どんな障害があっても、どんなに幼くても、子どもの声に耳を傾け、対等なやりとりをする――。徹底した「子ども主導」で、その子の発達や生活能力の向上を支援する児童発達支援・放課後等デイサービスが大分市にあ…
94歳の父と87歳の母は長く二人だけで暮らしている。幸い二人とも健康ではあるものの、難聴がひどくなった。そんな二人の会話を横で聞いていると、話がまったくかみ合っていないので、思わず笑ってしまう。 最近、私は二人の会話がスムーズに進むように筆談で通訳をするようにしている。そうすると二人のわだかまりが解けて笑顔が増えてきたようだ。 以前は私が近況報告をしても、同じことを何度も聞かれるので、いらいらしたときもあった。今では筆談で伝えるので、すぐに理解してくれる。父は私の書いたメモの束を宝物のように扱って、何度も読み返しているようだ。そのため、メモの内容を覚えているだけでなく、時々私に的確なアドバイスをくれる。 もう一つ良いことがある。私は大声で怒鳴るように話す必要がなくなったので、穏やかな気持ちで両親と会話を楽しめるようになったのだ。 母は最近の出来事よりも昔のことをよく覚えている。自分が子供の
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