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 昔、進路担当の教師からこういう言葉を聞いた。「神様は俺や」…これはどういうことかと言うと、生徒の進路など自分の意思一つでどうにでもなるんや、というおごりに似た言葉だ。
その時はそうだろうなぁとしか思わなかったが、最近どうもその言葉が心に響く。

 実際、私学は受験する前のこの時期にほとんど合否が決定している。

 最近、虚しさを感じる。

 バカなシステムだとは思うが、何十年とこのシステムで来ているので多くの教師は疑問を抱かないのだろう。

 新人たちも、こんなものだとスマートに流して一人前になっていくのだ。そして、後から振り返り疑問を持つが、すでに歯車の一因になっているのだからどうしようもない。


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最近、中学校の進路指導を教師自身が理解できなくなっている。理由は入試制度の複雑化のせいだ。公立も私学も様々なコースに分かれている。また、選抜時期も公立なら前期試験、中期、後期などに別れ、私学では正規の時期のほかに1,5次試験がある。選抜方法を生徒に説明するときにこちらが完全に理解でききれないので不安だ。

生徒から「先生、私、今の実力でA高校にはいれるかな」と聞かれることがよくある。私学なら基準があるので答えやい。だが公立は定員割れなどがあり答えにくい。過去のデーターのみで答えるのだが、こちらのデーター不足もあり不安が募る。

実力テストは近くの学校が集まって同一問題で実施する。これも参考資料になる。大阪の友達は校内実力テストは校内独自で作成すると言っていたが、それこそデーターには不足が多いだろうと懸念される。

塾もかなりのデーターを持っている。進路の面談をすると、塾ではこう言われたと話してくれる親も多い。その時、「塾ではそう言われたのか…俺の情報も甘いしな」と心の中で塾になびくときも時々ある。




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なるほど、ブータン国王の演説の内容は日本の学校では教えないことが多い。不思議なことにそういう部分はマスコミもカットしている。
例えば…


日本は、当時外国の領地(植民地)であったアジアに、自信とその進むべき道への自覚をもたらし 以降、日本のあとに続いて世界経済の最前線に躍り出た数多くの(アジアの)国々に希望を与えてきました」  

「日本は、過去においても、現代においても、世界のリーダーであり続けます」 
「このグローバル化した世界において、日本は、技術と革新の力、勤勉さと責務、強固な伝統的な価値における模範 であり、これまで以上にリーダーにふさわしいのです。」

などなどそのほかも事細かく国民に知られたはまずいのかカットしていた。

  私が好きなところをアップしてみた。
 
 皆様、日本および日本国民は素晴らしい資質を示されました。他の国であれば国家を打ち砕き、無秩序、大混乱、そして悲嘆をもたらしたであろう事態に、日本国民の皆様は最悪の状況下でさえ静かな尊厳、自信、規律、心の強さを持って対処されました。文化、伝統および価値にしっかりと根付いたこのような卓越した資質の組み合わせは、我々の現代の世界で見出すことはほぼ不可能です。すべての国がそうありたいと切望しますが、これは日本人特有の特性であり、不可分の要素です。このような価値観や資質が、昨日生まれたものではなく、何世紀もの歴史から生まれてきたものなのです。それは数年数十年で失われることはありません。そうした力を備えた日本には、非常に素晴らしい未来が待っていることでしょう。この力を通じて日本はあらゆる逆境から繰り返し立ち直り、世界で最も成功した国のひとつとして地位を築いてきました。さらに注目に値すべきは、日本がためらうことなく世界中の人々と自国の成功を常に分かち合ってきたということです。


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男子同級生を全裸にさせ、携帯電話で写真を撮影したうえ暴行し、用意した排泄物を持たせて教諭の車にすりつけさせたとして、滋賀県警高島署は16日、強要と暴力行為処罰法違反の疑いで、同県高島市立中学校3年で14~15歳の男子生徒3人を逮捕した。同署によると、3人のうち2人は容疑を認めているが、1人は「強要はしたが、手は出していない」と一部容疑を否認している。

 

  •  
  •  
  •  3人の逮捕容疑は今月11日の同校で、男子同級生(15)を全裸にさせ携帯電話で写真を撮影。足で蹴るなど暴行をしたうえ、用意していた排泄物を同級生に持たせ、校内に駐車中の男性教諭の軽乗用車にすりつけるよう強要したとしている。

 市教委によると、事件翌日の12日、保護者が同署に被害届を提出し、学校にも連絡。学校側の聞き取りに3人は「からかい半分でやった」などと話したという。学校側は3人のうち2人が今年6~7月に数回同級生を叩くなどしたことを把握、2人を口頭注意していた。

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大阪ではダブル選が始まる。大阪市長選では橋下さんと平松さんの一騎打ちとなる公算が高い。

平松さんの公約が発表された。次だ。


◆平松氏の主な公約◆

・認定こども園の整備による待機児童解消

・子どもの医療費助成を拡充

・全中学校で13年度中に給食を実施

・市長の退職金5割と給与2割をカット

・小中学校で土曜授業実施

・敬老パスを持続可能な制度にして堅持

・市営地下鉄今里筋線の着工協議を再開

・職員数を5000人削減

・府、堺市との大阪版広域連合設立を推進

・市長の連続4期以上を禁ずる条例制定


 小中学校で土曜授業を実施するという。私学では実施されているところも多いが、ほとんどの公立学校では実施されていない。それをあえてやると言うのは、これも後の事を考えず、親向けの票取りを通り越した現実無視の策だ。
 授業時数が増加するわけだから、学校は学習指導要領の改訂から先日検討した授業計画(今年度から実施)を初めから見直すことになる。

 今までの議論があってこの公約であれば話は分かるが、橋下さんへの対抗策としてとして入れているとしか考えられない。これではいくら良い施策でも現場は急な方向づけにに右往左往し、今よりさらに疲弊する。

 もし橋下さんが市長選に出馬しなければ、平松さんはこのような対抗措置的な公約を打ち出しただろうか。なかったと思う。それに付き合う大阪市の教師も大変だ。

 

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指導要録の必修科目の評定は次のように定められている。

必修教科の評定は,中学校学習指導要領等に示す各教科の目標に照らして,その実現状況を「十分満足できるもののうち,特に程度が高い」状況と判断されるものを5,「十分満足できる」状況と判断されるものを4,「おおむね満足できる」状況と判断されるものを3,「努力を要する」状況と判断されるものを2,「一層努力を要する」状況と判断されるものを1のように区別して評価を記入する。

いわゆる5段階絶対評価である。

しかし、大阪府、大阪市はこれをいまだに無視している。相対評価で処理し、さらに指導要録には全生徒オール3やオール5あるいは3と4のみで表示する方法で記入されている。

これは全く文科省の指導に反した記載方法だ。教育委員会がこれを許しているのだからどうしようもない。大阪は日本であって日本でない場所だ。

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