雑草は土壌の指標植物とも言われています。実際、スギナは酸性土壌によく生えるようです。しかし、このスギナの地上部にはアルカリ性ミネラルであるカルシウム、マグネシウムが豊富に含まれています。土壌が酸性であることは、土壌のカルシウム、マグネシウムなどのアルカリ性ミネラルの不足を意味していると思いますが、何故、酸瀬土壌で育つスギナの地上部にカルシウム、マグネシウムが豊富なのでしょうか? 私は貴重なカルシウム、マグネシウム供給源として、このスギナを小麦にまぶしてたべています。 身土不二 さん みんなの広場 質問コーナーのご利用ありがとうございます。 スギナに関するご質問は栄養吸収を専門としておられる岡山大学の馬建鋒先生に伺いました。 植物のイオン吸収はエネルギーを使って積極的に行っていますので、きわめて濃度の低い栄養イオンでも体内にたくさん貯め込むことが出来ます。どんな元素をたくさん貯め込むかは植物