数学者、森毅を初代会長に、1992年発足した学際的な学会。文化諸領域に見られる「かたち」を科学的・文化的・歴史的視点に立って総合的に研究し、研究者、芸術家、技能保存者などが一堂に会し、学際的、広域的、創造的対話を図ることを趣旨とする。「かたち」を愛で喜ぶ「遊び心」と、先祖から受け継いでいる「大和心」が原点。 現会長はアインシュタイン研究で著名な金子務。小町谷朝生(文星芸術大学教授/色彩論)、宮崎興二(京都大学教授/図形科学)らも編集委員に名を連ねる。『形の文化誌』はこの会の会報誌(年刊)として、1993年から2004年まで全10号を刊行。 ●形の文化会に関しては 「形の文化会」公式サイト https://www.katachi.org および最新情報は形の文化会ニュースをご覧ください。 また、関連学会である「形の科学会」公式サイトはこちら。
Ernst Haeckel (1866年刊行,全二巻,Georg Reimar, Berlin) ヘッケルの主著である本書は Biodiversity Heritage Library からオンライン公開されている:Band 1 ; Band 2 → http://www.biolib.de 『生物の一般形態学』(1866年)を除くヘッケルの著作38冊については,ドイツ語圏の進化学・博物学関連の電子ライブラリー〈BioLib〉でオンライン公開されている.『自然創造史』(1868年),『人類発生論』(1874),『宇宙の謎』(1899年),『自然の芸術的形態』(1899〜1904年),『生命の不可思議』(1904年),その他,紀行文集・書簡集など. → http://www.19thcenturyscience.org/HMSC/HMSC-INDEX/index-illustrated.ht
買い物の多くをネットでするようになったこの頃は、近所の本屋は別として、大型書店にはあまり行かなくなりました。買うべき本はお店に行かなくてもわかりますし、専門書は品切れしていたりしますから…。しかし、それでは面白い本を見逃してしまうことがあります。ですから時々は大型書店に行かねばならないのです。 で、先日久しぶりに大型書店へ行った時のこと、私の目を引く本を発見しました。タイトルは「鳥の骨探」。理系書籍に詳しい人ならこのタイトルにピンと来るはずです。そう、隠れた名作「骨単」です。そのサブタイトルが「語源から覚える解剖学英単語集」となっていることからもわかるように、人間のすべての骨を図示し、日本語名、英名には振り仮名を付け、ギリシャ語、ラテン語の語源までも説明した本です。「骨単」を初めて見た時、これは面白い!と思いました。思ったものの、この本は医学・解剖学向けの内容、私にはちょっと役に立たないな
モノの見方が確実に変わる一冊。 フォーク、ナイフ、クリップ、ジッパー、プルトップなど、身近な日用品について、「なぜそのカタチを成しているのか」を執拗に追求する。日ごろ、あたりまえに使っているモノが、実は現在のカタチに行き着くまでに途方も無い試行錯誤を経たものだったことに気づかされる。 いわゆるデザインの定説「形は機能にしたがう(Form Follows Function)」への論駁が面白い。著者にいわせると、「形は失敗にしたがう(Form Follows Failure)」だそうな。もしも形が「機能」で決まるのなら、一度で完全無欠な製品ができてもいいのに、現実はそうなっていない。モノは、先行するモノの欠点(失敗)を改良することによって進化していると説く。これが膨大なエピソードを交えて語られるのだから、面白くないわけがない。 たとえば目の前のフォーク。そのカタチ・大きさになるまで延々と進化の
<Review> J.J. Wiens (2000), Phylogenetic Analysis of Morphological Data. Smithsonian EVOLVE / BIOMETRY reader 諸氏: 三中信宏(農環研← PPP from 高崎)です. ※ 明けましておめでとうございます.今年もよろしく. 年越し書評になりましたが,形態形質の系統解析に関する論文集へのコメントです.いくつかの論文では,形態データの数量的・統計学的手法も登場しますので,EVOLVE だけでなく,BIOMETRY にも送ります. --- 【書名】Phylogenetic Analysis of Morphological Data 【編者】John J. Wiens 【刊行】2000年 【出版】Smithsonian Institution Press, Washington 【頁数】
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く