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非正規雇用である講師たちの叫びを少しネットから拾ってみた。


自分も非正規雇用として、教壇に立ち、もう15年です。気がつけば、40歳。その間、勉強する時間も取れず日々の生活に忙殺され、いわゆる飼い殺しの状態が続いていました。正規雇用として研修を受けている先生との差を歴然と感じるこのごろです。

個人的な感想としては、もっと早くに進路変更の決断をするべきであったと思っています。

都合のいいように使いまわされ、必要がないとなると、ゴミくずのように捨てられる。いわゆる、社会の縮図なのだと思います。

今、非正規雇用として教員を目指している人に言いたいです。現場に振り回されずに、教師になりたいのであれば、必死で勉強してください。学校のためにどれだけがんばっても何の意味もありません。
正規になれなければ、屈辱感しか待っていません。



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「あなたはここでやっていけたのだから、どこの学校でもやっていける!」「あなたは教育困難校の経験豊富だからもう慣れたでしょう!」非常によく言われる言葉です。


私は各地に点在する、その地区で悪名高いと噂される学校を転々としてきましたが、決して慣れることはございません。

ひとつひとつの事件がトラウマとなり精神を蝕んでいき、現在の学校教育に対する不安と失望ばかりが大きくなっていきます。

そういった中で正採用になりたい、こんな教師になりたい、理想の教師像、、、そのようなモチベーションは否が応でも落ちていきます。

そして万年講師という負のスパイラルに陥ります。これが我々の実情なのです。

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教員になるには採用試験を突破しなければならない。

採用試験は、近畿圏では採用が次第に少なくなりつつあり状況は厳しくなった。一部を残して大量採用のピークは過ぎたといえよう。

代わりに九州などでは採用枠が広がっている。



さて、1次試験がある6月末や7月は間近に迫り、あとは追い込みをかけるだけとなった。ぜひ頑張ってほしい。


           emojiemoji            



10月前後にある教員採用の最終合格発表は、本当に息き詰まるものがある。

合格者からは安堵の表情、不合格者からは落胆の表情が見て取れる。



この時点で不合格者たちは、来年も教師を目指しがんばるかどうするかを考える。

しかし、まだ4月からの教諭採用をあきらめるのは早い。


私学がある。emojiemojiemoji
 
 
私学は、公立の試験前に採用試験をして採用を決定してしまう強気のところと、公立の発表を待ってから募集をする控えめなところがある。


強気のところは、ほとんどが偏差値が高く、地域では有名な高校が多い。
 

 
 
教諭になりたいのなら、公立の合格発表後に募集をする控えめな私学をねらい続けるのだ。

「全国どこでも行きます」というぐらいの気持ちで。


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さらに、本当のねらい目は、3学期だ。emoji


この時期に教諭を募集しているところは少ない。

だが、募集をしている学校は必死になって間近に迫った4月からの教師を探している。

なぜなら、決まっていたのにキャンセルされたか、何らかの形で退職者がでたので慌てて募集をかけているからだ。



私は、3月末に文武両道で有名な学校から教諭採用をもらった人を知っている。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
公立学校の採用試験。最終の合格発表は10月前後だ。

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学校の中で講師は多くなった。昔は講師が学級担任を受け持つことはなかったが、今、どこの学校にも講師で学級担任を持っている人たちがいる。


講師の先生で9時や10時まで学校にいるときがある。

土曜日曜も部活をしている。

いつ勉強するのだろう。


頑張れ  採用試験突破。



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横の人は新任担当の再任用教員。後ろ斜めには再任用教員が2人いる。あと退職して非常勤できている人もいる。

若い人が多くなってきた職員室にぽつぽつと老人たちがいるのだ。これが今の状況だ。

60で退職して、本当に低い給与で働いて、65歳までに退職金がなくなると、ここからが破産老人の始まりとなる。

我々もその予備軍とならないように、老人よ大志を抱いて頑張ろう。

65までに資産運用の基礎を形作った方がよい。私のお勧めは、「ぼろ物件」だ。ぼろ物件は100万円台の一戸建てを狙え。そんなのあるんかいなと思うが、ある。どうしようもないほどぼろい物件もあるが、まだまだ十分活躍してくれる物件もある。そのぼろ物件たちが集まれば年収300万は固い。

マンション1棟をローンを組んで買うより、退職金をうまく利用して、現金でぼろ物件を買うのだ。

リホームは工務店には頼まない。自分でするか、それぞれの専門職に個別に頼むと費用は抑えられる。家賃が口座にたまるのが楽しくなってくる。



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授業時数確保のために学校生活が以前より教師にとっても生徒にとってもきつくなっているのは確かだ。
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それが生徒たちにどのような影響を及ぼしているのか不明だ。不登校生徒の増加とどのように関係しているのかも分からない。

ただ。ここ最近、一気に自傷行為や別室登校などが増えてきたことは事実だ。あまりに増えるので、不登校対応の職員をつけている学校も出てきた。

 

