Googleの無料AI「Bard」に大アプデ:画像認識、シェア機能、そして待望のメールアクセス2023.09.19 20:3061,146 西谷茂リチャード 加熱するAI開発レース。勝者はユーザー? GoogleのAIツール「Bard」が大規模アップデートされ、かなり便利そうな新機能がいくつか備わりました。アップデートの概要をご紹介します。 Googleレンズで画像認識Bardとのやり取りを、画像からスタートできるようになりました。 「Google レンズ」を使っていて、写っているものに関する詳しい情報やその説明文を求めるとき、Bardに分析を頼めます。たとえば花や建物をGoogle レンズで撮影して、Bardと掘り下げるといった使い方です。 また、レンズを使っていないときのやり取りにも画像が入り込むようになりました。動物について聞いてみたら画像付きの説明が返ってくる、みたいなイメージにな
Insider チャネルの Microsoft Edge で Google Bard にアクセスすると、Bing AI と回答を比較するよう提案される (The Verge の記事、 Neowin の記事、 On MSFT の記事、 Windows Central の記事)。 提案は画面分割機能が表示するもので、edge://flags で「Microsoft Edge Split Screen (edge://flags/#edge-split-screen)」が「Disabled」になっていると表示されない。 アドレスバーの画面分割ボタンは Bard にアクセスした場合のみ Bing アイコンに変わり、「AI を利用した新しい Bing と回答を比較する」と提案される。提案は 3 回ほどで表示されなくなるが、Bard を表示した状態での画面分割ボタンは常に Bing アイコンとなる。B
【西田宗千佳連載】Google Bardは意外と地味、マイクロソフトとの戦いは「ビジネスツール」で本格化か Vol.125-4 本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回のテーマはマイクロソフトが発表した検索エンジン「Bing」の進化。ライバルとなるGoogle Bardの性質や、今後マイクロソフトとGoogleはどこで戦うかを解説する。 ↑Googleが発表したチャット型AIのBard Googleの開発した「Bard」は、同社の大規模言語モデル「LaMDA」をベースにしている。ただし、マイクロソフトがOpenAIの「GPT-4」を大胆に検索技術へと導入したのに対し、Googleのアプローチは違う。それは、本連載で解説したように、“検索に対しての責任”を重く鑑みてのものだ。 だからBardは、あくまで検索サービスではなく、「ジェネレーティブAIを
Vol.125-3 本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回のテーマはマイクロソフトが発表した検索エンジン「Bing」の進化。ライバルとなるGoogleの動向を解説する。 ↑Googleが発表したチャット型AIのBard マイクロソフトがOpenAIとのコラボレーションによって「ジェネレーティブAIの時代」を切り開こうとしている。当然Googleは、そこに対抗していかなければいけない存在だ。 Googleは以前から、独自に大規模なAI開発を行なってきた。その中でまず重視していたのが「画像認識」だ。「Google レンズ」を使うと、外国語で書かれた標識を翻訳したり、写真に写っている花がどんな種類のものなのかを教えてくれたり、といったことができる。 スマートフォンの普及により、我々は常にカメラを持ち歩くようになった。文字入力は重要なことだが、面倒であ
世界3大クラウドが進化を続けている。米Amazon Web Services(アマゾン・ウェブ・サービス)の「AWS(Amazon Web Services)」、米Microsoft (マイクロソフト)の「Microsoft Azure」、米Google(グーグル)の「Google Cloud」である。最近ではDX(デジタル変革)推進のニーズを受けて、アジャイル開発や高度なデータ分析に必要な機能に注目が集まる。今どのクラウド、どのサービスが秀でているのか。3大クラウドのサービス内容、機能、サポートなどについて39項目で徹底比較する。記事の最後には、調査結果の一覧表を掲載した。 今回はAI(人工知能)・機械学習モデルを比較する。2022年11月にMicrosoftが出資する米OpenAI(オープンAI)が一般公開した対話型AI「ChatGPT」は高精度の対話ができるとして大きな話題を呼んでい
米アマゾン・ドット・コム創業者のジェフ・ベゾス氏が興奮をあらわに、本社でホワイトボードに音声アシスタント「アレクサ」の構想を描いてから10年余りたった。オンラインショッピングや機器の操作、さらには寝る前の子どもに話を読み聞かせることなど、アレクサはあらゆることを助けてくれるようになった。だが、音声で操作する新たなコンピューティングプラットフォームというベゾス氏の壮大な構想は、期待に届いていない
