厚生労働省は23日、全国約5000の定点医療機関から報告された12~18日の新型コロナウイルスの患者数が1医療機関あたり5・60人だったと発表した。前週比1・10倍で、増加傾向が続いている。特に沖縄県の感染状況は深刻で、救急医療の制限を余儀なくされている。同県の医療関係者は「入院が必要な人が入院できなくなる医療崩壊が来週にも起こり得る」と危機感を募らせる。 沖縄県の12~18日の患者数は1医療機関あたり28・74人で、新型コロナの感染症法上の位置づけが5類に移行した直後から1カ月あまりで4・73倍に急増した。県によると、新型コロナの入院患者数は500人を超え、今年1月の第8波を既に上回っている。
フルニトラゼパムの錠剤にビニール片などの異物が混入し現在出荷停止になっている。これは原材料を扱う辰巳化学に起因するため、どのジェネリックメーカーなら大丈夫と言うのがない。 しかし先発品のサイレースは購入できるので、全く同じものがなくなるわけではないようである。 今回驚いたのは、ロヒプノールが発売中止になっていたこと。 エーザイがロシュのロヒプノールを吸収し、それまでエーザイが発売していたサイレースに一本化したようなのである。 ロヒプノールとサイレースのように併売されている先発品の一方が発売されなくなることはたまにある。例えばセパゾンとエナデールのようなケースである。これはエナデールがなくなりセパゾンが残った。またコントミンとウィンタミンもそうである。これはウインタミンが発売中止になりコントミンが継続して発売されていた(現在出荷停止)。 よく考えると、ロヒプノールは海外では麻薬扱いとなってい
下剤を常用すると認知症リスクが増大する? 便秘を緩和するために下剤を日常的に使用していると、後年の認知症発症リスクが高まる可能性があるとする研究結果が、「Neurology」に2月22日掲載された。複数のタイプの下剤を併用する人や、浸透圧性下剤(浸透圧を利用して大腸内の水分を増やし、便を柔らかくして排便を促す)を使用している人は、特にリスクが高いという。これまでの研究では、睡眠補助薬やアレルギー薬などのOTC医薬品と認知症との関連が報告されているが、下剤との関連が指摘されたのは今回が初めて。 画像提供HealthDay 研究論文の著者の一人で、中国科学院深圳先進技術研究院(中国)准教授のFeng Sha氏は、「しかし、現時点で慌てることはない。この結果を基に何らかの行動を起こす前に、さらに研究を重ねて、結果を確かめる必要がある」と述べている。同氏はさらに、絶対リスクが小さいことや、この研究
厚生労働省は1日付の事務連絡で、抗うつ剤のアモキサピン製剤、糖尿病治療剤のシタグリプチンリン酸塩水和物製剤から発癌可能性がある物質のニトロソアミンが検出されたことを公表した。いずれも原因は調査中としつつ、患者の自己判断で使用中止しないこと、他の治療選択肢を医師や薬剤師が患者に説明することなどを求めた。 ニトロソアミン類は長期間継続して摂取すると癌発症のリスクが増加する恐れがあるため、厚労省は昨年10月、各製造販売業者にニトロソアミンの含有可能性がある全医薬品を調査するよう指示していた。 医療従事者の方のみご利用いただけるコンテンツです 本コンテンツは医療に従事されるされる方のみがご利用いただけます。ご利用にあたっては医療者認証システム「QLM ID」でログインしていただく必要があります。 なお、利用は無料でQLM ID認証対応の医療者向けコンテンツは全て統一IDでご利用頂けます。 ログイン
オミクロン株の派生型「BA.5」への置き換わりが進み、現在、全国における流行の主力となっています。3日前後の潜伏期間を経て発症し、7日程度、症状が続くことが多いようです。 オミクロン株では、咳や鼻水、のどの痛みが混在する上気道炎型が多く、インフルエンザに似ていますが、水が飲めないぐらい痛いという方もいらっしゃいます。必ずしも発熱するわけではなく、たとえばフランスの調査では、発熱を認めたのは 58% となっていました。それより、倦怠感 76% の方が特徴的かもしれません。 筆者作図 基礎疾患や肥満などのない若い方であれば、ほとんどの場合、解熱剤など症状を緩和する内服薬のみで軽快しています。 今年1月から6月までの半年間に、沖縄県で感染を確認した50歳未満 160,668人のうち、入院を要したのは1,195人(0.74%)、重症者は15人(0.009%)、死亡は2人(0.001%)でした。 一
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