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1年ほど学校勤務を離れるだけでも、「変わったな」と思うところが多々ある。
一番びっくりしたのは、不登校生徒の別室指導を行う教室が整備されていたことだ。個別に仕切りが作られ7人ほどが自学自習できるようになっていた。もちろん数人で集まってゲームもできる。

その場所で、専属の支援員さんがいてうまく関わってくれている。その支援員さんは免許がないが教諭よりうまく関わっているように見えるのだが、給与は低い。

一つの学校が2つに分かれているように感じた。

普通に流れている場所と、ゆったりと自分のペースで学習や会話、遊びができる場所に分かれている。

体育も以前から男女別ではなく、クラスごとに行っている。

初めの体操から競技まで1つのクラスで行うのだ。ただ、男女の運動能力差はありありなので、キャッチボールなど男同士、女同士で行っていた。

そして、女性の管理職登用も以前から比べるとかなり目立つようになってきた。女性の管理職に違和感がなくなってきた。

ただ、管理職の体育教師登用は相変わらずだ。

教務主任から教頭、校長まですべて体育教師という学校も少なくない。

あとは非常勤や支援員、ボランティアが多くなり、何の職なのか、名前は誰なのか分からない人がいる。それはこちらが老いてきて覚えられないだけなのかもしれないが。

これらの場所や人材を動かしまとめなければならない教頭の役目は学校にとって大きいといえよう。

だが、いつも思うことだが、職員室に若手教員が多くなったものの、気を使い元気がないように見えるのだが。










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 SSW(スクールソーシャルワーカー)は教員や関係機関と協力し、教育現場で児童生徒や家庭が抱える多様な問題の解決を図る福祉の専門職とされている。

平成20年から全国的に導入されている。

しかし、多くが非常勤で複数の学校を受け持つため、一つの学校に滞在できるのは週1~2回程度だ。

教員たちとの連携を密にし、児童生徒の状況を詳しく把握するには不十分だ。せめて週4回の勤務が必要だ。

SC(スクールカウンセラー)も同じく非常勤で週1が多い。あまり費用対効果はないように思える。

SSWは社会福祉士や精神保健福祉士などの資格が必要だ。だが、この資格は医療や福祉の関係を学ぶことが主であり、教育に関して学んだり実習をしたりすることはほとんどない。従って、教員との連携といわれるが、やりにくいだろうと思われる。

私は教員と児童相談所の交換人事を一時的(1年~3年)行うことを提案したい。

教員が児童相談所の職員を経験することは十分に役に立つ。学校現場に戻れば、児童相談所との連携がスムーズに行われる可能性が高い。

また、3年間経験を積めば、SSWの資格を与えればよい。

児童相談所の職員には学校現場でSSWだけでなく、学習支援や部活指導など幅広く経験させればよい。

このような人事交流を大胆にする必要がある。そうすることによって、幅広い見識を持った教員や児童相談所職員が育つのではないか。






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公立学校の志願者が前年度より6000人減少したという。

校種、教科にもよるだろうが、ますますなり手が減っているのか、その年代の青年たちの全体数が少ないからなのか分からない。

しかし、本当に教員になりたいものにはチャンスだ。
公務員としては給与は良いし、夏や冬は工夫すれば民間よりたくさん休みもとれる。

学校に行って、子どもたちと触れ合うのは楽しいし、恐怖でもある。
その2つの波が毎日襲ってくる日常。これが学校現場だ。

心は擦り切れるが、楽しみも多く、教員ほど面白いものはないと今でも思う。
中でも中学校は面白い。部活動もあり、どこまでも子供たちと一緒に頑張ろうと思うし、尽くしてあげたいと思ってしまう。

しかし、それがまともに続くのは40歳代までかもしれない。なぜなら体力的に持たないからだ。だから、そのまま続けるのではなく特別支援教育や管理職になることも選択肢に入ってくるだろう。

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教員志願者が減っているのは、仕事量は多くや休みが少ないからといわれるが、教師の魅力を封印し発信しないマスコミの責任もあるのではないか。

「青春とはなんだ」「これが青春だ」や金八先生など、教師はいいなと思わせるドラマは今あるのだろうか、あまりテレビに興味がないから知らないが、耳にしない。emoji


職員室を見渡すと、30代あたりが多くなってきたと思う。しかし、元気がないように思う。何か管理された機械のような気がする。

職員室の色はモノトーン。emoji

服装も白か黒。コロナで教員同士の絆も切断され薄れているように思う。我々の若い時は、良し悪しは別として学生運動に走るものもいたり、エネルギーだけはあった。emoji

そして教師たちに武勇伝を語らせれば、それはそれは尽きることはなかった。同僚で旅行もよく行ったり、飲み食いによく行った。

職員会議も面白くなくなった。白熱した議論などはなく、静かに発信者の声を聴く、PCを見ながら。

それでも教員という職はどれより面白いと思う。emoji


職員室にいても私は週4の勤務で働きは少ないので、いくら彼らより歳上でも発言権はないと思っている。それに、やはり活躍する若い教員が主役になってほしいし、少しでも支えることが出来たらうれしいと思っている。





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歳をとると体は弱り肌はボロボロ、白髪やはげが増してくる。

