完走し、ガッツポーズをする(左から)斎藤明日斗五段、岡部怜央四段、佐々木勇気七段、渡辺明名人、加藤桃子女流三段=東京・駒沢陸上競技場で スポーツの日の10日、東京都世田谷区の駒沢オリンピック公園陸上競技場で開かれた「フコク生命2022グリーンリボン ランニングフェスティバル」(NPO法人日本移植者協議会、東京新聞・東京中日スポーツなど主催)に、将棋の渡辺明名人(38)=棋王=ら棋士4人と女流棋士の加藤桃子女流三段(27)が参加した。それぞれ10キロと5キロを走り抜き、さわやかな汗を流した。 10キロの部に参加したのは渡辺名人のほかに佐々木勇気七段(28)、斎藤明日斗五段(24)、岡部怜央四段(23)の20代の棋士3人。いずれもランニングを趣味としており、走力も近いことから、今回の大会でタイムを競い合うことに。真剣勝負が繰り広げられたが、自己ベストを更新する走りを見せた渡辺名人が若手を抑え、