複雑な規格名で混乱を招いていたUSB製品の表示方法が、よりシンプルで理解しやすい新しいロゴシステムへと移行する。USB Implementers Forum (USB-IF)が発表した新施策により、「USB 3.2 Gen 2×2」といった専門的な命名規則は廃止され、代わりに転送速度を直接表示する「USB 80Gbps」などの表記が採用される。 速度重視の新ロゴシステムで混乱解消へ 新しいロゴシステムでは、製品の性能を示す最も重要な指標である転送速度を前面に押し出す。例えば、最新のUSB4対応機器では「USB 80Gbps」という明確な表示が採用され、従来の「USB4v2」といった抽象的な規格名は使用されない。 USBの新たなロゴシステム (Credit: USB-IF) 同様に、より一般的な規格についても、「USB 40Gbps」「USB 20Gbps」「USB 10Gbps」といった直