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授業時数確保のために行事は精選された。


悪く言えば生徒の創造活動の場が削減された。


文化祭のクラス劇や体育大会のブロック演技などがなくなっている。

            emoji

昔の卒業アルバムは、それぞれのクラスが劇を終えてそのままの衣装で化粧をしたままの生徒たちが写っていたものだ。今はない。


文化祭といえば合唱が主流になっている。なぜなら劇ほど手間暇がかからなくて済むからだ。



emoji創造活動を多発すると学校が落ち着かなくなる場合もある。

教師の指導がどの生徒にも及ばなくなるからだ。


特に、日常的に授業に入っていない生徒たちは、行事の練習の時に大手を振って学校中をのさばる。教師は自分のクラスを指導しながら他のクラスや学校中を好きに徘徊している生徒たちも面倒を見なければならない。



これでは教師たちにとって行事をやる意味が見いだせない。行事で学校が崩れるパターンだ。



emoji逆に行事によって授業に入れない、入らなかった生徒たちがクラスの仲間と交わり救われるときもある。

しかし、これには教師たちのとてつもない努力と知恵が必要だ。  それに「時間」が。


行事は精選され創造活動は削減された。行事への取り組み時間は減るが、授業時間は増える。


しかし、学校は面白みを消し去ってきたように思える。



今まだ「総合の時間」というのがある。もうやめてほしい。適当に使われているのを文科省は知らないのか。

それに道徳。


私は道徳は嫌いではないが、総合も道徳も大きく担任に負担がかかるものだ。

総合も道徳も授業ならばその授業に特化する教師を増やせばよいのだがそれはしない。




emoji授業時数確保のために長期休みも減らし、短縮45分授業も減り、午前中授業も減り、弁当から給食になり給食指導が増えた。定期テストのある日に授業が入る。(採点する時間が無くなる)


教師のゆとりはなくなり、ペアレントに対する心遣いが増え、仕事は増えた。


しかし、管理職は早く帰れという。emoji

なぜなら「働き方改革」で労働時間を削減する目標が立てられているからだと。

 教師たちは陰で口々に「仕事量は増えたのに、早く帰れておかしいやろ」と言う。


 そこで適当にせず真剣に考えてやる教師は家に仕事を持ち帰る。


ところが、帰宅途中で持ち帰った書類を取られたり紛失。emoji
 
処分されて新聞にのる。

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 ある学校 は、夜9時になっても職員室は教師たちでごった返しているという。うちとこも似ているが。
11時ごろ帰るのが常態になっている人もいる。

この状態はぜったいおかしい。

土曜日曜に来ている職員も多い。部活した後仕事をしている。
 
 
emoji

 
時々、学校が授業時数をごまかしていたと教育委員会からお咎めを受けることがあるが、私の知る限り、授業時数をごまかしている学校はたくさんある。


もちろん教育委員会も、学校が虚偽の報告をしていることは知っている。なぜなら、先日まで虚偽の報告をしていた管理職たちが委員会にいて学校訪問をするのだから。


茶番劇だ。






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最近、学年に所属しない(学校によっては所属しているかもしれない)役職が増えてきた。


校長、教頭、教務主任は以前から学年に所属しない。学校によっては事務方や学校の管理職員と合わせて4年生と呼んでいるところもある。そこに養護教諭や栄養教諭も入っている場合もある。



しかし、この他に学校カウンセラー、別室登校に対応するための教員、通級指導教員、スクールソーシャルワーカー、心の相談室教員、学生ボランティアなど20年前に比べると通常の教員に加えて生徒をサポートする教員たちが多くなった。


学校では、反社会的な生徒より非社会的な生徒が増えたと考える教師も多く、それには私もうなずくものがある。



発達障害の生徒の増加は著しく、二次障害としていじめられたり不登校になったりする場合もある。


不登校、自傷行為、発達障害を抱える生徒たちが増えてきたことは事実だ。これは日本特有の傾向かと思っていたが、特に発達障害の生徒の増加は欧米でも同様なのだ。


こういう事情なので生徒のサポートを担う教員たちが多くなってきたのは必然だ。

ここで大切なのは、同じように生徒たのサポートを担う教員たちの連携だ。

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 毎日新聞によると、大阪府のチャレンジテストは廃止になる。


 理由は志願倍率の回復によるものだという。つまり、大量採用の時代は終わったということだ。


       いよいよ冬の時代の到来か?!
 
 
 
 
 大阪府教委は3月28日、教員志望の優秀な人材を早期に確保するため大学生や社会人らを対象に実施していた「教員チャレンジテスト」について、2018年度で廃止することを明らかにした。



 14年度に導入され、一定の水準をクリアすると翌年度と翌々年度の教員採用試験の1次選考(筆答)が免除される制度だが、教員採用枠の増加が今後見込めない状況もあり、わずか5年で廃止となる。

  
 
 

 府教委教職員人事課は「志願者のすそ野を広げるのが目的だったが、教員採用の志願倍率も回復傾向にある。一定の役割は果たした」と説明した。

 チャレンジテストは大学2、3年生や社会人らを対象に、教育関連法規や教職の教養などを問う択一式のテスト。



 初年度は3677人が受験し577人が免除対象者となったが、17年度は受験者4586人に対し、免除対象者は106人に減少していた。



 また、近年は受験者の約6割が大阪府の教員採用試験を受験していなかった

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