ウクライナではロシアとの軍事技術競争の中、国営ベンチャーキャピタルの資金援助を受けた民間での技術開発が活況を呈している。写真右は、電子戦技術を開発する企業に勤めるアナトリー・クラプチンスキー氏が対ドローン銃の演習を行う光景。6月30日、ウクライナの非公開の場所で撮影(2023年 ロイター/Alina Smutko) [キーウ 5日 ロイター] - 今年6月末、ウクライナの首都キーウ市街地の地下室に何百人ものエンジニアや技術開発者が集まった。彼らは軍高官らと顔を合わせ、同国の都市に打撃を与え続けているロシアの安価な「自爆ドローン」を無力化する方法について、知恵を出し合っていた。