by 睡蓮 京都には数多くの文化財があり観光客で賑わいますが、すべてが公開されているわけではありません。そんな貴重な非公開文化財を見られる「第47回京都非公開文化財特別公開」がスタートし、普段は決して見られない文化財が一般向けに限定公開されています。 イベントは文化財愛護の関心を高めるため、京都古文化保存協会が行っているもの。今回は京都市内18ヶ所の寺社が公開対象となっています。 中でも、京都市上京区にある「浄土宗 浄福寺本堂」は初の一般公開となります。建てられたのは桓武天皇の延暦年間(782年~806年)。788年に最澄が比叡山に延暦寺を建てたのち、天台宗の寺として建てられました。浄土宗の寺も兼ねるようになったのは室町時代末期の1525年になってからです。 Googleマップで緑色の矢印の指している場所にあります。東には京都御所や晴明神社が、西には北野天満宮があります。 大きな地図で見る