2023年09月01日 09:00 アンリトンルールがなんだって? Tweet 報知 【U18】馬淵史郎監督、アンリトン・ルールに警戒…大差の後の盗塁やバント、派手なガッツポーズには報復死球も「戦い方がだいたい去年でね。こういうふうに戦えばっていう感じは分かったつもり。それと球数制限と。国際ルールじゃないけど、アンリトン・ルールか。そういうのもあるからね」 この言葉にもあるように、馬淵監督は昨年もアメリカで行われたWBSCU18ワールドカップでも監督を務めている。その時に何かトラブルでもあったというのだろうか?アメリカチームにビーンボールを投げられたとか。 そもそもアンリトンルールはMLBの古い風習であって、WBSC傘下のアマチュア野球にはそういうマナーはない。スポーツマンシップに則って野球をしている。またMLBでも国際化が進む中で、風習は廃れつつある。 2019年韓国の機張で開催されたW
『リスペクト R・E・S・P・E・C・T』ブレイディみかこ著(筑摩書房・1595円) 世の中には、理不尽なことがいっぱいあります。それに対して、あきらめたり、スルーしたりするのは楽ですが、そうも言ってられない、「やるしかないときがある」。そんな勇気が湧く本です。 本書は、2014年にロンドンで実際に起きた占拠事件をモデルとした小説です。シングルマザーたちが、理不尽な理由で住居の退去を迫られ、それに対して立ち上がります。自分たちへの「リスペクト」と尊厳を求めて。 著者は、代表作『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(新潮文庫)で、他人の立場になって考えること、「エンパシー」の重要さを教えてくれました。本作では、それと同じくらい重要な、自分への「リスペクト」、すなわち自分を正当に扱ってほしいと求めることの重要さを描いています。 そして、そんなシングルマザーたちや支援者たちによる運動の場
2023年07月29日 09:00 「審判のジャッジ」に異を唱える人に、スポーツを語る資格はない Tweet スポーツのジャッジは「審判の判断」が最終のものになる。これまで何度も言っているが、そのことを否定してはスポーツは成り立たない。当ブログに「誤審だ」とコメントを寄せる人は「スポーツの最も基本的な仕組み」を理解していないということになる。 横浜ー慶應のジャッジについては、元審判員もコメントをしているが、概ね審判のジャッジを支持している。 これもすでに述べたが、近年、審判の判断基準がより厳密になっている。 これまで内野手がベースにスパイクで触れて送球するようなケースでは、審判は流れの中でジャッジをしていた。いわゆるネイバーフッドプレーだ。 しかしビデオ判定が導入されて以降、審判は「これまでアウトにしていたようなケースでも、ビデオで見れば触塁していない場合がある」ことを認識し、より厳密にジ
17年前につくられた「草食男子」という言葉は、今も日常会話にしばしば登場します。新語・流行語大賞のトップ10入りもしたこの言葉を生み出した深澤真紀さんは、今日まで反省し続けていることがあると言います…
2023年04月10日 16:45 日本野球の奇妙な風習? Tweet コメントをいただいたBumpさんの見識には日ごろから敬服仕切りなのだが、ちょっとね、と思ったので紹介させていただく。最近はコメントするのも油断がならないですな。 日本人はMLBでもグラウンドを去る時も入る時も脱帽して一礼します。 対してメジャーリーガーはグラウンドにつばを吐きますね。 ご存じの通り、私は野球選手だったことはない。高校野球の取材に行くと、グラウンドでラインをまたぐときに一礼する指導者もたくさんいる。保守的とかおらおらな指導者ではなく、進歩的な指導者でもそうする。 私もそうしようかと思うのだが、そういう教育を受けたわけではないので「サル真似はやめておこう」と思う。そもそもダイヤモンドの中に足を踏み入れることはめったにないのだが。 私が取材のときに一番気を付けているのは「ボールやバットに当たらないこと」だ。怪
2023年03月18日 17:00 スポーツマンシップと武道 Tweet 「スポーツマンシップ」という言葉は、日本で一般的に使われている言葉だ。 しかし「知ってるよ、選手宣誓のときに言う言葉だろ」という程度で、中身について知っている人はあまりいない。「スポーツマンシップ」は「スポーツ選手らしさ」みたいな簡単な言葉ではなく近世になってスポーツの概念が形成され、近代化していく中でまとめられた「考え方の体系」だ。 「正々堂々」とか「全力を尽くす」とか、そういう内容らしいと思っている人が多いが、実際に本を読んだり学んだりした人は本当に少ない。 WBCで大谷や佐々木朗希が相手選手に親切にすると「スポーツマンシップだ」みたいな記事が載るが、彼らの行動の「どの部分」がスポーツマンシップなのか、説明できる人はそんなにいない。 大谷や佐々木は「相手選手をリスペクトする」行動をとったから、スポーツマンシップに
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