米半導体メーカーのクアルコムは、同業の米インテル買収を目指す関心が後退していると事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。実現すれば、過去有数の巨大テック企業同士の合併になるはずだった。 非公開情報を理由に関係者の一部が匿名を条件に語ったところでは、インテル全体の買収に伴う複雑さにより、クアルコムにとってディールの魅力が薄れた。 それでもクアルコムがインテルの一部買収を検討したり、興味を今後再燃させたりすることは常にあり得ると関係者は述べた。 インテルとクアルコムの担当者は、いずれもコメントを控えた。 クアルコムがインテルに買収の可能性を予備的に打診したとブルームバーグ・ニュースや他のメディアが9月に伝えた。8月1日に発表した四半期の売上高見通しが予想を下回り、従業員の15%削減計画を公表するなど、インテルは厳しい状況に置かれていた。 関連記事:インテル、クアルコムが買収検討と関係者-過去最
2021年からIntelのCEOを務めているパット・ゲルシンガー氏が、台湾に関する不用意な発言のせいでTSMCからの大幅な値引きを失っていた事が判明しました。 Special Report: Inside Intel, CEO Pat Gelsinger fumbled the revival of an American icon | Reuters https://www.reuters.com/technology/inside-intel-ceo-pat-gelsinger-fumbled-revival-an-american-icon-2024-10-29/ Intelは自社でチップの設計から製造までを行う能力を有しているものの、製造を担うファウンドリ部門は他社に遅れを取っており最先端レベルのチップを製造できないため、2021年ごろからCPUの製造を台湾に本拠地を置くファウンド
Core Ultra(シリーズ2)にデスクトップ/ハイエンドモバイル向けモデルが登場! これまでのIntel製CPUとの決定的な違い(1/5 ページ) IntelがNPUを統合した「Core Ultraプロセッサ」を立ち上げてから、あと2カ月ほどで1年が経過する。第1弾となる「シリーズ1(開発コード名:Meteor Lake)」はモバイルに特化したCPUとなり、デスクトップ向け製品の投入は見送られた。 そしてこの2024年シーズンに登場する「シリーズ2」は、まず9月に薄型/軽量向けの「Core Ultra 200Vプロセッサ」(開発コード名:Lunar Lake)が登場した。こちらは設計に大幅な刷新が行われ、同社としては事実上初めてメモリモジュールまで統合したことに注目が集まった。 そして10月9日(米国太平洋夏時間)、シリーズ2のラインアップにデスクトップ/ハイエンドモバイル向けモデルが
Intelが次の消費者向けプロセッサ「Arrow Lake」へのIntel 20Aプロセスノード採用を見送り、外部パートナーのプロセスを採用することを明らかにしました。デビッド・ジンズナーCFOによると、リソースを20Aプロセスノードの改良版である18Aプロセスノードに集中させることで経費節減を図るもので、5億ドル(約720億円)の節約になるとのことです。 Continued Momentum for Intel 18A https://www.intel.com/content/www/us/en/newsroom/opinion/continued-momentum-intel-18a.html Intel announces cancellation of 20A process node for Arrow Lake, goes with external nodes instea
最も高効率なx86プロセッサ、Lunar LakeことIntel「Core Ultra 200V」正式発表 2024.09.04 02:08 更新 2024.09.03 配信 全9モデルがラインナップ Intel Corporation(本社:アメリカ カリフォルニア州)は2024年9月3日(現地時間)、かねてよりアナウンスされていたスリム・モバイルノートPC向け最新CPU「Lunar Lake」こと、「Core Ultra 200V」シリーズを正式発表した。 Meteor Lakeの後継製品で、3Dパッケージ技術のFoverosによるタイル構造を継承。ただし、タイルの構成はCPU、GPU、NPUなどが実装された「コンピュートタイル」、チップセットの機能を備えた「プラットフォーム・コントローラ・タイル」、ダミーの「フィラータイル」の3つの構成へと大きく変更され、メモリもパッケージ上に統合さ
Intelの業績が冴えない。2024年8月1日に発表された2024年第2四半期(Q2)の決算は、売上高が128.2億米ドルで、営業損失が19.8億米ドル、最終損益が16.1億米ドルといずれも赤字を計上した。加えて、従業員15000人を削減し、配当を停止することも発表された。 Intelの不調は今に始まったことではない。2019年以降の四半期の売上高と営業利益を見てみると、コロナ特需によって2021年に営業利益が増大したが、2022年に入って特需が終焉すると、売上高も営業利益も急降下した。特に営業利益は、2022年Q2以降、ほとんど赤字で推移するようになった(図1)。 その後、2022年11月30日に、Open AIがChatGPTを公開すると、米NVIDIA、米AMD、SK hynixなどが売上高を大きく伸ばす一方、Intelの売上高は横ばいで、営業利益はまたしても赤字に陥った。要するに、
ホームハードウェア【悲報】Intelの第13/14世代CPUがクラッシュする問題の解決策は無し。ダメージは恒久的なものに Intelは先日、不安点な動作が指摘されている第13/14世代のIntel Coreデスクトッププロセッサーに対し、マイクロコードのアップデート8月中旬にリリースすることと明らかにしました。 しかし今回、The Vergeは、CPUがすでにクラッシュしている場合はこのパッチは効果がなく、問題を解決することはできないと主張しています。 Tom's Hardwareは匿名の情報源を引用し、プロセッサの劣化は不可逆的であると報じています。Intelのパッチはこの問題を予防するものですが、CPUがすでに損傷している場合、BIOS設定の変更によって問題を緩和するよりも、CPUを交換するのが最善の選択だとのことです。 Intelによると、チップが故障する原因は高すぎる電圧だけではな
by Fortune Brainstorm TECH 1965年にゴードン・ムーア氏によって提唱された「半導体の集積密度は18~24カ月で倍増し、チップの性能が倍になってもさらなる小型化が進む」という「ムーアの法則」は、微細化技術の行き詰まりによって、法則が成り立たないことが近年指摘されていました。しかし、Intelのパット・ゲルシンガーCEOは、ムーアの法則のペースが減速していることは認めつつも、依然として一定の期間でトランジスタの数が倍増していると主張しています。 Intel's CEO says Moore's Law is slowing to a three-year cadence, but it's not dead yet | Tom's Hardware https://www.tomshardware.com/tech-industry/semiconductors/i
6月4日から開催されたCOMPUTEX TAIPEI 2024は、こういうと失礼かもしれないが、予想外の盛り上がりを見せた。特集ページに記事一覧があるが、昨年のCOMPUTEX TAIPEI 2023と比較して記事の数が多いというのがその傍証ともいえる。 ちなみに主催者であるTAITRA(台湾貿易センター)の発表によれば、2024年の参加者は8万5179人。2023年が4万7594人なのでらほぼ倍増である。ちなみにコロナにより休止する前の2019年は4万2495人であり、今年がいかに盛況だったかがわかろうというもの。 筆者の個人的な感想で言えば、昨年は久しぶりの再会ということで出展者・参加者ともに様子見というか、恐る恐るという感じだったのが、今年は一気に弾けた感がある。昨年は「この調子だとCOMPUTEXは遠からずなくなるのではないか」という気がしたのだが、今年は見事に復調した。 そんな雰
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