「Axie Infinity」は簡単なゲームではない。ゲーム内で獲得したポイントを換金することも簡単ではない。だが、そんなことは関係ない。この「プレーして稼ぐ」ノンファンジブル・トークン(NFT)ゲームは、フィリピンでユーザー数を伸ばしている。 私がこのゲームを前回記事にしたのは2020年8月。新型コロナウイルスによるロックダウンのために仕事を失った後、生活費を稼ぎ、日々の食べ物を手にするためにヌエバ・エシハ州カバナチュアン市で100人近くがプレーしていると聞いたことがきっかけだった。 ヌエバ・エシハ州は田んぼと三輪タクシー「トライシクル」が走っているフィリピンのよくある一地方だ。 関連記事:NFTゲームが生活を支える──コロナで傷むフィリピン経済の背骨 そして今、フィリピンはAxie Infinityのトラフィックが世界で最も多い国となっている(ちなみにAxieは大規模な資金調達ラウンド