混合物を0.2μm のテフロンフィルターを用いて
ろ過し、レジストを調製した。3インチシリコン基板上
に上記レジスト材料をスピンコート塗布し、90℃、6
0秒間ホットプレート上でベーキングをおこない、膜厚
が0.7μm の薄膜を形成した。窒素で充分パージされ
た簡易露光実験機中に成膜したウェハーを静置した。石
英板上にクロムでパターンを描いたマスクをレジスト膜
上に密着させ、そのマスクを通してArFエキシマレー
ザ光を照射した。その後すぐさま90℃、60秒間ホッ
トプレート上でベークし、液温23℃のアルカリ現像液
(0.048重量部のテトラメチルアンモニウムヒドロ
オキサイドを含有する水溶液)で60秒間浸漬法による
現像をおこない、続けて60秒間純水でリンス処理をそ
れぞれおこなった。この結果、レジスト膜の露光部分の
みが現像液に溶解除去され、ポジ型のパターンが得られ
た。この実験において露光エネルギーが約47.3mJ
/cm2 のとき0.25μm ラインアンドスペースの解像
性が得られた。しかし、パターンにはレジストのこりが
見られた。
材料を調製した。以下の実験はイエローランプ下にてお
こなった。 (a)参考例2で得られた高分子化合物 0.99g (b)N−ヒドロキシスクシイミドトルエンスルホナート(光酸発生剤) 0.01g (c)プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒) 4.00g 上記混合物を0.2μm のテフロンフィルターを用いて
ろ過し、レジストを調製した。3インチシリコンウエハ
ー上に上記レジスト材料をスピンコート塗布し、80
℃、60秒間ホットプレート上でベーキングをおこな
い、膜厚が0.5μm の薄膜を形成し、窒素で充分パー
ジされた密着型露光実験機中に成膜したウェハーを静置
した。石英板上にクロムでパターンを描いたマスクをレ
ジスト膜上に密着させ、そのマスクを通してArFエキ
シマレーザ光を照射した。その後すぐさま110℃、6
0秒間ホットプレート上でベークし、液温23℃のアル
カリ現像液(2.3重量部のテトラメチルアンモニウム
ヒドロオキサイドを含有する水溶液)で60秒間浸漬法
による現像をおこない、続けて30秒間純水でリンス処
理をそれぞれおこなった。この結果、微細パターンを形
成できなかった。
に、本発明の高分子化合物は、熱安定性に優れており、
また酸に対する分解反応効率が高い。この高分子化合物
を含有する感光性樹脂組成物は高解像性を有しているた
めスカムがない非常に微細なパターンを得ることができ
る。
Claims (4)
- 【請求項1】一般式(1)で表される構造を有する高分
子化合物。 【化1】 (上式において、R1 ,R3 ,R7 は水素原子あるいは
メチル基、R2は炭素数7〜13の有橋環式炭化水素
基、R4は水素原子又は炭素数1〜12の炭化水素基、
R5は炭素数1〜2の炭化水素基、R6は炭素数1〜12
のアルコキシ基あるいは炭素数1〜13のアシル基に置
換されたあるいは無置換の炭素数1〜12の炭化水素
基、x+y+z=1、xは0.1〜0.9、yは0.1
〜0.7、Zは0〜0.7を表す。また、高分子化合物
の重量平均分子量は1000〜1000000であ
る。) - 【請求項2】少なくとも請求項1に記載の一般式(1)
で表される高分子化合物と露光により酸を発生する化合
物を含有する感光性樹脂組成物であって、組成物中の含
有率は、樹脂が75ないし99.8重量部であり、光酸
発生剤が0.2ないし25重量部であることを特徴とす
る感光性樹脂組成物。 - 【請求項3】基板上に請求項2の感光性樹脂組成物を使
用して薄膜を形成し、180nm〜220nmの波長の
光で露光、現像過程を経てパターニングを行うことを特
徴とするパターン形成方法。 - 【請求項4】露光光がArFエキシマレーザ光であるこ
とを特徴とする請求項3に記載のパターン形成方法。
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