この画像を大きなサイズで見る 米国カリフォルニア州南東部に広がるソルトン湖は、かつては独特の美しさをたたえた湖だった。ところがその一方で大量の魚や鳥が死に追いやられ存亡の危機に瀕しているという。 数百万年前の鮮新世、現在ソルトン湖がある一帯は塩水に覆われ、カリフォルニア湾の北端を形成していた。やがてクモの巣のように地下を走る断層が、引きあったり離れたりすることによって、地面が南北に裂けてできたソルトンシンクにコロラド川によって運ばれた何トンもの沈泥がカリフォルニア湾を埋めながら沖積平野を形成すると、湾の北端はつまみとられるように取り残され、この場所に淡水湖が生まれた。 ソース:mental_floss magazine – Where Knowledge Junkies Get Their Fix 特集:ソルトン湖 NATIONAL GEOGRAPHIC.JP 長い年月の間に、コロラド川の