NASAのヨーゼフ・シュミット医師は、国際宇宙ステーションに「ホロポーテーション」した......(ESA/Thomas Pesquet) <高画質な3Dモデルをリアルタイムで送信できる新しい3Dキャプチャ技術「ホロポーテーション」で地球から宇宙との間ではじめて成功した......> ホロポーテーションとは、人の高画質な3Dモデルを再構築し、圧縮してどこにでもリアルタイムで送信できる新しい3Dキャプチャ技術である。マイクロソフトの「ホロレンズ」などのMR(複合現実)デバイスと組み合わせると、遠隔にいる人がまるで同じ空間に存在するかのように、三次元で見たり、聞いたり、交流したりできる。 ホロポーテーションは2016年頃からマイクロソフトで実用化されてきたが、いよいよ宇宙という極限かつ遠隔の環境下で試験的に導入された。 「我々の物理的な肉体はなくとも、実体はそこに確かに存在する」 NASA(ア