ベータマックスのビデオデッキ(下から1、2段目の各1台と、右側最上部の1台) テープサイズの比較。 Betamax(上)とVHS(下) ビデオデッキの内部構造(SL-HF150) ベータカム(左)とベータ方式(右)のビデオテープ ベータマックス(βマックス、Betamax)は、ソニー(初代法人、現:ソニーグループ)が販売していた家庭向けビデオテープレコーダおよびその規格である。規格全体を指す名称としては、東芝や三洋電機などが参画した時点から「ベータフォーマット」や「ベータ規格」、「ベータ方式」を用いていた。Hi-Band ベータ(ハイバンドベータ)やEDベータ(Extented Definition Beta、ED Beta)もベータマックスの記録フォーマットの一種である。この項では規格および製品について詳述する。 本格的家庭用規格として、VHSと共に大々的に販売されたカセット型ビデオテー
いまやデジカメでの採用メーカーはソニー1社と、“孤高のメモリカード”となっているメモリースティック。メモリースティックを製造するメーカーも少なく、容量や性能、コストパフォーマンスの進化には不利な状況といえる。しかし、そこは提唱者であるソニーの力というべきか、ほかのメモリカードと互角の性能向上を果たしてきた。 8月に発売される「メモリースティックPRO-HGデュオ」は、速度面で大きな進化をとげた製品だ。最高転送速度は実に30MB/sec。CFにはUDMA対応で最高45MB/secなどという製品もあるが、もっともフォームファクターが近いライバルであるSDHCメモリーカードは最高22~24MB/sec程度だから、現状の小型メモリカードとしては最速と呼んでも差し支えないだろう。 店頭予想価格は容量4GBが2万5,000円前後、2GBが1万3,000円前後、1GBが8,000円前後の見込みだ。 ■
阿部重夫主筆ブログ「最後から2番目の真実」 2006年12月20日 [ソニーの「沈黙」]もういちど「ソニー病」2――自覚なきデファクト このFACTAオンラインへのアクセスが急増している。日興コーディアルとソニーの「フェリカ」のトピックスが原因のようだ。1年前を思い出す。あのときは想定外のアクセスが殺到して、サーバーが落ちてしまったが、さすがに今度は大丈夫だった。 雑誌最新号も届くころだし、ソニーの「フェリカ」論を本格的に書いていこう。 * * * * * 改札口でチョキチョキと鋏を鳴らす光景が消えてから久しい。JR東日本管内の改札口で、「スイカ」カードをぽんと置いてすっと通る――だれも不思議とは思わない。だが、あれが可能になるには、カードを認識し、残高を差し引くなど複数の作業を極めて短時間で行えなければならない。でないと、たちまち改札口で渋滞する。 それを可能にしたのは、
ソニー製メモリースティックの模倣品が、ネットオークションで出回っている。特に小型で大容量の「メモリースティックPRO Duo」模倣品の出品が、今年3月ごろから急増しているという。 模倣品は、見た目は本物にそっくりだが、著作権保護技術「マジックゲート」が付いていないことがほとんど。作りも荒いため、使用中にデータやハードが壊れる危険性があるという。 ソニーはオークションを監視し、模倣品出品者を見つけ次第警告したり、法的手段を取ったりしているが、取り締まっても次々に出品され、対応が追いつかない状況だ。同社は「模倣品が原因で発生した機器の故障は責任を負いかねる」とし、特約店で正規品を購入するようユーザーに呼びかけている(関連記事参照)。 本物そっくりに“進化” ネットオークションでの模倣品販売は今年3月ごろから急増。同社がネットオークションで2GバイトのPRO Duoをランダムに落札したところ、8
ソニー、16GBフラッシュメモリ採用の 「VAIO type U」<ゼロスピンドル>モデル ~ワンセグチューナを搭載 7月3日13時 エントリー受注開始 価格:209,800円~ 連絡先:バイオカタログセンター Tel.03-5454-0700 ソニーは、HDDレスの超小型モバイルPC「VAIO type U」<ゼロスピンドル>モデルを7月3日13時よりエントリー受注開始する。 直販専用の「VAIO・OWNER・MADE」モデルとして販売され、受注価格は209,800円からとなる。 5月に発売された「VAIO type U」のHDD(20/30GB)を16GBのフラッシュメモリに置き換え、軽量化と動作の高速化を狙ったモデル。重量はHDD搭載モデルに比べ、約27g軽い約492gとなり、500gを切った。フラッシュメモリの空き容量は初期状態で約9.1GB。 OSの起動はHDD搭載モデル63秒に
