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三菱重工業は5月6日、2015年度~2017年度までの3カ年にわたる経営の計画「中期経営計画(2015事業計画)」に対する推進を発表。MRJに関して、2016年夏以降に米国での試験飛行に向けて輸送準備が進められており、量産体制整備も着実に推進しているという。 MRJの開発に関しては、2016年内に米国飛行試験、2017年にTC(Type Certificate: 型式証明)飛行試験、最終審査を経て2018年にANAへ初号機を納入する見通しとなっている。4月12日の時点で試験飛行機1号機によるフライトは22回にわたり、4月13日に次のフェーズに向けて機体を改修。2号機は地上試験を経て、5月に初フライトを予定している。
国産初のジェット旅客機MRJは、中部空港(愛知県常滑市)などの拠点空港と地方を結ぶ路線に就航しそうだ。燃費がよく、小回りもきくためだ。地方と海外を直接結ぶ役割にも期待がかかる。 「中部空港は就航先の一つとして有力だ」。今月11日、県営名古屋空港(同県豊山町)での初飛行に立ち会った全日空の満倉達彦取締役は、そう話した。 全日空はMRJの最初の買い手。25機を2017年春から順次引き取っていく予定だ。 現在、中部や大阪(伊丹)、福岡などと地方を結ぶ路線に、米ボーイングのジェット機「B737―500」(座席数約120席)と、カナダ・ボンバルディアのプロペラ機「DHC8―Q400」(約70席)を使う。中部発着では計16の空港と結ぶ。 全日空は、座席数約90のMRJを両機の後継と位置づけ、これらの路線を中心に飛ばす予定。「燃費がよく、収支にも貢献できる」と篠辺修社長は期待する。 米国製の最新エンジン
今回ご紹介するのは、大学ならではの夢に溢れたプロジェクトです。東北大学の機械系を目指す高校生の中には、飛行機が好きでパイロットになりたい、あるいは自分で新しい飛行機を開発してみたい、と思う人もいらっしゃることでしょう。そういった皆さんに、大学がいまどのような夢を描き、何を目指そうとしているのかをお伝えしたいと思います。 この超音速複葉翼機「MISORA」は、衝撃波による騒音を大幅に減少させ、しかも燃費を向上させる、まったく新しいコンセプトの飛行機なのです。 《瀬名秀明》 人にやさしい 環境にやさしいを ニッポンから。 まず東北大学流体科学研究所 融合流体情報学研究分野 大林・鄭研究室のホームページに掲げられたイラストをご覧いただきたい。ふしぎな姿の複葉翼機が空を飛んでいる。これが「MItigated SOnic-boom Research Airplane」、通称「MISORA(ミソラ)」
ソニックブームを相殺する超音速複葉翼理論 21世紀COE「流動ダイナミクス国際研究教育拠点」の楠瀬一洋COE招聘教授(流体科学研究所、在任期間2004.7~2005.9)と、大林研・佐宗研・中橋研(工学研究科)の研究グループが、流体科学研究所のスーパーコンピュータを利用して、超音速で飛行しても従来のような強い衝撃波を発生しない複葉翼(二枚翼)理論を研究しています。 この二枚翼コンセプトは、将来のサイレント超音速旅客機実現のための重要な糸口であり、衝撃波による空気抵抗(造波抵抗)が従来型に比べ最大85%カット出来き、その結果、衝撃波による騒音が大幅に減少し、かつ燃費も向上することが期待されています。 このニュースが河北新報に掲載(平17.9.23)されたところ、地元の高校生から質問が来ました。そのQ&Aをもとに、超音速複葉理論を紹介します。 ① 翼のどの部分がどう働いて衝撃波を軽減できるのか
三菱航空機は2014年7月14日、アメリカのイースタン航空(Eastern Air Lines Group, Inc.)と、次世代リージョナルジェット機MRJ-90の40機の購入について覚書を締結しました。確定20機、購入権20機です。 三菱航空機は今回の覚書締結をもとに、イースタン航空と早期に正式契約を締結する予定としており、納入は2019年開始の予定です。 イースタン航空のエドワード・J・ウェーゲル社長兼CEOは覚書の締結について、「『Geared Turbofan(GTF)』エンジンを搭載したMRJの優れた運航経済性を極めて高く評価しています」とコメントし、同社の2機種目としてMRJは路線計画と運航ネットワーク強化に大きく貢献するとしています。 イースタン航空はかつてアメリカの大手航空会社の一角を占めていましたが、1991年に倒産しましたが、復活に向けて2014年5月15日に、737
本田技研工業の航空機事業子会社、ホンダエアクラフトカンパニーは5月20日(日本時間)、開発中の小型ジェット機「HondaJet」の量産1号機をスイスで開催されているビジネス航空ショーで公開。2015年のデリバリー開始に向けて量産体制を本格化すると発表した。 HondaJetの量産1号機は、GE Hondaエアロ エンジンズ製の量産型ターボファンエンジン「HF120」を実装。今後は地上での機能試験を、2014年夏に初飛行を計画。量産1号機はパールグリーンにメタリックゴールドのストライプの塗装を施したカラーリングを採用し、既存のシルバー、赤、黄色、青と合わせ、全5色をそろえた。現在9機の製造を進め、2014年6月に10機目を加えることで量産体制を本格化する。 HondaJetは2006年に開発と市場参入を発表、2011年頃にデリバリー開始を見込んでいたが、米国連邦航空局(FAA)型式証明の取得
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