ドイツBMW社の子会社で研究開発を手掛けるBMW Forschung und Technik社は、熱効率をターボディーゼルエンジン並みの最大42%まで引き上げた水素エンジン「H2BVplus」を開発したと発表した。ディーゼルエンジンの燃焼室形状をベースに高圧の水素直噴システムを搭載した。このエンジンは、オーストリア連邦運輸革新技術省の後援を受けて、オーストリアのグラーツ工科大学の内燃機関・熱力学研究所、オーストリアの水素センターであるHyCentA Research社、オーストリアHOERBIGER ValveTec社と共同で開発したもの。