■ 「Premium Grade 音匠」(5/10DMR12HMSH) レーベルコートに、音の再現性を高めたという特殊インクを採用した録画用DVD-Rメディア。記録速度は16倍速。 傷や汚れへの対策としてハードコート処理を施しているほか、「AccuCORE」技術を採用し、安定した書き込みや再生を実現したという。10枚パックで、5mm厚のスリムケース入り。 □製品情報 http://www.ecat.sony.co.jp/mediabattery/recdvd-r/acc/index.cfm?PD=24512&KM=5DMR12HMSH/10DMR12HMSH ■ DVD+R DL(DPR215HDL) 2.4倍速記録対応の録画用DVD+R DLメディア。レーベル面はシルバー。同じく「AccuCORE」技術を採用し、書き込み/再生の安定化を図っている。 □製品情報 ht
あるAnonymous Coward曰く、"ITmediaの記事によると、さる6月16日に開かれた「G-Force Japan 2006」なるユーザカンファレンスの席上にて、ソニーのVAIO向けコンタクトセンター構築担当の岡本英央氏より、「ソニータイマーは存在しない」旨の発言がなされたとのことだ。 もちろんタイマーの有無が主たる論旨ではなく、「タイマーの存在がささやかれるほど、ソニー製品が壊れやすいというイメージが根強い。これを覆したい」という発言内容である。しかしながらソニー関係者から、公式の場において「ソニータイマー」という単語が出てきたことは非常に興味深い。もちろん誰も本気でそのようなタイマーが存在するなどと考えてはいないだろうが、「ソニータイマー」という単語が生まれた経緯を、ぜひともソニー自身に熟考していただきたいところである。 タレコミ子の場合、先日ソニーエリクソンの「W21S」
やっぱり長門さん。 今週発売の週刊ダイヤモンド5月20日号。私はweb2.0がどんなものかはいまいちよく分からないんだけど、blogにおける軽率な言動の危険性は理解しているつもり(ちなみに日記のタイトルに「2.0」をつけたのは、web2.0言及の一次ブームがとうに過ぎ去った本年初めだ。特に意味はないしそのうちバージョンアップするかダウンするだろう)。一般常識からかけ離れたことを書けば非難されるし、嘘をついたり事実を隠して印象操作すればたちどころにソースが現れ叩かれる。 そしてブログにおいて注意すべき点として、週刊ダイヤモンドが例に挙げたソニーマーケティングが行ったウォークマン宣伝ブログの失敗の顛末は以下のとおり。 ブログを閉鎖したソニーマーケの事情 昨年、ソニーマーケティングはウォークマンに詳しい個人に新製品の使用体験記をブログで発表するように依頼した。依頼を受けた女性が商品をミニスカート
服部健太郎 / Kentaro Hattori アニメ制作・企画プロデュース企業 合同会社indeprox (indeprox LLC) 社長 兼 代表プランナー 28歳 ◆メールでの問い合わせ先 ◆indeprox公式ウェブサイト -東京大学経済学部卒 (東大卒アニメプロデューサー) -元ソニーSONYテレビ戦略部門 (服部半導体コンサルティング) -株式会社ファンワークス創業者 -公認内部監査人CIA -米国公認管理会計士CMA -米国公認経営管理士CFM -米国公認会計士USCPA合格 -SOMENの会 発起人代表幹事 ◆プロフィール詳細経歴(年表) ◆服部健太郎の人生記はこちら ◆制作/業務 実績の一覧はこちら
このブログでもこれまで時々ソニーの経営について書いてきたが、ハコフグマン氏のブログで同世代の元ソニー技術者による告発本『技術空洞 Lost Technical Capabilities』が紹介されていたので、さっそく入手して読んでみた。 んでもって、自分が以前の取材などでも得ていた印象とほとんど同じだったので、がっかりといえばがっかり、納得といえば納得。今さらそれ以上書くこともないかなあと思いつつ、とはいえいろいろと思うところもある本だったので、書評でも書こうかと気を取り直してメモ作ったり他に書評しているブログを探したりして徘徊していたら、僕の思ったことと同じことをこれ以上ないくらいに簡潔にまとめたブログを見つけてしまい、書評を書く気が完全に失せた。そこで、今回はこの本を読んで思い浮かんだことについて書いてみたい。 著者の宮崎氏は、こちらのブログでもまとめられているように、技術系ソニー社員
このブログでも何度かSonyに関して触れているが、常にAppleとの対比であった。確かに、「携帯型音楽プレーヤー」という市場を見る限り、iPodの躍進がその分野でのSonyブランドの凋落に大きく寄与していることは確かだが、Sonyの問題はそれだけにとどまった話ではない。TV、DVDレコーダ、デジタルカメラという「三種の神器」市場におけるSonyが、「高くても売れる」ブランドではなくなってしまったことがもっとも大きな問題である。 こんな時期には、Sonyに関する本を出版するよりもAppleに関する本を出版した方が商売にはなりそうだが、こんな時だからこそ「どうしてSonyはこんな状態になってしまったのか?」、「これからSonyはどうしたら良いのか」をしっかりとしたデータとともに考えさせてくれた「ソニーとSony」を出版してくれた日経新聞社は偉い。 ひと言で言ってしまえば、Sonyの苦しみは成長
