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philosophyに関するoanusのブックマーク (54)

  • 作者の意図と作品の解釈 - 9bit

    作者の意図と作品の解釈の関係にかんする以下の論文がサーベイとして優秀だったので内容をまとめておきます。 Irvin, Sherri (2006). "Authors, Intentions, and Literary Meaning." Philosophy Compass 1(2): 114-128. [pdf] 分析美学では、文学作品の解釈とはどういうものか(あるいはどうあるべきか)の議論は、ニュークリティシズムの代表者であるWimsatt & Beardsley(1946)による意図主義批判とそれに対する意図主義者Hirsch(1967)からの反論から始まったこともあって、作者の意図と作品の解釈の関係をどう考えるかという論点を中心に展開してきた。 この論文では、この論点に対する諸説が以下のようにまとめられている。 極端な実際的意図主義(Extreme Actual Intention

    作者の意図と作品の解釈 - 9bit
  • ボイルのジレンマ 機械論か種子原理か Anstey, "Boyle on Seminal Principles" - オシテオサレテ

    Peter R. Anstey, "Boyle on Seminal Principles," Studies in History and Philosophy of Biological and Biomedical Science 33 (2002): 597–630. http://www.ingentaconnect.com/content/els/13698486/2002/00000033/00000004/art00025 ロバート・ボイル研究史のうちで重要な位置をしめるのがAntonio Clericuzioによる1990年の論文である。「ボイルの化学と粒子哲学の再定義」と題された論考のなかでClericuzioは機械論哲学の提唱者であるボイルが、じつは化学物質の性質を粒子の形、大きさ、位置からは導きだしていなかったり、事物の生成を説明するときに種子原理(seminal

    ボイルのジレンマ 機械論か種子原理か Anstey, "Boyle on Seminal Principles" - オシテオサレテ
  • 『科学を語るとはどういうことか:科学者、哲学者にモノ申す』[続] - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    須藤靖・伊勢田哲治 (2013年6月30日刊行,河出書房新社[河出ブックス・057],東京,301 pp., 体価格1,500円,ISBN:978-4-309-62457-0 → 目次|版元ページ) 【書評】※Copyright 2013 by MINAKA Nobuhiro. All rights reserved 科学と科学哲学との重層的すれちがい(続) ← 「科学と科学哲学との重層的すれちがい」(2013年7月19日) 書を読んでひとつ自覚したのは,科学者側の “代表” として登場する物理学者・須藤靖さんの発言のひとつひとつにワタクシ自身があまり同感できないという点だった.とりわけ,[科学]哲学的な問題設定に対する彼の基姿勢には相当な違和感が残る.ワタクシの身近にもしこういう科学者がいたとしたら “いますぐ体育館のウラに来い” 的レベルの違和感だ.ワタクシが推測するに,伊勢田哲

    『科学を語るとはどういうことか:科学者、哲学者にモノ申す』[続] - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek
  • 『科学を語るとはどういうことか:科学者、哲学者にモノ申す』 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    須藤靖・伊勢田哲治 (2013年6月30日刊行,河出書房新社[河出ブックス・057],東京,301 pp., 体価格1,500円,ISBN:978-4-309-62457-0 → 目次|版元ページ) 【書評】※Copyright 2013 by MINAKA Nobuhiro. All rights reserved 科学と科学哲学との重層的すれちがい いささか口の悪い悪童(=物理学者)と達人の尊師(=科学哲学者)が重層的にすれちがう.全編を通じて科学者と科学哲学者との長い「対話」が続くのだが,相対しつつも目線がちがう方向を向いていて,なお言葉が絡みあうフシギな流れが楽しめる.科学者と科学哲学者が「いかに対話できるか」ではなく,「いかにすれちがえるか」が実感できる. おそらく「科学」というグローバルな総称ではひとくくりにできないほど,個々のローカルな「科学」および「科学者」のバックグラ

    『科学を語るとはどういうことか:科学者、哲学者にモノ申す』 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek
  • 「力の保存について」における中心力とカント的基礎付け --- Heimann, Helmholtz and Kant: memorandum

  • 第1回 「裏の仕事」は“系統樹ハンター”

    つくば市の一角に農林研究団地と呼ばれる一角がある。 農村工学研究所、品総合研究所、中央農業総合研究センター、動物衛生研究所……といった農業畜産関係の研究所が、昔、海軍航空隊の飛行場だったという敷地に集っている。ひとつのマンモス団地が丸々入るであろう広大さで、桜の名所でもある緑豊かな土地のそこここに、たがいに近接分野の研究所がある、という印象だ。 そんな中、今回訪ねたのは、独立行政法人・農業環境技術研究所。「研究団地」という表現に似つかわしく、20世紀の匂いがする団地風の建物だった。上席研究員であり、東京大学大学院農学生命科学研究科の教授なども兼任する、三中信宏(みなか のぶひろ)さんが、お目当ての人物だ。 テーマは……「農業環境技術」と聞いてすぐに連想できるようなものではないと、最初に断っておく。 ぼくは三中さんの『系統樹思考の世界』『文化系統学への招待:文化の進化パターンを探る』といっ

