ボーイングはMQ-25Aの陸上バージョン(LBV)を発表予定で、主翼幅の拡大と折りたたみ機構の廃止によって翼内燃料タンクの容量が40%増加し「LBVはKC-46Aが運用できないリスクの高い空域での空中給油を想定している」と主張した。 参考:Boeing Unveils Land-Based MQ-25 Autonomous Tanker Design 当面はLBVとCCAの組み合わせをアピールしていくという意味だろう米海軍の空母航空団に配備されているF/A-18の約3割は空中給油任務に従事しており、これを解放して本来の任務に戻すことを目的に開発されているのがMQ-25Aで、同機は空中給油以外にも限定的な情報・監視・偵察(ISR)任務に対応し、米海軍はMQ-25Aについて「2040年までに空母航空団の約60%を無人化するのに欠かせないファーストステップであり、できるだけ早くMQ-25Aを空母