廃止時のデータは以下の通りである。 管轄(事業種別):北海道旅客鉄道(第一種鉄道事業者) 区間(営業キロ):深川駅 - 幌加内駅 - 名寄駅 121.8 km 駅数:21(起終点駅を含む) 軌間:1,067 mm(狭軌) 複線区間:なし(全線単線) 電化区間:なし(全線非電化) 閉塞方式:タブレット閉塞式(末期の朱鞠内駅 - 名寄駅間は票券閉塞式) 交換可能駅:2(幌加内、朱鞠内) 深名線の沿線地域とされる雨竜川上流地域へ、最初の開拓民が幌加内地域に定着したのは1897年(明治30年)である[2]。この時点でまず雨竜川沿いに道路が建設され[2]、その後明治時代末期までに士別や和寒と結ばれる道路が開設され[2]、幌加内地域の各集落と他の地域を結ぶメインルートとなっていった[2]。 この地域における鉄道敷設計画は、1911年(明治44年)に幌加内地域に移住してきた吉利智宏が、深川から三股(後の