4月にブログで少し出た話しで、内容がよくわからないままにしておき、ご迷惑をおかけしました。 正式に文楽さんで取り扱っていただけることになりましたので、ご案内します。 大上段にかまえたチラシで申しわけありません m(__)m ・羽幌でお世話になっている方々の標本を撮影させていただき、 3年かけて完成しました。(私のコレクションも掲載しています) ・けっして、安くはない価格ですが、自費出版本としては、精一杯 努力した定価にしました。 ・研究者の意見の違いによって、学名が複数あるものは、できる だけ併記してあります。(ネオフィロセラス⇔ハイポフィロセラス) ・同定の誤りや見解の相違など、今後のブログ上で指摘していた だけると、うれしいです。 ・どこかで聞いたような名前です。本にサインしてもかまいませんが、 古本屋さんに持っていくと、ヨゴレとみなされ、二束三文になるかも 知れません。(^_^;)
クレイド古生物学研究所の研究員として活動されていた故・早川浩司氏の著作です。 北海道の日高山脈の西側に,南北にわたって「蝦夷層群」という地層が広く分布しています。 古生物関係者であれば,多くの人が知っているアンモナイトの産地です。 本書は,その蝦夷層群産のアンモナイトを中心としたお話。 多数のカラー図版が随所に挿入され,写真だけでも楽しめる内容になっています。 内容は,アンモナイトの基本情報にはじまり,「異常巻きアンモナイト」へと話が続きます。 「異常巻きアンモナイト」という言葉は,聞き慣れない方もいるかと思います。 通常の平面螺旋状に巻かれているアンモナイトとはちがい,殻が立体的に複雑に曲がりくねった構造をしています。 たとえば,これですね↓ 学名「Nipponites」は「日本の化石」を意味します。代表的な異常巻きアンモナイトです。 本書においては,このNipponitesを含め,数種
The Role of Ammonites in the Mesozoic Marine Food Web Revealed by Jaw Preservation Isabelle Kruta1,*, Neil Landman2, Isabelle Rouget3, Fabrizio Cecca3, Paul Tafforeau41UMR-CNRS 7207, Département Histoire de la Terre, Muséum National d’Histoire Naturelle, 47 rue Cuvier 75231 Paris Cedex 05, France.2Division of Paleontology (Invertebrates), American Museum of Natural History, Central Park West at 79
アンモナイト類(アンモノイド:以下アンモナイトと略称)の化石は、三葉虫や恐竜などの化石とともによく知られています。直径が1mをこえるような大型の化石をふくめ、美しいアンモナイト標本を多数産出するところとして北海道が知られていますが、北上山地や阿武隈山地の東縁部がアンモナイト化石の“宝庫”であることはあまり知られていません。 東北大学では、1911年の理科大学の発足とともに日本で2番目の地質学教室ができました。さまざまな種類の古生物研究が活発に行われ、東北大学の名前が世界に知られるところとなりました。アンモナイト研究もそのひとつで、初代教授 矢部長克とその門下生、さらにはその後輩たちによって100年にわたり引き継がれてきました。その研究に用いられた、新種を含む多くのアンモナイト標本は、総合学術博物館に収蔵されています。もちろんその中には“みちのく”産のものがたくさんあります。 この企画展では
開 催 に あ た っ て アンモナイト,そのものの形や縫合線の形など,その美しさや芸術性は人々を魅了します.平成19年特別展は,中川の化石の原点ともいうべき「アンモナイトの芸術性」に焦点をあてました.「芸術」という言葉は,「技芸」(芸術に関する技術)と「学術」(学問;専門性の高いもの)の意味を含んでいます.アンモナイト研究には,岩石からアンモナイトを取り出すための“クリーニング”の技術や専門的な知識が必要です.一方で,その形の美しさや不思議さから,「芸術の対象」にもなってきました. このような「技芸と学術」の観点から,特別展は2つのテーマで開催します.ひとつは「技 〜中川の挑戦者たち〜」と題して,“異常巻き”アンモナイトを中心とした中川町のアンモナイトを展示・解説します.アンモナイトの形の不思議,そして中川の愛好家をはじめとする職人技の“芸術的なクリーニング”をご覧になることができま
自分、そんなに忙しかったっけか?という感じに微妙に睡眠不足。例のやつをアップしたところでエネルギー切れ、数日後にサイトからリンクを張りツイート(というか、ようはこのブログの左下にとりあえずアナウンス)したところでエネルギー切れ、そして今日に至るわけだが。 一部の人には数ヶ月前から「出すよ」と言っていた、おそらく世界初の折り図、「折紙 異常巻きアンモナイト vol. 1」ついに公開。「誰得」的というか「おまえ売る気ないだろ」的というか、正直これで利益が出たらそれはもう奇跡ではあるが、限りなくごくごく一部に需要があるかもしれない。 いや、そんな後ろ向き(というか現実的)ではいけない。そう、ロマンである。 日本が世界に誇るNipponites、Eubostrychocerasの垂直復元/水平復元2タイプ(右巻き左巻きの違いもアリ)、お馴染みPolyptychoceras、幼殻も要チェックなPra
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く