自分でもやだなと思う。

私は部活動で外に出ていたのでシミがやけに多い。
この歳になると浮き出てくる。

こぎれいに歳をとりたい。生徒や同僚から不潔と思われるのは嫌だ。

中国製で「シミ取りレーザー」がなんと2800円ほどで販売されていた。

ユーチューブで効果を検証している動画を見ても全く効果がないというものではなかった。

なので買ってしまった。来るのが楽しみだ。

シミを皮膚科に行ってレザーでとると、保険がきいても一か所6000円もした。
試験的に一か所だけ取ってもらったが、なんかもう一つきれいにならない。

中国製シミ取りに淡い期待をしている。

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東京・練馬区立三原台中学校の校長(55)が、元教え子の女子生徒のわいせつな画像が保存されたビデオカメラを所持していた。児童ポルノ禁止法違反で逮捕された。
教え子のわいせつな動画は複数人のものがあるとされている。熱心な教員であったという。
評判の良い熱心な教員が女性がらみで新聞に載るのは、私の身近にも数件あった。同僚もいた。

驚くばかりであるが事実だ。
人間て表面だけでは分からないと思ってしまう。
確かに、生徒はかわいい。困っていれば何とかしてやろうと思う。しかし、それ以上行き過ぎるとこの商売、罠が待っている。
自分の教師人生振り返って、常にこの罠にはまらないよう気を付けてきた。
部活動でも体には触れない、卑猥ととられるかもしれない言葉は使わない、行動もしない。
当たり前のことだが、気を付けてきた。身近に罠にはまってしまった同僚がいたからよけいに気をつけるのかもしれない。
何よりも子どもたちが本当にかわいければ、そういうことはしない。



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新学期が始まる中、いじめ対策について小倉こども政策担当大臣らが中学校を訪れ、生徒達と意見交換したという記事が出ていた。
小倉大臣が「悩みを抱えた時にどういった人にその悩みを相談をしようとしているのか?」と聞くと、生徒は「スクールカウンセラーなどの組織が学校にあるのですが、私的にはそういうところには少し相談しづらいと考えています」と生徒から率直な意見も飛び出した。
もっともな意見だ。2週間に1回とか1週間に1回学校に来て、悩みを言ってごらんと言ったところで、見知らぬ人にすぐに心を開けることは難しい。
それは心理学を学んだカウンセラーが一番よく知っていることだ。SCは連携ということを考えると、学校の組織と文化にも適応していかなければならない。 

私が考えるには、SCは常勤で雇うべきだ。今の体制では教員よりはるかによい時給5000円が生きていない(非常勤教員は時給2800円ほど)。
財政上の問題で勤務日を増やせないならば、時給を5000円から3000~3500円にすることも検討すべきではないか。










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どんどん変わっていく学校。その流れにのれない遅れている学校もあるが、やはり市町が引っ張っている地域は変化に素早く対応し、教員のやる気にも響いている。

ある学校の養護教諭は嘆いていた。

ケガとかではなく心がしんどい、人間関係がもつれてしんどいなどの来室が多く、気持ちを聞いてあげる対応が多くなってきたからだ。

もちろん担任や学年教師も対応するが、それでも手は足らない。気持ちを聞くのも本来業務の一部ではあるが、その来室の多さに圧倒されて事務仕事ができないという。

完全下校が過ぎて、生徒がいなくなってから事務仕事を始めなくてはならないそうだ。

しかし、少し離れた市ではそういう子どもたちのために対応する職員を配置している。

そのための部屋も確保されている。

やはり、個別に対応するための人と場所は重要だ。
なぜなら、ひと昔前に比べると個別対応はかなり増えたからだ。
一クラスに担任が3人ほしいところもある。

国や県、市町にその理解があるのかないのかで教員の負担は大きく変わる。
残業代を増やしても、教員のしんどさは変わらない。






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夕方5時になったから、私のような非常勤は帰ります。

職員室の皆さんに悪いけどお先にという気持ちで、静かに職員室を後にして、靴箱に上靴を入れて下靴を出して履く。

そして、玄関を出る。

すると目の前にグラウンドが広がっている。

そこには部活真っ只中。

こうせいああせい・・と顧問の指示が聞こえてきます。
生徒たちは暑い中で頑張っています。

労働時間は5時までの規定のはず。

私ぐらいの非常勤だけ帰れます。

その時、ああよかった、常勤でなくて、と思います。

文科省はどう思っているのでしょうか。

部活指導の後しか職員室にみんなが集まらないので、生徒の情報の交換は6時以降になります。

教科や分掌の打ち合わせも部活終わってからです。

部活は大切だと思います。
部活の日は5時間授業にしてせめて夏場は5時に部活を終わる、てのはダメなんですかね。






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不平等は世の常。
すべてが平等なんて無理がある。 

教員の学校の配置についても同じだ。

出来る教師は困難校を転々とさせられることもある。

また、比較的、穏やかな学校の集まった市町を転々とする人もいる。

同じ給料をもらいながら、精神的、肉体的に定年が来る頃にはボロボロになる人と、まだ余裕がある人がいる。

さて、私が勤める市は比較的穏やかな学校が集まる地域だ。問題はあるが、暴力事件やいじめ重大事件などが頻繁に発生することはない。

どちらかといえば、不登校が一番の問題となっている。

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