研究者のアウトリーチ活動を考える(その4):タダで行ってばかりでいいの?(追記あり) 2010年 11月 04日 研究者のアウトリーチ活動についての事例の続きを。 昨年の政権交代を受け、本年6月19日付けで科学技術政策担当大臣および総合科学技術会議有識者議員の名前において「〈国民との科学・技術対話〉の推進について(基本的取組方針)」が提出されたことを受け、検討会が発足し、その委員を仰せつかっている。 本検討会は、「科学技術と社会との対話(研究者のアウトリーチ)」に関する問題意識を、行政・科学技術コミュニティ・市民・産業界が共有し、望ましい方向を模索し、これらの成果を政策等のあり方などに反映させることを目標としています。 私の立ち位置としては、 3,000万円以上の公的研究資金を獲得した研究者に国民との科学・技術対話(アウトリーチ活動)を義務づける なんて乱暴なことにならないように議論の行く