衛星データとAIを活用した漁業者支援ツール「トリトンの矛」を開発したオーシャンソリューションテクノロジー社と、トリトンの矛を実際に活用する株式会社タカスイの高須泰蔵さんにお話を伺いました。 AIを活用した漁業者支援ツール「トリトンの矛」で漁獲報告を可能にしたオーシャンソリューションテクノロジー。このサービスは、水産業の事務処理支援だけでなく本来の目標は効率的で生産性の高い漁業の実現と、若手の漁師さんへのスムーズな技術継承にあります。 オーシャンソリューションテクノロジーの水上陽介代表と、サービス開発を語る上では欠かせないベテラン漁師、株式会社タカスイの高須泰蔵さんに「トリトンの矛」について開発のきっかけから今後の展望までお話をうかがいました。 ――まずは、宮崎県で大きな船団を運用するベテラン漁師さん、高須泰蔵さんに、船団の規模と今回キーワードになる「漁労長」というお立場について教えてくださ