イスラム組織とイスラエルの戦闘が絶えない中東パレスチナ自治区のガザ地区から、14歳の中学生3人が広島を訪れた。戦禍の中で暮らす彼らは、異国で78年前の被爆の記憶に触れ、何を感じたのか。 「生まれてか…
毎年8月にあふれる戦争・平和報道。半ば揶揄(やゆ)を込めて「8月ジャーナリズム」と呼ばれ、内容の定型化も言われて久しい。メディア研究者の米倉律さんは、その膨大な記事や番組の分析を通じ、この社会の映し…
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21日に閉幕した広島市での先進7カ国首脳会議(G7サミット)について、カナダから同市に帰郷している被爆者サーロー節子さん(91)は「失敗だったと思う」と総括した。 【家族の関係図】岸田首相とサーロー節子さん、実は遠い親戚 サーローさんは、G7首脳と被爆者との対話などが非公表で「被爆者が体験したことを理解してくれたのか。反応が聞きたかった」と不満を表明。また、「市民と政府が一緒に核軍縮を進める機運が生まれたのか」と疑問を投げかけた。 サーローさんは昨日、G7サミットがまとめた核軍縮に関する「広島ビジョン」を巡り「自国の核兵器は肯定し、対立する国の核兵器を非難するばかりの発信を被爆地からするのは許されない」と批判。核兵器禁止条約の締約国との協働など期待していたが、「広島ビジョンでは全く無視されている」としていた。 日本被団協は21日、オンライン記者会見を開き、サミットの成果について同様に厳しい
G7広島サミットが閉幕した。最終日にはウクライナのゼレンスキー大統領が参加するセッションも開かれたが、1991年から2期8年にわたって広島市長を務めた平岡敬さん(95)は憤りを隠さない。 ◇…
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