米マイクロソフトは米国内で一部のデータセンターのリースを解約したと、TDカウエンがリポートで指摘した。マイクロソフトが長期的に必要な分以上の人工知能(AI)コンピューティングを構築しているとの懸念が広がっている。 サプライチェーンへの調査を基にまとめた21日付の同リポートによれば、マイクロソフトは、合わせて「数百メガワット」規模のリースをキャンセルした。これはデータセンター2カ所分に相当するという。TDカウエンによれば調査からは、マイクロソフトが通常であれば正式なリース契約につながる合意の転換も見送っていることが示唆された。 マイクロソフトは24日の発表文で2025年6月通期の投資見通しを維持したが、TDカウエンのリポートに関してのコメントは避けた。 マイクロソフトが一部のリースを縮小させている可能性について、理由は明確には分かっていない。TDカウエンは24日に発表した2つ目のリポートで、