遅ればせながら、犠牲祭(イード・ル=アドハー)の時の写真を何枚か貼っておきます。友人の実家宅で屠殺を見せて頂きました。慣れない目で見ると残酷そうですが、子供も含めてみんな大はしゃぎです。誰一人怖がっている人はいませんが、都会っ子だとエジプト人でも慣れず、「初めて見るなら普通怖い、慣れてるから楽しめる」と言っていました(撮影箇所は田舎です)。 バスマラを唱えて殺した後は、足の辺りから息を吹き込み、棒でバンバン叩いて皮を浮かせて剥がしやすくします。それから皮を剥いでいきます。 犠牲獣の肉は、三分の一は家の者が、三分の一は親戚など近しい者が、三分の一は貧者に分け与えること、とされているのですが、この皮も寄付される場合が多いようです。マスジド関係の孤児基金の人らが、軽トラックで回収に回ってきました。ちなみに、わたしの見た車は拡声器がついていて(エジプト人本当にマイク大好き)、タクビールのテープを流