印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 日本IBMは4月4日、メインフレーム「IBM z16」および「LinuxONE 4」の新製品としてシングルフレームとラックマウントの2モデル4機種を発表した。また、若手のメインフレーム技術者を育成する「メインフレームクラブ」も創設する。 今回の新モデルは、2022年に発表したIBM z16とLinuxONE 4のラインアップを拡充するもので、いずれも米国時間5月17日に出荷を開始する。大規模トランザクション処理におけるリアルタイムなAI推論や耐量子暗号の高セキュリティ性といった最新モデルの特徴は同じだが、新たにサステナビリティー(持続可能性)への対応と、特にラックマウントモデルについてはデータセンターラックでのメインフレーム使用という新
富士通のメインフレーム撤退が波紋を広げている。同社はメインフレーム「GS21シリーズ」の製造・販売を2030年度に終了、既存ユーザー向けの保守を2035年度に終えると発表した。2022年9月には「モダナイゼーションナレッジセンター」を新設。センター長に就いた枦山直和氏は「メインフレームからの移行はリアーキテクチャーとなるが、ミッションクリティカルシステムのモダナイズ実績から得たナレッジを横展開する」と話す。 既に富士通製メインフレームからオープン系サーバーへの切り替えを表明しているのが、横浜銀行など地方銀行5行が参加するシステム共同化陣営「MEJAR」だ。2022年11月には、広島銀行が日本IBM陣営を離れMEJARに参画すると発表した。 MEJARの勘定系システムはNTTデータが開発した。現在は富士通のメインフレームで稼働しているが、2024年1月にオープン系サーバーへ切り替える。その成
「社会課題解決と新たな価値を創出できるコネクテッドな社会を実現するデジタルインフラ基盤の提供について」。2022年2月14日、富士通のWebサイトにこんな文書がひっそりと掲載された。一見すると新サービスの発表と見まがうこの文書こそが、富士通がメインフレームとUNIXサーバーの撤退について触れた公式声明だ。 サステナブル(持続可能)、レジリエント(強じん)、セキュリティー、データの信ぴょう性──。声明では富士通が目指す新たなITインフラを象徴する言葉が並ぶ。それを実現する一環として、メインフレームやUNIXサーバーの「クラウドシフト」に取り組むとする。 2030年度メインフレーム販売終了 富士通が60年あまりに及ぶメインフレーム事業の歴史にピリオドを打つ。メインフレーム「GS21シリーズ」の製造と販売を終えるのは2030年度。その後も2035年度まで既存顧客向けの保守を続ける。製造・販売を終
富士通の「メインフレーム撤退」を受け、アクセンチュアが動いた。 富士通は2030年度末にメインフレームの製造・販売から撤退し、それから5年後の2035年度末で保守も終える。同社製メインフレームを使うユーザー企業は、何かしらの対応策を考えなければならない。 一方、アクセンチュアは2022年4月1日に韓国TmaxSoft(ティーマックスソフト)の日本法人である日本ティーマックスソフトと共同で、メインフレームマイグレーションの新サービスの提供を開始した。メインフレーム上のアプリケーションやデータをクラウド上に移行(リホスト)するサービスだ。 国産の移行には韓国ソフトが適している アクセンチュアが日本ティーマックスソフトと手を組んだ理由は、「富士通製のメインフレームをリホストできるソリューションは限られる」(アクセンチュアの中野恭秀テクノロジーコンサルティング本部インテリジェントソフトウェアエンジ
はじめに 富士通がついに2030年にメインフレーム市場から撤退し、66年の歴史に幕を閉じるという話が出てきました。 富士通といえば国産大型コンピュータの先駆けであり、IBM互換機を作って巨人IBMに食らいついたベンダーでもあります。そんなわけで中々に歴史の転換点を感じる話題ではあるのですが 「ところでメインフレームって何? 」 という方も多いでしょう。という分けで名前は聞いたことがるけど実態が良く知らない「メインフレーム」 に関して少しだけ解説をする動画を作りました。 この記事は動画では話しきれなかった事も含めて、もう少し深堀した解説をしていきたいと思います。ちょっと長くなりましたが、前半が歴史の話で後半がアーキテクチャの話になるので好きな所にジャンプして読んでみてください。 メインフレーム? 汎用機? ホスト? メインフレームは他にも汎用機とかホスト機と呼ばれることもありますよね。Wik
はじめに この記事では、メインフレームでは異常時の処理でどのようなことをやっているのか、また、Linuxの異常処理との違いなどについて話してみようと思います。 この記事を書くに至った直接的なきっかけは、とある人からリクエストがあったからです。が、日ごろからメインフレームの異常処理の考え方については、PCサーバーやクラウドによるシステムがメジャーになった現代であっても、参考になることは多いと感じていてはいました。 筆者は今でこそLinux Kernel周りの仕事をしていますが、20年ぐらい前のころはメインフレームのOS開発部隊に配属されていて、メインフレームのとあるコプロセッサのドライバを書いたりしていました。この際、その異常処理における考え方を体験する機会が多々あり、当時のその経験が20年後の現在でも大いに役にたっていると感じていたからです。 そもそもメインフレームは、これまで長年にわたっ
Apache Log4jの脆弱性(CVE-2021-44228)について、「FALCON」シリーズは使用していないため、影響はありません。(2022/1/31) FALCON乗り換えキャンペーン実施中!現在お使いの端末エミュレーターより「最大50%OFF」+「初年度保守サポート無償」でご提供します。 シリーズ累計4,036社/115万クライアント以上のお客様が採用。 メインフレーム用端末エミュレーター FALCON 「FALCON」は、国内初のメインフレーム用端末エミュレーターとして1983年に誕生しました。以来、メーカー純正端末エミュレーター(IBM製PCOMM(Personal Communications)、富士通製WSMGR(ワークステーションマネージャー)、日立製CommuniNet(コミュニネット))と高い互換性とリーズナブルな料金体系により、端末エミュレーターのベストバイとし
