下水に含まれる新型コロナウイルスの濃度から仙台市の感染者数を予測する東北大学の調査で、今週も増加する見通しが示されました。 東北大学大学院工学研究科の佐野大輔教授のグループは、下水から検出される新型コロナウイルスの濃度などから、毎週仙台市の新規感染者数を予測しています。 調査の結果、先週のウイルス濃度は増加していて、今週の予測値は7770人と増加する見通しが示されました。予測値が7000人を超えるのは約半年ぶりです。 東北大学大学院工学研究科佐野大輔教授「梅雨が始まったり気温が上がったということで、密室でなかなか空気を入れ替える、換気をするというところがやりづらい時期には、過去も上がっていたと思う」