人工知能(AI)ブームでデータセンター向けの高性能半導体の需要が急伸している。CPU(中央演算処理装置)最大手の米インテルとGPU(画像処理半導体)最大手の米エヌビディアは性能向上を求めて互いの得意領域を侵食し始めた。半導体の2強が市場をすみ分ける時代は終わりを迎えつつある。「生成AI時代のまったく新しいプロセッサーを作り出した」――。8月上旬に米ロサンゼルスで開かれたCG(コンピューターグラ
Snowflake 会長兼CEOのフランク・スルートマン(Frank Slootman、左)氏と、NVIDIAの創業者兼CEOのジェンスン・フアン(Jensen Huang、右)氏。「Snowflake Summit 2023」にて Snowflakeが2023年6月26日、NVIDIAとの提携を発表した。NVIDIAの大規模言語モデル(LLM)開発用プラットフォーム「NVIDIA NeMo」とGPUを使い、Snowflakeデータクラウド内にあるデータを安全に活用した、自社向けの生成AIアプリケーションを開発できるというもの。 同日、米ラスベガスで開幕したSnowflakeの年次カンファレンス「Snowflake Summit 2023」で、Snowflakeの会長兼CEO、フランク・スルートマン氏とNVIDIA 創業者兼CEOのジェンスン・フアン氏が対談し、提携のメリットやAIのインパ
NVIDIAは、ストレージソフトウェアベンダのExceleroの買収を発表しました。 Exceleroは、NVMe over Fabricを用いた超高速なブロックストレージを実現するイスラエルのソフトウェアベンダです。 Exceleroではまず、通常はサーバのスロットに直接差し込まれるNVMeストレージを、NVMe over Fabricと呼ばれる高速なネットワークによってメッシュ構造で多数接続して並列化し、共有ストレージプールとします。 そしてこの共有ストレージプール内にあるストレージが、まるでローカルストレージのような高速なアクセス速度とレイテンシを持つブロックストレージとして利用可能になるという、Software-Defined Storageのためのソフトウェアを提供しているベンダです。 既存製品とのシナジー強化か? 汎用ストレージへと展開か? NVIDIAはすでに、CPUをバイパ
NVIDIAのクラウドゲームサービスGeForce NOWを通じて、未発表のPCゲームタイトルの情報が流出したとして一部で話題になっているようだ。これを受けて、NVIDIAや一部開発者が声明を発表している。 発端となったのは、プログラマーのIghor July氏の9月13日のMediumへの投稿だ。GeForce NOWユーザーである同氏は、お気に入りのゲームが非対応とされてしまったため、GeForce NOWのクライアントアプリを調査していた。GeForce NOWでは、公式には非対応でも実際は動作するSteam向けゲームもあったことから、そのフルリストを入手しようと考えたそうだ。結果的に同氏は、1万8000タイトル以上のリストをNVIDIAのデータベースから入手。そのなかには、PC版が発表されていないタイトルや、未発表の新作も含まれていたという。 主だったタイトルの一部を挙げると、SI
米半導体大手エヌビディアによる英半導体開発大手アームの買収をめぐり、グーグルやマイクロソフト、クアルコムといった米IT大手が米当局に異議を申し立てていることが12日、明らかになった。一部の企業は承認しないよう求めている。米ブルームバーグ通信などが報じた。 アームは多くのIT企業に半導体の設計図を提供。中立的な立場を維持してきたが、エヌビディアが買収すると、IT企業側はアームの技術使用が制限されたり、費用が上昇したりすることを懸念している。 アーム買収は米国や英国、欧州連合(EU)、中国の当局による承認が必要。IT大手による反対の声が強まれば、承認を得るのが難しくなる可能性もある。ソフトバンクグループは昨年、保有するアームの全株式を最大400億ドル(約4兆2千億円)でエヌビディアに売却すると発表していた。(共同)
George Leopold NvidiaとArmのチーフは、メガ合併案への規制当局の承認を主張し、この買収は「補完的」であり、AIに触発されたイノベーションを推進するため、統合されたチップハウスはIPベンダーのビジネスモデルを維持するだろうと主張した。 先月、Arm社との画期的な400億ドルの取引を発表したNvidia社は、規制当局の厳しい監視に直面している。また、この取引は、Arm社の開発者主導のビジネスモデルの運命についての懸念を引き起こした。NvidiaのJensen HuangとArmのSimon Segarsは、これらの懸念を認めつつも、最終的には規制当局の承認を得ることになるだろうと予測している。両CEOは火曜日(10月6日)に開催されたArm Dev Summitでの談話の中で、この問題について話し合った。 買収を擁護するにあたり、Huangは最近の会話で「あなたはArmの