Docker Enterprise Edition 17.06登場。メインフレームのIBM Zをサポート。クラスタ内にWindowsとLinux混在可能 Dockerは、WindowsとLinuxに加えてメインフレームのIBM ZをサポートしたDocker Enterprise Editionの最新版、「Docker Enterprise Edition 17.06」を発表しました。 IBM Zでサポートするのは、Linuxベースのメインフレームアプリケーション。 下記は発表文から引用。 Most enterprise organizations have a mixture of .NET, Java apps and mainframe applications in their portfolio. Docker EE provides a way to modernize all
IBM、新世代メインフレーム「IBM z14」を発表 データ保護機能を大幅強化:120億件/日を超える暗号化トランザクション処理能力を提供 IBMが新世代メインフレーム「IBM Z」の最新モデル「IBM z14」を発表。性能向上とともに、アプリケーション、クラウド、データベースにおける全データを「常時暗号化」する機能を備えた。 IBM z14は、1日当たり120億件を超える暗号化トランザクション処理能力を備えつつ、企業のセキュリティ責任者やデータセキュリティ専門家と、150社以上の世界中の顧客からのフィードバックを反映し、データ保護能力を特に拡張。アプリケーション、クラウドサービス、データベースにおける全てのデータを、常に、包括的に暗号化する暗号化エンジンを新たに実装した。IBM Zは企業のデジタルトランスフォーメーション時代の信頼の根幹を支えるとともに、以下の3つの領域で顧客のビジネス成
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 楽天カードは、メインフレームで稼働していたクレジットカード業務の基幹システムを、オラクルのプラットフォーム上へと全面刷新し、本格稼動を開始したと発表した。事業の拡大スピードに合わせた柔軟な運用と、長期的に会員が安心してクレジットカードを利用できる環境を整えた。 従来は月に数時間、楽天カード会員専用オンラインサービス「楽天e-NAVI」で一時的なサービスの利用制限が発生していたが、刷新により定期メンテナンスが不要となった。 新基幹システムでは、従来のメインフレームでは難しかった複数人による同時のプログラム編集が可能になった。周辺システムも含め、プラットフォームやアーキテクチャ、開発言語を統一することで、生産性を飛躍的に高められたという。
日立はAP8800Eの後継機を2018年度中に販売し、2年程度は現行のAP8800Eの製造と併売を継続する。後継機のサポートはOSとハードを含めて日立が担当する。 日立は社会イノベーション事業に注力する事業再編を進めていて、メインフレーム事業の利益率を改善する目的でメインフレームのハード製造を中止する。「既存顧客が安心して使えるように、OS開発は継続する」(日立広報)一方で、ハード製造をIBMに任せる。日立とIBMはAP8800Eのプロセッサー開発などで協業してきた経緯がある。 後継機は日立が提供するIoT(インターネット・オブ・シングズ)基盤「Lumada(ルマーダ)」と接続しやすくするなどの機能強化を予定している。
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? 発端 去年、Naoya Ito さんがこんな話(System of Record と System of Engagement)をした後、SOEとかSORとか話題になることも多くなったと思う。 そんな折、ちょうどいいタイミングで、SOR中のSORなシステムである銀行システムの話を、日本における銀行システムの曙までさかのぼってまとめた本が出たのでさっそくゲットした。 Title: 進化する銀行システム 24時間365日動かすメインフレームの設計思想 (Software Design plus) Publisher: 技術評論社 (Feb.
富士通は2016年4月7日、メインフレーム「FUJITSU Server GS21シリーズ」向けのソフトウエアを順次強化すると発表した(図)。オープン系サーバーとの連携では、Webブラウザーからメインフレームを操作するソフトの新版「WSMGR for Web V7.2(Windows版)」を2015年12月に提供したほか、データベース連携ソフトの新版「Linkexpress TRO(Linux版) V5.0」を2016年10月に提供する。 WSMGR for Webは、メインフレームのCUI(キャラクタユーザーインタフェース)画面をWebブラウザー経由で操作できるようにするサーバーソフトである。メインフレームとWebブラウザーを仲介する中間サーバーであり、富士通の「F6680」端末と米IBMの「3270」端末をエミュレーションし、Web画面に変換する。 新版では、セキュリティ機能を拡充した
SAIL/ESA(せいるいーえすえー)は日本アイ・ビー・エムが1985年に発表した金融機関向けパッケージ。 名称[編集] 正式名称は「IMS/ESAオンライン適用業務 開発/運用支援プログラム」(System Development Aid for IMS/ESA On-Line Applications、SAIL/ESA)。当初の名称は「SAIL」だが、IMSが「IMS/ESA」(Enterprise System Architecture対応版)となった後、「SAIL/ESA」となった。 概要[編集] SAILは、オンラインシステムの構築、開発、保守、運用を支援する共通制御プログラムであり、金融機関の勘定系システムなどで使用される。 SAILの前提は、OS/390やz/OS用のミドルウェアであるIMSで、IMSのクラスタリング機能であるXRFなども基本設計に組み込まれている。またデータ
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