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朝日デジタル1/14

 週に60時間以上働く小中学校の先生の割合が70~80%に上ることが、全国の公立小中学校の教諭約4500人を対象にした連合のシンクタンク「連合総研」の調査でわかった。

 医師や建設業、製造業など他業種より格段に高い割合だ。特に運動部の顧問の先生は出勤が早く、午前7時前に出勤する人が15%いた。文部科学省も学校現場の負担減へ対策に乗り出している。

 調査は2015年12月、労働組合に入っているかに関係なく、公立小学校教諭2835人、中学校教諭の1700人を対象に実施。小学校1903人(回収率67%)、中学校1094人(同64%)が回答した。

 調査では、週あたりの労働時間を20時間未満から60時間以上まで5段階に分けた。

 小学校教諭で週60時間以上働いている割合は73%、中学校は87%。小中とも50時間未満の教諭はいなかった。

 単純には比較できないが、11年に労働政策研究・研修機構が調べた医師の40%を大きく上回ったほか、連合総研が16年に調査した建設業の13・7%、製造業の9・2%、運輸・情報通信業の9・0%を大きく上回っている。

 特に中学の運動部顧問の場合、午前7時以前に出勤する教諭が15%、午後9時以降に退勤する人は22%に上った。

 「必ず」「だいたい」毎日、家族全員と一緒に夕食をとるのは小学校39%、中学校33%で、民間企業労働者の52%を下回った。

朝日新聞社 

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関西福祉大学紀要13号(2009)の中で芳田、栗村らは
「スクールカウンセラー(SC)による教師のメンタルへルス支援」を執筆している。

今年が2017年なので8年ほど前の文献になるが、学校の実態をスクールカウンセラー(SC)から見て如実に書いているので大変興味深い。

例えばこうだ。

「教師のストレスフルな状況は、週1回の勤務であるSCにも肌で十分に感じることができる」

…「このようなストレスフルな学校現場が多いため、SCが勤務校を変わっても、必ず一人は病気休職の教師がいたり、心理的重荷を抱えて慢性的に疲労が重なりひどく疲弊してい
る教師に出会うことが最近多くなっている。そこでこの状況を放置しておくことができないと痛感し、教師のメンタルヘルスに対して、SCも何か対策を講じる必要性があると痛感する。」と示している。

いかに学校現場が疲弊しているかを、よく知ったうえで手を差しのべようとしている。だから、この言葉に励まされる思いがした。

また、「…教師の疲労感や無力感を強く感じることが多くあり、…本来は問題と向き合ってほしいと思うのだが、今の担任の心と体の状態から考えると、教師にこれ以上の対応を求めることがとても負担になると感じられ、「今は、この対応で十分ですよ」「先生、よく頑張っておられますね」とお声をかけるしかない場面にであう。」という。

他の職種からみれば、甘えたことだと思われるかもしれない。

だが、私も発達障害の生徒をどう指導していくかを相談したときにSCから似たような声をかけられた。

「先生、まず自分を守ってください」と。

このとき、SCが何を言っているのか理解できず、一瞬、会話が止まったのを覚えている。よくよく聞いてみると、私がこの指導で疲れ切って倒れるのを本当に心配していたようだった。

教師は学校の中で自分自身のことが見えなくなることがある。
芳田、栗村らは、そのことについても次のように述べていた。

「SCから見ると、日々緊急事態なのだが、教師にとってはその状態が日常であり、その状態に毎日身を置いていることから感覚が麻痺した状態になっており、ストレスフルな状況を辛いことや過剰な労働であると感じなくなっている学校現場や教師に出会うことが時折ある。」
 
私もそうだったのかもしれない。
 

この文献の終わりの方で芳田、栗村らは、「教師は、保護者対応や子どもとの関わりの中で、個人としての全人格を否定されるような傷を受けていることがある。…」と記している。

これを読んで正直、ズドンと心にきた。
 
きっと自分が全人格を否定されたときの痛みが瞬時によみがえったのだろう。

 

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もうすぐ10日になる。

いよいよ3学期が始まるぞ。

明日の生徒の動向が心配だ。

A介たちは金髪の髪の毛を黒に染めてくると約束した。やってくるだろうかぁ。

女子はピアスの指導…。爪は用意した除光液がきちんと活躍してくれればそれでいいか。

今日、同僚たちにメールで「明日よろしく」と送った。「頑張りましょう」と返ってきた。

これが単純だがすごく嬉しかった。

少し心配していた気持ちがこのメールで楽になった。

一人じゃないんや。あいつがいる…。そんな感じだ。やはり仲間がいることが本当に励みになる。

おれはほんとうに支えられてここまできたなぁ。

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今日は1月6日。

まだ休みは続く。長い冬休みだと思う。

12月22日終業式で1月10日始業式。

私は部活動の指導を少し控えているので、これだけ長い冬休みは経験がない。

部活動をガンガンにやっていたころは、中学校での練習は12月28日までだが、29日は私立の高校でまだ練習している学校を探して連れていったものだ。

今日は学年打ち合わせがあり、冬休み中の生徒の動向を交流し、始業式の生徒対応を確認した。

いよいよ始まった感があるが、明日からまた3連休となる。

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 ある県では、
      
 大学卒業後、普通に勤務して定年退職した場合…
      
 
 高等学校等教育職給与表では、
 再任用教員の給与は、フルタイムで2級‐282100円。

      
 常勤講師は388000円。
    
  
 どちらも税込みの額だが、差は月額105900円となる。

      
 それだけでも1年間で1270800円の差が出る。
 
 
 emojiさらに期末勤勉手当では、
 再任用は2,172月。
 
講師は教諭と同じく4.32月だ。
 
 また、再任用には退職手当がなく、講師にはある。

 これだけの差があるのだが…
 ほとんどの退職者は再任用を選択する。
 
 フルタイム再任用と常勤講師の比較をしています。


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