中国当局は、大手インターネット企業によるアルゴリズムの乱用と見なす事業活動の公的規制に乗り出した。テンセント・ホールディングス(騰訊)や北京字節跳動科技(バイトダンス)によるソーシャルメディア・プラットフォームの運営手法が標的となる。 国家インターネット情報弁公室は8日の声明で、企業への立ち入り検査を実施し、検証のため各種サービス内容の提示を企業側に求めると発表した。大掛かりなウェブサイトやプラットフォームに加え、影響力の大きいサービスが対象だが、具体名は明らかにしていない。 テンセントは通信アプリ「微信(ウィーチャット)」などを展開し、バイトダンスは動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」を運営している。 原題:China Targets Big Tech’s Algorithms as Crackdown Persists (1) (抜粋)