このブログについて 「無いも同然の私の記憶領域をちょっとでも整理拡張」するためのブログ。→初回の記事より 主に折り紙や生物周りの諸々についてのメモ。一見して自然科学「らしき」話題もあるが、ここに書かれている内容-リンク先はともかく-は基本的に「非科学(科学の手続きにシビアには則っていない)」であるので注意。 カテゴリー設定の都合上、基本的に1日に1つの話題で区切っている。それに伴い、記事の内容との関連が極端に薄いTB等は、独断で削除することがあります。
何年か前に、何かのPCソフトウェアのパッケージに、A4サイズくらいの紙をぱたぱた折りたたんでいくとCD(またはDVD)ケースになる、というものが付録されていることがあった。それを見たヒトが「そーゆーの、できないかねぇ?」なんて言ってきた。その時はかなり暇だったのだけれども、その魅力に気づかずに熱も入らず、ほぼ放り出していた。 その後、そんな動画もウェブで公開されていたけれどもいつのまにか削除されていたりして、そうなるとちょっと興味が湧いてくる! 天の邪鬼でゴメン! でも、ちょうど暇だし! というわけで、ペーパーCDケースの折り方を考えてみた。 A4からハサミを使わない6角形ケース(Photo Pierre オリジナル) フォトピエール版CD/DVDケースを作ってみましょう。フォトピエール的には ゴミが出るのが厭 刃物を使うのが厭 できれば口は閉じた方がいい ふわふわ立体的にならずなるべく平
初学者にとって, 黒板に書かれた構造式を見ただけでその分子の立体構造や対称性を理解することは容易でない。分子模型は大いにこの助けとなるが, 市販の各種の模型は各々特色があって目的に応じて使い分ける必要があり, また中には非常に高価なものもある。そこで, ここでは1枚, あるいは2枚の正方形の紙片という手軽な材料を使って分子模型を作ってみようというわけである。折り紙には, 紙の上に特定の角度を折り取る操作の中に出来上がる立体の幾何学的特徴が隠されており, 平面から立体を掘り起こす造型的な楽しみもある。原理的には用紙も正方形である必要はないし, 折り方もひと通りではないだろう。しかし今回は折り紙に慣れていない読者のために, 基本的な正四面体, 正四面体スケルトン, および正八面体スケルトンの標準的な折り方を紹介する。付録の折り線のついた色紙を切り取り, 以下の解説に沿って試みてほしい。
生き物達の骨格写真を折って立体化。 その生き物達の生命を危機に陥れる、人間が破棄するモノとの関係をクリア&ダイレクトに見せてくれるアート。 以下、作者の堀 崇将氏が寄せてくれたコンセプト ————————————————————- 海。それは、水鳥やウミガメなど多種多様な生物が共存する巨大な一つの生態系であり、生物多様性の象徴だと言えます。 しかし今日、その海は人間の出すゴミによって汚され、そこにすむ生き物たちが生存を脅かされる事態が起きています。私たちの何気ない生活から生み出されるゴミは、河川、排水溝を伝い、膨大な量となって今も海岸や外洋に流れ出しているのです。 私は、その海にすむ生き物たちを、おりがみにしました。 日本の伝統であるおりがみは、古くからの日本の自然の美しさ、豊かさをシンプルな形で表現しています。そしてそれは親から子ども、そして孫の手へと、折るという行為を通して受
趣旨と目的 日本折紙学会は、その設立理念に折り紙の専門研究の促進を掲げており、折り紙の知的財産権研究も重要なものの一つと考えています。各国の折り紙団体や創作者とも連携を取りながら、折り紙における知的財産権について理解を深める活動を行っています。 これまでに行った主な活動は、以下の通りです。 機関誌『折紙探偵団マガジン』誌上での折り紙の著作権/知的財産権に関する論議の促進(随時)折り紙作品使用のためのガイドラインの提案 (2005年5月15日)※詳細は下欄を参照ください。日本折紙学会が認定する折紙指導員に対して、講習において個別の許諾を必要とせずに利用可能な作品リストの情報提供(2013年8月16日~)※詳細は折紙指導員のページを参照ください。第1回国際折紙著作権会議(2008年10月11~13日 JOASホール)への協力第2回折り紙の著作権に関する国際会議(2009年6月30日 NY)への