  • なぜ何もないのではなく、何かがあるのか - Wikipedia

    「なぜ何もないのではなく、何かがあるのか?」(なぜなにもないのではなく、なにかがあるのか、英: Why is there something rather than nothing?)[注釈 1]は、哲学の一分野である形而上学の領域で議論される有名な問題の一つ。神学や宗教哲学、また宇宙論の領域などでも議論される。なぜ「無」ではなく、「何かが存在する」のか、その理由、根拠を問う問題。別の形として、 「なぜ宇宙(または世界)があるのか?(Why is there a universe(world)?)」 「なぜ無ではないのか?(Why not nothing?)」 「なぜそもそも何かが存在するのか?(Why there is anything at all?)」 などと問われる場合もある[注釈 2]。 物事の根拠を「なぜ」と繰り返し問い続けることでやがて現れる問いであることから「究極のなぜの問

    なぜ何もないのではなく、何かがあるのか - Wikipedia
  • 中世における世界の完全性 Grant, Planets, Stars and Orbs - オシテオサレテ

    Planets, Stars, and Orbs: The Medieval Cosmos, 1200?1687 作者: Edward Grant出版社/メーカー: Cambridge University Press発売日: 1996/07/13メディア: ペーパーバック クリック: 6回この商品を含むブログを見る Edward Grant, Planets, Stars, and Orbs: The Medieval Cosmos, 1200–1687 (Cambridge: Cambridge University Press, 1994), 136–49. グラントの大著から、世界の完全性について論じた部分を読みました。完全な神が世界を創造した。ではその創造された世界もまた神と同じように完全なのだろうか。一般的にスコラ学者たちは、世界は絶対的な意味で完全ではないと考えました。なぜな

    中世における世界の完全性 Grant, Planets, Stars and Orbs - オシテオサレテ
  • 伊勢田哲治「科学的合理性と二つの「社会」概念」におけるエスノメソドロジー研究の位置:その1

    のちに『認識論を社会化する』(2004、http://t.co/F4vyeTj)に収録されたこの論文: 伊勢田哲治(2001)「科学的合理性と二つの「社会」概念」 『情報文化研究』14号 http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/~tiseda/works/SSK.html をめぐるディスカッション。 続きを読む

    伊勢田哲治「科学的合理性と二つの「社会」概念」におけるエスノメソドロジー研究の位置:その1
  • 文科系のための「物理学的世界観入門」

    文科系のための 「物理学的世界観入門」 第2回 古典力学の世界 心を癒してくれる名言 某新聞2011年4月17日(日)読書面より このによれば、植物は人の愛情や威嚇を 敏感に感じとり、反応するという。 「殺風景な避難所にも木はあります。 植物が見てくれている、聞いてくれている と思えば、1人じゃなくて世界観が変わり ます」 憂いを知らぬ顔に思えた桜のピンク色 が、人と一緒に元気をふるい起こそうとす る姿に見えてきた。 あまり聞きたくないであろうコメント 「植物が人の愛情や威嚇を敏感に感じとり、反応する」 などというのは、ナンセンスの極み(ちなみにここで「心 を安らかにしてくれる」として玄侑宗久という人があ げているのは、『植物の神秘生活』、オイオイ) それを信じるのは宗教と同じく個人の自由ではあるが、 植物の美しさとは無関係 このような世の中に乗じて「癒し」という名前の元に、

  • ポーランド学派における公理論的分類学?

    Landing Zone Bravo @l_z_b 先日Woodger、Gregg以降に公理論的分類学を展開した人はいないんじゃないか、などと書いてしまったが、間違っていたかも。1965年のStudia Logica誌に、Łuszczewska-RomahnowaとBatógという人が論文を書いているっぽい。ポーランド学派? 2011-06-10 01:41:59 Landing Zone Bravo @l_z_b Seweryna Łuszczewska-Romahnowa & Tadeusz Batóg (1965). A Generalized Theory of Calssifications. I. Studia Logica 16 (1). これと(つづく) 2011-06-10 01:44:43 Landing Zone Bravo @l_z_b Seweryna Łuszc

    ポーランド学派における公理論的分類学?
  • paranoia garden J.S.ミルの骨相学批判

    思うところあり、修士論文を一部抜粋(と少し修正)。第四章第四節の一部にあたります。  骨相学についてミルが初めて述べたのは、おそらく一八三五年十月七日のジョン・プリングル・ニコル宛ての書簡においてであろう。この書簡の中で、ミルはクームの著書について触れ、次のように述べている。 骨相学は、疑いなく、分析心理学とある程度一致するかもしれません。つまり、もし特定の神経的性質が我々の感覚の種類や強度に影響を与えているのなら、特定の脳の形態について(研究を)行わないといけません。このように、例えば彼らの「好色の器官(organ of amativeness)」についての発言がいくらかの根拠を持つのは、色情症(nymphomania)が小脳の炎症に由来するのだということを我々が知っているからです。おそらく、外的感覚の神経は主に大脳の中の小脳と脊髄に、もし全部ではなかったとしても、だいたいは行き着くこと