Expired:掲載期限切れです この記事は,Associated Press との契約の掲載期限(30日間)を過ぎましたので本サーバから削除しました。 このページは20秒後にNews トップページに自動的に切り替わります。
●輝かしい登場と存在感のゆらぎ デジタルカメラやデジタルオーディオプレイヤーであるフラッシュメモリカードの中で、'97年7月に発表されたソニーのメモリースティック(MS)は、Compact Flash(CF)、SmartMedia(SM)に次ぎ、主要なものの中では3番目に長い歴史を持つ。 PCカードのインターフェイスに強く影響を受けたCF、フラッシュメモリチップのインターフェイスがそのままむき出しになった格好のSMに比べ、シリアル方式のプロトコルを用いたメモリースティックのインターフェイスはインテリジェントであり、登場時には明らかな世代の違いを感じるものであった。 実際、新しいメディアに対する他社の関心も高く、'97年の開発表明時点においては、オリンパス、カシオ、三洋電機、シャープ、富士通といった会社が共同開発、あるいは賛同に名を連ねていた。その後も、リコーやアルパインなどがライセンシーと
2007年(平成19年)6月21日に開かれた株主総会席上、当時の社長・中鉢良治は、ソニー製品が一定期間経過後に壊れやすいという批判が根強いことに関連して、「『ソニータイマー』と言われていることは認識している」と述べた。 ソニータイマー(英語: Sony timer, Sony kill switch)とは、「ソニー製品は1年間のメーカー保証期間終了直後に故障が頻発する」という噂から、「ソニーはその高い技術力を使い、製品の保証期間が過ぎるとすぐ故障が起こるよう、精密に製品寿命をコントロールしている」というものである。 『ソニータイマー』というのは比喩であり、保証期間(通常は1年)と少ししか製品が持たずに、故障してしまうとされるソニー製品の壊れやすさを主張したものである。多くの日本人がそれを信じ、漫画の笑いのネタにしたり、オンライン掲示板に書かれたりしている。 マスメディアでも取り上げられたこ
ソニーBMGが先ごろテキサスとカリフォルニアの両州で訴えられた。数百万枚のコピー防止機能付きCDを販売した同社に対しては、それまでにも法的責任を問う声が高まっていた。 このコピー防止用ソフトウェアのなかにはセキュリティホールがあるが、ウイルス作者はこのセキュリティホールを悪用して、以前に作ったトロイの木馬に手を加え、このソフトウェアが提供する、強力だが安全性に欠ける防御機能を活用することができてしまう。ソニーBMGはその後、デジタル著作権管理戦略の見直しの一環として、このコピー防止機能付きCDの生産を停止すると発表した。 しかし、この動きは手遅れで、同社は法廷に立たされることになった。テキサスでは州の検事総長が、スパイウェア対策法である同州の「Consumer Protection Against Computer Spyware Act」に違反した疑いのある行為1件につき、10万ドルを要
阿部重夫主筆ブログ「最後から2番目の真実」 2005年12月10日 [ソニーの「沈黙」] [創刊に向けて]ソニーを包む「奇妙な沈黙」 新雑誌「FACTA」で何をめざすのか。一例をあげよう。「2ちゃんねる」などネット掲示板ではソニーが袋叩きにあっている。携帯オーディオ市場で6割のシェアを奪ったアップルの「iPod」に対抗し、かつての王者ウォークマンが巻き返しの決め手として11月19日に発売したばかりの「Aシリーズ」に対する怨嗟の嵐が、ネットで吹き荒れた。 不思議なことに新聞・雑誌はそれをほとんど報じない。広告主ソニーに気兼ねしているのかと疑われてもしかたがない。この奇妙な沈黙はまた、ソニー自身が演出しているのだろうか。苛立ってネットに殺到するクレームはほとんど一方的に「ソニー憎し」で、返品をあおるばかりだ。同情的な声があっても「おまえはGK(ゲートキーパーの略語、「仮面をかぶった回し者」の意
阿部重夫主筆ブログ「最後から2番目の真実」 2005年12月12日 [ソニーの「沈黙」]ソニーの「沈黙」3――血祭りになったヤラセ「体験日記」 ウォークマンAシリーズの発売4日前に始まった「メカ音痴の女の子のウォークマン体験日記」は、近来まれに見る企業広報の壮大な失敗だった。ブログをつかった安手の世論操縦が、どれだけ痛烈なしっぺ返しを食うかを思い知るべきである。 致命傷は写真だった。pinkyというブログの主人公が、届いたウォークマンを手にした写真をネットに公開したのである。いかにも素人っぽく撮ってあるが、ネット空間にはいくらでもプロがいる。影がふたつあることから、タングステンハロゲンランプとスタンドを使っていると見破られた。そんな重装備で撮影するなんて素人であるはずがない。 このpinky嬢、自分の顔は見せない(一度、写真が載ったそうだが本物?)。それにしてはあざといことに、「早速音楽を
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