日本、英国、イタリアが次期戦闘機を共同開発するための国際機関「GIGO(ジャイゴ)」を設ける条約が5日の参院本会議で、自民、公明、立憲民主各党などの賛成多数で承認された。3カ国はこの機関を介して本格的な開発に乗り出す。開発費の負担の割合などが次の論点となる。GIGOは3カ国の政府や民間企業の協業を一元的に管理する機関で、2024年中に立ち上げる。英国に本部を置き、日本人が初代トップに就く。3カ
いよいよグローバル戦闘航空機として次期主力戦闘機の国際共同開発が始まります。2023年は助走の年として2024年にステップ、2025年にいよいよ開発が始まるということです。FlightGlobalの記事からのご紹介です。 イタリア、日本、イギリスの防衛大臣が、グローバル戦闘航空機計画(GCAP)を管理する共同組織の立ち上げに関する条約に署名した。 GCAP国際政府組織(GIGO)と呼ばれるこの枠組みは、「2035年までに次世代戦闘機の設計と納入を共有する上で重要な合意を意味する」と、業界団体は述べている。 Source: BAE Systems GCAPの取り組みにより、日伊英に新型戦闘機が提供される 英国国防省は、3カ国によるGCAPの取り組みが開始されてから1年後に条約が署名されたことについて、「これまでの前向きな進展を強調するもの」と指摘している。 レオナルドGCAPのディレクター、
次期戦闘機の共同開発を進める英国・日本・イタリアが、事業体の本部を英ロンドンに置く方向で調整するとともに、3カ国以外の国を準パートナーとして迎え入れる可能性を議論していることが分かった。写真は「グローバル戦闘航空プログラム(GCAP)」の戦闘機の模型。12日にロンドンで開かれた防衛関連のイベントで撮影(2023年 ロイター/Sarah Young) [東京 21日 ロイター] - 次期戦闘機の共同開発を進める英国・日本・イタリアが、事業体の本部を英ロンドンに置く方向で調整するとともに、3カ国以外の国を準パートナーとして迎え入れる可能性を議論していることが分かった。事情を知る複数の関係者が明らかにした。
2022年12月9日、日本と英国、イタリアの3か国首脳は、次期戦闘機共同開発協力に関し、「グローバル戦闘航空プログラム(GCAP:Global Combat Air Programme)に関する共同首脳声明」を発出した。 そして、2035年までに次期戦闘機を国際共同開発することを発表した。 また、同時に発表された「防衛省と米国防省による共同発表」の中で、日本と米国は、次期戦闘機とともに運用する無人機開発などで連携していくことを発表した。 現在、戦闘機本体の開発は基本構想および技術研究の段階にあるとされ、この基本構想が固まった段階で、各国は具体的な基本設計の作業に入ることになる。 報道では、各国の開発費分担や作業分担は2024年末までに決定される見込みとしている。 しかし、この作業分担が決まらないと設計作業の割り当てもできないので、当面は機体構想の検討と作業分担調整、そして作業の進め方に関す
軍事航空、ISR、 無人機、サイバー、宇宙、安全保障、最新技術....変化が激しい防衛産業、軍事航空、軍用機、防衛関連宇宙開発、情報収集手段としてのISR、電子戦等の最新技術動向を海外メディアからご紹介します。民間航空のニュースは「ターミナル1」をご覧ください。また、航空事故関連はT4へどうぞ。無断転載を禁じます。YouTubeでご利用の際はあらかじめご連絡ください。 Promotional art for GCAP from electronics firm ELT. (Courtesy ELT) 「F-35、NGAD、独仏協力さらに我々のプログラムと、競争力のあるソリューションを開発できること自体がこちら側の集団的対応の豊かさの現れだ」。 英国国防省のフューチャー・コンバット・エアー担当ディレクターは、グローバル・コンバット・エアー・プログラム(GCAP)における今後のパートナーシップ
テンペストの開発が加速中。日伊も加わった国際体制だが、ヨーロッパに2つの新型戦闘機開発が必要なのかとの疑問もあり、F-3として順調に発展するのか今後も注視の必要があろう。 英国主導の未来型ステルス戦闘機「テンペスト」の開発作業が加速中だ 英国主導のテンペスト未来型ステルス戦闘機の開発作業は、ロケットソリを使ったマーティン・ベーカー射出座席の試験など、加速度的に進んでいる。乗員脱出システムのテストは、これまでのプログラムの進展を具体的かつ劇的に示している。しかし、これは多面的な開発の一要素に過ぎず、計画通り2035年までに新世代有人戦闘機を就航させるため多くの課題に直面することになる。 射出座席試験のビデオと写真は、プログラムリーダーであるBAEシステムズから、このプログラムのその他作業に関する詳細とともに、本日発表された。射出座席は、テンペストのフライング・テクノロジー・デモンストレーター
