2018年新卒入社し、SOCにてインフラ管理を担当。その後、マルウェア解析や検証業務などに従事。2022年度からは、社内のSREチームにて兼務を開始。主な保持資格は、CISSP, OSCP, GREM, GXPN, RISS, CKA, CKSなど。バイナリを読むのが好きで、一番好きな命令はx86の0x90(NOP命令)。 はじめに 私は、業務でマルウェア解析のようなリバースエンジニアリングをしており、業務効率化のために自作ツールを作ることがあります。皆さんは自作のツールの設定ファイルに、どのようなファイル形式を利用していますか。昨今は、KubernetesやAnsibleなどで用いられるYAMLや、フロントエンド界隈で頻繁に利用されるJSONなどが多い印象です。そんな中、今回はTOMLと呼ばれるファイル形式の紹介をします。プログラミング言語Rustのパッケージ管理ファイルに利用されていた
いずれの形式でも、簡単なデータを表す場合はそれほど違いがありません。同一のデータがそれぞれのフォーマットでどのように表現されるか、簡単な例を使用して見比べてみます。 TOMLでは以下のように簡潔に表現できます。 [app] app_name = "example" environment.NAME = "sandbox" environment.VERSION = "0.0.1" volumes = ["vol1", "vol2"] YAMLでは以下のようになります。このデータにおいてはシンプルで可読性も悪くありません。 しかし、YAMLはインデントを使用してデータ構造を表現することから、ネストが深くなってしまうことがあります。ネストが深くなると可読性が悪くなり、インデントがずれてパースエラーや意図しない階層構造で読み込まれてしまうことがあるので注意が必要です。 app: app_name
Any file that contains a YAML front matter block will be processed by Jekyll as a special file. The front matter must be the first thing in the file and must take the form of valid YAML set between triple-dashed lines. Here is a basic example: Between these triple-dashed lines, you can set predefined variables (see below for a reference) or even create custom ones of your own. These variables will
本稿では、gihyo.jp編集部で利用しているMarkdownファイルの記述方法を主に解説します。 注意:gihyo.jp編集部内でのみ採用しているMarkdownの書き方をまとめた文書を、記事の体裁を取って公開したものです。なお、記事公開後に記述方法を追加・変更する可能性もあります。 Markdownとは? はじめに、筆者の把握している範囲でMarkdownについて概説しておきます。 近年は一般向けのウェブサービスやテキストエディタでも利用されてきているMarkdown。端的に言えば、テキストファイル上で文書を書くための構文です。文書の読みやすさに焦点を当てており、Markdown形式のテキストファイル(=Markdownファイル)をそのまま見れば文書とその構造が理解できるように、Markdown特有の編集記号や字下げを用いて表現します。また、MarkdownファイルをHTMLファイルに
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