リビア・ミスラタ 、2011年9月。NATO軍は新型の装備を、リビア反乱軍は支援国から提供された技術を何でも活用した紛争だった。トヨタブランドの車両は、特に旧式のピックアップトラックが積極的に使用された(Photo by John Cantlie/Getty Images) ロシアによるウクライナ侵攻で、改めて注目された兵器の一つがドローン(無人航空機)だ。軍事装備で劣るウクライナ軍は、トルコ製の攻撃ドローン「バイラクタルTB2」を活用。ロシアの地上部隊に大きな被害を与えている。12月に入り、ウクライナ軍のドローンがロシアの空軍基地を攻撃。ロシアメディアなどによれば、旧ソ連製のドローン「ツポレフTu-143」の可能性があるという。 小型のドローンで使われる部品はほとんどが民生品だ。2013年ごろにしばしば、韓国で発見された北朝鮮のドローンも日本や米国、中国、チェコなど少なくとも6カ国の製品