[サンフランシスコ 1日 ロイター] - グーグルのフィリップ・シンドラー最高事業責任者(CBO)は、先月行われた投資家会議の壇上で、同社にとって極めて重要な音声アシスタントに悩ましい課題があることを認めた。 同社の音声アシスタント機能「Google(グーグル)アシスタント」でユーザーの検索に対応するのは、収益を生み出す上で理想的ではない、とシンドラーCBOは示唆した。 検索結果が単に音声ではなく可視化できるのであれば、「当然、そこには広告の余地が生まれる」と同CBOは語った。グーグルは、検索するとその結果の上部に表れる検索連動型広告収入で年間700億ドル(約7.8兆円)を稼いでいると推定される。