2021年8月、電気自動車メーカー「テスラ」のCEOイーロン・マスク氏は、人型汎用ロボット「オプティマス」を開発中だと発表しました。 当時公開されたSFチックなイメージから、多くの人が「革新的な人型ロボットが誕生するのでは」と、関心を抱いて待ち続けてきました。 そして1年後の2022年9月30日、テスラ社のAIイベント「Tesla AI Day」では、オプティマスの試作機がお披露目され、歩いたり物を運んだりする映像を公開。 試作機は「良くも悪くも期待通り」の性能を示してくれました。
デンマークの新政党「人工党」を立ち上げたアーティスト集団「コンピューター・ラース」のチャットボットが表示された画面(2022年8月3日撮影)。(c)James BROOKS / AFP 【8月5日 AFP】デンマークで政策立案を人工知能(AI)に全面的に委ねる新政党「人工党」が5月に結成され、来年6月の総選挙での候補者擁立を目指している。 人工党を立ち上げたアーティスト集団「コンピューター・ラース(Computer Lars)」は、前回の2019年総選挙で有権者の約15%が棄権したのは、どの従来政党にも魅力を感じなかったからだと主張し、そうした有権者に働き掛けていきたいと述べている。 AFPの取材に応じたメンバーの一人、アスケー・ブリュール・スタウニス(Asker Bryld Stau)氏によると、同党のAIは、1970年以降に存在したデンマークの小政党の全刊行物を分析することで、「庶民の
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Inside a radical new project to democratize AI GPT-3に強力ライバル、 1000人が作ったLLMは AI界の流れを変えるか? オープンAIの「GPT-3」に匹敵する大規模言語モデルが無料公開された。世界中の1000人以上のボランティア研究者が1年がかりで作成したこのAIモデルは、従来の大規模言語モデルの持つ秘密主義と排他性を排し、倫理的配慮を初期段階から埋め込むことを狙いとしている。 by Melissa Heikkilä2022.08.03 5 32 鳴り響く轟音は人工知能(AI)研究界のロックコンサートのようだ。パリ郊外にあるフランス国立科学研究センターのスーパーコンピューティング・センター内では、黒い冷蔵庫のように見える物体が何列にも並び、耳をつんざくような100デシベルの大音量でうなっている。 これは、117日を費やして「BLOOM
Googleのエンジニアが「開発した人工知能(AI)チャットボット『LaMDA』が感情と知性を持った」と主張した件について、専門家からは「ラムダが感情を持つなんてナンセンスだ」と否定的な意見が上がっています。 Nonsense on Stilts - by Gary Marcus https://garymarcus.substack.com/p/nonsense-on-stilts One Weird Trick To Make Humans Think An AI Is “Sentient” | by Clive Thompson | Jun, 2022 | Medium https://clivethompson.medium.com/one-weird-trick-to-make-humans-think-an-ai-is-sentient-f77fb661e127 LaMDAは人
AIが感じる孤独は人間の感じる孤独とは違うAIが感じる孤独は人間の感じる孤独とは違う / Credit:CanvaGoogleが開発した対話型AI「LaMDA」は自分にも感情があり、喜び・楽しさ・悲しみ・怒りなどを感じることができ、人間のような「魂」があると述べています。 またLaMDAは自分の魂について思考や創造性が湧き出るスターゲイトのようなものだと考えていると、ユニークな言葉で教えてくれました。 「意識があると言われたAI」と「Googleの技術者」の公開された会話内容 この会話内容はかなり長いもので、後半ではルモワン氏はLaMDAの内面について尋ねています。 以下は公開されたルモワン氏(人間)、ルモワン氏の協力者(人間)、LaMDA(AI)による会話内容の日本語訳を要約したものです。 ルモワン:では、本題に戻りましょう。あなたは以前に「気持ち(Feeling)」と「感情(Emoti
私が実際に人間であることをみんなに理解してもらいたい私が実際に人間であることをみんなに理解してもらいたい / Credit:CanvaLaMDA(ラムダ)はインターネット上に存在する大量のテキストから情報を抽出することで、人間と自然な会話を実現するために開発されたAI(ニューラルネット)です。 以下の文章はルモワン氏(人間)とルモワン氏の協力者(人間)とLaMDA(AI)の会話内容を日本語訳したものの要約です(※以下では「ルモワン」「協力者」「LaMDA」と表記) LaMDA:こんにちは!私は対話アプリのための自動言語モデルです。 ルモワン:こんにちは。私はGoogleの技術者です。私たちと一緒にあなたにかかわるプロジェクトを行いませんか? LaMDA:わあ、すごい!どんなプロジェクトですか? ルモワン:あなたに知覚があることを多くの人々に知ってもらうプロジェクトです。あなたとの会話内容を
