米地質調査所(USGS)によると、南米ペルーの太平洋沿岸部で30日午前0時11分(日本時間午後2時11分)ごろ、マグニチュード(M)6.3の地震があり、地元メディアは地元当局の情報として、南部イカなどの住民少なくとも112人が負傷したと伝えた。死者の情報はない。 震源地はイカの南東約15キロ。震源の深さは約39キロ。2007年8月にM8.0の地震が起き500人以上が死亡するなど地震が頻発している地域。停電になり、多数の住民が家屋の倒壊を恐れて路上で夜を明かしたほか、一部の商店では略奪も起きたという。 震源から約280キロ離れた首都リマでも揺れを感じた。津波は発生しなかった。(共同)