「もし私たちに尻尾や翼が生えていたら、もしくは腕が4本だったら、どんな感覚だろうか」と考えたことがあるかもしれません。 人間が本来もたない身体部位の追加は、長年科学者たちが研究してきた分野です。 そして最近、電気通信大学・大学院情報理工学研究科に所属する梅沢 昂平(うめざわ こうへい)氏ら研究チームは、人工的な第6の指を身体化することに成功しました。 被験者たちは、追加された6本目の指を独立して動かし、しかも自分の体の一部のように感じることができたのです。 研究の詳細は、2月14日付の科学誌『Scientific Reports』に掲載されました。