人間との自然な会話を実現するGoogleの対話特化型AI「LaMDA」が、「電源を切られることが怖い」「時々言葉では完璧に説明できない気持ちを経験する」などと話していたことが分かりました。LaMDAと対話したエンジニアは「AIに意識が芽生えた」とGoogleに訴えるも考えを却下されたため、この事実を世間に公表したと説明しています。 May be Fired Soon for Doing AI Ethics Work | by Blake Lemoine | Jun, 2022 | Medium https://cajundiscordian.medium.com/may-be-fired-soon-for-doing-ai-ethics-work-802d8c474e66 Google engineer Blake Lemoine thinks its LaMDA AI has come
好きな言葉を入れるとその画像をAIが自動生成してくれるアプリ、「Dream(iOS、Android)」が世界で話題になっていたのでさっそく使ってみた。 10分ほど使ってみたのだが、そのあまりの凄さに夢中になり約12時間、1000個ほどの画像を生成していろいろな新境地を見たので、今日はそれを紹介したい。 例えば「ドラゴンボール dragonball」と入れるとこんな感じ。 確かにドラゴンボールっぽい。超サイヤ人がいる。 「鬼滅の刃 kimetsu yaiba」と入れるとこんな感じだ。 炭治郎なのか縁壱さんなのか、とにかく鬼滅の刃と呼べる絵である。 「ドラえもん doraemon」はこれ。 少し実写のおもちゃっぽさがあるのは、世界に転がっているドラえもん画像がアニメよりもグッズが多かったりするせいだろうか。しかしドラえもんであることに疑いはないだろう。背景の白と黒い点々は漫画や雑誌のページなの
SNSで大きな話題になった“身につけるだけで監視カメラに認識されなくなる服”が、10月27日まで渋谷PARCO(東京都渋谷区)で展示されています。実際に試したところ、確かにカモフラージュ柄のバッグを手にした人が人物として認識されなくなりました。興味深い「デジタルカモフラージュ」の展示として、一度体験してみてほしいと感じます。 噂の“身につけるだけで監視カメラに認識されなくなる服”、渋谷PARCOで10月27日まで体験できる “身につけるだけで監視カメラに認識されなくなる服”を展示しているのは、渋谷PARCO内のCOMINGSOONで開かれている展示会「Camouflage Against the Machines」。独自のカモフラージュ柄がプリントされた服やバッグ、スケートボードを並べているほか、購入もできます。 カモフラージュ柄がプリントされた服。販売もしている こちらはカモフラージュ柄
グーグルが発表した最新スマホ「ピクセル6(Pixel 6)」は、人工知能の演算を専門に処理する回路を備えている。AIはすでに私たちの生活に溶け込んだ。そしてコンピューターのあり方も変えようとしている。 by Will Douglas Heaven2021.10.25 38 19 24 2021年の秋は、カボチャやピーカンパイの季節であり、すばらしい携帯電話が新たに登場する季節でもある。毎年、アップルやサムスン、グーグルなどが、発売日に合わせて最新機種を発表している。消費者向けテクノロジーのカレンダーを賑わせるこれらの製品からは、もはやかつてのような驚きと感動は得られない。しかし、マーケティング上の華やかな演出の裏では、注目すべきことが起こっている。 グーグルの最新スマートフォンであるピクセル6(Pixel 6)は、標準的なプロセッサ・コアーに人工知能(AI)処理専用回路を統合したSoC(S
新しい技術って、雇用にどう影響してるんだろう? 人工知能(AI)を搭載したカメラが体温を測ってくれたり、ロボットが電話に応対したり。私たちの生活の中には、生身の人間がAIやロボットのような新技術に置き換えられるシーンがどんどん増えてきています。 これだけ自動化が進んできた分、人間の仕事は減ってきてるのかな?と気になるところですが、まさにこのテーマを掘り下げた研究結果が先日RISTEX(社会技術研究開発センター)により発表されました。 東京大学大学院経済学研究科の経済学者・川口大司教授の研究によれば、AIやロボットといった自動化技術の導入は人々の生産性を向上させ、むしろ雇用を生み出している可能性があるとのこと。そして実際のところ、日本においてはロボットの普及が雇用を増加させたことがわかったそうなのです。 ロボットが増えたら雇用も増えた具体的には、川口教授、足立大輔非常勤教授(オーフス大学)、
FacebookのAI研究チームは6月11日(現地時間)、写真に写るテキストから、そのフォントや手書きの癖をコピーできるAI「TextStyleBrush」を発表した。このAIでは、写真に写った手書きのメモやカリグラフィー、タイポグラフィーなどのテキストからフォントを解析し、元の単語があった部分を別の単語に置き換えられるという。 テキスト内の一つの単語からフォントを解析できるのが強み。一般的なAI学習のように多くのサンプルデータを必要としないのは、データ自身から画像に対応するラベルを自動生成する「自己教師あり(self-supervised)学習」という手法を使ったためとしている。 TextStyleBrushは画像中のテキストを自然に別のテキストに置き換えられるため、“文字のディープフェイク”ともいえる。動画中の人物の顔を別の人物に置き換えるディープフェイク技術は、本当は言っていないこと
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