自分、そんなに忙しかったっけか?という感じに微妙に睡眠不足。例のやつをアップしたところでエネルギー切れ、数日後にサイトからリンクを張りツイート(というか、ようはこのブログの左下にとりあえずアナウンス)したところでエネルギー切れ、そして今日に至るわけだが。 一部の人には数ヶ月前から「出すよ」と言っていた、おそらく世界初の折り図、「折紙 異常巻きアンモナイト vol. 1」ついに公開。「誰得」的というか「おまえ売る気ないだろ」的というか、正直これで利益が出たらそれはもう奇跡ではあるが、限りなくごくごく一部に需要があるかもしれない。 いや、そんな後ろ向き(というか現実的)ではいけない。そう、ロマンである。 日本が世界に誇るNipponites、Eubostrychocerasの垂直復元/水平復元2タイプ(右巻き左巻きの違いもアリ)、お馴染みPolyptychoceras、幼殻も要チェックなPra
以下、先ほどTwitterでつぶやいた内容のまとめ。 「折紙の研究って、実際問題、何を研究してるの?」と疑問に感じる人も多いと思うので、いくつかつぶやいてみます。 「折紙の設計技法」目的の形を1枚の紙を折って作るにはどうすればよいか?というのを考えます。ボックスプリーツを用いた設計、サークルパッキングなどと呼ばれる技法が考案されています。コンピュータによる設計もある程度できるようになっています。 「剛体折紙」折紙の、紙を鉄板、折り線をヒンジで置き換えた場合に、はたしてそれは折りたたむことができるか、ということを考えます。実際に工業製品や建築物を作る上で重要な問題になります。 「曲線折紙」曲線・曲面を含む折紙の設計技法については、まだほとんどわかっていません。2008年のSIGGRAPHで「Curved Folding」という論文が発表されましたが、その設計方法については、ほとんど言及されて
1930年東京生まれ。東京大学名誉教授、東京大学宇宙航空研究所助教授、文部省宇宙科学研究所教授。東京大学工学部船舶工学科卒業後、同大航空学専攻博士課程終了。東京大学の航空研究所が再開されたのに伴い、同研究所の助手となる。63年、コロンビア大学、66〜67年、NASAラングレー研究センターを経て、宇宙科学研究所(現JAXA宇宙科学研究本部)にて、宇宙構造工学を研究。宇宙構造物の設計家として、小型宇宙プラットフォームSFU(宇宙実験衛星)の二次元展開アレイ等の発明・開発や、電波天文衛星「はるか」の大型アンテナなどの設計に携わる。著書に「ゲームに勝つテニス―科学的思考によるレベルアップ法」(82年、光文社)、「ソーラーセイル―宇宙帆船とルナカップレース」(93年、共著、丸善)など。 破壊のメカニズム研究から生れた「ミウラ折り」 ──地図を折る時などに使われている「ミウラ折り」というのは、世界的に
ちょっと毛色を変えた幾何学的シリーズの第一弾。「口のような切れ込みのある立方体」、開発コードネーム「ジゴ■ウ」である。 tvk のお馴染み saku saku 内、「CM前後の視聴者からの絵や写真を紹介するコーナー」に出た記念すべき作品である。 とは言え、果たしてこのコードネームはどう発音すればよいのか、判然としない方もおられよう。「あ」から「ん」まで順番に一文字ずつ入れてゆくと、かなり最後の方で正解にたどり着く。「■」という伏せ字の形もヒントである。 折り図は現在フリーで公開中。 http://members.jcom.home.ne.jp/t-usuda2/origami/orizu.htm なお、途中の折り方をちょちょいと変えると、口を閉じた立方体にもなる。また、長方形の紙で折ると、そのまま直方体にもなる。途中の切れ込みがちょっとアクセントになり、適当に並べておくだけでも案
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