ボーイングは23日「F/A-18E/Fの生産ラインを2025年に閉鎖する」と発表、米海軍がF/A-18E/Fの新規調達打ち切りを訴えて議会が阻止するという「約10年間の戦い」が意外な形で決着した。 参考:Boeing Sets F/A-18 Production Completion Date as Defense Business Pivots to Future Work 約10年間に及ぶ議会(正確に言えば選挙区にボーイングの工場やサプライヤーを抱える議員)との戦いが唐突に終わりを迎えた米海軍は国防予算の削減を受けて2014年にF/A-18E/Fの調達を打ち切る予定だったのだが、議会が国防権限法(毎年の国防予算の大枠を決める法律)に同機の調達を盛り込んで海軍の動きを阻止、以降も調達打ち切りを議会に何度も阻止され、2022年6月にギルディ作戦部長は「海軍が必要としていない航空機調達を議会