肥後銀行は2018年2月26日、日立製作所をベンダーとして基幹系システムを更改すると発表した。Linuxで稼働するオープン勘定系システムを構築する。
肥後銀行は2018年2月26日、日立製作所をベンダーとして基幹系システムを更改すると発表した。Linuxで稼働するオープン勘定系システムを構築する。
熊本県の肥後銀行と青森県のみちのく銀行が、Linuxで稼働するオープン勘定系システムの開発に着手していることが、日経コンピュータの取材で2017年8月10日までに分かった。開発ベンダーは日立製作所。新システムの採用で、機動的な商品投入などにつなげる狙いがある。 肥後銀とみちのく銀は、共同化プロジェクト「Banks'ware」の参加行で、現在は日立製メインフレーム上で同社製の勘定系アプリケーションを稼働させている。もともとは、島根県の山陰合同銀行を含め3行で利用していたが、2016年11月に同行がNTTデータの「地銀共同センター」に移行することを決めており、残された2行の去就に注目が集まっていた。両行は今後も、日立製の勘定系システムの利用を続けることになりそうだ。 日立は静岡銀行と、Linuxで稼働する次世代オープン勘定系システムの開発に取り組んでいる。預金や融資といった業務アプリケーション
三菱東京UFJ銀行は、SOA基盤の構築に当たって、その中核となるオペレーティングシステムにノベルの「SUSE Linux Enterprise Sever (以下、SLES)」を導入したと発表した。 三菱東京UFJ銀では、SOA基盤を構築するためのプラットフォームとして、既にシステム間連携基盤用にIBMのメインフレーム「IBM System z」を使用しており、そのオペレーティングシステム(OS)として、SLESの導入を決定した。SLES採用の理由は、System zにおける実績に加え、今回構築したSOA基盤は今後様々な業務でも活用する予定のため、この組み合わせによって膨大化するトランザクションを処理できることも評価点になったという。 同SOA基盤では、中核となるESB(Enterprise Service Bus)をSLES上で稼働させたことで、既存のメインフレーム上で稼働しているサービ
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