ECBは「大幅」な利上げを、記録的インフレへの対応で-独連銀総裁 Zoe Schneeweiss、Monica Raymunt 欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのナーゲル・ドイツ連邦銀行総裁は、記録的なインフレと闘うためECBは政策金利を引き続き「大幅に」引き上げなければならないとの見解を示した。 ナーゲル総裁は南ドイツ新聞とのインタビューで「インフレ率が10%であるのに、金利はわずか1.25%だ。私にとって行動を起こす必要性は明らかだ」と発言。「金利は引き続き、大幅に上昇しなければならない」と述べた。インタビューは7日に掲載された。 ECBは7月に利上げを開始して以降、計125ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の引き上げを行った。10月27日の次回会合では、前回に続いて0.75ポイントの利上げが議論される可能性がある。一方、リセッション(景気後退)の可能性が高まっており