売却が迫るなか、雇用維持に向けて情報開示を求めるそごう・西武労働組合は7月9日から22日までストライキ権確立の是非を問う全組合員の投票を進めた。 「求めているのは情報開示。それが従業員全体の意思であ…
そごう・西武の売却に伴いヨドバシカメラが西武池袋本店に出店する改装案について、同店に出店する高級ブランド「ルイ・ヴィトン」などを展開するLVMHモエヘネシー・ルイヴィトン・ジャパンのノルベール・ルレ社長がテレビ東京の単独取材に応じた。「承認しない」と反対する意向を初めて明かした。 テレビ東京が入手した西武池袋本店の改装案では、ヨドバシカメラの出店に伴い、ルイ・ヴィトンなどは現在の出店場所から移動することになっている。これについてルレ社長は「店舗を移動することはしないし、面積を小さくもしない」として反発した。セブン&アイ・ホールディングスが関係者に示した西武池袋本店の改装案は、面積のおよそ半分をヨドバシカメラが占める構想だ。それによると、ルイ・ヴィトンは現在、本店北ゾーンの1・2階に出店しているが、改装案では、南ゾーンの1階に移動する内容となっている。北ゾーンの1階はヨドバシカメラの出店スペ
【この記事のポイント】・米ファンドに売却後も約5000人の雇用守る姿勢・セブンのグループ企業での業務にも就けるよう提案・西武池袋本店で予定するストは雇用不安が一因セブン&アイ・ホールディングスが、百貨店子会社そごう・西武の従業員について米ファンドに売却した後も雇用を維持することが分かった。余剰人員はそごう・西武内での配置転換に加え、総合スーパーのイトーヨーカ堂などセブングループ内での業務に充てる
業績の不振が続くそごう・西武をめぐっては、親会社のセブン&アイ・ホールディングスが去年11月、アメリカの投資ファンドに売却する方針を決め、最終的な決議に向けて調整を進めています。 これに対して、そごう・西武の労働組合は雇用などへの懸念から反発し、28日午後、東京都内の本社でセブン&アイの井阪隆一社長も出席して、経営側と改めて協議を行いました。 労働組合によりますと、協議が不調に終わったとして、経営側に対し、ストライキの実施を通知したということです。 一方、親会社のセブン&アイは、近く取締役会を開き、売却に向けた最終的な決議を行う方針です。 労働組合側は、経営側のこの方針に変化が見られないと判断した場合、31日から旗艦店の西武池袋本店でストライキを行い、およそ900人の従業員が対象になるとしています。 そのうえで、本社やほかの店舗からの応援で営業を行うかどうかは経営側の判断になるとしています
大手百貨店そごう・西武の労働組合は28日、ストライキを31日に行うと会社側に通知したと明らかにした。親会社のセブン&アイ・ホールディングス(HD)は米投資ファンドへのそごう・西武の売却実行を31日に…
Diamond Premium News ダイヤモンド・プレミアム会員のみなさまだけに、ダイヤモンド編集部の特選ニュースをお送りします。 バックナンバー一覧 セブン&アイ・ホールディングスによるそごう・西武売却問題で、買い手の米投資ファンドと連携する家電量販店が、池袋本店の1階出店を諦めたと報じられた。だが、これは反対の声を抑えるための“まやかしの譲歩案”だった。同譲歩案を拒否していたそごう・西武の林拓二社長が解任されるなど、売却交渉は、風雲急を告げている。(ダイヤモンド編集部副編集長 千本木啓文) 「1階への出店を断念」と報じられたヨドバシの譲歩案の実態 賛成派と反対派が角を突き合わせてきた百貨店のそごう・西武売却交渉がいよいよ8月にヤマ場を迎える。それを前に同交渉は情報戦の様相を呈してきている。 その象徴が、7月18日付で複数の新聞が報じた、そごう・西武売却交渉を巡るニュースだ。同記事
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