  • 趣赢app官网-趣赢app官网

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  • そろそろ社会学を禁止すべきか。 - 『哲学的問題の禁止による解決』 (2011Q1)

    縮限 @contractio それでブルデューの議論が変わるようには思えないので却下。 “@Ichy_Numa: 大賛成!ついでに「構築」も禁止! contractio あーもー。「表象」を禁止したい。” 2011-01-06 13:59:41 縮限 @contractio 困るのは近世のひとだけってことは…… “@yukiphilo: 「表象」と一緒に「観念」も禁止されたら、大量失業が発生すると同時に、哲学事典がとってもお手軽ハンディーになると思う。” 2011-01-06 20:56:50

    そろそろ社会学を禁止すべきか。 - 『哲学的問題の禁止による解決』 (2011Q1)
  • 地球惑星科学の哲学をつくる

  • 【刊行】柏端達也ら訳,ドナルド・デイヴィドソン『真理・言語・歴史』 | Blog | University of Tokyo Center for Philosophy

    UTCPの共同研究員である立花幸司さん(学振特別研究員・オクスフォード大学客員研究員)も翻訳者のひとりとなっているドナルド・デイヴィドソン『真理・言語・歴史』が春秋社より刊行されました. 出版社の紹介ページはこちら 【書誌情報】 Davidson, Donald. 2005. Truth, Language, And History: Philosophical Essays, Volume 5. Oxford: Oxford University Press. 邦訳,『真理・言語・歴史』ドナルド・デイヴィドソン著,柏端達也/立花幸司/荒磯敏文/尾形まり花/成瀬尚志訳,春秋社,2010年. ISBN-10: 4393323254 ISBN-13: 978-4393323250 【目次】 収録論文の出典と謝辞 序論 マーシャ・キャヴェル 第1部 真理 第1論文 真理の復権 第2論文 真理を定

    【刊行】柏端達也ら訳,ドナルド・デイヴィドソン『真理・言語・歴史』 | Blog | University of Tokyo Center for Philosophy
  • 実験・思考実験・実験の哲学・実験哲学(その2:暫定)

    Masashi Kasaki @kasa12345 @contractioさんに昨日の僕の長々としたツイートをまとめてもらった。RT: 「思考実験・実験・実験の哲学・実験哲学」をトゥギャりました。 http://togetter.com/li/59978 Masashi Kasaki @kasa12345 ブログへのリンクも張ってもらっている。ブログのトップに今書評があるのだが、書評されている論文は、安易な思考実験に頼りすぎているので、その点を主に批判している。exampleというのは、仮想的な事例で、思考実験を指している

    実験・思考実験・実験の哲学・実験哲学(その2:暫定)
  • 実験・思考実験・実験の哲学・実験哲学

    縮限 @contractio 「ロボット」発言[12] がなされた場にいたら、自分自身はどのように身を処すべきかを考えているうちに職場に到着。/ 【発言案1】「哲学者には思考実験を禁止したほうがいいんじゃないですか?」 縮限 @contractio 思考実験は(あたりまえだけど)歴史的な言葉(by エルンスト・マッハ)。 例えば これを「哲学の方法」とかと絡めて論じられるのは相当に気持ち悪い。

    実験・思考実験・実験の哲学・実験哲学
  • 美学のいろは

    シノハラユウキ @sakstyle 訊きたいテーマ。(1)美学の基礎的な語彙や概念について。「美的体験」「美的概念」とか。あと「美的実在論」が一体何なのかも気になる。(2)分析美学や音楽の哲学など近年のトピック。(3)(1)と関連して美学史。アリストテレスくらいから? #bigakuiroha 2010-09-28 22:43:48

    美学のいろは
  • ニーチェを読む暇があったら、さっさと英語を読めるようにした方がいい

    ニーチェについて何か言いたい訳ではなくて(ニーチェは哲学者の中では割と好きな方だ。数少ない全集を持っていた著者でもある。全部で二千円だったが)、どこかで耳にしたことがある程度でしかない哲学者のだとか、いわゆる「古典」を読めば何か教養みたいなものが身につく、とでも言いたげな淡い信仰について言う。 無理。そういうことは、ない。 「教養がつく」なんて理由では、そもそも読めない。 が読めないのは、読解力がないからでも、根気がないからでも、アタマが、いやむしろカラダが悪いからでもない。たとえ、これらすべてが当てはまったとしても、もっと大きな理由は別にある。 つまり、そのを読む理由がないのだ。 まあ、ニーチェなら、痛い勘違いをしながら読み進んでしまうことがないではないが、それでも、どうして自分はニーチェなんか読まなくちゃならないのか、が分かってから読んだ方がいい(その時は、取り上げられたって読も

    ニーチェを読む暇があったら、さっさと英語を読めるようにした方がいい