これにあわせて来日した、イギリス・イタリアの国防相との日英伊防衛相会談も初めて行われ、3か国の結束を確認。会談には3か国の防衛企業のトップらも参加し、開発計画の始動を印象づけた。 宇宙と繋がる「ネットワーク」戦闘機 今回、私たちは、日本政府の開発責任者に単独インタビューした。 防衛装備庁の射場隆昌(いば たかまさ)事業監理官。ワシントンでの日本大使館勤務を経て、2年半にわたり、次期戦闘機プロジェクトを統括するポストを務めている防衛官僚だ。 射場がまず強調したのは、現在、世界でも最新鋭の戦闘機とされる、アメリカ主導で開発したF35やF22といった、「第5世代機」を超える性能の戦闘機をつくることが、喫緊の課題であるという点だ。 ポイントは「センサー」と、無人機や宇宙衛星ともつながる「ネットワーク」だという。 (防衛装備庁事業監理官 射場隆昌) 「第5世代機の備えるステルス性(敵のレーダーなどに
軍事航空、ISR、 無人機、サイバー、宇宙、安全保障、最新技術....変化が激しい防衛産業、軍事航空、軍用機、防衛関連宇宙開発、情報収集手段としてのISR、電子戦等の最新技術動向を海外メディアからご紹介します。民間航空のニュースは「ターミナル1」をご覧ください。また、航空事故関連はT4へどうぞ。無断転載を禁じます。YouTubeでご利用の際はあらかじめご連絡ください。 Leonardo illustration 新しく第6世代ジェット戦闘機を開発する3カ国の業界代表が搭載するハイテクセンサーの構想など、詳細を3月15日明らかにした。 日本、イギリス、イタリアは12月、グローバル・コンバット・エア・プログラム(GCAP)の設立を発表した。英国主導のテンペスト計画や日本のF-X計画から発展した、新型ジェット戦闘機の開発をめざす三国間協定だ。GCAPは2035年のデビューを目指す。 三国のパート
サウジアラビアのハリド・ビン・サルマン国防相と英国のベン・ウォレス国防相が新たな軍事協定に署名、英国主導のFCASプログラム=テンペスト開発に参加(研究開発・共同生産)することになったと報じられている。 参考:Saudi Arabia to join UK-led FCAS program after signing new military agreement 参考:Saudi, British Defense Ministers Sign Agreement on Riyadh’s Participation in FCAS 新たな開発資金を獲得した英国のFCASプログラムは仏独西のFCASプログラムに先んじる可能性を示している日本、英国、イタリアの3ヶ国が発表した次世代戦闘機を開発するための新たな枠組み「グローバル・コンバット・エアー・プログラム(Global Combat Air
日英伊が計画している次世代戦闘機について三菱重工は「対等な関係に基いて資金を出し合うなら合弁会社を設立してプロジェクトを管理したほうが理にかなっている」と言及、日本政府も合弁会社を設立する方向で考えているらしい。 参考:Japan eyes JV and shared assembly for fighter with U.K., Italy 自主性が担保された開発環境で日本がどのような次世代戦闘機を作り上げるのか非常に楽しみだ日本、英国、イタリアが発表した次世代戦闘機を開発するための新たな枠組み「グローバル・コンバット・エアー・プログラム(Global Combat Air Program=GCAP)」は大きな注目を集めているが、GCAPは共通プラットフォームを開発・生産するのか、共同で技術開発を行い共通要素をもつF-Xとテンペストを別々に生産するのかよく分かっておらず、3ヶ国は「次世代
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伊空軍のゴレッティ参謀長は航空幕僚長の招待に応じて10月に日本を訪問する予定で、米メディアの取材に「次世代戦闘機に関してイタリアと日本が何を共有できて、何を共有できないかを探る機会になる」と明かした。 参考:Italy Air Force chief heads to Japan to talk next-gen fighter jets ゴレッティ参謀長はJAGUARシステムの開発で共有できる技術の調整にやってくる可能性が高いタイフーンの後継機を開発するため英国防省が立ち上げたテンペストプログラムはBAE Systems(英)、Rolls-Royce(英)、Leonardo(伊)、サーブ(スウェーデン)、MBDA(欧州)で構成される「Team Tempest」が開発を主導、さらにボンバルディア(カナダ)、GEアビエーション(米国)、コリンズエアロスペース(米国)、タレス(フランス)といっ
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