216 Fundamental Knowledge for Reliable Analysis―Concepts and Definitions of the Limit of Detection and the Limit of Quantitation. 検出限界や定量下限の英語表記は統一されておらず,JIS K 0211 でも複数の語が併記されていて悩ましい。本稿では, K 0211 において略号とともに記載されている, limit of detection; LOD および limit of quantitation; LOQ を優先的 に使用することにしたが,これらの概念の推移を解説する ために,他の JIS や文献から引用した箇所については,あ えて原文表記のまま記述した。 216 ぶんせき 分析の信頼性を支えるもの 検出限界と定量下限の考え方 上 本
定量限界と定量下限の違い 分析検査においては、定量限界と定量下限という言葉がしばしば使用されます。 測定においての定量の限界という意味では、定量限界も定量下限も同じですが、定量限界は、最大値の限界と最小値の限界の両方を意味します。 一方、定量下限とは最小定量の限界(下限値)を意味します。 従って、最小定量下限という意味から「定量下限」「定量下限値」という表現を使用します。 食品の新放射能規制値と測定に必要な定量下限値 一般食品の新規制値である放射性セシウム(合算)が100Bq/kgです。 この規制値を満たす為には、定量検査を実施し、測定結果が100Bq/kgと出たとすると、この測定値が信頼できるものでなければなりません。 定量検査においては、測定の基準となる値(ここでは規制値である100Bq)が信頼性をもって測定できる為には、定量下限値は基準値の1/10である必要があります。 つまり、定量
66 Process of Chemical Analysis―How to Express Quantities. 表 1 SI 基本量(base quantity)と七つの SI 基本単位 (base unit) 量の名前 (quantity name) (括弧内は英語名) 量(の)記号 (quantity symbol) 単位の名前 (unit name) (括弧内は英語名) 単位(の)記号 (unit symbol) 長さ(length) l, h, r, x メートル(metre) m 質量(mass) m キログラム (kilogram) kg 時間 (time, duration) T 秒(second) s 電流 (electric current) I, i アンペア (ampere) A 熱力学温度 (thermodynamic temperature) T ケルビン
ゆらぎ現象において,めったに起こらない現象(異常)と頻繁に起こる現象(通常)の境を検出限界と呼びます。FUMI理論は相互情報量の関数(Function of Mutual Information)を表す理論という意味で、実際のゆらぎを確率論的に解析することにより検出限界と精度を推定します。その応用範囲は広く,分析機器の精度プロファイルの推定から,インフルエンザの大流行の予測に及びます。 FUMI理論 FUMI理論の理論の解説と応用例、関連論文などを紹介します。 差分法によるFUMI理論(工事中) フーリエ変換によるFUMI理論 ソフトウェア FUMI研はくり返し測定なしに検出限界を推定する全自動ソフトウェア(TOCO19)を提供しています。
ケモメトリクス入門講座 主成分分析を中心とした入門講座 URL : www.stjapan.co.jp ケモメトリクスとは 化学における変量 圧力、温度、時間、濃度、スペクトル、クロマトグラム (多変量データとして表されることが多い) ケモメトリクスとは 化学データから多変量解析手法、統計科学、計算機科 学の手法を用いて役に立つ情報を取り出す学問領域 1 ケモメトリクスの位置付け Statistics Organic Chemistry Computer Science Chemometrics Analytical Chemistry Mathematics Physical Chemistry 多変量データとは 1つのサンプルに対して複数の変量で記述 Ex. x1 :身長、 x2 :体重、 x3 : 座高、 x4 : 胸囲 10人の測定を行った場合 §
太陽掩蔽法では、地球大気を通過した太陽光のスペクトルを観測し、その吸収度合いから大気中の分子の存在量を推定します。地球大気による吸収は、太陽光の波数(注)によっても大気の物理状態(気温、気圧など)によっても異なります。これらの条件を加味して光の吸収量を計算することを「放射伝達計算」と言います。放射伝達計算は、ILAS-Ⅱデータ処理運用システムの中核をなす重要な処理です。ここでは、ILAS-Ⅱデータ処理運用システムで用いている放射伝達計算のアルゴリズムについて紹介します。ただし、アルゴリズムそのものは汎用的なものですので、同じ方法を用いればガス中を通過する光の吸収を広く計算できます。
Fityk [fi:tik] is for peak fitting. Longer version: fityk is a program for nonlinear fitting of analytical functions (especially peak-shaped) to data (usually experimental data). There are also people using it to remove the baseline from data, or to display data only. It is reportedly used in crystallography, chromatography, photoluminescence and photoelectron spectroscopy, infrared and Raman
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