検索サービスで、マイクロソフトがGoogleに強いプレッシャーをかけ始めている。マイクロソフトは2月7日(現地時間)、検索エンジン「Bing」とウェブブラウザー「Edge」の大規模アップデートを発表した。中核となるのは、Open AIの大規模言語モデルを使った「チャット」「要約」などの機能だ。 現在マイクロソフトは、この新しいBingについて、ウェイティングリストへの登録後、順次利用者を拡大していく形を採っている。今後数週間で数千万人に、ということなので、それほど待たなくても使えるようになるかもしれない。 筆者も新しいBingが使えるようになったので、早速試してみよう。 悲願の「検索ビジネス」で勝つため、先を走るマイクロソフト 「このテクノロジーは、ほとんどすべてのソフトウェア・カテゴリーを再形成する」。マイクロソフトのサティア・ナデラCEOは、7日の会見でそう述べた。 いま生活の中で、ネ
Alphabet(アルファベット)の株価は2月8日、傘下のGoogle(グーグル)の人工知能(AI)チャットボットが不正確な回答を生成したと報じられたのを受けて急落した。 アルファベットの株価は、8日に一時8%急落して99.40ドルに沈んだ。同社はその前日の7日に人気のチャットボットChatGPTに対抗するAIチャットボット「Bard」を発表し、株価を5%近く上昇させたが、今回の急落で1000億ドル(約13兆円)以上の時価総額を失った。 今回の株価の急落は、グーグルが一部のユーザー向けに公開したBardの回答に不正確な内容が含まれていることをロイターが8日朝に報じたことで悪化した。 Bard is an experimental conversational AI service, powered by LaMDA. Built using our large language model
人工知能(AI)テクノロジーに関するシリコンバレー企業の戦いが過熱する中、グーグルの共同創業者のセルゲイ・ブリンが、数年ぶりにソフトウェアのコードに手を触れ始めたことが明るみに出た。 フォーブスが入手したスクリーンショットによると、ブリンは1月24日、数年ぶりにコードへのアクセスを求めるリクエストを提出した模様だ。 2人の関係者によると、このリクエストはグーグルが2021年に発表した自然言語のチャットボット「LaMDA(ラムダ)」に関連するものという。グーグルは、オープンAIが11月にリリースし爆発的人気を獲得したChatGPTに、自社のチャットボットで対抗しようとしている。 ブリンは、LaMDAをトレーニングするためのデータにアクセスするために、CL(チェンジリストの略)を提出し、コードに自分のユーザー名を追加する設定ファイルの変更を求めたという。数十人のエンジニアがこのリクエストに承認
今、巷で話題になっているOpenAIのChatGPTを使ってみました。昨年公開された最新の文章生成AIで、質問や依頼をテキストで入力すると、チャット形式で答えを返してくれます。 以前公開されたGPT3は限定公開ということもあり、一部の人しか使えませんでしたが、今回は登録すれば誰でも使えるため、あちこちに試してみた方の感想が溢れています。 ChatGPTの使い方<26例> この中で「ほお」と思ったのが、「2)英文を添削してもらう」です。私もちょっと使ってみましたが、これは確かに凄いですね。GoogleやDeepLなどで粗訳した英文をリファインしてもらうと、かなりマシな英語になります。 Googleの経営陣が危機感を覚えるのも頷けます。 グーグル幹部は非常事態を宣言した...ネット検索を根本から変える「ChatGPT」の恐るべき可能性 ここ数日、MicrosoftがOpenAIに追加の出資をす
東京に拠点を置くテクノロジー企業「レアゾン・ホールディングス」が、1万9000時間に及ぶ国内最大級の日本語音声コーパス「ReazonSpeech」を無償公開しました。同時に、OpenAIが開発した超高性能音声認識AI「Whisper」に匹敵する性能をアピールする文字起こしサービスも公開されていたので、実際に使ってみました。 超高精度で商用利用可能な純国産の日本語音声認識モデル「ReazonSpeech」を無償公開 - Reazon Human Interaction Lab https://research.reazon.jp/news/reazonspeech.html ReazonSpeech - Reazon Human Interaction Lab https://research.reazon.jp/projects/ReazonSpeech/ レアゾン・ホールディングスは「R
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く