9月14日、英アーム・ホールディングスの共同創業者ハーマン・ハウザー氏は、ソフトバンクグループがアームを米エヌビディアに売却すると発表したことについて、「最悪の事態」であり、アームのビジネスモデルが崩壊するとの認識を示した。写真はエヌビディアのロゴ。ロサンゼルスで2017年7月撮影(2020年 ロイター/Mike Blake) [ロンドン 14日 ロイター] - 英半導体設計大手アーム・ホールディングスの共同創業者ハーマン・ハウザー氏は14日、ソフトバンクグループ(SBG)<9984.T>がアームを米半導体大手エヌビディアに売却すると発表したことについて、「最悪の事態」であり、アームのビジネスモデルが崩壊するとの認識を示した。 ハウザー氏はロイターとのインタビューで「(アームの本社がある)ケンブリッジにとって、英国にとって、欧州にとって最悪の事態だ。グローバルな重要性を持つ欧州最後のテクノ
NVIDIAは、データセンター向けインターコネクト企業であるイスラエルのMellanox Technologies(以下、Mellanox)を69億米ドルで買収する計画に対して、中国当局の承認を得たことを発表した。中国当局の承認の獲得は、この取引における最後のハードルとなっていた。 NVIDIAは、データセンター向けインターコネクト企業であるイスラエルのMellanox Technologies(以下、Mellanox)を69億米ドルで買収する計画に対して、中国当局の承認を得たことを発表した。中国当局の承認の獲得は、この取引における最後のハードルとなっていた。買収手続きは2020年4月27日ごろに完了する見通しだ。 米中貿易戦争が続く中、国家市場監督管理総局(SAMR)がこの決定を下すまでに1年以上の時間がかかった。過去には、Qualcommが中国の承認を得られずにNXP Semicond
大手コンピューター メーカーが NVIDIA EGX プラットフォームを採用し、通信や医療、製造、小売り、運輸などの業界がリアルタイム ストリーミング データにAI を即座に活用できる、エッジ向けGPU サーバーを導入 2019 年 5 月 27 日、台北 -- Computex -- NVIDIAは本日、企業が低レイテンシの AI をエッジで活用して、5 G 対応の基地局や倉庫、小売店、工場などから継続的に送られてくるストリーミング データをリアルタイムで認識および把握し、活用するための高速化されたコンピューティング プラットフォーム、 NVIDIA EGX を発表しました。 NVIDIA EGX は、クラウドに送信しなければならないデータの量を低減しながら、保証されたレスポンス時間で、データが生成されるエッジで瞬間的にハイスループットの AI を実施したいという、増え続けている要望に応
NVIDIA、Mellanoxの買収を正式に発表。InfinibandやHPC用スイッチなどデータセンター向け高性能ネットワーク技術を手中に 高速処理を実現する上で欠かせない高速ネットワーク技術を手に入れる NVIDIAはコンシューマ向けのGPUベンダとして知られていると同時に、GPUの高速な並列処理性能を活かしてHPCや機械学習、AIの分野でも存在感を高めています。 HPCや機械学習などの分野で高速なプロセッサの能力を最大限活用するためには、サーバ間を接続する高速なネットワークが欠かせません。Mellanoxはそうした高速ネットワークを実現する上で重要な要素となるInfinibandやインテリジェントNIC、HPC用スイッチなど高性能なネットワーク機器を提供する主要ベンダとして知られています。 買収を発表したNVIDIAのプレスリリースでも、Mellanoxの買収によってデータセンタース
エヌビディアがイスラエルのメラノックス買収で合意近い Ed Hammond、Scott Deveau、Olivia Zaleski、Nabila Ahmed、Ian King 米半導体メーカーのエヌビディアはイスラエルの半導体メーカー、メラノックス・テクノロジーズの買収で合意に近づきつつある。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。協議が非公開であることを理由に匿名で語った。買収すれば同社がデータセンターでの情報伝送を高速化させる技術を手に入れることに役立つ。 同関係者によれば、メラノックスの市場価値は約59億ドル(約6550億円)で、売却は11日にも発表される可能性がある。関係者はインテルなどもメラノックスに買収案を提示しているが、エヌビディアが優勢だとしている。最終決定はまだで依然変更される公算もあるという。 エヌビディアとメラノックス、インテルの担当者はコメントを控えた。 原題:Nv
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます IBMとNVIDIAは、人工知能ワークロードや「TensorFlow」「PyTorch」「Spark」などのデータ処理ツール向けに設計されたストレージシステムを発売する。 この「IBM SpectrumAI with NVIDIA DGX」は、IBMのソフトウェア定義ファイルシステム、オールフラッシュストレージ、NVIDIAのGPUシステム「DGX-1」を組み合わせたコンバージドシステムだ。 最近では、ストレージベンダーが、オールフラッシュストレージを採用した、AIワークロードや機械学習に最適化されたアーキテクチャを持つストレージ製品を提供するケースが増えており、IBM SpectrumAIの発売もそうしたトレンドの一環だと言える。過去
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く