伝えるための心理統計: 効果量・信頼区間・検定力 作者: 大久保街亜,岡田謙介出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2012/01/26メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 164回この商品を含むブログ (13件) を見る先日コメント欄でYJSZKさんに教えて頂いた本です。書店に寄って、中身を確認してみました。 細かい評価は精読していないのでまたの機会にするとして、書の傾向・性質を考えれば、これぞまさに、私が「求めていた」本だと思います。 統計の勉強をしていて多くの人が悩む所として、 統計的検定の意義、「有意」とはどういう概念か、もし具体的な科学研究において「有意」となった場合に、どこまでの事が言えるのか。また、有意である事が、差の「大きさ」などの、科学において最も関心ある事柄について、一体どれくらいの情報を与えてくれるのか。 これらの事が挙げられると思います。 この種の疑問は、統計